<思いついたこと・・・単なるタワゴト>

ただ脳裏をよぎったことについて勝手に書きなぐった文章です。
なんとなくblogを始めてみましたので今後は「トキノタワゴトblog」にアップします。

トキノタワゴトblog・・・NEW!
最近のJLCに思うこと>
<アガリ再考>
<時計の達人>
<JLCはどこに行くのか>

<エルプリメロ・スター・オープンの衝撃>
<JLCのCal.975について> 
<ケースの材質について> 
<アガリについて> 
<時計の巻き味について>
<時計ヲタに捧ぐダイバーズウォッチの真実>
<女性モノの機械時計についての考察、というより雑感>
<時計の大きさと重さに関する雑感>

最近のJLCに思うこと(@Unitasネタ改定版)

<Cal.751について>
PuristSは見ているつもりだったのですが、March 8の記事は完全にスルーしてました。
で、今更気づいたんですが、以下のリンクを見る限り
http://velociphilewatch.blogspot.com/2005/04/jaeger-lecoultre-controversy-remains.html
Cal.751のクロノモジュールはFP1185にソックリです。
なおhttp://velociphilewatch.blogspot.com のVelociphile氏は本当に鋭いJLCウォッチャーで、PuristSでは同氏に加えei8htohms氏など賢人が議論してますが、Jaw氏は議論を避けてます。きっと事実をご存知なんでしょう。詳細は以下のリンクの通りです。
http://www.network54.com/Forum/message?forumid=234648&messageid=1109904285
http://www.network54.com/Forum/thread?forumid=234648&messageid=1110288879

さて我が日本でも某賢人がこの二つの映像をPhotoshopで重ね合わせたところ、テンワの位置などは異なるものの、クロノ機構はほとんど一致した、とのお話をいただき、上記の件は確信に変わってしまいました。
私は、この75*系が出てきたときに、「作り手の顔がいまいち見えない機械だな〜」と感じていました。近年のJLCの機械は、作り手の顔が見えるものでした。ヴァンデルさん、ギニャールさん、ゴレイさんなど、どの機械はどの人の設計、みたいな感じで。
レベルソ(GS)クロノの機械である829,859がゲランさん&ヴァンデルさんだったので、こんどのも同氏かな〜とか思っていたわけですが、75*については実はこういうことだったのですね。700番台の機械というのはこのクロノムーブが初めて名乗る番号で、そういう意味でも従来とは違う大きな意味があったのかも、などと勘ぐっています。今後7**と名のつく機械が出たらFPベースかも?

ところでJLCはそもそも創立以来、サプライヤーであったわけです。
手持ちの資料によるとLeCoultre社の1900年ごろの供給先は、Patekに26%,Edmond Jaegerに21%,Tissotに18%、その他35%となっております。それから105年後には受け手に回る、これはイカンでしょ!
「ムーブメントとケースを常に自社一貫製造するジャガー・ルクルトの姿勢こそが、スイス製高級時計メーカーとしてのジャガー・ルクルトの名声を揺るぎないものとしています。」(JLC 02/03カタログより)
私がスイス時計、特にJLCに幻想を抱いているだけなのかもしれませんが。
リシュモン傘下で各メゾン間の競争が激しく、儲け第一主義になっている悪寒は非常にしますが、一方でVCは今年かなり復活してきているし、一概にリシュモン全体が↓とは思っておりません。
859のクロノはマニア受けする素晴らしい機械(開発費はさぞかかっているんだろうなあ)だと思いますが全く売れていないので、この再現になるのを恐れた可能性があります。最近の噂ではやはりグランスポールクロノもディスコンらしいです。
でタイミングよく(?) Extreme World Chronoが伊勢丹でお披露目ということなので早速いじってきました。
ケースがバカでかいのは分かりきっていたのですが、クロノ操作の感触はいまいちでした。少なくともグランスポールクロノのほうが全然良い。
で、帰零するときにビシッとクロノセコンドが戻らなくて、ビヨヨンてするんです。これはZenithの44mmエルプリを以前いじっていてビヨヨン現象になるのを発見してかなり笑ったのですが、それ以来です。1185は薄小っちゃい機械だから、セコンド針もポルトギーゼクロノ並みに細くしてマスを小さくしないとこうなっちゃうのかも。
JLC本来の開発手法を経て世に出たのならこうはならなかっただろうになあ、と思いながらまた涙目になったのでした。

<889→899について>
Timescene2号のマスコンジオの機械(923)の写真をまじまじと見ていたんですが、良く見ると889系の特徴であったスイッチングロッカ−の歯車三兄弟が一人っ子になっている。と同時に、ローターの形も変わっていて外周の22金の錘がなくなっています。もちろん緩急針も無くなっています。
これらの事実から889系→899系になったときの変更要素は、以下の通りかと。
(1)テンワにマスロットが4つついて、フリースプラングになった。
(2)スイッチングロッカーによる両方向巻上げではなく、975のように片巻上げになった。なおセラミックローラーボール採用。
(3)合わせて22金の錘が不要となり、ローターが変更された。
(4)スペック上は、889系のパワリザが40時間だったのに対して45時間となった。
ということで、ベースは繊細な889なのですが97*的性格を取り入れた新時代の自動巻きキャリバーに生まれ変わったということかな、と思います。
899が片巻上げになっているという記述は見たことが無かったのでちょっとびっくりしました。(ちなみにTimesceneにも両方向巻き上げと記載されてます)
機械としては簡素な方向に行っているので、明らかにコストダウン傾向でしょう。でも信頼性と精度は向上していると思います(じゃなきゃ、意味がない)。
(なお新作マスターコントロールおよびマスターカレンダーのローター外周には22Kの錘が復活。要は見える機械は金錘つけて見えないのは無しってことのようです。)

<ついでに、レベルソグランドオートマティーク>
も見て来ました。すでに結構店頭に出回っていますね。もちろんXGTで巨大。大きさもそうなんですが、なにより分厚いんですよね、この時計。8日巻き系もみんな分厚いわけですが、このデカアツがクラシックなレベルソのラインとはどうもマッチしないと考えているのは私だけじゃないでしょう。
ま、個人的にはこのデカアツさ加減だけでもはやこれはレベルソの仮面を被ったハヤリ物だと思っているので絶対に買わないわけですが。もちろんケースやダイヤルや針のクオリティはJLCレベルなので悪いことはありません。
さて機械。グランドオートマティークの機械は、Cal.970と言いますが、これはAutotractorだと思います。ホームタイムの機能+BigDateという感じですね。
975のテクニカルイラストを見ると、確かに巻き芯側の地板は余っているし、左右をうまくカットするとなるほど角形ムーブメントの出来上がりですね。970の写真やイラストなどは未だ見ていませんが、おそらく角形機械に小さなローターがつく形状と想像します。
h ttp://www.network54.com/Forum/message?forumid=234648&messageid=1078680164
の(Functioning cal 975 parts during rotor winding)における押さえバネの右端が、角形キャリバーにしたときの地板をカットするラインのように見えてきました。
なので、小さい丸形の960を収めたGSオートマティークよりも、ガワと機械の形状の整合性はとれている悪寒。→個人的には好みの方向性なのですが、これがGTサイズならかなり萌えの一本になりそうだったのに。

<最後に>
JLCに言いたいのは、拝金主義になるな!JLCは生扉と同類じゃない、と信じたい。ホリ○モンや村○ファンドなんとかは違う。金儲けに走るな、時計士の良心で、善悪で商売しろ!
機械式時計はスイスの伝統産業だろ!攻めて儲ける必要性があるのは理解できる。が、守るべきものは絶対にあるだろ!
言いたいことを書いてしまいましたが、私自身はもうしばらく期待を込めてウォッチし続ける所存です。
希望の光は75周年レベルソか?

15.Aug.2005


アガリ再考

<アガリについて〜その後>
 いや〜「
アガリについて」が意外と反響があったのでびっくりしているんですが、その後今に至るまでに考えたことなどを続編として書いてみます。
 以前、私は「仮アガリ状態」を定義し、また「アガリ」状態を想像してみました。
そこでは色々ゴタクを並べては見たものの、今思うことは、結局追求していくとこんなゴタクはどうでも良くて、ただ欲しいものを求めて繰り返し買い(あるいは売り)続けて行くだけなんじゃないかと思って来ました。
てことは、そうです真のアガリは、時計に興味を抱かなくなった状態、あるいはもっと情熱・時間・カネをかけるべき対象が他に現れ、時計趣味には二度と戻ってこなくなった状態しかないんじゃないか。
すなわち、よく言われているように時計趣味を続けていくうちは永遠にアガレ無いのではないか?ということです!!!
(いっそ自分で作っちゃうしかない?あるいはマン島の時計士にでもオーダーすれば、さすがにもう満足かもしれません。そういう意味では独立時計士はアガっているんでしょうか?いや次々に新しいモノを生み出してくるのだから、それも終わりの無い旅に違いない)

 時計ヲタは、「理想の時計を所有し、楽しむこと」を究極の目的としていると思います。その理想の時計とはどんなものなのかを知るために、どんどん知識をつけていきいわゆる賢者になります。より知識を深めていくことによりその理想は、いたちごっこでどんどん高みにいってしまいます。「その時点で」とても欲しい時計を手に入れると、その高みに一度手がかかったかに思えるんですが、結局微妙に違うことに気が付く。一度はアガッたかに見えた状態(仮アガリ状態)に至るわけですが、結局その仮アガリ時計を所有することで、あるいはさらに周辺知識を身につけることで究極の理想ではないことに気づいてしまう。そこからまた旅が始まるわけですね。
 で、次こそ理想の一本を、の過程のなかで、こ・これは!という欲しいものが出れば買うし、それによってまた分かることがある。あるいは買わずに欲しいものを我慢して理想の時計を買うために貯金しつつ知識を深めていけば、その段階で理想のものが変わってくることも往々にしてあるでしょう。ひょっとするとBASEL/SIHHなんかである日強烈なヤツが出てきてしまい、いきなり理想の時計が割り込んでくるかもしれない。で、とにかくある日またそんな理想の一本(と、そのとき思っている時計)を買い、しばらく満足しますが、多分またこれは究極の理想ではないと気づく。

<で、結局>
 私が思うにおそらく理想はあくまで理想であって、現実にそんなモノはこの世に
無いんです!!!
 
理想に限りなく近そうに思えるものがあるだけ!!!無限スパイラル。ああああああぁぁぁ
 ここに、宣言します。私は、アガリを目指すのはやめにしました。時計が好きなんだから、身分をわきまえて嫌いにならずに楽しんで行こうと思います。
おわり。(ご意見お待ちしております!)

27.Dec.2004


時計の達人

 達人についてタワゴトを書きます。
 達人とは何でしょうか?達人は、「時計修理の達人」「時計製造の達人」「時計販売の達人?」ももちろんいますが、ここでは時計を生業としていない、趣味として時計を楽しんでいる人たち(あくまでアマチュア)の中での達人を考えたいと思います。
goo辞書には「豊富な経験と長年の鍛練により、その道の真髄を体得した人。」とあります。なんと素晴らしい解説でしょう。達人になるには豊富な経験を積まなきゃいけないし、長年にわたって鍛錬しなければいけないのです。そしてその道の真髄を体得する。時計道の真髄とはいったいなんでしょうか?これを探るのは本当に無限ループに陥りそうです。
さて、私の考える究極の達人は、「どんな時計でも味わい深く楽しめる人」です。
 これはどういうことなのでしょうか?
 例えば、少し時計(機械)の分かる人からは嫌われることが多い最近の「ETA」の機械ですが、2892などいわゆるETA輪列を持つ機械を、「非常に合理的な設計である」ことを楽しめ、設計者の気持ちに思いを馳せ、かつその「生産のしやすさ」に感動し、さらに簡単に「クロノメーター級の精度が出せる」ことに驚くとともに再度その設計に感動する。エタクロンについて精通し、他の緩急針調整装置との違いや特色を熟知している。(私はさっぱり分かっていません。)自動巻き機構について精通し、腕につけている状態でいまどのように巻き上がっているかイメージでき、スイッチングロッカーなどとの味の違いを楽しめる人、さらには2892はもともとUN用のクロノメーター機として開発されたようで・・・とかの誕生秘話とか、どのような時代背景があるのかまで精通し、そのストーリーをイメージできる人、みたいなイメージです。
 例えば文字盤でもその材質、製造方法、製造機械や工程、仕上げなど、外注の場合はどの会社製で、ここは他にはどのメーカーのダイヤルも作っているからここが似てる、とかそんなことにも精通した人。ハンドについても同様。これと同じようにクオーツムーブメントについても歴史からテクノロジーの進化、それも各種材料から製造方法や特許などについて精通し、その味を楽しめる人。さらに技術の発展とともにそこに人間ドラマまで感じ取れる人。
そうです、結局は賢人は達人な訳です。知識が深くなればなるほど、より良い(何をもって良いとするかは趣味の世界ですが)もの、より好きなものを求めるとともに、いわゆるそれ以外の時計についてもその恐ろしいほどの知識で楽しめるようになります。これが達人。
そういう意味においては、対象は時計だけに限らず正直に言えばなんでも良い。ケータイであったりペンであったり。そしてその対象となるものの歴史が古いほうが、人類の英知が結集されているほうが、噛めばかむほど味の出る深さを持ちえると思うのです。そういう意味ではやはり「時計」はこのような知識をバックボーンに「モノ」として楽しむ趣味性の高いものであることが分かります。

以上のことから、知識をバックボーンに楽しむということにおいては、究極的には賢人=達人であります。それは「豊富な経験と長年の鍛練により、その道の真髄を体得した人」になるために精進した結果であり、かつそれでもまだ道程であるのでしょう。
いや〜思ったよりつまらない話になってしまった。しかしせっかく書いたのでアップします。失礼しました。

27.Dec.2004


【超散文】JLCはどこに行くのか?

<875系などなど>
 新生JLCを鮮やかに印象付けた今年のCal.975/972発表。それはやはり2003年のCal.875/872からの流れに乗ったものです。2002年のCal.879はセプタンティエムに載った、いにしえのCal.124以降久しぶりのJLC腕時計用8日巻きキャリバーですが、これはWGまたはPG製の、かなり手間のかかった高級ムーブメントでした。しかしグランドデイトに載った875は、スワンネックがないだけでとても寂しく見えたのが事実です。これは、ダブルバレルを収めるために非常に特徴的なブリッジ、2番を強調するデザインと、かなり小さめなテンプは正直欲しい!と心から思えるものではありませんでした。879と875を並べて比べたことがないので判りませんが、875はコートドジュネーブなども機械的な仕上げで、またエンドミルの送りも結構粗い印象だし、ちょっと工業製品然とした印象があったのは事実です。機能的には50回ちょっとの手巻きで8振動を維持しながら8日のパワリザ、と素晴らしいものがあります。反面サイズは巨大で、JLCは当初これをGTサイズに収めるべく設計開始したようですが、世のデカアツブームに流された一面も正直あったと思います。JLCとしてはClassicサイズは今やほとんどレディースサイズ、GTサイズも女性が付けておかしくない時代なので、より大きなサイズを開発するのは必然のような表記をしていたと記憶しています。まあ確かに間違いはないですが、それではそもそも「高級機械式時計は小さくする、薄くすることで技術革新があった」こととは全く別路線に行っています。今の時代がそんな必要をなくしてしまったのでしょう。これは一つ悲しいことです。

<私が思うJLCの失われていない美点>
 JLCの素晴らしいところは、言い尽くされきっていますがマニュファクチュールであるということです。マニュファクチュールであるお陰で、機械・ケース・文字盤などデザインが、三位一体で開発されていき、製品となる、ということです。デザインありきかもしれませんが、その必然性を機械が持っているということです。これは時計としてHarmonizedしている、ということであり、私が好きな時計の第一条件である「ケースと機械の大きさがマッチしている」ということをほぼ満足します。私にとってはそれ故それぞれの機械やデザインの好き好きで欲しいものを買える、というわけです。ところが・・・

<コンプレッサーについて>
 コンプレッサーキーは最近の目玉の一つですが、これを装備したマスターのデザインは従来のJLCの繊細なイメージからはほど遠いです。これも世のブームに乗ってしまった感がありますね。このシリーズの開発経緯は、そもそもコンプレッサーキーが最初に開発され、特許を取得しました。そしてその後マスターシリーズでこのリューズを生かしたスポーツラインを作ろう、ということでコンプメモが旧来のポラリスのデザインをベースに誕生したわけです。そもそもコンプキーありきなわけですね。これは三位一体で開発されてきたものと若干経緯が異なるような気がします。このズレ加減がこのシリーズのズレ加減をそのまま示しているような気がしてなりません。
 ということで、コンプレッサーやグランドレベルソは、従来のJLCらしくない大きさやデザインと言えます。去年まではこういう流れでした。

<今年のSIHHと新テンプなど>
 今年のSIHHではジャイロトゥールビヨンというとんでもない作品を出しましたが、これは複雑系の頂点に立つものでおそらくすさまじい手間がかかった時計でしょう。まさに雲上!なんとか買えそうなものではグランドレベルソGMTとコンプレッサーDUALMATIC、8日巻きパーペチュアル(これは買えませんな)、そしてホームタイムなわけです。それぞれを見ていくと、グランドレベルソGMTはカッコいいけどとても巨大。機械は当然875ベース。コンプレッサーは新開発の972でホームタイムとほぼ同様のムーブ、パーぺに至ってはマスターエイトデイズの機械の緩急針とスワンネックをあっさり取り去って新テンプ搭載、なわけです。マスター系のテンプ周りについてはもうすぐにも新型にしたいようですね。
 去年、今年とレベルソ・マスター共に8日巻きをデビューさせ、今年は889(899)の後継機をデビューさせたわけですが、そのいずれもが仕上げレベルでは審美的とはあまりいえない、しかし機能的には優れたムーブを出しています。そうなると次はいよいよ822系にメスを入れるのでしょうか?しかし私は822は角型ムーブとして完成された素晴らしい機械であり、あえて新しくする意味は無いような気がします。JLCとしては自社ヒゲ、フリースプラングの機械をGTレベルソにも入れたい、という野望はあるでしょうが、せいぜい822の脱進機回りのみ改良して基本は822のままにして欲しい、と思います。輪列配置は角型ではこれしかないですから。またいじるとすれば8振動化は絶対にするでしょう。
 975は、その存在意義は大きいと思いますし、普段使いには最高でしょう。しかしあまりゴールドのケースが似合わない時計だと思います。今後はやっぱりゴールドのケースが似合う、889や849や822といった審美的な機械もやっぱり作り続けて欲しいですね!

<現行各ムーブ>
 セグメントという面から見てみると、去年、レベルソとマスターに八日巻きをデビュー。基本設計(輪列配置)は全く一緒。これが新時代の手巻き基本ムーブです。続いて自動巻きAuto Tractor。レベルソは基本的に手巻きなので、マスターのみに登場したのが975。
 そうすると残る基本ムーブはマスターUTの849、レベルソGTの822、レベルソクラシックの861、レディの846、となります。
 参考にそれぞれの機械の歴史を記すと、849はずいぶん古く、64年の838が起源と思われます。その後75年に839になり、94年に849となったわけで、なんと40年もの間生産され続けていることになるという骨董級のムーブです。最初に現れたのが64年ですから、機械時計の黄金期の設計ということでさすがに美しい機械ですよね。
 
続いて846。これは新生JLCがレベルソを復活させるときに作ったもので、結構古く75年になります。これは現在でも型番も変わらず30年もの間作り続けられています。これは非常に小さい機械です。女性用として昔から生産されてきた機械にほとんど変わるところ無いものでしょう。この機械の印象は食わず嫌いに近いものでしたが、ムーブ単体の現物を見てたまげました。本当に小さくて、綺麗。レベルソレディには丁度良いサイズですがクラシックに乗っているのはちょっとケースサイズとアンバランスだと思います。
 822については、レベルソコンプリ化のもととなったGTサイズの824が起源で、これは91年発表。翌92年に822となり、現在に至っています。この機械は90年代の機械とはとても思えないほどクラシックな機械で、私は今のJLC最高の機械だと思っております(某所でランゲとの因果関係が晒されています〜晒した張本人の一人が私でもありますが)。なんと言ってもチラネジ付の6振動、美しいブリッジの分割、輪列も角型ではこれしかないという王道。テンワは小さいですが機械の大きさからすれば十分に大きく取っています。21石、5姿勢調整と十分に高級時計ムーブですね。この機械の素晴らしさは手巻きの感触にも現れています。結構色々な時計を触りましたが手巻きの感触は私にとってこれが最高です。とにかく822はべた褒めなのでありました。
 さて最後に861。861の出現は多分2002年のラティチュードのクラシックサイズが初だとは思いますが、その起源はメモリーの862であることは明白。最初からコンプリで登場したわけです(ただしちょっと謎なのでもっと昔に出ていた可能性もあるかな、と感じています)。クラシックサイズは04年にHarmonizedされるまでは2針の846で通しており、スモセコ付は86*系のみです。この機械は、詳しい資料も裏スケ時計も無いので語れません。ただ手持ちのメモリーは手巻きの感触は結構良いのと、精度もかなり出ています。6振動のスモセコ輪列、スムーステンプでいまいちヲタ受けしそうではありません。
 今回04年にHarmonizeされたレベルソの各シリーズは、クラシックに861が載った事によって機械とケースのサイズがまさにHarmonizedなわけで、今の段階では最高のラインアップ、まさにどれをとってもJLCらしい製品群となりました。またこの一連の製品群から1000時間テスト、防水マークもついてよりJLCらしい信頼性がプラスされました。このなかで846,861,822系に次々に自社ヒゲ、フリースプラングテンプを載せてくるのか?脱進機回りの改造だけにするのかそれとも全く新しい機械を作るのか?(工業製品然としちゃったら嫌だなあ)今後に大注目です。

<追伸というかまさにタワゴト>
 レベルソは、1931年に発表されて60年間、当然ですがクラシックサイズが生産されてきました。そして1991年、レベルソ60周年でBIGサイズ(GTサイズ)が発表され、PG限定シリーズとともに怒涛のコンプリ化を果たしました。
 そして2002年、70周年モデルがなぜか71年目に発表され、これがさらに大きいグランドサイズ(XGTサイズ)。その後のレベルソの主たる新製品は今のところ全てXGTサイズで8日巻きのコンプリが今後次々に出るでしょう。
 ということは?2011年に80周年モデルが出てこりゃあ超巨大サイズのXXGTなどと10年ごとに際限なく大きくなったりしないよなあ。100周年モデルはきっとレベルソ懐中だな。
GTサイズの新製品はもはやプラチナしか出なかったりして。それならレベルソプラチナNo.7あたりでアガリたいものです。

乱筆大変失礼しました。

13.Jun.2004



エルプリメロ・スター・オープンの衝撃

 久今年のBASELで発表されたZENITHエルプリメロ・スター・オープン。このデザインの衝撃度は、私にとって結構凄いものがありました。こんな時計をデザインできるマニュファクチュールは絶対に今のZENITHだけ。許されるぎりぎりの下品さと洒落に買うにはちと高い値段。なんといっちゃってる時計でしょう!たとえばスモセコじゃなくって完全なハート、オープンしてる窓の形状もハート型だし、なんといってもパワリザの表示のところにLOVEとか書いてある。パワリザはLOVEゲージなんですな。色は黒・赤・銀・オレンジ・紫とえらいカラフルで日産マーチかっての!
一応URLを。
http://www.zenith-watches.com/scripts/getpage.asp?pageid=2&LangID=5&newsid=0
 この時計には機械云々ではなくデザインそのもので有無を言わせないパワーがあります。質実剛健だった4年前には全く考えもできない、LVMHになったからこそこの世に生まれてきた新種という感じ。クロノが付いてる、それもエルプリという由緒正しい機械が入ってることなんかは知っていたら嬉しいオマケ程度ですな。
 DAMIANIの広告に出てくるような鋭い感じの美女がモデルですが、イメージぴったりです。今までのZENITHを女性がわざわざ欲しいと思って買うとはとても思えませんが、これなら女性の意思で買いそうじゃありませんか。しかしこの時計の本質は、絶対にオトコからオンナへのプレゼント時計ですね。
「LOVEのリザーブを切らせてはだめだよ」なんて言いながら渡すというシチュエーションは嵌りすぎてああ!恐ろしい!まあこんな台詞の似合うオトコがどれだけいるのか分かりませんが。
なお、エリートも凄いことになって、軍用かと思うようなバンドですがリザードかなんかのぶっといもので、これも時計がオマケでくっついたアクセサリーみたいなもんです。いや〜こっちの路線ではナタフ凄すぎ。

12.May.2004


JLCのCal.975について

 久しぶりにタワゴトを書きます。

  バーゼル/SIHH前ですが各社の情報がいろいろと出てきています。その中で私としては当然あのCal.975が気になるわけです。詳細は今出ている時計ビギン、またはPuristSのMr.Jawの素晴らしい記事を見ればその全貌が判ります。
 一応URLを。
http://www.network54.com/Hide/Forum/message?forumid=234648&messageid=1078680164
 Cal.975について素直な感想を書きますが、おそらくとても素晴らしいものでしょう。私は身悶えしました。とにかく早く実物を拝みたい(Cal.875の時もそう思ったのですが。で、実物を見て萎え)。今度はそういうことは無さそうな予感。
まず今この時代に30mmも直径のあるスモセコ輪列の機械を設計したこと自体凄いと思います。特徴は言うまでも無くフリースプラングの採用、それと共に緩急針を廃止。テンプでのみ緩急調整を行うと言うきわめて現代的な設計。ヒゲをコレットにレーザー溶接ということでこれは全く伝統的では無い設計ですね。テンプは両持ちのブリッジに。また自動巻き機構ですが片巻であることが判明しました。なおこの自動巻き機構はジャン=クロード=メイラン師の実験により、今までは両方向が良いに決まっている、というのをひっくり返した結果となったらしいです。テンワは最近の設計のものの中ではかなりでかくて好み。しかも新鋭機にふさわしく8振動で非常に精度が出そうですね。このサイズで8振動というのはほとんど例が無いんじゃないでしょうか?慣性モーメントは大きいほうが当時性が保たれるのは物理学の通りですが、それで8振動を実現しているということはヒゲそのもののバネ定数は従来の889/899よりもだいぶ大きいのでしょう。でかくて慣性の大きいテンワをびゅんびゅん回すわけですな。
 などと書いていると、APのCal.3120と良く似た特徴を持つことに気がつきますね。参考にAPの3120について。
http://www.network54.com/Hide/Forum/message?forumid=125468&messageid=1078318587
 ざっと列挙しましょう。フリースプラング(自由振動〜緩急針なし)のヒゲゼンマイを持つテンプ(APはジャイロ)を用いていること。テンワの両持ちブリッジ。コレットとヒゲのレーザー溶接。ただし決定的に違うのがAPはスイッチングロッカー式の両方向自動巻上げ、JLCは片巻という点。それとAPが6振動、JLCが8振動であること。これには意味的に大きな違いがあると思います。

 ちょっと長くなりますが、最近の機械式時計ブームで、産業全体が息を吹き返したことは確かですね。当然機械式は正確さの追求と言う意味ではクォーツや電波時計に適うわけは無いので、機械式の意味としてはやはりノスタルジックなものを追求、と言う側面があるわけです。しかし、ノスタルジックなものと言う意味では古い設計の機械や伝統的な仕上げなどがもてはやされるはずです。一方、こうしてJLCなんかが毎年新しい機械を出してくるのは純粋に「機械式」のフィールドでだけ意味があることで、その中でのみ最新技術をもって精度や機能や姿かたちを追及しているのであるわけであります。なにを言ってるのか判らなくなってきました。要は機械式のフィールドだけで進化しているのです。電波時計が存在する今、純粋に時間を知る機能としては進化する必要も無いのに、それでも進化させているのがJLCやAPなわけであります。そんなことで私はJLCやAP(パピ)を、孤高の存在と感じているのであります。進化させる必要も無い機械を最新技術をもってさらに進化させる、なんと偉大な無駄でしょう!しかし機械式時計そのものが偉大な無駄を楽しむものですからその方向性とは合致しているわけですね。ですから、新しい機械というのはその(無駄な)進化を魅せてくれるほうがとある機械式時計ファンには楽しいわけであります。
(すばらしい手作業で生まれた芸術品のビンテージものももちろん私は好きですので、そちらの収集に走るのも正しい機械式マニアとは思います。新しいものに興味が無い方もいて当然と思います)
 ここで、では進化とはなんぞや?となるわけですが、なんとなく感じているのはコーアキシャルのように脱進機構そのものから新しいモノは置いておいて(これでも昔に発明されたものですが)、やはり両持ちブリッジにフリースプラングのテンワ、精度追求のためハイビート、となるかな、と。そうなるとAPはなんで6振動なんだろう?と感じます。ノスタルジックな方向を追求していない新設計の機械は8振動がふさわしいと勝手に思っているのですが、AP3120でその方向性から唯一はずれるのが6振動という事実(あ、でもなんと言いますか旧世代のJLC920/AP2120/VC1120が5.5振動だったから高速化したよ、という判断も出来なくは無いですが・・・)。私はJLCの975は、テンワがでかいのに8振動、ここがまさにツボだと思っております。いまこういう機械を作れるのはJLCのみではないでしょうか?ということでJLC最高!

PS.1:私が未だに気になるChopardの1.96は、テンワは小さいのですが8振動、ペラトン両方向巻上げのスワンネック+ブレゲひげという新世代機ですがJLC975が発表されたいま、微妙な存在に思えてきました。ペラトンは良いのですがテンワを大きくして6振動とし、チラネジにしたほうがノスタルジックで良かったかも。あるいはスワンネックなくしてジャイロマックス(パテントの問題はあるでしょうが)とし全然違う方向性にするか(ペラトン両巻き以外PP240とそっくり?あとデイトは絶対に無くしたほうが良い!)。
PS.2:どうしても言わなければいけないのはやはりロレについて。フリースプラング、両持ちブリッジ、しかもブレゲひげの8振動はけっこう前からロレの標準設計ではありませんか。ロレックス恐るべし!ある意味やっとロレに追いついたと言えなくも無い?(機械は審美的じゃありませんが・・・)
PS.3:JLCに次は13リーニュくらいのスモセコ手巻きをぜひ作って欲しいと本当に心から思っております。できれば975と同様のスペック版とチラネジスワンネック5〜6振動版の2種類を!
PS.4:ZENITHはもうぜんぜん駄目!
PS.5:駄文、大変失礼しました。

13.Mar.2004


ケースの材質について

 前回のタワゴト(アガリについて)の内容が余りにアフォなので、ほんの少しだけアカデミックに。

 レベルソのYG/SSコンビを持っていますが、気になるのは「異種間金属接触による腐食」です。これはどういう事象かと言うと、「自然電位の低い(卑な)金属と自然電位の高い(貴な)金属が接触していると、卑な金属が腐食する」ということです。YG(24kではなく時計ケースに使われているYGが75%程度と多く含まれた合金)とSS(SUS316L)の自然電位は、調べても良く分からんです。ですから結構昔からこの組み合わせはあったからまあ適当にもつんじゃ無いかという勝手な予想とともに学術的な結論のない文章でした。失礼。
 ここで「貴金属」について。一般的に貴金属といえば金やプラチナが思い浮かぶわけですが、まさにその通り。対する「卑金属」も存在するわけですがこれは犠牲陽極などにも良く用いられるマグネシウムやアルミニウムなどが代表でしょう。

 参考に電極電位を記すと、
 金(+1.498V)>白金(+1.229V)>銀(+0.799V)>水銀(+0.788V)>・・・>鉄(-0.440V)>亜鉛(-0.763V)>アルミニウム(-1.662V)>マグネシウム(-2.363V)などなど(水素電極基準)
 なわけです。すなわちプラチナよりも純金の方が、電気的には安定している、要するに腐食がおきにくいといえます。上記はイオン化傾向でもあるわけですが(卑なほどイオン化しやすい)、実際の腐食環境における電位ではありません。よって腐食環境(時計ケースなら空気中あるいは汗かいた状態など)での電位(自然電位)で判断されなくてはいけません。で、そのような環境下での自然電位は私の手元に無いし、ましてや時計ケースに用いられる金の合金の電位は全くわかりません。だから長々と書いてきたこの文章の結論もやっぱり良く分からん、ということになってしまうわけであります。

 ところでオーステナイト系のSUS316Lの話は結構良く聞きます。時計ケースには最高級のSUS材、とされているようですが実は316Lは金属業界ではとても一般的な材料で、特に超高級材料という訳ではないようです。実際に316Lは、PH3以下の酸性領域においてはすきま腐食が発生することが知られています。ちなみにすきま腐食は、異種間金属による電位差腐食、通気差電池による腐食の2種類が考えられます。まさにコンビの時計にありそうなことじゃないですか。(ちなみに316LのLは低炭素鋼、という意味です。ちなみにSUS合金とは、一般的には11Cr以上の炭素鋼合金のことですね。11Cr未満では不動態皮膜が弱いです。)
 耐腐食環境ということを考えると、一般的に腐食に対して厳しい環境は(1)Sweet環境(2)Sour環境、の二つがあります。
(1) はCO
2環境であり、この環境にはCrを増やすことが効果的な対策です。
(2)はH
2S環境であり、応力腐食割れが問題となります。これにはNi,Moを増やすことが有効です。特にMoは耐すきま腐食に対して有効ですね。
特に(2)の環境については、316LなどではなくDP8,DP3(25Cr-6.5Ni-3Mo-W)といった二相系のステンレス鋼が腐食に対しては有効(孔食電位が高いため)です。ですから316Lマンセーではなく、なぜ二相系の材料が使われないのかがちょっと個人的には疑問であります。DP3,8あるいは329Jlなどを時計ケースに使わない理由をご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。多分コストの話だけのような気がするのですが。

 あともう一点わからないこと。PATEKのSUS材などは何年も寝かしてあるのでイイ!とかいう話があります。しかしSUS材は大気中では表面に不動態皮膜を形成し、安定となります。これこそが鉄と違って錆びないように見えるというSUSの特徴なわけです。ですから表面に不動態皮膜が出来た状態で何年置こうがなにも変わらないような気がするのですが。ただ、Sour環境とかSweet環境とか海水中とか、SUS材にとって苛酷な状況に置いておくとすると、どんどん腐食するか錆びるということになります。でもこれは逆に痛めつけてるだけのような気がします。結局、永い間材料を寝かしておくことには何のメリットがあるのでしょうか?私の頭では謎であります。

29.Oct.2003


アガリについて

<アガリの分類?>
 アガリとはどういう状態でしょうか?なぜ人はアガリ急ぐのでしょうか?なぜアガリたいのでしょうか?なぜあえてアガらない人がいるのでしょうか?
 時計趣味におけるアガリとは、究極の満足状態を言うのだと思います。このアガリには、その人の経済状態とか趣味(好み)、生活スタイルなど様々な因子が絡みます。アガリに達することが出来たある人は、すでにその趣味に興味を失ってしまい、これ以上の趣味性の発展が望めない状態かもしれません。ここではこれをアガリ状態1と定義します。またある人は一度アガってしまえばこれ以降はもはや何をしても良い、たとえばパテックのグラコンを手に入れてしまえばあとはパネライだろうがフリークだろうがなんでも買って良い状態になり(多少失敗してもぜんぜん平気。だってパテのグラコンもってるんだもん、という心理状態)、さらなる趣味性の発展をもたらすかもしれません。これをアガリ状態2と定義します。
 私の考えるアガリは、どちらかというと後者の状態です。時計趣味は密接に経済性が絡む趣味ですから、高価なものを買える、買えないということで人々のうらやみ、ねたみ、さげすみなど変なことに煩わされる可能性があります。また世間一般的な常識と、時計趣味人との金銭感覚の絶対的なズレもあります。以下は、時計趣味の凡人である私が思うことです。

<アガリ因子の分析>
 アガリたい欲求:時計趣味はそもそも所有する満足を得るだけの、満足感を楽しむものです。欲しいものを手に入れる満足感、手に入ったものの生み出す満足感。よって欲しいものが無くなって、手元にあるものだけで十分な満足感を得られる状態が究極のアガリだと思います。欲しいものを手に入れる欲求そのものがアガリたい欲求です。
 アガリ急ぐ:そりゃほしいものは早く手に入れたい。アガリ状態2になれば、あとは好きなもの買える。趣味を楽しく持続させることができる。特に(何に対しては判りませんが)負い目を感じるようなことの無い状態(アガリ状態2)で、それを誰はばかることなく続けることができる状態。はやくその境地に達したいという欲求がアガリ急ぐわけ。
 あえてアガらない:アガリの時計を買ってしまうともはや欲しいものがなくなってしまうのではないか、この楽しい趣味を続けていくモチベーションがなくなってしまうのではないか、ということを恐れ、あえてアガらない人もいます。(アガリ状態1になりたくない)。しかしアガリ時計を買ったはずでもまた好きなものを買ってしまう(アガリ状態2になる)人もいます。

<アガリに至る過程について>
一つの時計にかける単価をベースに、アガリ状態を考察します。まずは単価から人種(常人・時計趣味人・時計廃人)を分類します。(本当は総投資額も関連付ける必要がありますがいつかまた考察します。)

時計の単価 \ 人種
リーマンなど
富豪
0〜40マソ
常人
常人
40〜100マソ
時計趣味人ですが一般にはアフォ
(しかし常人にはもう信じられない領域)
常人
100マソ〜250マソ
時計廃人 (or時計趣味人)
常人 or 時計趣味人
250マソ〜
完全なる時計廃人
時計趣味人

 100マソ超えはやはりひとつの壁であることは間違いないと思います。クルマ一台分などと考えてしまう自分に打ち勝つほど欲しい時計があって、どうしようもないわけですから。さらにその上のレベルは全く未経験なのでなんともわかりません。いったいどういう感覚なのでしょうか?
 ここで例として私の場合。それぞれの時計の値段は購入順に
16万→7万→30万→10万→70万→140万→160万、と来ています(我ながらアフォだ)。
 これを横軸に個数(買った順番で)
、縦軸を単価として表します(下表参照)。なお赤いゾーンがありますが(別名ロレゾーン)、ここを突破するかしないかは大きな意味があると思っています。すなわちこれを超えたら時計趣味人です。次に100万円ラインがあります。これを超えると多分常人には理解し得ない状態です。そしてもうひとつ、250万円くらいにもラインがあるのではと考えます。
で、今のところ私の場合はほとんど上に向かっていく曲線です。(青い曲線。黒は最小二乗法により求めた曲線)

 ここで、次の時計の値段が問題です(私が次にどうしようかと考えていることではなく、全く一般的な話として捕らえた場合)。次の時計が200マソクラスとなっていく場合、これはまだ明らかにアガリの境地に達してはいません。次の時計が数十万で個数も減っていく場合、160マソの時計でひとつのアガリに達している可能性があります。しかしながら次の上を狙っていく準備期間かもしれません。この期間を仮アガリ状態、と定義します。一定の仮アガリ期間の後、とんでもない値段の時計を買うかもしれません。その後、また仮アガリ期間を過ごすこととなりますがこの仮アガリ期間と思われるとき、ほとんどあるいは全く時計を買わない場合、それは仮ではなく真のアガリ状態だと思います。
 例1として一般的な人の場合を述べます。すなわち、おそらく2マソ→3マソ→10マソ→35マソ(ロレ)で打ち止め。ロレゾーンを出ずにロレを最高であると思い、また満足してそれ以上いかず、さらに時計も買わない場合。これはすでにアガリ状態です。
 私の例は、まあ今のところアガリ状態に近いのですが仮アガリ状態と思われます。また分類上は廃人気味の時計趣味人だと思います。そしてこの後どう出るかによって時計廃人への道を一直線に歩む可能性もあります。
 次にどう行くか、という話ですが、一般的にはこのまま250マソラインを突破して最終的にダトグラフかトロピカルとかパテックのコンプリケーションを買って、そこでアガリというパターンが多いんでしょうか。これはほとんど時計廃人(か、あるいは富豪)です。ランゲ1ではアガれずダトに行くでしょうし、96ではアガれずトロピに行くでしょう。で私はPGレベルソではアガれずにPGかPt限定○○周年でアガるわけです。さらに手巻きの良いのを一本欲しいとかクロノを一本欲しいとかが複合的に組み合わされてアガリ状態になるわけですね。
 で、今考える私のアガリ:状態の良い96を1本、レベルソPt○○周年限定版(No.2でももちろんOK)を1本、これを手に入れれば私的にはアガリです。40歳過ぎて96を買い、60過ぎてレベルソ、これで良い感じかもしれません。
しかし96買ったら27-460も欲しい、12-600ATも欲しいとかになって完全に廃人化するかもなあ。

20.Oct.2003


時計の巻き味について

 手巻きの時計は、8日巻きとかの機械以外はたいてい毎日巻くものです。そして巻くことこそが中に入っている機械を感じることが出来る数少ない機会です。クロノとかはプッシュボタンがあるのでそれでも感じることが出来ますね。
 この感触の良し悪しが、特に手巻きの時計には重要だと思います。私の持つ手巻きの時計はNOMOS、REVERSO3本だけなのですが、これらの時計はいずれも「味」そのものは異なりますがどれも素晴らしいものだと思っています。巻き味はあくまで味なわけで、言葉にするのは難しいものですがどんなパラメータで表せるのかをちょっと考えてみました
(我ながらくだらないことを考えるものです)。
(1)トルク(軽さ)
(2) 巻上がりまでの回数
(3)指の痛さ
(4) ラチェットの細かさ
(5) 音
などかな〜。

(1)トルクについて
 トルクは、香箱の中に入っているぜんまいの強さと、竜頭の直径、吉車、丸穴車から角穴車の歯数までの減速比に関わります。感触ではさらに竜頭についているローレット目のパターンや数にもよるでしょう。一般に香箱のぜんまい(テンワについているヒゲぜんまいではない)は弱いほど良いとされているようですが、この強さと、あとは各歯車の精度や回転ロス(抵抗)が手巻きトルクに直結するわけです。で、同じパワリザなら減速比が大きいほど巻く回数が多くなる、すなわちトルクは軽くなるはずです(歯車などの精度が同程度とした場合)。

(2)巻き上げ回数
 私の持つ手巻き時計のパワリザはみな40〜50時間程度と大差なく、とりあえずフル巻上げまでの回数を調べてみました。(あくまで私が巻く回数であって、巻くときの指のストローク?を大体一定にしたような感じで調べたものです)
  NOMOS:72回
  REVERSO memory:56回
  REVERSO Gran'Sport Chronograph:74回
  REVERSO moon:96回
 次に感覚的な(本当はばねはかりで引っ張ってみたりしてトルクを数値で出せばいいのかもしれませんがめんどくさいのでやりません。あくまで感触のみの評価です)トルクの重さについては、左が軽いとすると
  Moon>GS Chrono>NOMOS=memory
 こんな感じになります。なんとなく上記の内容と合っている様な気も・・・
ただreverso memoryも重いなどと感じることは全く無く、非常に良い感触です。
Moonの823については、非常に軽くコハゼばねの強さを感じるくらいです。
 個人的にはNOMOSが最初の手巻きであることから、これが基準になってしまっていますが、その基準のNOMOSも時計店でいろいろなものを巻かせてもらうととても高いレベルにあることがわかりました。持ってる時計はどれも満足のいく巻きトルクです。

(3)指の痛さについて。
 一番痛いのはオートマまで含めるとZENITHでこれはダントツ(巻上げに必要なトルクが明らかに大きい)ですが、手巻きの4本はどれも全く問題なし。竜頭の大きさからぜんまいの強さなどが程よくバランスされているからでしょう。またそれぞれのパーツや組み付けの精度も高いからだと思います。じゃあなんでZENITHが痛いのか?竜頭での巻き上げ機構はクロノとはいえ基本的には手巻きと一緒のはずで、さらに最近の製品がかなり軽くなっていることを考えると単純にパーツの精度、歯面の仕上げなどのレベルがJLCなどに比べ劣っているのではないかと想像されます。あとおそらく竜頭の大きさも鑑みるとJLCなどに比べぜんまいもおそらく強いのではないでしょうか。(ぜんまいの強さは10振動であることと関係がありそうな気がします。)
 指の痛さと言う点では竜頭の側面のローレットパターンや深さ、角の立ち方などもきいてきますがこれは各社様々でしょう。あまりぎざぎざしていなくても滑らずに軽く巻き上がるものが一番でしょう。

(4)ラチェットの細かさ
 これは2つあります。ひとつが香箱のぜんまいを巻き上げるときのチキチキとした感触。もうひとつは竜頭を反時計回りに回したときのラチェット感です。
 前者は、巻き上げ感に直結するもので、これは角穴車とコハゼのかみ合いの歯のピッチによります。これが適度に細かいと気持ち良い感じ。ただあまり細かすぎても今一な感じです。
 後者は、巻き上げるとき、トルクは巻き真→つつみ車→吉車→丸穴車→角穴車→香箱真となりますが、そのときのつつみ車と吉車のあいだの噛み合いの歯のピッチになります。

(5)音
 音
ですが、これは主に(4)のラチェットの細かさに依存しますが、あとは歯車の精度や材質にもよるんでしょうねえ。完全に感覚論なのであまり追求はしないことにします。

 さてインプレですが、手持ちの4本は全て満足。そのなかでも823が好みです。それ以外に今まで触ったものについてごく簡単に。
PP215: コハゼと角穴のピッチが細かい。期待しすぎた割りに、思ったほど萌えない。NOMOSのほうが良いんじゃないか?くらいに思ってしまいました。
L.U.C1.96: 私が今まで触ったことのある機械の中で最高です。巻き上げピッチは非常に細かいけど信じられないくらい軽い。シルキーというのはこういうことを言うんでしょう。
あとは印象に残っているのがあまりないなあ。 以上

25.Sep.2003


時計ヲタに捧ぐダイバーズウォッチの真実

 ダイバーじゃない時計ヲタ向けの文です。ベテランダイバーが読んだらちょっと違うんじゃない?とかあるかもしれませんが記憶だけで書いてますのであしからず。

 ダイバーズウォッチをしている人は数いれど、実際に潜る人はどのくらいいるのでしょうか?ほとんどいないでしょう。私もチューサブ持ってますがこれして海に入ったことはありません。
じゃあ実際のレジャーダイバー(あるいはイントラレベルの、船の修理したりフジツボ取ったり、調査目的で潜るとかのプロダイバーではない人たち)が潜るときに装備しているモノは何でしょうか?

 答え:ほとんどダイビングコンピュータ(通称大根)のみ。

 昔、私が潜り始めた10年前くらいに、大根は結構高価だった(と言っても今の時計ヲタから見れば全然たいしたこと無い)ので、重機材一式と一緒に買う人は金持ちと決まっていました。しかしいまや数万円で良いものが買えるようになり、初心者でも当たり前のようにしています。

 昔からある有名な「アラジン」という大根があります。これは、本当に必要最低限の機能しか付いていないが信頼性が高いということで多くの、特に職業ダイバーに使われてきたもので、レジャーダイバーですが私もこれを使っています(アラジンしてるとなんか強そうに見えるのだ)。これでわかることは、「潜水時間、潜水深度、無限圧潜水可能時間、無限圧を越えそうなときのアラート、減圧潜水に入ったら減圧停止深度と時間を計算して表示、浮上速度警告、などなど」で、ダイビングのログデータとしては最大深度、潜水時間、アラートが出たかで無いか」くらいしか保存しません。ちなみに時計としての機能は全く無く、現在時間なんかは全く分からないもので、潜降してから何分たったかが分かるだけです。そのためこれと併用して「現在時間を知るためだけに」時計をする場合もあります。このときにつけるのがダイバーズウォッチ。しかしこのアラジンはログデータがしょぼいので、主にログブックをつけるときに必要なデータ(Entry時間、Exit時間、潜水時間、水温、最大深度、平均深度が一般的)を保存できるダイバーズウォッチが活躍します。主に「カシオのログメモリー」とか「セイコーのスキューバマスター」とかのデジタルウォッチです。これとアラジンをダブルでつけるのが最強でした。

 しかしその後、カレンダー機能もあって現在時間やその他のログデータも取れる大根がすぐに出現します。当たり前ですが二つつけるの面倒くさいからね。これらの製品はスントとかアポロとかブリジストンなどから出て、瞬く間にレジャーダイバーの標準仕様になりました。ですから今のダイバーのほとんどは大根ひとつで潜るわけです。アラジンプロを使ってる人でログを取るためにデジタルのダイバーズウォッチもつける人も当然今もいます。しかしアラジンを使って「海の中で今何時か」を知る必要が有り、平均深度とか水温とかのログデータなんかいらん、という人だけ、3針の回転ベゼルのダイバーズウォッチをつける。そんな人いまどきいません。ちなみに私はアラジンだけつけて潜ります。ログデータは一緒に潜った人任せです。
 要は、いわゆる3針の回転ベゼルのダイバーズウォッチは、ダイバーからすれば全く使えないただの防水時計である、というだけのことです。

 ちなみに私は潜りに行くとき、行き帰りだけチューサブ着けてます(W。
そういえば1本目でアラジンが壊れて、2本目はチューサブ着けて潜ろうかとも思った(潜水時間だけは知りたい)ことが一回だけありましたがやめました。やっぱり他人任せな私。

30.Aug.2003


女性モノの機械時計についての考察、というより雑感

 女性モノの機械式時計のラインナップは男持ちよりもかなり少ないですね。そんな中、私がこれはと思ったものを列挙します。そんでその感想を勝手に書き連ねます。
 
ちなみにあくまで管理人の感性なのでブルガリとかカルティエとかショパールとかヴァンクリとかピアジェとか宝飾系は入っていません。(でもショパール、ピアジェ、ヴァンクリなどはいいもの作ってると思います。)

(1)ROLEX67180
 
購入に至ったものです。持ってる時計一覧を参照してください。ジュビリーブレスのロレ、特にホワイトローマンとかコンビのやつはあまりに良く見るのであえてこれという選択です。

(2)JLC レベルソレディ(Cal.846)
 30万前後ではベストな選択でしょう。小さくて、本当に上品です。

(3)JLC クラシックサイズのレベルソ各種
 クラシックサイズなら意外と小ぶりで女性でも似合うサイズ。(その証拠にレベルソデュエットはクラシックサイズもあります。)普通に買うと尾錠側の幅16mmのフォールディングバックルなのですが、あえてJLC純正のレベルソレディ用のフォールディングバックル(細い)を買って、それに合わせてクロコバンドをオーダーしたスペシャル細身仕様のバンドなんかつけていたら素晴らしい。ちなみにCal.846のクラシック買うならレディの方がケースサイズとムーブサイズが合っていて萌え。まあ私が買うわけじゃないからどうでも良いか。というわけでお勧めはラティチュードの細バンド仕様。買うときにデュエットクラシック用のバンドとバックルに交換してもらえたらそれがベストでしょう!

(4)JLCレベルソデュエット
 これも良い。特にSSブレスモデルが良いのでは。クラシックサイズも選べる、機械式オンリーで両面で表情の変わる時計。A面は日常に、B面はパーティーに。いいですねえ。このクラスだとブランパンと迷うか。(ちなみにレベルソフローラルは機械式は無くクォーツのみなので選択外。)ちなみにダブルタイムゾーンではなくB面はA面と常に同じ時間を示します。デュオとは機能が違います。

(5)JLC グランスポールダム
 現行品のところで書きましたが1本しか買えないなら(90万しますが)これ。素晴らしいです。しかしこのクラスになると他にも色々と。迷う相手はAPかパテか。雲上クラスになってきますねえ。

(6)AP ジュールオーディマクラシックレディ
 まじで勢いで買いそうになった一本。でも現実に引き戻されて買えませんでした。Cal.3090搭載。リーニュ径も時計サイズぴったし。まさにAP自社ムーブはこのレディスモデルのために生まれてきたかのような。ギョーシェのダイヤルは綺麗だしジャイロマックスが良く見えるし。なにより裏スケの女性用時計ってこれとブランパンくらいしかない。お金さえあればダム買うかこれ買うかでしょう。2年くらい前にあったAPデザインのWG製フォールディングバックル付き限定は本当にお買い得でした。買った方、素晴らしいセレクトだと思います。本当のお金持ちさんはこれのミニッツリピーターでも買ってください。2100マソだっけ?

(7)ブランパンレディバードYG
68万で手巻き・裏スケのFPムーブ。ブランパン自体あまり裏スケの時計は作らない中、このモデルの存在は奇跡的とも言えます。APやJLCダムまで手が届かなかったらこれがベストだと思います。このモデルの存在はあまり知られていないのではないでしょうか?良いですよお。FPもJLC並みの沢山の種類のムーブ作ってますな。ブランパンのカタログの最後を見てびっくりしました。ちなみに去年のカタログには無い幻のモデルですが私は手にとって見たことがあります。本気で欲しいならスヲッチグループに問い合わせ要でしょう。WG製なら自動巻きになり、ハート型のルビーインデックスが付いて裏スケで98マソ。これはカタログモデルです。これも良いけどここまで来るとAPかなあ。

(8)パテック4906
 パテックの機械式ということで無条件に買ってしまいそうなのですがCal.177はどうなんでしょうか?言い尽くされている215とかに比べて情報が少ないですねえ。100万しないパテックはこのくらいなのでお買い得感はありますが個人的にはあえて裏スケのAPのほうが萌え。なんかポリシー感じるし。この上のワールドタイムならCal.215だしかなり萌え。ぐんと高くなりますが。

(9)番外 インターのリトルダヴィンチ
 クォーツなので番外ですが機械式以外では最良のセレクトだと思います。理由は多針のデザインでは王道だし、機械式でこの値段、このサイズは到底無理。クォーツであることの意味があると思うから。

(10)番外2 JLCの宝飾系
 レベルソには大量の宝飾系が存在します。ジュワイアリー、ネヴァ、メリベ、キンギョ、リヴィエール101、レナなど。最近ずいぶん新製品出てきますから力入れてるようですね。ダイヤのスノーセッティングなど素晴らしい細工で、女性にはとても魅力的でしょう。プレゼントする男性にとっては全く魅力的でない値段(百数十万から一千万程度ですか)ではありますが。101はCal.101のみ。それ以外はクォーツムーブCal.608か機械式のCal.846です。
 
このクラスではもはやムーブの価値なんかたいしたこと無いとは思いますが普遍性ではやっぱり機械式をお勧めします。マスターでも宝飾系はあり、Cal.849のUltra ThinなどもGoodですがエレガントさでいけばやはりレベルソでしょうか。
 どうでもいいことですが私はスリーカボションのジュワイアリーをしたおばさんを一度だけ見たことがあります。すげー。

30.Aug.2003


時計の大きさと重さに関する雑感

 たまに時計店の店員さんに聞くことで、「でかいの着けだすと小さいのに戻れない」という人が多いらしい、ということがあります。ちょっと前に(今も?)デカアツブームがありましたが、そこででかいのをした人は結構そのままもとに戻れない人が多いらしいです。
 判らなくはないですが「大きいの」というより「重いの」のほうが効くんじゃないかと私は思います。着けている事を重さによって意識する、というのも楽しみの一つではないかと。
 私はどちらかというと「でかくてそこそこ重い」時計よりも、「小さめでもその大きさの割には重く感じる」時計のほうが好みです。メカメカしく詰まった感じがするのが萌えなんです。
 「小さめで重い」時計で印象に残るのはやはりレベルソプラチナNo.2。Ptで地板もWGとくれば強烈です。大きくてクソ重いのはセプタンティエムでした。これも強烈。ランゲも重くて萌えですよねえ。3/4プレートで地板が分厚い機械は見た目よりも重く感じる、「塊り感」みたいなのがあるのでグラスヒュッテ系が好きな人はこういうポイントでもはまるのかも知れません。デスコの人がおじいさんでロイヤルオークオフショアクロノとかつけてる人もいて、カッコよかったですよ、とか言ってるのを聞いたこともありますがこのおじいさんも「重いの病」なのかも。
 こんなこと言ってると、永遠にパテックに行けないな(コンプリは重いけど値段もスーパーへヴィだからなあ)。

30.Aug.2003