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ベトナムで見るベトナムのやきもの
 
 

陶器の村・Bat Trang(バッチャン)訪問


 
 
 
 

村のゲートを入ったとたん、左右には色とりどりのやきものを軒先に並べた
小売店が道沿いにならぶ。

「製作現場を見たい!」
ゼスチャーとベトナム語フレーズブックを駆使して
店の人にお願いすると、快く案内してくれた。

村の周囲を囲むようにした雑木林の脇を通りぬけて作業場へと向かう。
陶土なんではないかと思うほど、粘っこい泥の道。
5分程で、店の主人の工場へ案内された。


まずは絵付けの現場から。3,4人の子供たちが、
手際もよく次々に急須や花瓶に絵付けをしている。

子供とはいえ、皆、相当の腕前。
既に熟練の技を感じる。

案内してくれた店の主人、
絵筆を私に渡しながら、‘やってみるか?’
と、とてもじゃないけど、絵付けなんて。

彼らがしていたのは、まさにベトナム典型の青い絵付け。
が、絵具はなぜか赤色。 呉須じゃないの・・・?
聞くと焼けば青い色になるということだけど。。。

フレイズブックには、美術関係の用語なんかのってない。
やはりこういう場所にくるには通訳が必要だと改めて実感。

そして、窯も見せてもらう。
まるで煙突のように縦に長い、レンガ製の窯。
作品は、コンクリート製のように見える直径40cmほどの輪状の入れ物の中にいれて、
それを縦長の窯の中に積み上げるそうだ。
火は「煙突」の最下部で焚く。まるで暖炉みたいな構造。

お礼を言って、もと来た道をもどっていく。
街の壁には、窯焼の燃料となる炭
壁という壁にはりつけてある。


 

再び陶器屋さんの立ち並ぶメインストリートへもどる。
大型の鉢や建築用のパーツなどを扱う店から、
小売りの店までさまざま。

品物は、やはりベトナム染付=青い絵付けのものが多く目に付く。
中にはアンティークものを忠実に再現したものもある。
江戸時代の日本で流行した高い高台のついた絞り手の茶碗のコピーも発見。
ひっくり返して見てみると、当時のベトナム陶器の特徴とも言われた
チョコレートボトム」までもが再現されている。
感心感心。
その他、セラドン、多色の絵付け、白釉など、よりどりみどり。
値段的にもハノイ市内よりかなりお買い得。


とあるお店のyenさん
やきものが大好きだから、この仕事も楽しいんだそう


ハノイをほんの少し離れるだけで、こんなにも静かな村の暮らしがある。
子供たちは黙々と作品を描きつづけ、
大人達は陶器を町へと運んだり、
つたない英語でたまに訪れる旅行者にやきものを売る。

ハノイの喧騒から一気に開放されて、
色あざやかなやきもの見ながら
ついついのんびり、ぼ〜っとしてしまうような村でした。


バッチャン村は、ハノイ市内から車・バイクで約30分。
ツアーオフィスに頼むと1日18〜50USDで運んでくれます。
(1日チャーターでの料金)
バイク(タクシー)でも辛くない距離でしょう。
 
 


 
 
 
 
 

BatTrang村での教訓


私は陶器屋さんに入り、開口一番「工場を見せてくれ」と頼みました。多分その為かと思いますが、店の主人は私のことを‘買い付けに来た人’だと思ったのでしょう。工場を見せてもらって店に戻ってから、店の奥の方に案内され、茶を出され、もてなされました。その後、現在取り引きのある日本の企業の名刺や作品のサンプル写真などを大量に見せられて。私はただの旅行者ですと、ベトナム語で言えればよかったんですが。。。何も買わずに店をでるのは何とも気まずかったです。

 

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