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大分県胎蔵寺の金のシール
金ぴかの七福神が迎えてくれる。胎蔵寺は、大分県の国東半島の山なかにある天台宗寺院だ。
寺号よりも、むしろ熊野磨崖仏の通称で知られている。磨崖仏とは山肌に刻まれた仏像である。
拝観するには山腹まで石段を登っていかなくてはならない。僕も当初は磨崖仏を眺めるために訪れた。
高さ7メートルの大日如来と8メートルの不動明王が山肌に浮き彫りにされている。
どちらも重要文化財に指定されている。
熊野の名が示すように、紀伊半島の熊野権現を国東の地に勧請したのである。平安末期の作と伝えられている。
巨大な彫仏を眺めて、ふもとに下りると、そこが胎蔵寺の境内だ。
胎蔵寺は718年の開基と伝えられるから、磨崖仏の彫られる前から、あったらしい。
史伝によると、12世紀頃に胎蔵寺の住職が熊野を訪れて、権現信仰に感動して、改宗をして磨崖仏を彫ったようだ。
それから明治時代に、再び天台宗へ回帰した寺院だという。
境内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは金ぴかに輝く七福神の像だ。ずらりと七体が並んでいる。
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