保育士への道のり
(長いのでお時間のある方ご覧下さい)




 独身時代、私は子どもとは全く無縁の証券会社の総合企画室(秘書室)や人事部で働き、
結婚後は専業主婦として楽しみながら家事や育児をしていました。
そんな私が保育士資格を取得しようと考えたのは、親子教室を設立したからでした。
 

 教室を設立した当初は、2〜3組の親子がお越し下さったら
自宅で手あそびや、工作、読み聞かせ等をしようと考えていました。
ですから教室を設立するに当たっては保育士の資格を取得する事は全く考えていませんでした。
 
が、私の予想に反して、参加して下さる親子が増え、これは専門的な勉強をして
資格を取得しなければならないと感じ始めました。
が、そう考えながらも教室の準備でどんどん多忙になり
睡眠時間が2〜3時間ということも珍しくなかったので
勉強する時間を確保するのが難しい状況にありました。
(主人より遅く寝て主人より早く起きる生活が続いていたので
「いつ寝ているの?」とよく聞かれたものです。)

その上、学校の役員、子どものサッカ−の役員、育成会の広報紙担当、
子ども達の習い事の送り迎え、自分の習い事、主婦の基本の家事、
近所に住む義父母の病院への送り迎えや付き添い、
その他にも書ききれないほど様々な事を抱えていたので
資格取得の為の勉強が先延ばしとなっていました。

が、しかし。長男の卒園を機に本格的に勉強を始めようと決心しました。
保育士の資格を取得する方法を調べたところ、
学校へ行って卒業と同時に取得する方法と、毎年夏に全国各地で行われる試験に合格して
取得する方法の2つがありましたが、早く取得したいという想いから
夏の試験を受けることに決めました。

 13年4月より受験対策用の勉強に本格的に取り組み始めましたが、
試験まで4ヶ月しかありませんでしたし、
何しろ上記に書いたように普段でもドタバタな生活を送っているのに
更に勉強する時間を確保しなければならなかったので更に睡眠時間を削って必死に勉強しました。

そして、同年7月〜9月に亘り長崎・東京・北海道で受験をしました。
どうして北から南までの受験地を選んだかと言うと、今回の夏の試験で11科目
(社会福祉・児童福祉・児童心理学・精神保健・保健衛生学・
生理学・看護学・栄養学・保育原理・教育原理・保育実習)
の全てを合格したかった事、保育士の試験問題が全国共通ではないので
難しいと言われている東京のみの受験では不安だったこと、
関東・東北等の近県の試験日は同一日だったので日程が重ならないところを選んだ事、
過去問を公表している県を選んだこと等が挙げられます。

 そしてそして結果は…

『見事全科目合格!』とはならず、自分でも1番勉強不足だと感じていた
「教育原理」をあと数点のところで落としてしまいました。
(自分でも本当に情けなかったです。。。)

ですが、合格した科目は3年間有効ですし、
時間がない中出来る限りの勉強をしたと自分でも思えたので、
いつまでもくよくよせずまた来年頑張ろうと気持ちをすぐ切り替えました。
前向きに考えれば、表面的なことだけではなく、もっと深く
保育士の勉強がもう1年出来るのだから、自分にとってもプラスになると考えました。

 そして再び受験に向けての勉強が始まりました。
落とした科目は教育原理のみでしたが、「保育原理」とセットで受けなければならない科目だった為、
2科目の勉強を始めました。が、更に14年度より「教育原理」に「養護原理」という科目までプラスになった為、
結局3科目分の勉強をしました。14年度は受験日の日程の都合上、
秋田・埼玉・長崎で受験することを決めました。

前年度寝る暇を惜しんで11科目勉強したことを思えば、3科目勉強することは
大した事はないだろうと安易に考えていたのですが、
何故だか前年度ほど資格を取得したいという気持ちが自分の中でなかなか芽生えず、
又、6〜7月の追い込み時期に様々な突発的な出来事が重なり、
勉強がはかどっていなかったので、半分受験を諦めかけていました。
 が、教室を設立して以来、私のことを「先生」と呼んでくれた方々を想うと、
『ここで諦める訳にはいかない』と再奮起し、勉強をしました。

 色々ありましたが、いよいよ受験日を迎えました。
が、秋田での受験では、おっちょこちょいぶりをフルに発揮してしまうことになります。
それは試験日前日から秋田入りしたのですが(秋田のみ家族と一緒に行きました。)、
その日の夜中に主人が飲み物を買いに1階のロビ−に行き、部屋に戻って来るや否や
「1階のロビ−で保育士の勉強をしている人がいたよ。」と言うので
『会って話したい!自分が勉強し損なっているところがないか確認してみたい!』と思い
(そんな事を考えたのが間違いの元でした。笑)
慌ててコンタクトを洗っていたら右目のコンタクトを流してしまったのです。
(本当におっちょこちょい!!!)
その時は『あ〜、やっぱり今回の試験は流れるんだわ(落ちる)。。。』と思いましたね。(笑)

それならメガネをかけて受験しようと思ったら(ちなみに両目とも0.03の超がつくほどのド近眼)
メガネを東京から持ってくるのを忘れ、1日目の試験は午前9時からだった為に
コンタクトやメガネを新調する時間もなく、仕方なく左目のコンタクトだけで試験を受けたり…
(焦点が合わずに試験問題は見づらいし、答えも本当に書きにくかった。。。)

そして極めつけは東京に戻ってから秋田に持っていったバックの中身を片付けていたところ、
秋田に持っていっていなかったと思っていたメガネが出てきたのです!
どうやら秋田にはちゃんと持っていっていたようで、
黒いバックに黒いメガネケ−スで気付かなかったというオチがありました。。。 

 こうして秋田で思う存分おっちょこちょいぶりを発揮したにも拘らず、
残りの3科目を合格し、無事14年10月に保育士資格を取得することが出来ました。

 13年度に保育士受験対策講座にも通いましたが、
その他は独学で勉強していたので大変な時も有りましたし、
何より勉強したいのに勉強する時間が思うように取れなかったことが、
私にとって1番辛いことでしたが、
資格を取得した今、そんなこともウソのように忘れてしまいました。
それに資格取得はゴ−ルではなく、私にとって将来の夢への第一歩だと考えているので、
多忙なことや子どもがいることを言い訳にしないで、これからも色々と学んでいきたいと思っています。

 それから最後に。資格を持っていなかった時に教室にお通し下さった皆様、
受験するに際してペ−プサ−トをアイデア一杯で指導して下さったSさん、
大の苦手だった絵画をお忙しい中指導して下さったTさん、
出来の悪い私に、ピアノ、コ−ルユ−ブンゲン、楽典を丁寧に教えて下さったOさん、
保育士受験対策講座に通う際に子ども達を預かってくれたHさん、
そしてそして受験するに際して何一つ文句を言わず心から応援してくれた
家族・身内にも感謝の気持ちで一杯です。

この場を借りて…
どうもありがとうございました。

これからも母や妻としてだけではなく、一人の女性として輝いていられるよう、
これからも走り続けたいと思います。
      (この長い文章を読んで下さった方もありがとうございました。)


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