[HOME] [エジプト旅行記] [世界遺産]
LUXOR ルクソール

メムノンの巨像 The Colossi of Memnon

ルクソールのナイル川西岸には、意外と緑豊かな田園風景が広がり、青々としたサトウキビ畑に農民やロバの姿があちこちに見える。そんな長閑な農村の道に、忽然と巨大な2体の石像が姿を現す。かつてこの辺りにあった葬祭殿の入口に建てられたアメンヘテプ3世の像が、メムノンの巨像と呼ばれている。
メムノンの巨像1 メムノンの巨像2
高さ約20mの座像が2体並んでいる。 かつてこの像から、朝になると人の鳴き声のような音が発せられてたという。

王家の谷 Valley of the Kings

古代エジプトは紀元前1570〜1070年頃の新王国時代(第18〜20王朝)に栄華を極めたといわれる。その頃の国の中心地がテーベ(現ルクソール)である。街の機能としてはナイル川東岸に完全に集中し、逆に西岸には墓や葬祭殿が数多く作られ、ネクロポリス・テーベ(死者の街)と呼ばれた。歴代のファラオ(王)たちの墓は盗掘を避けるために、草木も生えない荒涼とした山間部につくられた。
王家の谷1 王家の谷2
山の斜面に掘られた岩窟墓は、発見された順にKV(Kings Valleyの略)で始まる番号がつけられている。 ピラミッドのような山を見上げる位置に王家の谷がある。
王家の谷3 王家の谷4
最も有名なツタンカーメン王の墓(KV62)。1922年にH.カーターが発見した。 各墓の入口付近には地下の部屋の見取り図がついている。

ハトシェプスト女王葬祭殿 Mortuary Temple of Hatshepsut

第18王朝の5代目のファラオにして、エジプト初の女王となったハトシェプストが王家の谷の東側に建てた葬祭殿。3層にも広がる巨大なテラスを昇りながら最深部の至聖所に至る造りは、他に例を見ない。
ハトシェプスト女王葬祭殿1 ハトシェプスト女王葬祭殿2
左右に広がる列柱室は、背後の断崖絶壁と妙にマッチしている。 ところどころに女王の像が破壊された跡がある。

カルナック神殿 Temples of Karnak

ネクロポリスとは対照的に、ナイル川東岸には神々に捧げた巨大で神聖な建造物が多く残っている。中でも有名なのはカルナック神殿で、アメン大神殿をはじめとするいくつかの神殿群の総称として呼ばれている。ただし、広大な敷地をもつ神殿の中でも一般公開されているのはアメン大神殿の一部であり、それ以外はまだまだ発掘が続いている。
カルナック神殿1 カルナック神殿2
アメン大神殿の第1塔門。この奥にいくつかの広間と塔門が続く。 パネジェムと呼ばれるラムセス2世の巨像。
カルナック神殿3 カルナック神殿4
第2塔門の奥にある大列柱室は最大の見所。ハピルスを模した高さ20mもの巨大な柱が、134本も立っている。 ハトシェプスト女王やトトメス1世が建てたオベリスクも残っている。

ルクソール神殿 Temple of Luxor

カルナック神殿の南、ナイル川のほとりにルクソール神殿がある。かつてはカルナック神殿から、スフィンクスが並ぶ参道でつながれていたという。第1塔門で対に立っていたオベリスクのうち1本は、パリのコンコルド広場に移築されている。
ルクソール神殿1 ルクソール神殿2
ここでも、建築王ラムセス2世が残した巨大な像が至るところに見られる。 アメンヘテプ3世やアレキサンダー大王が造営した間もある。

ナイル川 River Nile

全長6700kmを誇る世界最長の大河。アフリカ大陸中央部のビクトリア湖を水源として南から北へ流れ、エジプトを縦断する。カイロを過ぎたあたりから広大なナイルデルタを形成し、地中海へと注ぐ。古代エジプト文明は全てこのナイル川沿いの豊かな土地で繁栄したため、ナイルの賜物と呼ばれる。
ナイル川1 ナイル川2
ルクソール橋の上からの眺め。 ファルーカと呼ばれる小型ヨットが夕陽に染まる。

[HOME] [エジプト旅行記] [世界遺産]