池木屋山例会 

 '02年5月18日〜19(日)

5月18日(土)
 夜9時、JR大阪駅噴水前に集合。
メンバーはCLのZENさん、SLなんぐもんさん、ナースさん、K畑さん、M田さん、ざわさん、Oさんと私ちみっぺの8人です。ZENさんは風邪をひいて体調の悪い中での参加です。
ZENさんとなんぐもんさんの車に分乗し、一路'スメール'目指して車を走らせます。途中ZENさんから「腕の力はありますか?」という質問が。えっ、腕の力なんて全然ないんです?とひとりつぶやいていると、「途中ザイルを使う所があるから」「体がふられると崖になっているからね」とやさしい口調でなかなかシビアなお答えが返ってきます。ガイドブックで危険度3は本当だったんだ?と初心者マークちみっぺはびびりまくりです。
宮ノ谷林道終点登山口に到着し、暗闇の中駐車場に山友会の8人用テントを張りました。今日は夜も遅いし、明日の朝も早いから皆さん寝るんだろうな?とシュラフやマットをごそごそ出していると、なんぐもんさんとK畑さんの手にはビールや日本酒が?。そうなんです、夜更けの小宴会が始まってしまったのです。

 5月19日(日)
朝6時起床。シュラフの中でうとうとしていると、周りで車のエンジンの音が聞こえてきました。朝早くから登山者が続々とやってきているようで、駐車場を占領してしまっているテントを急いで片付けました。
6時45分出発。8:00水越谷出合。
小雨がぱらついてきたので休憩もかねて雨具を着ました。ところが雨具を着た頃に不思議と雨もあがってきて、また脱ぐという変な休憩でした。
ここで「うわア」という誰かが叫ぶ声が?。
一体何ごとかと思って見に行くと、「ヒルがいる!」とOさん。'ヒル'についてはいろいろな人がら話を聞いていたのですが、見るのは初めてです。なめくじのような大きさだけどもっと細く、茶色で、しっぽがうにょうにょ動いていました。かわいく言うと動く小枝かな?図鑑によればイギリスではヒルをペットに飼う人もいるとかいないとか。う?ん、世界にはいろいろな人がいるのですね。実はこの辺りはヒルがたくさん出る地帯とのことで、今の時期と紅葉の時期しか登山に適してないらしく、6月にはいるとヒルがすごい事になるようです。

高滝
足場はどこ?
15分ほど歩くと高滝(たかたき)に到着。落差50メートルの思わず「おー」と声をだしたくなるような凄い滝です。
でも今は滝を楽しんでいる余裕はありません。なんせ眼の前には沢があり、右岸から左岸に渡らないといけない。所々に飛び石はあるものの、どう見ても滑りやすく難しそうです。まずなんぐもんさんがチャレンジ。途中まで調子よかったのですが、最後で足を水につけてしまいました。その次のナースさんも水にはまっています。それを見たOさん、何を思ったのかズブズブと川の中へ歩きだしてしまいました。膝までビショビショになっています。す、すごい。次に私の番がやってきました。石をひとつひとつゆっくり飛んで、少し足を濡らしながら何とか対岸に渡る事が出来ました。ホッ。

でもホッとしたのもつかの間、次は滝を高巻きした道になります。絶壁で足をふみはずすと崖の下、一巻の終わりです。「ここで亡くなっている人もいるんですよね」と軽く話すざわさん。そんな恐いこと今言わなくても?。雨が降ったせいか岩が濡れていてすべりやすく、どきどきしながらザイルを使いながら登りました。     

緑ガスの中
緑の饗宴 ガスの中
                                 
危険地帯を抜けると、苔むした河原に新緑と光とがまざりあって何とも言えない美しい光景です。一瞬今年の正月に行った屋久島を思い出してしまいました。屋久島の白谷雲水峡を女性的な静かな感じとすれば、ここのは少し荒々しい、男性的な感じといえるでしょうか。ここで一日ぼーっとしてたい位です。

 さてお次は急な登りの連続です。途中休憩をしているとなんぐもんさん「あ、足から血が?」とあわてています。ギョッとしてなんぐもんさんの足を見ると、ヒルにかまれてしまった後が2箇所位残っています。でも憎きヒルの姿はもうありません。「血だらけだから女の子になっちゃったのかと思った?」との発言に、爆笑です。う〜ん、それできのうの晩は赤飯おにぎりだったんですね?!?
また雨が降り出し、今度は本格的に降りそうな感じです。 10:45やっと池木屋山の頂上に到着。見晴しはあまりよくないですが、白い霧の中にブナの木の姿は幻想的で、思わずみとれてしまいました。雨降りの中、体も濡れているせいもあり急に寒気に襲われます。そこでなんぐもんさんがお湯をわかしてくれました。コーヒーが無かったのでみんなでさ湯をいただきました。山の上で飲むあったかいお湯っておいしいですね!

高滝
迫力ある高滝
 11:30下山開始。あの急斜面を下るのかと思うだけでぞっとします。Oさんは登山靴の上からなぜか靴下をはいています。滑るからちょっと試してみるのだそうです。みんなで余計に滑るのではと反対するのですが、そのままはいてしまいました。靴下の効果はどうでしたか?
木の根っこが雨に濡れると足を滑らせるのですね。気をつけて下りていたのに、思いっきり滑ってしまいました。右腕に大きなアザを作ってしまいました。何だか最近アザだらけです。

そして、朝は見る余裕のなかった高滝にやってきました。滝の上からまず滝を眺め、滝の下からまた滝を眺め、その雄大な姿としぶきに疲れを忘れるくらいでした。この滝の凄さを文章でうまく表現できないのが残念です。ぜひもう一度見てみたい。

2:50駐車場到着。車に乗っていざ'スメール'へ。スメールというのは近くにあるホテルらしいのですが、名前が怪しいのでどうせ田舎のホテルだろうなと期待せずに行きました。ところが、です。外観はまるでリゾートホテルのような感じで、うす汚れた姿で入るのが申し訳ない位でした。温泉は広く露天風呂もあり、お肌がすべすべになりました。

 CLのZENさん、体調が悪い中ありがとうございました。今度はぜひ秋の紅葉の時期に行きたいですね!     

 ちみっぺ記す(No.618)

 

 ミニ感想 

ZEN(No.299)
風邪をひいて体調は悪かったのですが、来た甲斐がありました。豪快な滝、新緑の輝き、神秘的な原生林と、奥深い台高の魅力いっぱいでした。メンバーの皆さんには、CLでありながら思いっきりばててしまった事をお詫びします。

ナーズ(No.178)
スキーシーズンも終わり、今年初のハイキングでしたが、とてもハードで足へろへろになりました。天気は良くありませんでしたが、とても水きれいで、幸い私はヒルに血を吸われず、、良い例会でした。久しぶりに登山を堪能しました。

なんぐもん(No.503)
15号階段は危険…。あぶな〜い「ギンちゃ〜ん!」 でも、ヒルはおった。

K畑(No.289)
前日のテント泊での南グモンの奥方からの差し入れ たいへんおいしく頂きご馳走様でした。 やはり台高は奥深くブナ林をはじめ神秘的なところで 今の時季新緑が目にとびこんでくるようだった。 それといくつかの滝を見ていると気持ちもスッキリ・・! とても満足できました。 CL&SLはじめみなさんお疲れ様でした。

ざわ(No.663)
春先から求めつづけていた「みどり」がそこにはあった。木々の葉っぱや苔生した岩 が緑色に輝いている。山全部がみどり色でみずみずしく、活き活きとしている。そん な中にいると心も体も元気になる。自然から得られる「癒し」の大きさを感じた。 「おはなし」の出来る人たちがいて、いい時間をすごすことが出来た。CLのZENさ ん・SLのなんぐもんさんありがとうございました。

O(No.616)
さすがは台高山脈ですね!渓谷の美しさや滝のダイナミックさにはとても感動しました、真に秘境と言う言葉が似合う良い所でした。

M田(No.553)
5月の新緑が見渡す限り広がっていて、とても感動しました。 関西にもこんな景色があるんだーってぼんやり見入ってしまったりして。 時々雨に降られて天気はよくなかったけど、霞がかかってより一層幻想的でした。 3日間も筋肉痛が続くほどハードだったけどまた行きたくなる山です。

 


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