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トホホ「ゆ」
その1

温泉につかったようななごみ系の小トホホ集です。
題して、トホホ「ゆ」。

目次

貴重な体験1:「韓国」国家を歌う
貴重な体験2:習い事はじまる
お家事情1:Kさん夫婦の家
お家事情2:Mさん夫婦の家

貴重な体験1−「韓国」国歌を歌う−

 ある日、社会人向けの習いごと講座開講の説明会があると言うので、近くの小学校まで足を運びました。一緒に行ってくれたのは、同じアパートの別棟に住んでいる韓国人のおばさんです。

 私は書道を習おうと思い、気軽な気持ちで、説明だけでもと、聞きに行きました。場所は学校の小さな講堂らしきところです。しかし、壇上には、たくさんの花、来賓用の椅子、壁には式次第が・・・。明らかに式典が始まるといった感じで、TV撮影もしている様子で、すっかり気後れしてしまいました。

 いよいよ式典が始まり、司会の人が何を言っているのか分らないので、周りの人を見渡していると、突然、みんな立ち上がって、右手を胸の下あたりに持っていき壇上の方を見つめました。えっ、どうしようかなと思いつつ、知らんぷりを決めました。
(その時間が大変長く感じられ、ひどく気まずい思いでした)
 続いては、国歌斉唱です。適当に知っているところだけ歌った後は、黙とうです。みんな一斉に頭を下に向けたので、慌てて私も下に向けました。次は何だ! と緊張していると着席でした。(ふう〜)

 「国旗掲揚(だった?)−国歌斉唱−黙とう」は、一連の流れなのでしょう。こんな小さな会合でもきちんとしているんですね。びっくりしました。

貴重な体験2−習い事はじまる−

 社会人講座の説明会(開講式)では、集まった人が多くて、主催者側は大変困っていたようでした。「ムンジェガ マ〜ニ イッソヨ〜」といっていた講座には、私の希望する書道も入っていました。その他には、コンピュター、英語、鍼、いけばな等がありました。

 諦めていた私には強力な味方(大アジュンマ)がいたので、脇から何か言ってくれて、無事に講座を受けられる事になり、他の人を横目にさっさと家に帰ってきてしまいました。

 こうして、講座第1日目がやってきたのですが、行ってみると「ムンジェガ マ〜ニ イッソヨ〜」といっていた書道講座には、たったの5人しかいませんでした・・・どうなっているんでしょう? ちなみに募集人員は21名でした。??

訳注:「ムンジェガ マ〜ニ イッソヨ〜」…「問題がたくさんあります」

お家事情1−Kさん夫婦の家−

 Kさん夫婦の家は新築のアパートです。

 外から玄関を入り、もうひとつ手前に引くガラスドアを開けると部屋です。でもそのドアは付いている位置が悪く、しかも大きいので、靴を並べておくと開けると同時にドアに引っ掛かって、靴は全部端へ追いやられてしまいます。従って、ドアの開く範囲には何もおけないわけです。変なドアなのです。しかも、上4つ切りのガラスの1つがが割れてしまっていたのですが(入居する前)、ドアを造った業者はIMF時代に倒産してしまったという事で、直してもらえないようでした。新築のアパートなのに・・・。

お家事情2−Mさん夫婦の家−

 Mさんのアパートは、かなり庶民的な所に建っていて、しかもその2階でした。いつも、賑やか=うるさいと言っていました。

 ガソリンスタンドがアパートの前にあり、一日中、音楽が流れてきます。また、近くの道路は、バスが走り、車のクラクション、エンジン音が、ひっきりなしに聞こえてきます。学校も近くにあります。放送やら、子供の遊ぶ声が聞こえてきます。

 アパートの前には、トラックの荷台に野菜や果物や蒸パン等を積んだ物売りがやってきて、その商品を連呼するテープを流します。「雑音」が複雑にミックスされて、テレビの音も聞こえない程なのです。

 夜は夜で、小道をはさんで飲み屋さんが開店し、酔った客が大声で歌ったり叫んだり、挙げ句の果てに、夫婦喧嘩で、奥さんは叫んでるし、子供は泣き叫ぶ、警察はやってくる。と、Mさん夫婦の安眠はないのです。

・・・。

 Mさん夫婦宅は2階ですが、1階に住んでいた人は何か事情があったようです。ある日の深夜、物凄い音がして、飛び起きるとどうも1階の方で人が叫んでドアを何かで叩いているようでした。「○○はいるかー、開けろー」といった具合なんでしょうけれど、よくは分らなかったそうです。それが1時間程続き、もう一度やってきたそうですが、そこでさすがに諦めたのでしょう。

 翌日になってMさんが下に降りてみると、1階の人のドアが斧のような物で切り刻まれた状態になっていて、ドアノブがありませんでした。昨日の音はこれだったんだと納得するやら、恐ろしくなったそうです。

 悪いけど、こんなアパートには、住みたくないです。

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