ひこうきぐも

■2002/04/05 (金) 飛行機雲

ももいろのワンピースを着て
新しいくまさんの車椅子に乗って
入学式に行きました。

校門をくぐると
待っていましたよ、、、と温かく受け入れてくださった先生。

エレベーターにのって2階に上がると
1年生のお教室がありました。

「一年一組」

いちばん前の右側に
ももか専用の大きな車椅子用のテーブルが用意されていました。

車椅子のももかの入学は
特別なことではない、、、
みんなといっしょだよ、、という
温かく先生方が受け入れてくださる
その気持ちが伝わってきて
私は涙があふれそうになりました。

記念撮影の順番を待っている間
「先生ほらみて 飛行機雲だよ」と 
おそらを指さす もも。

今日、初めて出会った先生、そして お友達といっしょにみんなで
大空を見上げる
あなたを見て
ママはなんとも言えない気持ちがこみ上げてきました。

笑顔がママにはきらきらまぶしかったです。

生後半年目

障害の宣告を受けた
夏の日
 
あなたを抱えて病院から帰ってきた
あの暑い日の
記憶が蘇りました。

これから大きく知的障害がでてくるでしょう。
合併症併発の可能性を言われ
どう障害がでてくるか、
言葉もどうか、、
歩けるのかもわからないと、、

「こんなに悪いと思わなかった」という医師の言葉、、が
こころにつきささりました。

人間 本当につらいと 涙もでてこないのですね、、

希望も未来もない、、、と
生きる意味がわからなくなりました。

死を考えた時も何度もありました。

そして月日が流れ
ももを通しての出会いの中
私はたくさんのことを考えさせられ
教えられました。

出会った
ちいさなこども達を通して

そして
天使になった
ちいさなこども達を通して

この世に生を受けた意味や
ひとつひとつの いのちの大切さを教えられ
きらきらに輝く いのちの輝きを見ました。

ゆっくりの時が流れ
ママはゆっくりすべてのことを受け入れました。

どんなふうに障害がでようと
そんなことはまったく関係ない

ももかはそのままのももかでいいよ
みんな
そのまま
そのままでいいんだって

なにも無理をする必要はないんだって

生きていて
あなたにであえたことが 
ママのしあわせだと気づいたとき

すべてのことは楽になりました。

じぶんの気持ちばかり考えていた
愚かな自分

ももかの気持ちにたったとき
ももかが 毎日少しでもしあわせを感じられたら
それでいいんじゃないか、、って思えるようになりました。

たとえ
笑ってくれなくても

たとえ
なにができなくても
できないことを数えるのではなく

ちいさな
できることをひとつひとつ
数えていこうと、、、

そしてそのできることを
思いっきりほめてあげようと、、、

青い空
ひこうきぐも
笑顔のあなたの姿
おともだち
せんせい、、、

こうやって元気にすごしていられること、、
生きていること、、
すべてのことに
感謝の気持ちでいっぱいになりました。

未来は
自分でつくるものと教えてくれたのはあなたです。

ありがとう、、

ももちゃん
いちねんせい
おめでとう、、