うまれてはじめての入院生活、
どんなに退屈かとおもっていたけど、 検査がいっぱいでけっこう忙しい。
それにすごく楽しい!
ご飯も3度でてくるし、布団も干さなくてイイし、掃除もしてもらえるし、 それに看護婦さんがすっごく優しい!!!!
ご飯食べれましたか?とか眠れましたか?とか聞いてくれて・・ 感動しました。 こんなに優しくされることって初めてです。
とっても居心地が良くて、しあわせ!!
それと、病気になったらみんな平等なんですね。 どんなに金持ちでも社会的に地位のある人も、 病気になったら同じ。
これが最後の住みかかもしれない病院生活を、 嘆いて過ごすのも楽しくすごすのも、それは本当に個人の心がけだけ。
豊かな心で過ごせる贅沢。禅寺のよう? 潔い世界だなあって思いました。
それはそうと、治療のほうですが 急に抗癌剤をやると、大量にある白血病の細胞が腎臓につまってしまう、ということで 分離機みたいなのを一日3時間くらい、それを3日くらいやりました。 左の腕から血を抜いて、分離機にかけ、白血球だけ分離させて捨てて、 右の腕に戻す、って方法です。
分離機はちょうど洗濯機のような感じで血液を回して、赤血球、白血球、、 と層になって分離するらしいです。
主治医のu先生が、機械がとまらないようにずっと立ち会ってくれたのですが 出身地とか、趣味とか、いろいろ聞き出せて面白かった。 音楽を聴こう、ってカセットデッキをさがして持ってきてくれたり、 それでハワイアンを聞いてたら先生ねちゃったり!
イイ天気で、私もうつらうつらしてしまいました。 先生はNBAが好きだっていうんで たまたまもってたレイカーズのTシャツを着ていったりしました。 そして家で、娘と2人取り残された旦那は 育児の大変さを思い知ったらしく、 へとへとになっていましたが、 旦那のお母様とお父様にきてもらいました。 娘も上機嫌で心底ほっとしたそうです。

赤ちゃんをおろす
これから抗癌剤の治療をやる、ということで、 おなかの赤ちゃんとお別れすることになりました。 白血病の血液内科は7階ですが 5階の産婦人科に3日間の旅行です。 7階はカーテンが水色ですが 5階はピンク、看護婦さんもみんな助産婦さんで、制服もピンクです。 出産したての赤ちゃんがいっぱいいて、むちゃくちゃかわいいの!! 新生児室で真っ赤になってるあかちゃん! よなか泣きまくる赤ちゃん! 不思議と他人の子供の声って心地よいハーモニーで とてもしあわせでした。 手術室は、なんかすごく広くて大きな調理室みたいなところでした。 そこにいくまでもすごくてベルトコンべアのようなのにのせられて部屋を移動したり、 そこかしこに手術まえの患者と終わった患者がストレッチャーにのせられてごろごろしてて、 魚市場みたいでした。 手術はおわったころに目を覚まし(スゴイ正確に麻酔してるんだなあ) またゴロゴロストレッチャーで運ばれ、部屋に帰ります。 凄く痛くて、友達なんかでもけっこうおろしてる子おおいけど、 よく何度もやるなあって思いました。 まあ、しかたない、って私はおもったけど、 旦那は大泣きでした。 そんなにコドモ好きには思えないけど・・・。 私は長女を水中出産したのですが、 切開もしなかったし、浣腸もしない、毛をそったりもしないし、 自然に産み、へその緒の血液が長女に全部流れるまでは切らなかった、 という話を ここの助産婦さんにしたら とても興味深く聞いてくれました。 へその緒の血は臍帯血といって、中に血液を造る細胞がいっぱい含まれている。 あかちゃんにとって大事な血液です。 普通の病院では赤ちゃんにその血がいくまえに切って捨てています。 捨てるくらいなら、と集めてるのが臍帯血バンクです。 臍帯血のなかの血液を造る細胞を移植するのが臍帯血移植。 骨髄移植より拒絶反応が少ない、ということで注目を集めています。 むつかしい話になってしまいましたが、 知っておいたほうがいい情報ですよ! 分娩台は最悪ですよね。SMです。ぎらぎら照らされて剃られて。 それにあんな格好じゃちからが入らないじゃないですか!? いやですよね〜〜。 この病院でもちゃんと、普通に出産できればいいのになあって思いました。

抗癌剤のはじまり!
5階の新生児パワーを思う存分吸収して、 7階の血液内科に戻ってきました。 いよいよ抗癌剤治療のはじまりです。 完治にむかって走り始めた!って感じで武者震い! 4人部屋なのでみんなとおしゃべりして大笑い! 多趣味なおばあさんは骨髄異形成症候群 私の母親と同じくらいの人は、リンパ撞 となりのおんなの人は慢性の白血病で、移植のドナー待ちだそう。 病院って楽しいなあ〜〜女子校の寮ってこんな感じかしら?? 楽しんでる私とはうらはらに旦那はイライラしっぱなしでした。 病気ってまわりの人の方がつかれるのかなあ?? せっかくの一人の時間、たいせつに過ごして欲しい、って思います。 娘はおばあちゃんの家に引き取られていき、楽しくやってる様子でした。 おばあちゃんの子育てはすごい!ほんとに素晴らしい! 5階の助産婦さんに 「楽しいこと考えるといい細胞ができる」って言われて、 本当にそうだと思う!

治療は9月19日から一週間の抗癌剤。 それで寛解になって、 10月26日からまた一週間の抗癌剤、これは地固めって言われてる。 11月27日から2回目の地固め、 12月28日に、とりあえず一度退院しました。 はじめての入院は4ヶ月で終わり、 これからは2ヶ月ごとに一度の治療をするのです。 とりあえず予定通りすすんでいるので良かった!

 

next
home
back