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レコードから、CDに録音するには、音声信号をパソコンに取り込み、WAVEファィルへ変換します。パソコンに取り込まれたWAVEファィルの波形を整えた後に、ライティングソフトでCDへ書き込み、ジャケットを印刷すれは完成です。 ◆レコードを洗う→ ◆アンプで再生→ ◆パソコンでWAVEファィルへ変換→ ◆波形を整える→ ◆CDへ書き込む→ ◆ジャケットを印刷し完成 と書けば簡単ですが、曲の録音そのものは、大変手間が掛かるものです。 それでは、私が行っている方法を以下に紹介いたします。説明は文書を中心にし、絵が必要な場合は、クリックすれば見られるようにしています。このため文書ばかりで閉口しますが、ご容赦下さい。ご意見・アドバイスはメールにてお願いいたします。 ◇このページは、フォントサイズ【中】・フォントは【Pゴシック】を推奨いたします◇ |
| ◆ 1.初めにレコード盤を洗浄します。 |
| 録音を行おうとするレコードは、15年〜25年前の物ですから、大抵の場合かなり汚れています。この為初めにレコードを洗う所から始めます。レコードを洗う道具は『毛先が細い歯ブラシ』と『食器用洗剤』です。 歯ブラシは中古品でも構いません。がそれ程高くはないと思いますので出来れば新品をご用意下さい。洗剤は台所用であれば何でも良いと思います。(ファミリーピュア等) 『毛先が細い』がポイントです。『毛先が球』はレコード洗いには向いていません。 台所のシンクで、レコード盤にちょっと水をかけて、洗剤を一滴だけ落とした歯ブラシで、レコードの溝に沿ってこすります。カビがひどい場合は、歯を磨く時と同じ位の力加減でごしごしとこすります。この程度でレコード盤が傷つく事は有りません。盤全体をこすり終えましたら、レコードを30°くらい傾けて、中心から外側に向かって、水ですすぎます。 この時出来るだけ、レーベル面に水が掛からないように心がけます。洗剤分が無くなれば、レコードを古新聞の上に置き、ティッシュペーパーで軽く拭いながら水気を取ります。使用するティッシュペーパーは、良質にものを使用しましょう。街頭で配られているポケットティッシュは、繊維が残り易いので避けた方が良い。 洗浄後、レコード面に光りを反射させてカビや汚れが落ちているかを確認します。もし残っていればその部分をもう一度洗浄しましょう。キズの場合は落ちませんのであきらめましょう。 この洗浄作業は、きれいな録音をするための大切な作業です。ここで手を抜くとレコード特有の「プチッ、パチッ」の音が残ってしまいます。しかしすり減ったレコード盤はいくら洗っても元には戻りません。ほどほどにしておきましょう。洗浄作業は、バラード系の静かな曲の場合は効果てきめんです。 私とは違い、きれいな状態でレコードを保管されている方にはこの工程は不要です。一度レコードを聴いてから判断すれば良いと思います。 |
| ◆ 2.レコードを再生します。 |
録音する為には、当たり前の話しですがプレーヤーが再生出来なければなりません。私は、25年前のレコードプレーヤー(ビクター製 QL−7)を大切に保管していました。 問題は消耗品のカートリッジです。レコード針等はとうの昔に生産中止と思っていましたが、国内でもまだまだ作られているようです。 先日、新品のカートリッジ(オーディオテクニカ社製、AT10G)を某ベスト電気で購入しました。これで入り口き完璧です。(一番安いカートリッジです。4千円位でした。) その次にプリアンプが必要です。私はコンポからレコード(フォノ)入力が無くなる事を恐れ、プリアンプを自作しましたが、以外と今のコンポにも、レコードカートリッジの入力は残っているようです。今使っていますデンオン(デノン)のアンプにも有りました。 パソコンへ信号を送るためには『REC・OUT』端子を使用しています。ここからパソコンの入力端子へ接続します。逆にパソコンからの再生信号は、使っていない『MD』の入力へ接続します。これで信号の流れは完成しました。 古いレコードでは『反り』がひどいものが有ります。針が飛ぶようなひどい物は諦めましょう。私のレコードも数枚は反りがひどくて録音出来ませんでした。 |
| ◆ 3.パソコンに取込、WAVEファイルへ変換します。 |
私が録音に使用していますソフトはフリーウエアの『SoundEngine (Cycle of 5th)』です。このソフトは録音も出来ますが、本領は、録音後の音声波形をきれいにする道具として大変有効です。ソフトを製作されましたKeNji (Cycle of 5th)さんには大感謝いたします。 WAVEファイルへの変換(以下録音)は、様々なソフトが有るようなので、色々とお試しすれば面白いと思います。 さて、録音の方法ですが、レコードを停止させた状態で、スタート位置へ針をそっと下ろします。それからおもむろに円盤を回転させ(スタートさせ)数秒後に回転が安定した後、パソコンの録音ボタンをクリックします。回転が安定する前に曲がスタートしてしまった場合はもう一度やり直しです。何度か行えば加減(タイミング)が判ります。 録音する場合は、音の大きさも大切です。クリップしない程度に出来るだけ大きめの音にする必要があります。このソフトの場合には、レベルメーターが有りますので、それを見ながら予備録音で調整します。EP盤とPL盤では音の大きさが全然違いますので、面倒ですが都度調整を行ってください。曲が終われば、ストップボタンで録音を停止します。 |
| ◆ 4.波形の成形。 |
録音した音楽の波形を『SoundEngine (Cycle of 5th)』で表示させてみますと、曲の初め等、無音と思われている所でもスクラッチノイズが乗っている事が判ります。また、曲のスタートと終わりの部分の長さが一定では有りません。 そこで、このソフトを利用して、曲の初めに1秒間の無音部分を作り、そして曲の終わりも1秒間の無音部分を作ります。 これで、全ての曲が同じタイミングで再生出来ます。この後は、お好みにより、波形を成形します。イコライザも使用できますし、レベルも調整可能です。ただしあまりいじらない方が良いかも知れません。 ここらは各人がお好きなように調整すれば良いと思います。 これでWAVEファィルが完成です。曲名を付けて、WAVEファィル形式で保存しましょう。 |
| ◆ 5.CDを焼き、ジャケットを印刷する。 |
CDへの焼き付けは、パソコン付属のライティングソフトで行います。私の場合は、VAIOに付属していました『』を使用しています。お好きな曲順、又はLPの順番でCDを作製しましょう。ここらの手順もソフトによって違いますので、各人が普段ご使用のソフトで作製すれば良いと思います。 出来れば、CDは印刷出来るタイプを使用して、印刷するか、シールを貼るタイプで表示するかを行えば一層完成度の高いCDが出来たと自己満足の世界が広がります。 保管を考えた場合、5mm巾の薄型ケースも便利なのですが、ジャケットの印刷が出来ないため、私は従来から有る厚みのCDケースを使用しています。LP盤の場合は、ジャケットをデジカメで撮影して、厚めの紙に印刷したものを入れてきれいに表示します。薄型のケースは車に乗せる場合に使用しています。 |
| ◆ 6.最後に。 |
如何ですか。プレーヤーとアンプとパソコンが有ればどなたでもレコードをCDに録音する事が可能です。しかし非常に手間が掛かります。1曲あたり5〜15分程度は必要です。根気有るのみ。しかし手間を掛けた分だけ愛着も増しますよ。 これからも色々と曲を集めてゆきます。もっと『じじぃ』になった時の楽しみに・・・・ |
| 2003.9.20 | レコードの録音 |