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生活に最低限の韓国語講座

 韓国に行くことになったが、韓国語が全然分からない。とくに突然韓国赴任が決まった場合、言葉の問題はどうなるだろう、と漠然とした不安を抱くであろう。
 無論、周りの人があなたを助けてくれるであろう。大きな問題などは通訳してくれるにちがいない。でも、いつもいつも助けてもらうわけにも行かない。
 そこで、「せめてこれくらいは」という、いうならば「生活に最低限の韓国語」について御紹介しよう。とくにここでは、韓国語ゼロの人が韓国で暮らすための最低限の文法を示そうと思う。

(注意:ここで挙げたカタカナ韓国語はくだけた発音であり、正しい発音ではない。正しい発音はハングルを習ってこの表現をハングルで表わして覚えるのがよい。)
 
 
1.あいさつ及び会話の基本
>>会ったとき・別れるとき
・こんにちは → アンニョンハセヨ
★おはようございます、こんばんは、も同じ。でも昼時には「シクサ ハショッソヨ?(食事なさいましたか)」があいさつ代わりに使われる。
・さようなら → アンニョンヒ ガセヨ
・さようなら → アンニョンヒ ゲセヨ
★上が相手が去るときのあいさつ、下が自分が去るときのあいさつ
>>初めて会ったとき
・はじめまして。 → パンガプスムニダ.
★「お目にかかれてうれしいです」というニュアンスである
・お名前は何とおっしゃいますか。 → ソンハミ オットケ デセヨ?
・私は〜です。 → チョヌン 〜イムニダ.
>>会話でよくするやり取り
・よく分かりません。 → チャル モルゲッスムニダ.
★言っていることが分からないときや、質問に対して分からないときに答える。
・もう一度言ってください。 → タシ ハンボン マレ ジュセヨ.
・書いて下さい。 → ッソ ジュセヨ.
・分かりました。 → アラッソヨ.
・ちょっと待って下さい。 → チャムシマンニョ.
★「チャッカンマンニョ」でも可
・ごめんなさい。 → ミアナムニダ.
・はい → ネー.
★あいづちにも使える。また、日本語の「はい、はい」のように繰り返しても使える。
聞き返しには上昇調でネー?と聞けばよい。
・いいえ → アニョ.
・お疲れさまでした。 → スゴハショッスムニダ.

 
2.飲食店
・何名様ですか。 → ミョップンニセヨ?
★聞いて分かればよい。あとは指で数字を作って店員に示す。
・こちらへどうぞ。 → イッチョグロ カセヨ/オセヨ.
★これも聞いて分かればよい。このせりふを聞いたら、店員の指先をよーく見る。
・すみません。 → ヨギヨ/チョギヨ.
★それでも来ないときは「ヨギヨー/チョギヨー」と伸ばし加減で大声で呼ぶ。
・〜ください。 → 〜ジュセヨ.
・メニューください。 → メニュー ジュセヨ.
・〜(は)ありません。 → 〜(ヌン/ウン)オプソヨ.
・〜(は)できません。 → 〜(ヌン/ウン)アンデヨ.
★韓国では、品切れ等の時に「ありません/できません」と言うときがある。
・いくらですか。 → オルマエヨ?
★食べ物をいろいろ食べたり、お酒を飲んだりしたときは、「ケサンヘ ジュセヨ(計算して下さい)」と言ってもいい。
・トイレどこですか。 → ファジャンシル オディエヨ?
・ごちそうさまでした。 → チャル モゴッスムニダ.
★店を出るときに使う表現。

 
3.買い物
・これいくらですか。 → イゴ オルマエヨ?
・これください。 → イゴ ジュセヨ.
・これとこれください。 → イゴハゴ イゴ ジュセヨ.
★「〜と」は「〜ハゴ」。
・2つください。 → トゥゲ ジュセヨ.
(1つはハンゲ 3つはセゲ 4つはネゲ)
・他の物はありますか。 → タルンゲ イッソヨ?
・高いです。 → ピッサヨ.
・まけてください。 → カッカ ジュセヨ.
★ディスカウントゥ! と叫んでも大丈夫(だと思う)。
・見ているだけです。 → チャッカン ポヌンゴッ プニエヨ.

 
4.食事
・いただきます。 → チャル モッケッスムニダ.
・おいしいです。 → マシッソヨ.
・もうすこしください → チョグム ド ジュセヨ.
・結構です(もう不要、の意味)。 → テッソヨ.
・ごちそうさまでした。 → チャル モゴッスムニダ.

 
5.移動
>>飛行機
・〜までください。 → 〜ッカジ ジュセヨ.
・1枚ください。 → ハンジャン ジュセヨ.
★英語ができるなら英語で話したほうが早い。また空港によっては日本語ができるスタッフもいる。
>>列車
・〜までください。 → 〜ッカジ ジュセヨ.
・1枚ください。 → ハンジャン ジュセヨ.
★必要事項を(漢字・ローマ字でもOK)紙に書いて担当の人に書いて出したほうが早いし確実。
>>地下鉄
・1区間ください。 → イルグーガン ジュセヨ.
★小銭が切れたときなど、自動販売機で切符が買えないときは窓口で買う。その時の表現。
★窓口で何も言わないでお金を出すと1区間の切符が1枚とおつりが来る。
>>バス
・○○行きますか。 → ○○ガヨ?
★行き先が分からないときは自分の目的地を通るかを尋ねる。運転手はうなずくか首を振るかのどちらか。
・いくらですか。 → オルマエヨ?
・降ろして下さい。 → ネリョジュセヨ.
★降車ボタンを押しても運転手が気づかずにドアを開けてくれないときがある。その時に大声で言おう。「アジョッシ!(=おじさん) ネリョジュセヨ」でも可。
>>タクシー
・〜へ行って下さい。 → 〜エ カジュセヨ.
・右へ曲がって下さい。 → オルンチョグロ カジュセヨ.
・左へ〜 → ウェンチョグロ〜
・ここで降ろして下さい。 → ヨギソ ネリョジュセヨ.

 
6.5W1H
・何ですか。 → モ(エ)ヨ?
・どれですか。 → オヌゴ(エ)ヨ?
・どこですか。 → オディ(エ)ヨ?
・だれですか。 → ヌグ(エ)ヨ
★「どなたですか」は「ヌグセヨ?」
・なぜですか。 → ウェヨ?
★ちょっとした様子うかがいのとき(日本語ならきょとんとしての「はい?」あたりに相当)にも使う。
・どうしますか。 → オットケ ヘヨ?

 
★ワンポイント
 「ヨ」で終わる言葉のうち、「すみません」の「ヨギヨ/チョギヨ」と「〜ください」の「〜ジュセヨ」以外は上昇調にすると疑問文になる。
モルゲッソヨ. 分かりません。
モルゲッソヨ↑ 分かりませんか?


 さて、いかがだったろうか。
「これで最初のうちは大丈夫」と太鼓判を押せるわけでもないが、最初のうちはこれで事足りると思われる。
 実は私も韓国語には大変苦労した。初めて韓国に来たときはやっとハングルが読めるか読めないかという段階で、また韓国に来てからしばらくは韓国語の勉強を全くしていなかったのでコミュニケーションがさっぱりだった。でも、すこしずつ、必要な表現から拾い集めて覚えていった。ちなみに私が最初に使いこなした韓国語、それは「トイレどこですか」である。とにかく何度も使った。やはり外出時で困るのはトイレ。そういった生活に結びついた表現から覚えていった。
 文法もさることながら、単語も韓国で生活するとなると、普通の教科書にない単語を覚えなければならない。例えばゴミ袋。それは、韓国ではゴミ袋は自治体指定のゴミ袋を店で買わなければいけないからである。そのためにはこの「ゴミ袋」に対応する言葉(ッスレギ ボントゥ)を覚えなければならない。教科書では絶対最初には出てこない表現である。
 いつか単語についても、機会があれば生活頻度順に紹介してみたい。
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Special thanks to みみぃさん,およよさん.