海外で実績のある抗癌剤をなぜ使うことができないのか


 一般的な保険診療を行った場合、出される薬にも国が決めた単価(薬価)がありこれに基づいて支払いが行われます。この薬価には診療行為と同様に製造するメーカーごとにミリグラム単位で約13000品目の価格がそれぞれ決められています。これは薬価基準表に載っています。
 抗癌剤についても国が認めた薬(国内で承認されている主な抗癌剤表)には薬価が設定されており、国内未承認の薬には薬価が設定されていません。薬価が設定されていない薬は保険が適用されず高価なものとなり、又患者の薬の使用に対しても責任の所在があいまいになりかねないのです。
 では海外薬を国で承認すればいいのですが、承認の正否を国から委託されている中央薬事審議会(中薬審)の審議内容は曖昧でどの時点でだれが判断して承認したのか、薬害が発生した場合だれに責任があるのか私達にはわからない状態です。
 このような状態の中で、日本と海外では薬に対する有効性効果判定の基準が違い、海外で使われている薬が日本では使えない反面、日本でしか販売されていない日本でしか通用しないローカルドラッグが広く存在しています。又薬には人種により効果や副作用に差がでるものも少なくなく、国内での治験・臨床試験を行う必要があり、これが37年必要になるようです。
 病名と薬とは細かく関連づけられており、その決められた用途以外には保険は適用されず、患者の症状に合わせ病名をつけないと薬の代金は支払われません。
例えば胃炎で入院している患者が夜寝付けず、睡眠薬を希望しても、胃炎で睡眠薬を出すことは認められず、その為のレセプトの病名欄には不眠症と書かざるをえないのです。
 薬にしても診療報酬明細書(レセプト)に対して例外行為は認められていません。保険適応外の治療を行うのであれば未承認薬も使用可能ですが、保険対象の保険診療と同時に行うこと(混合診療)は禁止されているようです。
 つまり通常の医療は保険診療であり、通常では未承認薬の使用は不可能です。臨床データを取るための病院・医師側の大議名分があれば別なのでしょうが、それ以外ではいかに海外で効果が実証されている薬でも国内では使えないのです。
つまり私が言いたいのは、
日本と海外での治療薬の有効性効果判定の基準を合わせ、国内での臨床試験、承認許可の期間を短くすることが必要!だとゆう事です。

又保険対象の保険診療と、国内未承認薬との併用(混合診療)も可能にするべきではないのでしょうか!
病魔は待ってはくれません!

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