保育のあり方協議会 2001年度 一覧(7回開催)
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第5回−010919 第6回−011025 第7回−020108

第1回「文京区の保育のあり方についての協議会」議事録

■協議会にいたる経緯■

 昨年11月以来の保育士削減問題に関する協議のなかで、区は「保育士が減っても

 保育の質は下げない」と述べるとともに、実際にどのように保育の質を維持するの

 か、保育のあり方、保育士定員の検討、職員の資質向上と責任範囲の見直し、待機児

 解消問題などをテーマに、父母連(文京区認可保育園父母の会連絡会)と区との間で

 定期協議の場を設けることが約束されました。これを踏まえて、去る4月25日、そ

 の『保育のあり方についての協議会』の第1回協議会が開催されました。

  


■第1回協議会の報告■

1)日時:2001年4月25日17:10〜18:25

 場所:文京区役所12階会議室

 出席者(文京区)根岸福祉部長、宮下企画課長、佐藤児童課長、

 沢山保育係長、石沢保育指導担当主査(前藍染保育園園長)

(父母連)椎原(しおみ)、山田、岩淵(指谷)、高田、杉本(向丘)、寺町(久堅:文責)

 

2)協議内容

■双方自己紹介

■協議の場を開催した意義の確認

連)ここ数年、児童課とは年に何回か面談の機会はあったが、保育園の保護者団体と

  区・保育園とは正式な協議の場が無く、PTAのT抜きのような状態が続いていた。

  これを機に、保護者と区と保育園とが同じ土俵で継続的に協議していく場としていきたい。

区)今回、こういう場を設けたことで、T抜きどころか、保育指導担当主査として園

  長経験者も入っているので、関係者が揃ったと思っている。

 

 

■二階建て加算削減の実施状況

区)保育士の『二階建て加算』枠17名のうち新年度に11名の定数を削減した。こ

  れに対する代替措置として、週30時間の非常勤職員を11名採用し、配置した。今

  年度、現場をまわりながら検証する。検証のための調査検討項目は未定であり、今後

  検討する。

連)調査検討項目の策定については、父母連からの意見も踏まえて検証して欲しい。

区)諾。

 

■保育指導担当主査の配置

区)昨年度の保護者からの保育の質に関する要望を踏まえて、新年度、児童課保育係

  内に『保育指導担当主査』を配置した。@職員の研修と、A二階建て加算廃止後の現

  場の把握を担当する。現場が判る人間ということで、藍染保育園の前園長を配置した。

  石沢)現場の声を届けるのが私の役目。一人一人の子どもを大切にする保育を行うた

  めに努力していきたい。

 

 

■保育士の研修体制

区)保育の質というとき、保育士一人一人の情熱が大事だ。そのために研修を徹底

   し、1名減った分を手当してもらいたいと考えている。

  まず、保育園職員の意識改革を図るため、各園園長に研修を実施した。

  続いて、5月21日〜23日に非常勤職員(週30時間、24時間、16時間、

  8時間)に研修をする。中味は、@公務員としての考え方、A保育の実践、B保健衛

  生の基本的な考え方である。有資格者と素人が居るので、分けながら様子を見ながら

  考えていきたい。

  その後、中堅職員の研修、主任の研修を予定。

  更に、朝夕の特例時間帯の非常勤職員(1日2〜3時間の人)に対して、各園の

  園長が研修を実施する予定でいる。

■保育の質について

連)どのような保育が望ましいのかをキチンと考える場が必要である。行革の論理だ

  けでなく、あるべき保育の姿というものを専門家の智恵も借りながら、考える必要がある。

区)厚生労働省が策定している『保育所保育指針』に基づき、保育園毎に年間の保育

  目標、月間の保育目標、週毎の保育目標を立てて、保育士間で一人一人の子どもの状

  態に応じた保育の進め方を話し合い、進めている。

連)保育目標に関しては問題点は二つある。一つは、各園、各クラス、年間、月間、

  週間の保育目標について、保護者に対して何ら説明がないこと(説明を求めても拒ま

  れたことすらある)、もう一つは、正規職員の保育士は保育目標に基づいて保育をし

  ているとしても、非常勤職員、特に朝夕の特例時間帯で正規職員が手薄な時間には徹

  底されていないこと。これらを改善していただく必要がある。

区)保育目標の説明については至らない部分があったかもしれない。検討したい。

 

 

■区・保育園と保護者との情報共有について

連)園によっては、保護者同士の情報交換にウォールポケットを使わせてもらえな

  かったり、園と保護者との間の風通しが悪いところもある。今後、この協議の内容を

  保護者に周知するためにも、掲示板の設置やポケットの使用などについて、児童課か

  らも各園を指導していただきたい。

区)各園で解決できることは園毎に充実していって頂くとともに、各園で収まらない

  事項については児童課の保育指導担当でカバーする体制を取っていきたい。

 

 

■協議の場の持ち方について

連)3月21日付要望書に記載した事項について協議を継続したいが、当面緊急の課

  題としては今年度二階建て加算廃止の代替措置として付いている非常勤職員を平成1

  4年度に継続するか否かについて、予算編成との関係では9月くらいを目途に、削減

  の影響を検証する必要がある。

  こちらで今回例示的に調査検討項目をあげてみたが(@保育のあり方の基準とな

  る指標、考え方、A区の上位計画、関連計画・施策との位置づけ、B特例時間、延長

  時間帯の保育体制、C安全対策、Dクラス別保育対応など)、次回内容を議論して詰めたい。

区)次回、調査検討項目について児童課の案を考えてくるので、詰めましょう。=継続協議

 

連)保育のあり方については、区と保護者だけでなく、保育に関する専門家や、他の

  区民の意見も聞く必要があるのではないか。

区)場合によっては、私立保育園の園長とか、認可外保育施設の設置者、保育ママな

  どにも参加してもらうなど、工夫はできるのではないか。シンクタンクや学識経験者

  を呼ぶとなるとお金がかかるので、手弁当で智恵を貸してくれる人を捜せないだろう

  か。=継続協議

連)今回、私たち保護者の団体と、区の事務方で協議の場を設けることになったが、

  現場の保育士さんたちの声がキチンと反映されるかどうか、若干不安がある。区側

  で、保育指導担当主査を置いたにとどまらず、現場の声を拾い上げる努力もしてもら

  いたい。

区)現場の声を反映するつもりで園長経験者を児童課に配置した。

  石沢)園長も保育者の1人。現場の声を代弁したい。

3)宿題

・保育の質の検証について調査検討項目を出し合う。

・平成12年度と13年度の各園保育士配置体制の違いを整理しておく。

・保育目標の保護者への説明と、非常勤職員への徹底の方策を検討する。

・協議の場の持ち方について

・児童課から各園長に、掲示板の設置・ウォールポケットの使用について保護者から

の要望があった場合には便宜を図るように周知する。

4)次回協議:2001年5月23日17:00〜18:30、文京区役所内(追って指定)

第2回 文京区 保育のあり方に関する協議会: 01.05.23

議題

0.前回宿題の確認

1.協議体制について

2.論点整理

3.タイムスケジュール

4.保育のあり方について

5.保育士定員の検討

6.職員の資質向上、責任範囲の見直し

7.待機児解消問題

8.次回宿題等の確認、次回期日
第2回文京区保育のあり方に関する協議会:議題(案)

0.前回宿題の確認
・保育の質の検証について調査検討項目を出し合う。→議題4
・平成12年度と13年度の各園保育士配置体制の違いを整理しておく。→議題5
・保育目標の保護者への説明と、非常勤職員への徹底の方策を検討する。→議題4
・協議の場の持ち方について→議題1
・児童課から各園長に、掲示板の設置・ウォールポケットの使用について保護者からの要望があった場合には便宜を図るように周知する。=★実施したかどうか報告を。

1.協議体制について
・正規参加メンバー
  文京区(福祉部長、企画課長、児童課長、保育係長、保育指導担当主査)
  父母連
 ★現場の保育士の声をどのように反映するか?→オブザーバー参加?
・その他オブザーバー
  協議内容の必要に応じて招く(コストはかけない)。
  ex)私立認可園、無認可園、家庭福祉員、保育の専門家(学識経験者?)など

2.論点整理?昨年度要望書及び回答から
1)保育のあり方一般について
  ・保育所保育指針の実践状況について
  ・児童発達心理学・幼児教育学・保育学的アプローチ
  ・苦情処理体制
2)保育士定員の検討
  ・2階建て加算廃止後の影響の検証
  ・特例時間、延長時間帯の保育体制
3)職員の資質向上、責任範囲の見直し
  ・座学による研修の説明:(園長、主任、正規保育士、非常勤保育士:有資格,無資格)
  ・OJTによる研修=非常勤職員の職員会議等への参加
   (残業代の支出、守秘義務の徹底、採用エリア)
  ・非常勤職員の責任範囲(散歩、連絡ノート、保育日誌、児童票など)
4)待機児解消問題
  ・多様な保育メニュー(家庭福祉員、ファミリーサポート、子育て広場、病児保育等)
  ・低年齢児保育、障害児保育の拡充→区の具体的計画の説明を!

3.タイムスケジュール
・予算作成との関係で、「2)保育士定員の検討」「職員資質向上・責任範囲の見直し(非常勤職員関係)」は8月中を目処に一通りの検討が必要であり、優先協議が必要。

4.保育のあり方について
・保育所保育指針の実践状況について
 ★保育所保育指針を、どのように実践しているか、区サイドから一通りの説明を受けた上で意見交換
  →職員会議(全体会、フロア会、クラス担任会、その他)
  →保育日誌、児童票などの記載方法(SOAPメソッド)
・子どもの生活の場、子守ではなく保育を。発達心理学・幼児教育学・保育学的なアプローチの必要性を確認
・苦情処理体制について
 ★区サイドから、苦情と対応の説明を。

5.保育士定員の検討
・2階建て加算廃止後の影響の検証
  →★平成12年度と13年度の各園保育士配置体制の違いを整理。
  →★区サイドからの検証方法に関する提案を検討
・特例時間、延長時間帯の保育体制
 厚生労働省の補助金基準が「11時間開所」に変わった以上、「特例」という概念自体が時代遅れではないのか?
  →特例保育の利用率の推移、保育体制の推移(★基準の開示を)
  →0歳児特例保育が制度化されていないこと

6.職員の資質向上、責任範囲の見直し
・そもそも、非常勤職員の採用は、保育士又は看護婦又は保健婦の有資格者に限定すべきではないか
・職員の資質向上と研修のあり方について
 ?★区から考え方を示していただきたい。
  ・座学
  ・OJT
  ・自己研鑽など
・座学による研修内容:(園長、主任、常勤保育士、非常勤保育士:有資格,無資格毎)
 ?★区から説明を。
  ・公務員としての責務
  ・安全、健康
  ・子どもの発達
  ・保育計画
  ・その他
・OJTによる研修
 常勤、非常勤に関わらず、その重要性を確認。
 ★非常勤職員の職員会議等への参加
  ・残業代の支出
  ・守秘義務の徹底
  ・採用エリアの配慮
  ・その他
・非常勤職員の責任範囲の検討(散歩、連絡ノート、保育日誌、児童票など)

7.待機児解消問題=★次回、区からの説明を。

8.次回宿題等の確認、次回期日

第3回 文京区保育のあり方協議会(準備会) 議事録  010614

日時:平成13年6月14日
場所:文京シビックセンター12階サークル室
参加者: 敬称略、席順
 <文京区>宮下企画課長、根岸福祉部長、佐藤児童課長、沢山保育係長、石沢保育
担当主査
 <父母連>寺町、椎原、清水、萩沢、嶋本、山田、杉本、設楽、本間、高田、本橋

議事概要
1. 協議体制について
区は要綱なしの協議会を提案、父母連は要綱に基づく協議の場を要望。
要綱なしの場合、杓子定規な協議体制や情報公開方法でなく、ざっくばらんに実質的
な議論がしやすい、とされる一方、父母連としては、あいまいな協議の位置付けは、
すべての父母、区民に開かれた議論の場としての参加、承認を得にくい。公開かつ実
質的な話のできる場を望む。
当面の議題については要綱でしばり、他の事、一般はしばらない、という折衷案もあ
り。
協議の経費は、要綱のあるなしに関わらず必要に応じて対応できる。
父母連未加入園も参加できる場にしたい。呼び掛け中。
保育についての協議は進めるが、協議の場の位置付け、要綱設置有無については次回
に検討。

2. 保育士定員について
2―1.二階建て施設保育士加算廃止の影響
  区)園長会に報告を依頼。池田事件をうけた安全対策が緊急課題で、定員削減非
常勤配置後の保育への影響評価は検討中。
連)意見だけでなく、データ等で比較検証したい。例)品川区保育園、父母アンケー

連)保育についてのアンケート中間報告:
  主に、しおみで保育士削減で年長クラスが一人担任になった場合、合同クラス保
育化の影響内容とその対 応策を紹介。
   個人の努力に問題解決を負わすのは問題。労働強化は保育に無理を生じる。シ
フトや職域など体制の見直しが必要。激変緩和措置としてついた非常勤保育士が来年
度以降も措置できるかどうかの根拠を把握したい。
区)検討する。
  
2―2.保育士配置体制の検討方法
  連)各々の園の課題と対応策を他の園での問題抽出や解決に役立てたい。
  区)園ごとに事情が違うので、園の問題は園で検討する。
    この場は保育園共通の問題を話し合う場とし、園と父母の間で話しあうこと
は区別したい。
  連)議論が抽象的になるのをさけるためにも、具体的な事象から検討項目を拾い
出し、共通の問題検討の根拠として役立てたい。
  連)非常勤保育士配置の継続措置、特例時間の定員見直しについてこの協議の場
で検討していきたい。
  区)諾

2―3. 特例時間の保育体制の検証方針
  連)特例時間の人員不足は毎年、父母からの不安の多い項目であり、特例時間の
利用状況調査を、ポイントと    すべき3つの時刻で1週間データをとってほし
い。
  区)既往のデータもあるが、1週間であれば新規でもとれる。一ヶ月後なら結果
を出せる。

3. 保育士の資質向上、責任範囲の見直し
連)研修の具体的内容を教えてほしい → 後日、児童課よりヒアリング、資料提供
あり。 
区)非常勤の予算配置は人件費でなく、管理費の枠内にある。今後どの予算枠で対応
するかは決まっていない。必ずしも数量的データを根拠に配置するものではないが、
検討項目を一緒に考えることはしていきたい。
連)保育の質をさげない方法を、具体的に考えていきたい。おおまかに任せてくれ、
といわれると父母の不信感が高まってしまう
区)今後のスケジュールでは、予算編成方針が7月、事務事業評価が8月に出て、予
算と評価をリンクさせる新しい試みを考えている。7月末より各部から新規と継続事
業の予算を求める。トータルとしてまとまるのが11月の上旬。
連)保育園の事業評価は、ランク2で縮小、改善の余地あり、という評価だが。
区)経費を削減し、成果をあげていかなければならない位置付けである。非常勤の予
算措置枠についても検討する。
連)常勤定員の検討は後になるのか。
区)人員定数の話はまた別になる。組合との交渉で9月末に提示し、普通は年末に決
まるが去年は年を越した。
  この協議会は、予算に絡んだ短期の話でなく、保育の質とはなにか、長い目でみ
た成果をあげていくものではないか。行政評価を定量的にはかれる指標がみつかると
企画としては嬉しい。
連)父母も区の担当も年ごとに変化することを考え、単年度の問題解決と、長期的な
成果をあげることを2本立てで考えたい。
連)非常勤措置については7月の協議で再検討でよいか。
区)特例の他にも障害児保育、多様な保育などの検討すべき項目は多いが、次回、検
証項目を整理する。

次回日程
 7月25日(水)午後5時15分〜19時
 場所:文京シビックセンター12階 サークル室  

第4回 文京区保育のあり方協議会(準備会) 議事録  010725


日時:平成13年7月25日
場所:文京シビックセンター12階サークル室
参加者: 敬称略、席順
 <文京区>宮下企画課長、佐藤児童課長、沢山保育係長、石沢保育担当主査
 <父母連>寺町、椎原、杉本、設楽、高田、山本、村上

1.協議体制について
・本協議会の行政上の位置づけについては、調整中のため次回検討

2.保育士定員の検討について
石沢氏から特例・延長時間帯の保育士の人数表をいただいたが、
全園の集計のみだったため、別途、各園別の表をいただきこちらで
コピーして分析・検討する。(いただいた原紙は寺町さん保管)


区→保育士の数は、表を見た範囲では非常勤も含めた人数なら
   足りている、と思う。細かい分析はこちらでもまだ。
   また、17時台はまだクラス別保育を行っている園もあり、
   一概に言えない部分もある。
連→たまたまサービス残業で残っていた保育士と、正規の保育士
   の区別はつくのか?ローテーション表を見て確認したい。
区→ローテーション表は渡す。しかし、休憩時間で実際現場にいない
   保育士もありえるので、そのへんは考慮してほしい。

また来年度非常勤保育士の配置計画については、現在、事務事業評価中。
 結論は未定。

3.職員の資質向上、責任範囲の見直し
(1)研修について
・平成11年改正「保育所保育指針」は、配布したか。
区→本来、必ず読んでいるべきであるのだが、強制はしていない。
  個人にまかせている。どれくらい行き渡っているか調査の上、通読するように
  指示する。
連→たとえ読んでいても、自分の担当する子供の部分しか読んでいなかったり   
 
  活用しきれていない気がする。
  全体の位置付け、前文の考え方などもしっかり読んで、実際の保育に反映するよう、
  もっと利用・活用を考えて欲しい。
区→各保育士に通読するよう周知徹底する。保育に反映させる仕組みも検討する。
   指針に絞った研修というよりは、もっと具体的な研修の中で指針を引っ張るような形で考えたい。
 
(2)非常勤職員について
・非常勤職員の研修について
区→非常勤職員も地方公務員としての義務(守秘義務など)を負っていると
   いうことを研修で徹底した。これは本当に父母連の要請を受けて実現したこと。
   いい提案をしていただいた、と感謝している。研修を受けた非常勤職員からも
   「目が覚めた」「責任感を改めて強く感じた」「単なる下働き・・という意識が消えた」など大変好評だった。

・非常勤職員の会議への参加について

区→職員会議への参加は、まだ全園で参加しているわけではないが、クラスやフロアの
  会議などへの参加は増えてきている。夜の全体職員会議には残業代もつかないので
  難しいが、昼間の会議への出席で対応したい。また会議に出席することによって、
  非常勤職員の意識の変化、責任感の向上があらわれてきている。
連→非常勤の先生にも、一人一人の子どもの状態を把握して保育にあたってもらう
  ことは重要なので、引き続き職員会議への参加をすすめて欲しい。
  
・ボランテイアの活用について
区→中学・高校から実習の依頼が時々ある。こちら側としては、事故があったときの
  責任の所在など考えると、消極的な受け入れしかできないのが正直なところ。
連→実際に保育に関る・・というよりも飾りつけなどで関れないか?
   専業主婦の方とかシルバーの方など、やりたい・・と思っている方々は
   潜在的にたくさんいるはず。それによって保育士の負担が減るのなら
   いいことだと思う。

ボランテイアに関しては、まだまだこれからお互いに検討の必用あり。
急がず、よりよい方法を模索する。
  
4.保育のあり方
・今後の安全対策及び散歩の再開方法について
区→散歩は禁止したわけではない。コースの再チェックと防犯ベル・
   携帯電話の所持は義務付けている。散歩は保育士の本来の業務だと思って
   いる。なので、散歩ボランティアなどの必要はない。
   昨年との散歩の回数の比較は、5月にすでに千石周辺で不信人物
   が目撃されて回数が減っているので、まだ比較できる材料がそろって
   いない。9月以降、落ち着いたところで昨年と比較する。

・常勤職員の年齢構成
区→職員課に問い合わせなければわからないし、明らかにしていいか
   どうかもわからない。26日以降に回答する。
連→今後の保育士の採用計画は?
    数年単位の長期採用計画はあるのか。
区→様子をみながら、年度ごとに検討しているので長期計画というのは
   ない。また、今年新規採用された保育士資格保持者は、保育園では
   なく他の福祉施設に勤務している。

 ・今後の保育の質の評価指標になる柱について
区→具体的な評価指標は、今はすぐに提示できないが、
   「保育園は保育園の役割を果たし、父母は父母の役割を果たすことが基本」
   だと思っている。

連→厚生労働省から保育所の第三者評価基準の試験版がでた。これは、文京区
   の今後の保育のあり方を評価基準の参考になるのではないか。
区→規制緩和、民営化に際して質を確保するのためのものなので、公立認可保育園
   にあてはめても有効でないのでは。
連→区、保護者双方から、これに保育所保育指針、各園保育計画、保護者アンケー
   トの項目など重ね合わせてみると、文京区版の保育評価基準に近いものが作れる
   のではないか。
区、連 → 次回までに双方で検討して持ち寄る。

5.その他
・認証保育所について。

区→区民へ多様な保育メニューを提供することが文京区地域福祉計画の中にあり、
    認証保育所はメニューをひとつ増やす、ということ。その位置付けのもとに、
   茗荷谷に認証保育所を設置することになった。


・茗荷谷に開設予定の認証保育所について。
区→来年9月1日オープンの予定で都に申請中。

定数24名。0〜2歳児が過半数。
  入園申し込みは直接業者へ。保育料は上限8万円。
  向こうはよりよいサービスを提供しなければお客様(子供)が
  こないのだから、努力するはず。
・保育日誌について
区→東京都の指導があるので、各園きちんと残している。書き方よりも
   その人の子供に向かう姿勢が大切。
連→精神論も重要だが、技術の向上と効率化も必用。ある種のマニュアル化
   もボトムアップの道具として必要ではないか。誰が見てもきちんと実態と課

   が把握できるような書き方のメソッドもある。これは常勤、非常勤に関わらず
   有効だと思う。

6.次回日程及び宿題の確認
・厚生労働省の保育課の評価基準資料について
   双方で読み込んで、次回また検討。自己評価システムなど。
・昨年度と今年度の保育体制の比較 
   区でも引き続き検証 

・次回日程
9月12日(水)17時30分〜
12階、サークル室にて。

第5回 文京区保育のあり方に関する協議・準備会

010912→010919に日程変更:議題17:30〜19:00

1.協議体制(10分)

2.保育士定員の検討(25分)

3.保育のあり方(25分)

4.職員の資質向上、責任範囲の見直し(15分)

5.その他(10分)

6.次回日程及び宿題の確認
**************************************************************************
1.協議体制(10分)
 ・本協議会の行政上の位置づけについての区からの提案文を父母連で承認
 ・運営の具体的な方法について
 ・関連行政事業における諮問区民団体としての取り扱い希望

2.保育士定員の検討(25分)
(1)特例時間帯の保育体制
  ・父母連「夕方特例時間実態調査」の結果、分析報告
  ・11時間開所時間中は常時人員配置基準を満たしていてほしい(要望)
  ・質問及び意見交換

(2)保育士配置体制について
  ・父母連アンケートからの報告(保育士配置に関する部分)
  ・区から事務事業評価の結果報告
・来年度の文京区予算編成方針の中での常勤、非常勤配置の位置付けを確認したい。
・ 来年度6名の削減(二階建て加算分)に対する非常勤配置
・ 来年度以降の二階建て加算分に対する非常勤の継続
・状況のおちつく9、10月に、散歩について昨年との比較データをとってほしい。
  ・質問及び意見交換

3.保育のあり方(25分)
(1)父母連アンケートからの報告(10分)
  (主な抽出項目 父母と園の連携、安全対策、子どもへの対応、散歩、等)
  1)父母と園の連携 
   :園ごとの裁量拡大、園長権限の強化、地域と連携する園運営等
 
  2)安全対策 
   ・今後の安全対策及び散歩の再開方法について、区の考え方
   ・男性保育士配置の希望 
   ・避難訓練実験と時間測定の希望

  3)子どもへの対応、散歩、その他  
   ・地域との連携〜近隣施設、住民との連携等の可能性
   ・散歩、イベントサポーターの養成(ファミリーサポート事業の拡充等)
 
  4)厚生労働省福祉サービス第三者評価指針の応用について
   ・区の検討結果
   ・父母連のアンケート結果とあわせて検討(次回の宿題)

(2)質問及び意見交換

4.職員の資質向上、責任範囲の見直し
 ・「保育所保育指針」の全職員通読、保育計画への反映等の具体化の目安
 ・非常勤職員について、職員会議、散歩、保育日誌などへの参加状況

5.その他(多様な保育の展開について)
 ・茗荷谷に開設した認証保育所について情報提供されたい。(重要事項説明など)
 ・今後の認証保育所の展開予定
 ・公設民営について区の検討方針等の採択要件

6.次回日程及び宿題の確認


文京区保育のあり方協議 2001.9.19議事録

日 時:平成13年9月19日 17:30〜19:20
場 所:文京シビックセンター21階


出席:区 根岸福祉部長、佐藤児童課長、沢山保育係長、石沢保育担当主査
   父母連 杉本(向丘)、萩沢(駒込)、岩渕、古暮(さしがや)、小坂(水道)
、本間、椎原:記(しおみ)、寺町(久堅)

1.あり方協議の体制について
1)会則案
   連)児童課案については、9月2日の父母連定例で承認。
   区)若干の文言訂正あり。
    保育の問題について →保育のあり方について
   連)了解。事務局は父母連ということで、運用方法は父母連内で検討する。


2)関連行政事業における諮問区民団体としての取り扱い
  連)基本構想推進計画など、未就学児層を代表する団体の代表枠がない。関連行
政事業における諮問区民団体としての取り扱いを今後検討してほしい。

2.保育士定員の検討
(1)特例時間帯の保育体制


  連)「夕方特例時間実態調査」の結果、分析報告
    保育士の必要人員を満たしていない時刻、一人職員が減ったら足りなくなる時刻がある。
    必要人員+二人の場合も、一人減ったら実質ぎりぎりの体制になる。
    11時間開所時間中は常時人員配置基準を満たしていてほしい(要望)。


  区)数値データに実態の事情が反映されていないので、そのまま基準と比べられない。
    どの時間帯でも基準を満たしているべきだが、運営実態上、欠ける時刻やカウント誤差も生じる。
    例)研修、休暇などの欠席、5時帰りの子どもの迎えの遅れ、保護者の迎え時刻の変更に即座
    に職員配置が対応できない、在園保育士のカウントの仕方の違い、など。


  連)職員欠勤や5時以降の残留児増の時の対応策は?


  区)極力実態にあわせ、不足の生じない様に配慮しているので理解願いたい。
    夏は臨時職員を増強して、職員の休暇等を補っている。
    保護者の勤務時間変更等で残留児が年度途中で増える場合、園からの要望、
    必要度合いに応えて非常勤職員の募集を行うが、雇用が決まるまでどうしても数カ月
    の差が生じる。
  例)目白台は6月に要求があり、10月に非常勤採用。向丘も0歳児が増加し、10
    月に非常勤採用を予定。


  連)細かい運用上の差異はでると思うが、全体的にみて職員配置にゆとりのない
状況であることは実証できたと思う。今後も常勤、非常勤職員を減らせない判断材料
にしてほしい。
14年度、職員を減らしたら大変な状況であることは理解いただけると思う。


区)区でも毎月特例時間帯の人数チェックをしており、概ねの傾向は同じである
  と認識している。ただし、職員は8時間労働、園は11時間開所、延長を含むと12
  時間であり、常勤の担任に会えない時間帯があることはやむをえない


連)常勤、非常勤をあわせて、特例時間、延長時間でも子どもの様子の連絡等が確実
  にできる体制にしてほしい。

(2)保育士配置体制について
連)13年度についた保育士削減激変緩和のための非常勤措置の継続の見通しは?


区)13年度11名分の非常勤増については児童課枠として補正予算措置を要求中。
  14年度は過配置定員6人分を足した非常勤17名分を予算要求に盛り込む予定。


連)質問:国基準の人員配置基準は、職員の休みなどにも対応して適用されるのか?


区)人員配置は、子どもの人数に対する必要数で決めている。定員算定に休み等は対
応しないが、都や文京区の独自加算枠で国基準+αになっているので、定員配置数を
割らない。(都の財政調整で非常勤特例加算がある。)職員の休みに対しては、フリー
主任、園長などが入る。昼間の8時間に保育士定員に満たないようなことがあれば都
から指導が入るだろうが、そのような事態はない。11時間開所での運営は実質この
1年余りであり、その運用方法はこれから工夫していく課題と考えている。


連)非常勤を増やす判断基準は?有効なデータがあれば父母連からも提案したい。ロー
テーションの組み方なども一緒に検討したい。


区)職員配置については園長判断が大きい。区も毎年とっているデータがあり、父母
連との協議内容も報告している。今年の非常勤配置継続は心配ないと思う。


連)保育園についての区の事務事業評価の結果は?


区)福祉部として、「現状維持」の方針で出している。
区)平成13年度11名の非常勤保育士は2階建て保育士削減の激変緩和のための一
  時的なものとして措置した。現在配置して動いているので、補正予算はつきやすい。
  平成14年度以降の継続、6名の過配置減に対する新たな非常勤措置は、恒常的なも
  のにするかどうかは、一度、福祉部内でもういちど理由付けの議論を行う必要がある。


連)父母連でも検討し、他の件とあわせて正式な要望書を提出することにしたい。

3.保育のあり方
(1) 父母連アンケートからの報告
  1)父母と園の連携 
   ・園ごとの裁量拡大、園長権限の強化、地域と連携する園運営等 →検討は次回


  2)安全対策 
   ・今後の安全対策及び散歩の再開方法について、区の考え方  →検討は次回
   ・男性保育士配置の希望 →区)制度的には制限していない。応募があっても試験に受     からない。
   ・避難訓練実験と時間測定の希望 →区)予告なしでも実施している。時間は測れる。


  3)子どもへの対応、散歩、その他  
   ・地域との連携、散歩、イベントサポーターの養成等 →検討は次回


  4)厚生労働省福祉サービス第三者評価指針の応用について
   ・区、父母連)アンケート結果等とあわせて検討 →次回の宿題

連)全体的に意見が多かった項目:父母と園の連携、安全対策、子どもへの対応、散歩、等
連)一人担任の問題が注目された。文京区で、長い目で一人担任をどうフォローしていくか、園  長会等でも議題にしてほしい。学校でもTT(チームティーチング)が普及している。

区)学校では、学習の理解を助けるためにTTを設けており、保育士とは位置付けが違う。
  学校をひきあいにだすより、保育園としての必要性を確認した方がいい。

連)常勤でなくとも、非常勤でも、各々の子どものことが分かっていてくれればいい。
  非常勤もパート的な感覚では困る。
連)親との連携も考えたい。親は常勤、非常勤がどういう体制になっているかわからない。
  異年令合同保育やローテーションの考え方など、共有したい。

区)父母連の要求で、非常勤の研修を実施し、意識が高まり、感謝している。
  来年も人材育成を引き続きやっていきたい。

連)連絡帳の効用も評価が高い。ただし午睡後の特記事項、連絡帳なしの土曜などは口答での連絡が必要。

5.その他(多様な保育の展開について)→以下、次回検討
 ・茗荷谷に開設した認証保育所について情報提供されたい。(重要事項説明など)
 ・今後の認証保育所の展開予定
 ・公設民営について区の検討方針等の採択要件

6.次回日程
 10月25日(木)17:30〜19:00   文京区シビックセンター 12階サークル室

■追加確認:11時間開所時間の保育士配置体制について(区の見解)


○11時間開所時間は子ども:保育士配置の最低基準ライン(国基準+都加算)を満たしているべきとして常勤、非常勤の配置している。(子ども実数(入所児数):保育士数で算定)。


○ただし、慶弔、研修等で生じる欠員まで見込んだ配置はしていない。臨時の欠員の
際は、独自加算で+配置分の保育士数がフォローするので、実際には必要保育士数を
割ることはないようにしている。


○11時間開所、8時間勤務なので、同じ担任が最初から最後までいることはできない。


○11時間開所の保育士数最低基準+αを満たすために、常勤、非常勤でローテーショ
ンを組む。


○ 都の非常勤特例加算予算を算出するための残留児童数のチェックタイムは17:45。


○特例時間帯を通しての子ども数:保育士数のカウント方法、チェックシステムは定められていない。


○11時間開所制度になったのは平成12年3月から。それまでは通常保育時間8時間、その前後を特例保育時間としていたが、今は、「早朝保育」と「残留保育」という言い方に変えて、「特例」という意識をなくしていこうとしている。


○ローテーション組等は、従来の方法の延長で行われており、11時間開所体制での工夫はまだ確立されていない。これからの課題。区と園と父母で情報交換をしながら一緒に工夫を考えていきたい。

第6回 文京区保育のあり方協議 2001.10.25議題

1.あり方協議の体制について
〜関連行政事業における諮問区民団体としての取り扱いの可否

2.保育士定員の検討〜保育士配置体制について
・13年度11名分の非常勤増について児童課枠として補正予算措置を要求中→その後の経過?
・14年度は過配置定員6人分を足した非常勤17名分を予算要求に盛り込む予定→その後の経過?
・平成14年度以降の継続、6名の過配置減に対する新たな非常勤措置の恒常化について→その後の経過?

3.保育のあり方
(1) 父母連アンケートからの報告
  1)父母と園の連携 
・園ごとの裁量拡大、園長権限の強化、地域と連携する園運営等
2)安全対策 
   ・今後の安全対策及び散歩の再開方法について、区の考え方
  3)子どもへの対応、散歩、その他  
   ・地域との連携、散歩、イベントサポーターの養成等
  4)厚生労働省福祉サービス第三者評価指針の応用について
   ・区、父母連)アンケート結果等とあわせて検討

5.その他(多様な保育の展開について)→以下、次回検討
 ・茗荷谷に開設した認証保育所について情報提供されたい。(重要事項説明など)
 ・今後の認証保育所の展開予定
 ・公設民営など民間事業者の活用について区の検討方針等の採択要件
〜民間事業者の活用については、父母連と協議しつつ慎重に進められたい。

6.次回日程

【参考】
(児童福祉法改正要綱)
第五 保育の実施に係る供給の増大
一 保育需要が増大している市町村は、民間事業者へ公有財産の貸付け、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(PFI法)に基づく措置その他の措置を積極的に講ずることにより、多用な民間事業者の能力を活用した保育所の設置又は運営を促進し、保育の実施に係る供給を効率的かつ計画的に増大させるものとすること。(第五十六条の七第一項関係)
ニ 国及び都道府県は、一の市町村の措置に関し、必要な支援を行うものとすること。(第五十六条の七第二項関係)

第7回 2002年1月8日 「文京区の保育のあり方協議」議事録
 
日時:平成12年1月8日(火)17:30〜18:30あり方協議、
                18:30〜20:00拡大バージョン
場所:文京区シビックセンター3階 障害者会館
出席:文京区 佐藤児童課長、澤山保育係長、石沢保育担当主査
    父母連:藍染(村上)、青柳(山本)、こひなた(榎本、尾本)、
    さしがや(今井、古暮)、しおみ(水谷、清水、椎原)、千石:本橋、
    たんぽぽ:大谷、久堅:寺町、本駒込:嶋本、本駒込南:小澤、
    向丘:三宅、杉本、高田、佐藤、目白台:設楽、和田、中村 
    書面伝言:駒込、千石西

「あり方協議」
連:前回の続き、来年度の非常勤は福祉部として予算要求をしたということでいいですね。

区:結論出るのは16日の予定。予算の開示あり。悪い感触持っていない。引き続き措置されるだろう。削減される正規分に見合う非常勤措置は可能になると考えられる。ただ、プレス発表の日程があるので、公開するのは2月5日の発表後にしてほしい。

連:今後の保育行政の展望は

区:新規で湯島緊急一時保育所を私立認可園分園に。根津1丁目再開発ビル内に確保してある敷地でも、公設民営方式で認可園にしたい。約130平方メートルの床あり。両方とも012歳児の乳児園を想定。国基準での運営ではなく都基準で考える。根津は03年3月竣工、同年度オープン予定。

連:公設民営の場合の区の責任のとり方は。例えば苦情など
区:委託されるところが受け、問題があったときには役所が指導監督で入る。
連:設置主体が区なら、もう少し責任を明確にすべき。民説民営や私立との違いがはっきりしない。
  頭から公設民営に反対するつもりは無いが、三鷹市がはじめて1年経ておらず、社会的にも評価が定まっていないので、委託の条件については十分に議論したうえで、「文京区立」との標榜を信頼して選択する保護者の期待を裏切らないような仕組みが必要ではないか。
区:区としてもまだ検討を始めた段階なので、皆さんと協議しながら良いものを作っていきたい。

「拡大バージョン」

会長:聞いてみたいことなど、ざっくばらんに質問しましょう

椎原:これまでの経過だが、昨年の行財政改革の中で出てきた保育士削減計画に関して、父母の間では、文京区
の保育の質が下がるのでは、と不安が高まり、見直しを求める声が数多く集まった。
文京区は「保育の水準は落とさない」という方針を示し、そのあり方を父母と話しあっ
ていくことを約束した。そこで平成13年4月より「文京区の保育のあり方について
の協議会」を文京区と父母連の共催で、会則を設け、情報交換と検討を積み重ねてい
くことになった。
 今年度前半は、父母アンケートや朝夕の保育実態の調査と、今年度、激変緩和措置
としてついた非常勤の継続要望を行ってきた。このほど、非常勤が継続の方向である
ことが確認できたので、今後はより本来的な「文京区の保育のあり方」について、各
園からの課題を抽出する形で検討を深めていきたい。厚生労働相の第三者評価の指針
などを共有の物差に、今後、父母、園、区が連携して保育の質を守っていけるように
したい。

澤山:区の保育水準をどのように話し合うか、条例にするのか、ざっくばらんか、折衷とまではいかないが、部長が意思決定する保育のあり方について幅広く検討する場として設置した協議会。組織をどうするかだが、父母連の役員を幅広く、区からは部課長、係長、その他必要な人はOKという緩やかな形にした。定例会は年2回で必要に応じて。文京区の保育園に関わる父母連が事務局。司会進行も父母連で、どなたにでも発言してもらいましょうという形で、疑問を生じたら考えるという緩やかな組織。区からは保育に責任のある立場の人間が出席するが、発言の中には個人的見解も含まれる。ざっくばらんに話すためにもすべてを公式発言とは考えないものとしている。

寺町:行政と利用者がさまざまな政策を決める段階の前にテーブルにつくのはまだ、珍しい。子どもと保育園生活について、大人が集まって話し合うのが今日の趣旨


各園の報告

藍染:父母の個人的な思いは吸い上げられなかった。根津ふれあい館の利用が有料となるのに伴い、登録団体の優先予約が出来なくなったため、父母会の開催場所は困っている。蕎麦屋の2階も使っている。場所が固定できないため、参加者も少なくなっている。10月の議事録では園舎の目的外使用はできないということだが、3,4人しか集まらないのでは、話が進まず、土曜日に

1時間でも園舎を借りられないものか

青柳:個人的な見解が多々入るがお許しいただきたい。幼稚園や小学校はPTAで先生と一緒にやるが、保育園は入らない。そのために園との関係が微妙だ。園長からは園と父母会は独立しているといわれているため、行事やポケットの使用など、スタンスがとりにくい。クリスマス会のプレゼントを包装するために園を使うのも交渉しなければならない。園と父母会は別個といわれた時どうしたらいいのか。細かいことでは近くにホームレスが多く、安全対策が気になる、害虫が多くかなり長いこと虫に刺されて腫れ上がる子がいた。父母会ニュースの英語版を作っているのだが、翻訳を仕事にしている人が訳すが、園長はそれを辞書片手に数日掛けてチェックする。そこまで必要か。また、会長は朝晩園長に顔を合わせる時間に登園しないが、父母連ニュースなどは渉外担当が持っていかなければならない。仕事が分担できない。

小日向:引っ越して文京に来た。大変恵まれている。ただ、1名削減は「およ」だ。来年度減った時どうなるか、心配。ほかには父母からの要望がどうにかならないか。保護者会は平日昼間だが時間帯を変えるとか、曜日を変えることは?。複数子どもがいるとたいへんだ。園と父母の協力関係だが、連携はあまりない。父母会が何をし、園が何をしているのか説明する場があったらどうか。

さしがや:父母会と園で仲良くが大目標。園と父母会は別個でずれが拡大していく恐れがある。今年度の総会を園で開けないという話がでた。結局できることになったが。ひとり削減の影響は1歳が18人を5人から4人になり、先生はたいへんそう。園長が変わるたびにやり方が変わるのも困る。裁量の範囲をはっきりしてほしい。

しおみ:17 名削減の影響による一人担任は年長組で初めて経験した。担任不在時の一日担任のワッペンなど、2度の話し合いを通じて導入した。9月からはゼロ歳に入っている主任が、副担任で入るようになった。年末には担任が虫垂炎で病欠、年始から復活したが、非常勤を動員しても質の問題で疑問がある。現実にはかつかつでやっているようだ。ほかには給食の民間委託への不安、父母会の案内書を園が新規に入る人に一緒に配って欲しいという要望がある。園長にお願いしたところ、原案で問題なければOKということだったが。

千石:園と父母会は良好な関係だ。ただ、ほかとは蛍光灯の規格が違うらしく、あまっている備品などが使えず、園長は電気代の捻出に苦労しているという。電気はつけて欲しい。ほかには緊急の時にオプションサービスで延長を引き受けてくれるようなことができないか、という声がある。

久堅:待機児が多く、朝晩の特例の利用が多く、土曜日も多い。特に朝の特例時間には、幼児クラスでは狭い部屋に大勢の子どもが押し込まれている。職員配置など工夫が必要だと思う。先生はがんばってカリキュラムを作ってい るがもっと散歩をという要望は多い。園庭側のセキュリティも不安。隣接する公園の保育園よりの位置にも外灯をつけ て欲しい。15年度の改築でアスベストのこと、施設整備のことなど、お願いしたいことが多々ある。

本駒込:園長と話したところ、要望では非常勤にいる男性保育士を継続し、拡大して欲しい。そのための設備改善をお願いしたい。園で父母会を開くことも、土曜日に進めましょうという話をした。

本駒込南:仮園舎におり、大きな問題はない。園長と話すと園からも誠意ある回答。改築後、戻った時に問題が出てくるかもしれないが。

向丘:コミュニケーションの不足と情報伝達の難しさを痛感している。 11月下旬、保育士削減についての説明会があり、「今、声をあげなければ、さらに削減される」という内容だった。署名や陳情の要請も。あり方協議の流れとかみあっていないところもあったが、小グループで開かれ、保育士の話があまりにもインパクトが大きく、運動を起こそうという動きもあった。その説明会から数日たって、園長はあり方協議の流れなど、実際のことを知ったということだが、「知らない」では済まされないと感じた。ほかには幼児クラスで介護休暇と病欠で常勤二人を欠く体制が1ヶ月続いた。そこでアンケートで思いを集めて12月27日に提出したところ「それぞれの父母が話してくれればいいのに」といわれたが、大勢の子がいて、先生は少なく、声を掛けられない。職員室がからになることもある。

目白台:大きな問題はないが 6年いて、園長が3回変わった。代わるごとに方針が違うため、父母が戸惑う。前はOK,今はだめなど。子どもが多いので怪我もあるが、怪我をさせたほうに報告はない。親が謝るほどではないが、させてしまった時にお詫びの場がない。こじれたことはないが、報告はあったほうがいい。非常勤は人が変わることが多く、いつ来て、いついなくなったか、わからない。名前の把握ができない。そのつど、掲示やお知らせの手紙があると助かる。5時半過ぎから、インターホンで解錠してもらうシステムなのに、外の門の鍵をしめなくていい、と警備の人が言う。夕方はとおりの交通量が多く、お迎えもまちまちなので心配。少数の先生の言葉遣いが乱暴な時に子どもが萎縮する。

駒込:(欠席だったが、伝言)保育士と保護者で子どもを語る会を開いたのがよかった。

たんぽぽ:組合が強かったが、だんだん無理な押し付けがましいことがなくなってきた。8年在園しているが、前よりいい。

千石西(書面で提出):今年度、年長組の担任が常勤1人、非常勤1人になった。子どもの送迎時に担任(常勤)の先生に顔を合わせることはめっきり減り、日常の細かい話はできなくなった。保護者会も年2回、個人面談1回。相談などがあるときは、ちょっとした
ことでも前もって連絡を取り、話す時間を確保してもらわなければならなくなった。
 保育の面でも、散歩は年中組みと一緒、回数や機会も減ってしまったようで、活動量も行動範囲も増える年長組なのに、残念です。
 長時間保育を行う保育園は、幼稚園の1人担任とは状況が違う。在籍数に関係なく複数担任を望みます。ゆとりや余裕を含めた適正・適切な配置を行ってください。

課長:ご意見、ご要望ありがとうございました。父母会の位置づけなど根源的なこともあった。園長によって対応が変わる、オプションの延長保育、男性保育士ということもあった。不満はありつつも、それなりに円滑かと、胸をなでおろしている。園と父母のコミュニケーションが大事だ。人間関係の中での、生活に大事なのはコミュニケーション。急に出てきたものというより、気持ちの中に持っていたもの、参加していない人が持っているものだろう。あさって、園長会があるので、メモして、児童課としてこういう意見があったと報告する。できることには対応するが、少し時間が欲しいというところもある。対立ではなく、折れるところは折れつつやっていきたい。


「質疑応答」

Q:区としては父母会をどのように位置づけているか。

A:悩んでいる。考え始めた。各園で自然にあるもので、コミュニケーションの形としての会で自主的なもの。

Q:利用者の声を吸い上げ、保育のあり方をともに協議する団体として認めているということでいいか・。存在して欲しくない邪魔なものとは考えていないということで、付き合っていこうと。

A:そのようにとらえている。水道にもできた。できて欲しいと思っていた。

Q:父母と園と区のコミュニケーションだが、どういうときは誰にいうのか、整理したい。チャンネルはどこにあるのか、枠組みやどこにどう伝えるか、いつも人が変わると一から出直しになってしまう。

Q:上手にコミュニケーションが取れていれば直接のほうがいい。担任やどなたかに言えればベスト。各クラスの情報はどのようにあがるか。

A:書面的には保育日誌で担任から園長に報告がある。そのほかそのつど口頭で。出欠状態から園長は把握している。

Q:うちの園では園長が変わって、細かいことを現場で制限することがなくなった。例えば夏休みを何時とるか、18:15以降は2階に上がってはいけないなど。ただ、園長によってよくなった場合はいいが、悪くなった場合は困る。園長の権限がどこまであるのか、どのレベルまでは統一されているのか、はっきりしてほしい。

Q:1歳児以上の園に看護婦と栄養士がいないのはなぜか。アレルギーなどは命にも関わるが。

A:0歳には看護婦か保健婦が必要とされているため。小日向で必要ならひさかたのNRSが園からの相談を受けるという連携はできている。

Q:給食の民間委託は白紙と聞いているがそういう認識でいいのか

A:まったく白紙。

Q:検討調査に入っていることは聞いている。通常、調査結果が出る頃には方針は
かなり固まったものになっていて、その時点で区民と話し合っても何も変わらないこ
とが多い。会えば会うほど不信感がわくようなことにならないよう、区がこれから検討することをじっくりと平行して調べたい。

A:議会での質問に調査をするという回答はしたが、どうするか、こうするかは白紙。隠密裏でやって突然ということにならないよう、できることは早め早めに伝えたい。いいことも悪いことも。

Q:今後の展望を

A:湯島の緊急一次保育所と根津出張所の跡地を認可保育園にする。根津はH15年3月竣工で4月から小規模で。公設で民間の主体に委託するという施策で展開したい。目の前の区民ニーズ、病後児や年末年始なども考え、サービスに厚みをつけたい。