旅行レポート



南タイ・ランカウイ島

'99,8/20〜9/24 35日間 by 上田温子(長崎県)

■かかった費用
航空券代 83000円
ホテル、滞在費 150000円
合計 233000円

■利用航空券
飛行ルート: 福岡―台北―バンコク(往復)
航空会社 : 中華航空(チャイナエアライン)
料金 : 83145(福岡、台北空港税込)
旅行会社 :HIS長崎営業所

■行程
福岡―台北―バンコク−ナコンシータマラー
ト−ソンクラー−ハートヤイ−サトウン−
ランカウイ

■旅の目的
以前タイ留学中だった時に行けなかった南タイに行くこと。タイ料理を習うこと。
台北で故宮博物院に行くこと。バンコクでは2週間滞在した。その間は、タイの友人 宅に宿泊。

■使ったガイドブック
TAT(Tourism Authority of Thailand)でもらえる資料。
地球の歩き方(93年版)の必要なページをコピーして持ち歩いた。
南タイといえば、プーケットやサムイみたいなビーチか、マレーシア、シンガポー ルへの南下の旅が有名。
でも、なんとなくローカルな旅がしたくて、たいした予定も立てずに行ってみた。
これ、といった見所も無いようなところだったから今まで行かなかったのだが、かえって、「これを見なければ」というのが無くて、ガイドブックもあまり開くこともなく、のんびり散歩したって感じでよかった。

■移動
南タイの移動は、鉄道とバス利用 1B(バーツ)=約3円
バンコク(ドンムアン空港)⇒友人宅
エアポートバス 70B(均一) エアポートバスはバンコク市内の主な建物に行くことができて3ルートある。(A1〜A3)
バンコク(ホアランポーン駅)⇒ナコンシ−タマラート駅 夜行列車(エクスプレ ス)エアコン 2等寝台車 688B
ナコンシータマラート⇒ソンクラー エアコンバス 85B
ソンクラー⇒ハート・ヤイ ミニバス15B
ハート・ヤイ⇒サトウン ミニバス 50B
サトウン⇒ランカウイ島行き船着き場
ソンテウ(トラックの荷台を座席にした乗合 バス)10B
サトウン⇒ランカウイ島 フェリー360B(往復)
ランカウイ島船着き場(クア)⇒パンタイチェナンビーチ タクシー14RM(リンギット) 1RM=10B
ハートヤイ駅―バンコク(ホアランポーン駅) 夜行列車 745B(スペシャルエクスプレス)エアコン2等寝台車

バンコクを出て、ナコンシータマラートまでは夜行列車で移動。途中までは、サムイ へ行く旅行者でにぎやかだったが、その後はぐっと人が減り、終点のナコンシータマ ラートについたのは私一人(?)位。

■見どころ
    ●ナコンシータマラート
    古くから南タイの仏教の中心地といわれ、ワット・プラ・マハタートで有名。
    (ワット=寺)。この寺に行ってみた。タイ人の観光客(参拝客)を乗せてきたバスが数台止まっていた。北部のお寺と違って、なんだか大らかでのんきな気がした。バンコクにいるタイ人の友人にこの寺に行ったことを話すと「それはいい寺に行ったね」といわれた。徳のある、という意味らしい。その辺がよくわからなーい!!
    ●ソンクラー
    タイ最大の淡水湖を見ながら、バスで移動。
    ちょうどソンクラー国際マラソンが終わったところで、祭りの後の寂しさみたいな雰囲気。
    シトシト降る雨で、なんだか静まりかえった感じだった。 ソンフラーはこじんまりした港町。
    これ、といった見どころは少ないが、海あり、湖あり、小高い丘からみおろせる街の眺め、古い中国様式の家並みなど、感じがよかった。散歩して、のんびりするのにとても良い所。
    週末の土日には、ソンクラー駅(廃駅)に市が立って、バンコクのウイークエンドマーケットに負けないくらいのにぎやかさだ。
    やっぱり目につくのは、イスラム教徒用の食材や食べ物だった。南に入るとイスラム系のお店、ベールをかぶった女性の姿がぐっと増える。
    ●ヨー島の民俗博物館
    ソンクラーの中心部からソンテウに乗って30分くらいのところに、ソンクラー湖 に浮かぶヨー島がある。
    ここにはタイの民俗博物館がある。期待しないで行ったのだが、ロケーションといい、展示の内容といい,タイの民俗学や工芸に興味のある人にはおすすめだ。
    展示室はルーム1から33まであり、丘陵を利用した建物と、そこから見える湖の眺めはすばらしい。
    ここはあまりガイドブックに載っていないのだが、正式名称は下記の通り。
    「THE INSTITUTE FOR SOUTHERN THAI STUDIES THAKSIN UNIVERSIT Y]
    住所 KO YO, MUANG DISTRICT,SONGKHLA рO74−331184
    開館時間 8:30〜17:00 入場料50B
    ●ハート・ヤイ
    ソンクラーからミニバスで移動。ミニバスは11人乗りのワゴンでエアコン付きだし、きれい。今回これによく乗った。20分くらいで到着。
    ハート・ヤイはマレーシアからの買い物客でとてもにぎやか。
    タイ〜マレーシアを移動する旅行者も多いので情報交換にいい。
    特に見るものはないけれど、ハートヤイ公設市場や、キムリム市場で、マレーシア人に混ざって買い物するのも楽しい。商業の街で活気いっぱい。
    ハート・ヤイからサトウンまでミニバスで移動。
    ガイドブックや、雑誌でよく名前 を聞くマレーシアのランカウイ島へのフェリーが出ていた。なんとなく"海へ"と思い、行くことにした。
    モンスーンの時期なので天気が心配だったが、雨もあまり降らずラッキーだった。
    ●ランカウイ島
    サトウンからランカウイ島行きフェリー船着き場とイミグレまではソンテウ利用で15分位。15B。ハート・ヤイ行きのミニバスの乗り場近くから出ている。
    サトウンーランカウイ
    フェリーは1日3便、約1時間の船旅。
    マレーシアのお金は、船着き場のフェリー会社の職員が両替してくれた。(ランカウイ島の船着き場にある両替屋とレートは同じだった。)
    マレーシアでも有名なリゾートだけあって、船着き場もペナンやクアラ・プルリスからの人がいっぱいでにぎやかだった。
    でも、こういう所だからこそ、タクシーやホテルの客引きもいっぱいで、値段も、何かとリゾートプライスで高くついた。
    こういう時、一人旅は割高だとつくづく思うのだ。
    意外にランカウイ島に関しては、歩き方や、ロンリープラネットにも詳しい情報が少ない。
    船着き場でもらった資料もたいしたことなかったので、じっくりランカウイ島、と思う人はかえって日本で研究してきたほうがいいかもしれない。

■宿泊
▼ナコンシータマラート
◎タイホテル(Thai Hotel) *エアコン無し(天井扇風機付) 350B
広めのツインルームでテレビあり。古いが、掃除が行き届いている。
列車で知り合った地元の人のおすすめだったので泊まってみた。駅に近い。地元の人が、ホテル、と いえば、タイホテルという感じ。
▼ソンクラー
◎Suksomboon 2 エアコン無し(扇風機付) 200B
なんか哀愁漂う古さ。久しぶりにやめとけばよかった、と後悔。次を探すには時間が遅く失敗。
◎CHOKE DEE INN エアコン無し(扇風機付) 250B
改装してまだそんなに経っていない感じ。清潔。 ちなみにエアコンつきは350B テレビは50Bでレンタル。
▼ハート・ヤイ (ガイドブックにはハジャイとカタカナ表記してあるが英語でもH ATYAIと書く。でも、タイ語読みではハー(ト)ヤイ。)
◎Cathay Guest House
エアコン無しのシングルルーム 160B
夜行列車の発車にあわせて16;00まで延長可。
プラス80B。ドミトリーは100B。マレーシアへ行くツーリストで込んでいる。 情報交換には良い。軽食もとれるし、値段の割に良かった。古いけど清潔。
▼サトウン
◎サトウンタニーホテル(SATUNTHANI・ HOTEL) エアコン無し(扇風機付) 210B
ミニバスの運転手、乗り合わせたタイ人からのおすすめ。隣が映画館。窓から見えるのはモスク、 とにぎやか。
▼ランカウイ島 パンタイチェナンビーチ
◎Sunday Beach Resort バンガロー 35RM(45を値切った)
マレーシア人の旅行者も結構いてローカルな 感じが濃かった。
■もっていってよかったもの
折り畳み傘

■その他雑感
バンコクはここ数年で高速道路の建設が進んだり、ホアランポーン駅も、リニュー アルしたりしてすごく現代的になった。
が、便利になるのはいいんだけれど、昔の面影が薄れてゆくのもさみしいなあ、と行くたびに思う。
結局のところ変わらないのはカオサンかもしれない。
トランジットを利用して台北に滞在したが、9月21日に、あの台湾大地震に遭ってしまった。
台北駅の近くのホテルに宿泊していた。
結果的には停電だけで済んだので良かったが、非常時のホテル側の対応ということについて考えさせられてしまった。
やはりホテルの格というものがあるのだろうか。しかし、非常照明が切れ、真っ暗闇になったのに、ホテル側のスタッフが来たわけでもないし、夜が明けても地震についての情報が得られなかった。
台北駅で新聞の号外を買って概略を知るありさまだった。
地震2日目は、自分で買ってきたペンライトの明かりだけが頼りだった。
本当に非常事態だったとはいえ、ほかはどうだったのだろうか。
何はともあれ無事だったのでよかったのだが、「自分の身を守る」とは何だろうかと考えさせられる旅の終末だった。



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