
大学に合格する程度の数学の学力をつける方法としては、「駿台の前期教材(XとB)の 答えを覚えること」と模擬試験・過去問をこなし間違えたところはとことん間違えなくなる まで復習する、これで十分だと思います。駿台の前期教材(XとB)は、大学入試よりは易しいレベルで応用範囲が広い良問が揃っ ています。また、この2つの教材で全分野が網羅されている優れものです。
それを、何度も何度も解き、最後には問題を見ただけで答えが言える(これが「答えを覚 える」という状態)ようになるまで勉強します。
数学の勉強はたったこれだけ、まずは約150問の答えを覚えるだけです。英語の構文7 00選を覚えるよりも量的にはるかに簡単ですよね。また、いわゆる数学的センス等必要で はありません。
妻(えに)は今年の正月に前期教材を覚えました。覚えるに至った経緯は、秋に数回行 われるセンター模試で1度は必ず9割は取ること約束したにも関わらず、結局1度も9割 に届きませんでした。特に数学が8割程度しかとれていませんでした。それで怒った私は 「私と子供が正月に実家に帰省している間に数学の前期教材を必ず覚えること」「帰省後 にテストを行い8割以上答えを言えない場合は今年度のセンター試験を受験しないこと」 を約束しました。帰省から戻り、早速テストを行ったところ「問題を見て即答えを言う」レベルではなく 「問題を見て、紙上で解いて答えを言う」レベルでしたが6問中5問正解で何とかクリア ーしました。
その後の数学の成績は、センターでは失敗し8割強にとどまりましたが、慶応、医科歯 科では既報の通りの成績で、秋の模試以上の成績を取ることができました。
・私の場合
また、私も十数年前に駿台生をやっていました。高校を卒業した当時は進研模試程度は かなり解けましたが、駿台模試になると手も足も出ない状態でした。ところが、この学習 法取り入れたところ、成績が急上昇し駿台模試やT大実戦等で数度名前が載ることができ ました。
・数学とは何か?
数学とは何でしょうか?いろんな意見があるとは思いますが、私は「あるルールに従った 知的創造の結晶」だと思います。有史以来幾多の頭脳が、考え・悩み・ひらめき・理論組を し・体系づけた結晶にまたその結晶を足場として次の世代が更に大きな結晶を形作る、すば らしい学問だと思います。今もなお数学者は既に形成された結晶を学びつつ、さらに結晶を 大きくする努力を一生をかけ日々行っています。それ故、数学者には膨大な知識と未知な領域の問題を解くためのひらめき(数学的センス) が必要になります。
さて、皆さんが直面している大学入試における数学ではいったい何が求められているので しょうか?大学入試の数学の特徴的なことは、「決まった範囲の中から出題される問題を、決まった 時間の内に、正解を得る」ことです。
出題される問題は、既にどこかで誰かに解かれている問題ばかりです。挙げ句答えがある ことは既にわかっています(大学での数学の中には答えのないものも多数あります)。知識 さえ仕入れていれば、新たにあなたが解き方を考える必要はありません。(いわゆる数学的 センスは必要ありません。)
あと、試験時間が決まっているので問題を解く処理スピードが問われます。
つまり、大学入試の数学で求められるものは問題を解くための知識と正確且つ迅速な処理 能力(パターン認識と四則演算+微積の計算能力)が求められています。
これらは、150題を覚える+模試+復習のステップの中ですべて修得できます。
Q.もし、知らない問題が出たらどうしよう!!A.150題覚えて且つ知らない問題が出た場合、その問題はたいていの人には解けません。
Q.えに旦那はそういうけど信用できない!!
A.その場合は、とりあえず150題覚えてから他の問題を覚えましょう。
Q.数学の基礎ができていないと思うのですが、この勉強法はそんな私にも有効なのでしょうか?
A.この勉強法に入る前提は,少なくとも教科書レベルは理解していることです。そのレベルに達していないと思ったら,急がば回れ教科書を紐解きましょう。教科書に出てくる公式がどのように導かれるのかをじっくり復習すると必ず力が付くと思います。
Q.駿台の前期教材が入手できません。代用できる教材を教えて下さい。
A.私自身は現在どのような参考書類がでているのか全く把握しておりませんので,代用になりえるものを具体的に紹介することは出来ません。おそらく入試対策の基礎教材として使われている予備校の1学期の教材及びそれに類する参考書は利用できるのではないかと思います。いずれにせよ全分野を網羅していることが必要ですので、その辺確認してみて下さい。