イタリア フィレンツェ&ローマ旅行記 2003.4.6〜4.12
「来た、見た、歩き過ぎて腰痛〜♪」
4月にしては滞在中記録的な寒さに見舞われた今回の旅行。寒さと雨の中、あまりにも歩いて痩せたらしく、帰ってから周りの人に「ひとまわり小さくなったんじゃない?」と言われた。身体が小さくなるほど歩いたらしい・・・。
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4月6日 成田→ミラノ→フィレンツェ
アリタリア航空AM12:00成田発 機内食はかつてないまずさでしたが、オペラを聞いたり映画のメニューも結構あるのでそれなりに快適。映画『ローマの休日』を見れたのがやはり嬉しいです。PM17:30予定通りミラノ、マルペンサ空港着、ただ機体が横滑りしながらの着陸という初めての体験をしました。強風のためだったそうです。そしてミラノ→フィレンツェ行きの飛行機も強風の為運休。夜9時を過ぎてからようやくフィレンツェ行きのバス出発(代わりのバスが出るのはめったにないそうです)。4時間かけてフィレンツェの空港に着いたのが夜1時過ぎ、ホテルに着いたのが1時半過ぎという予定よりかなり遅くなってのチェックインとなりました。ひ〜。
フィレンツェのホテルはホテル・モデルノ。一応★★★★ホテル(★印はあてにできません)。フィレンツェの中心街より車で30分という郊外にあった。安いツアーだったのでホテルは決して期待しないよう心がけていたおかげで、思ったより快適。二人部屋を一人で使えたので狭さも感じません。小腹がすいたので、家で作ってきたサンドイッチと機内食で食べきれなかったチーズを食す。ベッドに入ったのは2時半頃。そして夜中の3時頃、隣の部屋へ外人男3人が入室したらしく、話し声が丸聞こえで(しかも夜中の3時に音楽かけて歌を歌うなよ)とにかくよく響いて、結局その夜はよく眠れず朝を迎えました。(TT) お湯の出が気になるので、時間をずらし早朝にシャワーを浴びたらあつあつのお湯がじゃんじゃん出たのでバスタブなくても私は快適。

4月7日 フィレンツェ

ミケランジェロ広場→ドゥオモ→ジョットの鐘楼→ランチ→ダンテの教会、他数カ所→サンタ・クローチェ→ヴェッキオ宮殿→ヴェッキオ橋→カッライア橋→ピッツェリア

パンとコーヒー(だけ)の朝食を取った後、バスに乗ってフィレンツェの中心へ。まずフィレンツェの街を一望するミケランジェロ広場へ。

手前に流れるアルノ川、花の都・フィレンツェの街、ドゥオモの帽子のような屋根、隣の細長い建物ジョットの鐘楼が見えて、「あぁ、来たなぁーッ フィレンツェに」と実感。ここミケランジェロ広場はドゥオモのある街の中心から歩いて来るのには距離があり、今回来れると思わなかったので思わぬラッキーでした。この後、バスは街の中へ。





ドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂) 
狭い街路を歩いていると突然現れるクーポラを乗せた大きな大聖堂。以前どこかで見た中世の絵画に街の赤茶けた屋根屋根とこのドゥオモを背景に描かれたものを思い出しました。フィレンツェの街を描いたものだったんですね。外壁は白、赤、緑色の大理石。下の写真はクーポラの内側にある巨大なフレスコ画。クーポラの壁の間を登って街を一望しようと入り口に行ったら、数百人いや千人とも言える沢山の子供、青年達が並んでいたので諦めました。この「子供沢山」はフィレンツェのみならずローマでもどこに行ってもよく当たりました。この時期イタリア国内からやって来る遠足の学生や近日バチカンで行なわれるワールドユースディのために世界中から子供、青少年が集まってるそうだ。やれやれ。


ジョットの鐘楼
 

  


ランチはフィレンツェ郊外のこじゃれた一軒家のレストランへ。行く途中の牧歌的風景と日本では見かけないひょろりと細長い糸杉の木々にトスカーナだわ〜と妙な関心をする。ツアーの内容に入っていたランチでしたが、思ったよりレストラン、ランチ(コース)の内容が良かった。ワインはスプマンテの赤を注文しました。スプマンテ=白しかないというイメージでしたが、赤のスパークリングワインは初めて。お味は思ったより渋みがなくまろやかで美味しかったです。写真はレストランにいた大きな犬。うちの犬(ゴールデン)の2倍!はゆうにありそうな大きさ。なんかイタリアっぽい犬〜。マフィアの屋敷にいそう。

ランチの後は自由行動。フィレンツェでの大きな目的は「サンタ・クローチェ教会」へ行くことだったので、さっそく街を散策しながらサンタ・クローチェ地区へ。

     

街の至るところに古〜い教会があります。何気なく入った教会はダンテゆかりの教会でした。
この教会でダンテは結婚式を挙げています。華美な装飾がなく、タイムトリップしたみたいに時の隔りを感じる古さ、小さくて、慎ましくて、包み込むような暖かさを感じる教会。微妙な表現ですが「おばーちゃんちに来た」みたいな、そんな感じのするこの教会が一番好きです。

       



サンタ・クローチェ教会

出会い頭の教会をいくつかまわった後、突然広場が目に飛びこんできました。サンタ・クローチェ広場です。観光客の姿も少なく、下町情緒漂う広場。白い建物がフィレンツェでのわたしのメイン・イベント!サンタ・クローチェ教会です。お目当てはかねがね見たかったジョットのフレスコ画「聖フランチェスコの死」。ミケランジェロやダンテ、マキアヴェリ、ガリレオ・ガリレイの墓碑もあります。フィレンツェのパンテオンと呼ばれているそう。

   

教会に入ると正面から見る外観からは想像できないほど広く、高く、奥行きのある作りでした。床一面に張られた大理石のモザイクといい、壁には巨大で優美な大理石の彫刻の墓碑、荘厳なステンドグラスに、見ようとすると首が痛くなるほど高い天井。どこを見ていいやらわからず視点を一点に絞れないほどの造りで結局立っているだけでやっとという感じでした、フラ〜〜。
教会内部の写真は本当は撮ってはいけないらしく、そうと知らずに注意されるまで撮ってしまったものです。

ジョットのフレスコ画「聖フランチェスコの死」は剥がれたところがあるものの、聖フランチェスコの死を悼む、臨終に立ち会った人々の表情は、美術本を眺めるだけでは決して得られない豊かで情感溢れるものでした。やっぱり実物を見ないと本当の良さが分からないだな〜なんて今更ながら実感した作品です。ダンテは「神曲」(←全部読んでません)の中でジョットを最高の画家と称えています。700年ほど前に描かれた絵を異国の地でこうして見ることに幸せを感じます。

人が歩いて通る大理石の床にも墓碑が数多くあり、中には紋章の他に切断された両腕とドクロの絵が彫られている墓碑がありました。「インモラルなんとかかんとか〜〜」と彫られていたので、あやしい罪で処刑された人の墓碑かも?こんな立派な教会に葬られているということは社会的地位の高い人だったんでしょうねぇ。

      

教会内にはメディチ家の礼拝堂、皮製品の製造販売しているスペース、回廊のある静かな中庭にはパッツィ家の礼拝堂(写真上)。

      

教会を出た後はヴェッキオ宮殿を見て、夕暮れ模様のヴェッキオ橋へ(写真左)。橋を渡ったところにあるバールのテーブルで一服したあと、カッライア橋(写真右)を渡って、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くのピッツェリアで晩御飯食す。駅前にあるホテル行きのバスに乗り、ホテルへ帰還。

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