3月9日から3月31日まで

3月9日(木)夜
 いよいよ準備開始!
 家に戻って家族に報告。もう子どもたちも半分行く気になっていたのか,「ママ、よかったね。」と言ってくれた。ダンナは、「いつから行くつもり?忙しくなるやろな。」 あっちこっちで言いまわっていた母は、「よかった。これで言いなおさんでもすむし。みんな行きたいっていうてたよ。お花に来てる人なんかツアー組んで行きましょかって言うてはったわ。」と私を生んだ人だけにさすがに楽観的。
 さあ今夜も忙しいぞ。もらった通知には「4月1日から研修を開始するものにあっては、3月13日(月)までに書類を提出」とある。またギリギリなんだから。
 ウーロンゴン大学に行くことに決めて、東京オフィスに問い合わせのメールを送る。1時間後にその返事がメールで返ってきてびっくり。やっぱりe−mailって便利だ。これがなきゃ、この日程ではやっていけないや。カレッジの申し込みは東京オフィスにファックスで送ってもいいそうなので、書いてファクスで送る。
 ウーロンゴン大学のホームページから資料になる部分を印刷し、府教委への書類を作る。前回から研修先を変えているので、その理由書もつける。
 すべてが終わるともう午前3時だった。

3月13日(月)
 朝8時過ぎにオーストラリアからファックスで Offer of Admission (入学許可の申出書)と授業料送金案内が届いた。向こうは時差で1時間早いからこんな時間に届くんだ。でもちょうど学校へ行く前でよかった。
 オーストラリアの学生ビザは、申請時に必ず留学先の入学許可証(Confirmation of Enrollment)がいる。その入学許可証(COEと略します)は授業料を全額納めないと、発行されないのだ。オーストラリア大使館へ学生ビザの申請用紙を送ってもらうよう依頼書を出した。
 今日の進級判定会議から土曜日の入試判定会議までは、もうめちゃくちゃ忙しい。朝から晩まで学校に閉じこもったままという日も多いだろう。ほんとに準備が間に合うのかな。

3月14日(火)
 銀行でタンカを切ってしまった…
 合間をぬってさくら銀行へ。でも海外送金は午後にならないとだめらしい。書類だけを持って帰り、昼前にもう1度行く。今度は口座の印鑑が要るという。いったん外国送金を扱っているほかのさくら銀行に送金してという手続きをふむらしい。そんなことがわかっているなら午前中に来たときに言うべきだ。あまりの不親切さ(というよりプロならプロらしく正確な情報を伝えるべき)に腹が立って、
 「じゃあここでは今日中に送金できないんですね。でもほかの銀行ならできるかもしれないって言うことですよね。」
 「外国送金扱っているところであれば。」
 「午前中に来たときに、教えてくれるべきだと思います。もうここではお願いしませんから。」と言って、送金依頼書を思いっきり音を立てて破り、ごみ箱に捨てて出て行った。
 その足で東京三菱銀行へ。まず「今すぐ外国送金できますか。」と確かめて、依頼書に必要事項を書いて渡した。手続きが終わるまで約15分。最初からここに来れば良かった。

3月19日(土)
 東京オフィスから郵便で子ども用の入学申込書が来た。現地の小学校に入る場合はニューサウスウェールズ州のDepartment of Education (教育局)のCOEがいるらしい。
 大使館からもビザの申請書が届いた。子どもたちは私の学生ビザの扶養家族として申請することができるが、6ヶ月以上の場合は全員が健康診断を受ける必要がある。病院も指定されていて、大阪府では大阪回生病院のみ。でも中津にあるらしいから近くでよかった。
 今週は会議や入試やらで、帰宅が9時を過ぎた日もありもうくたくた。とりあえず明日とあさっては連休だ。

3月21日(火)
 大阪回生病院に問い合わせ。テープの案内用のダイアルもあり、まずそちらにかけるように言われた。改めて検診申し込みの電話をする。検診日は月・水・金の午前9時半と午後1時。子どもたちに学校を休ませたくないので、来週の29日に予約する。
 大阪外国語大学に電話をかけて、英文の成績証明書のことをたずねる。
 インターネットの全日空のホームページから飛行機のチケットの予約を入れる。ずっとアンセット航空を使っていたのは、ユナイテッド航空のマイレージを貯めているため。日本ーオーストラリア間はアンセットと全日空の共同運航で、どちらで予約しても同じ便だ。
 早割GET14というチケットだと変更はできないけれど、子ども料金が3割引のため、格安チケットを3人分買うよりも安くなる。私が税込み82260円、子どもが53830円でけい189920円。いつも8月の初めに行くと一人12万円くらいはしたから、信じられない安さだ。
私のコースが5月8日に始まるので、その前に10日くらいの準備期間がほしい。ダンナに後半休も取ってもらわなきゃいけないから、会議や出張が入る日はだめだし・・・と4月25日(火)に決定。

3月24日(金)
 府教委の説明会に出る
 今日で今年のクラスの子とも本当にお別れ。この1年間苦労させられた子ばかりで、いやになることもあったけど、今日はほんとにかわいく思える。お互いにそう思えるのか、いつもなら愛想のない子たちが甘えてくる。
 「来年も先生かなー。」「今年みたいなクラスやったらいいのに。」「先生怒ってばっかりやったけど、ほんまにいややったん?」
 「そんなことないよ。3組は元気がありすぎたけど、素直でいい子ばかりだったもん。」
 終わってみればどんな子でもかわいい・・・。
 今日は午後3時から府教委の説明会がある。いったい何人くらいの人がこの研修の適用を受けたんだろう。
 思ったより学校を出れたのが遅かった上、地図で場所を調べてこなかったら、府庁新別館南館というのは谷町4丁目のほうが近かったらしい。天満橋から走ること10分。時間ぎりぎりに飛び込んだら、ちょうど始まるところだった。ざっと見て3,40人くらいはいるだろうか。小,中,高校を含めてだから、高校だけで何人かはわからない。研修先も国内もいれば、期間も半年くらいから3年と様々らしい。
  なんせ初めてのことだから、いろいろと質問が出る。特に互助組合から支援金として、月65000円が出ることになったのはありがたく、その請求についての質問が次から次へ。質問者のうち半数くらいが海外で、すべて女性だった。男性の質問者は、半年から1年で国内という人たちで、やはり女性のほうが決心しやすいのだろうと実感。
  それにしても、この前府教委に申請書を提出して以来、何も言われていない。研修先を変えたことも、OKなのかどうかも言ってこないけど。期間もこの4月1日から3年間で、ちゃんと認められたのだろうか。説明会の最後に聞きに行くと、「府立ですね。何も言われていないのなら認められたのだと思います。」という返事。なんかいいかげんだけど、これでいいのかな。

3月28日(火)
 ビザ申請  
 大使館に書留速達でビザの申請書を送る。申請書Form157Y(学生ビザ用)、私の入学許可書(COE)の原本とコピー、健康診断受診状況報告書、子どもたちの入学許可書が遅れている理由書、残高証明(約100万円分を郵便局で発行してもらった)、21000円分の郵便為替、130円と510円の切手を貼った封筒2枚。

3月29日(水)
 健康診断
  子どもたちを連れ大阪回生病院へ健康診断を受けに行く。地下鉄の中津からは少し歩いたが、9時10前には到着。子どもたちは検尿を含む一般的な健康診断のみで5500円。私はレントゲンも受けなくてはいけないので23000円。
  問診を受けたときに、出発予定日が4月25日と書いてあるのを見て、医師は「尿検査で3人とも潜血が出てるから、再検査と言われたらその日の出発は無理かもしれないね。」と言われた。取り合えずもう1度検尿と血液検査をと言われる。でも、注射の嫌いな万里は大騒ぎ。その上、どれだけ水を飲んでもおしっこが出ない!
  すべてが終わったらもう12時近くになっていた。食事抜きで来ているので二人とも不機嫌で、取り合えず持ってきたおにぎりをぱくついた。それにしても検尿でひっかかるとは。私たちは3人とも体質のせいか時々潜血が出る。今までも、小学校から検査を受けろと言われながら、そのままにしてきたからなあ。私自身は1度検査を受けたけれど、原因はわからなかった。でも日常的には何ともないんだからと言いたくなる。

3月30日(木)
  東京オフィスのMr.Andersonにメールでビザ申請の報告と荷物を先に送れるかを問い合わせた。

3月31日(金)
  いよいよ今年度最終日。これで私も当分無職状態になるわけだ。この前からずいぶん片付けたつもりなのに、最後の最後まで片付けに追われる。すべてを持って帰るのは大変なので英語準備室と女子休養室ダンボールを一箱ずつ置かせてもらった。(東高の皆さん、ごめんなさい) 帰りに新しい道が開通しているのを知ってびっくり。なんてタイミングが悪いんだろう。信号にかからなければ、学校から5分しかかからなかった。
  メールの返事は荷物は学校宛てに送って良いとのこと。でもアパートは到着してから探さなければならないらしい。
  夕食の支度をしていると、大使館から電話があり驚いた。大阪府の自己研修制度がどんなものか聞かれ、夫が行かないのなら、同意書を送って欲しいとのこと。検診結果は本国に送ってみないとわからないが、OKなら4月25日に間に合うだろうといわれた。