本コーナーの履歴 1998年6月1日立ち上げ、6月22日全内容掲載完了

全文掲載
売血 若き12人の医学生たちはなぜ闘ったのか

佐久友朗、近代文藝社


written on 1 Jun 1998

 この本は、松倉哲也著『「愛の献血」が売られている』を読んだときに売血に関する資料はないものだろうかと思って、全国の大学図書館をつないだ検索システムで調べ、見つけたものです。当初大学生協に取り寄せを依頼しておりましたが、取り次ぎにはなく、出版社にも既に在庫なし。国会図書館ではもちろん読むことはできますが、著者の死後50年経っていないものは半分しか複写できません。しかも図書館の複写は高価です(一枚35円)。一度は出版社に全文複写許可をいただきましたが、やはりコピーだけで3000円近くも出すのはいやですし、こういった面白い資料は是非ちゃんとした本の形でほしい。そのため、佐久さんご本人に連絡を取るのが早かろうと思い、神保町を走り回って電話番号を何とか調べることができました。
 翌日、経営されている病院の方へ電話をかけ、ご本人とお話しする機会に恵まれ、もうお手元に二冊しか残っていないうちの一冊をお譲りいただけることになりました。
 そして本日6月1日、さっそくお電話の翌日にでも郵便に出してくださったのでしょう、本が届きました。表紙裏には「小園拓志様 佐久友朗」とサインがあり、きれいな印がしてあります。さっそくゆっくりと読ませていただきました。
 その上で、この本は少なくともこのページの読者にとって大いに価値があるものだと改めて感じ、お電話の時に許可をいただいた通り、この本の内容を一字一句違えることなく、このページにて発表したいと思います。全部のアップにはしばらく時間がかかることと存じますが、どうかご期待の上お待ちくださいますようお願い致します。

 なお、一字一句違えることなく、と書きましたが、htmlの都合上、多少書式上いじることは有り得ますが、もちろん内容に障らないよう配慮します。

 本企画は、著者の佐久友朗さんの掲載許可がなければ実現しませんでした。この場を借りてお礼申し上げます。
 また、第4章以降は富山の医学生、奥嶋るいさんがテキストにおとして下さり、当方に送ってくださいました。無味乾燥な作業を続ける中(内容がいくら面白くても打ち込み作業自体は労多いだけのもの)、大変ありがたかったです。

 佐久さん、奥嶋さん、ありがとうございました。



 以下、それぞれリンクをクリックされますとそれぞれの内容に飛ぶことができます。 なお、ダイヤルアップ等でインターネットに接続されている方は、大変内容が多いですので、ダウンロードされてから読まれますと良いかと存じます。

 目次

  まえがき

  第一章 ライシャワー事件は起こるべくして起こった
       黄色い血の恐怖
       血を売る

  第二章 血液銀行、常習売血者そして暴力団の相関図
       名古屋に乗り込む

  第三章 「血研」大いに面目を施す
       第三病棟に幽霊が
       田畑を手放す

  第四章 新たな血液制度を模索
       院内血液センター

  第五章 国の無策でここにも売血被害者が
       京極を追いつめる

  第六章 献血はいかに推進されたか
       献血に向けて

  第七章 医学生から医療の現場へ
       オヤジバンザイ、カネオクレ

  第八章 よりよい献血を目指して

  あとがき


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