保育のあり方協議会 2002年度 一覧(3回開催)
第8回−020426 第9回−020716 第10回−030110

第8回 文京区保育のあり方協議 議事録(部分)

日時:平成14年4月26日(金) 午後6:00〜8:30
場所:文京シビックセンター12階サークル室

出席:
文京区:佐藤福祉部長、鈴木児童課長、沢山保育係長、石沢保育指導担当
父母連:高橋(本駒込)、杉本(向丘)、小坂(水道)、古暮(さしがや)本橋(千石)、寺町(久堅)、椎原(しおみ)

1. 経過紹介と区職員紹介


1) 父母連より経過紹介
 あり方協議について、水道保育園の父母会設立、本駒込保育園第三者評価

2) 今年度の区職員紹介
 佐藤一夫福祉部長)文京区社会福祉協議会事務局長より区に戻り、4月1日より現職。
 鈴木高治児童課長)真砂図書館長より、4月1日より現職。
 沢山保育係長)前年度より継続。
 石沢保育指導担当)昨年度は保育主査。定年につき、今年度から嘱託で現職。

2. 公設民営に係る要望書の回答について
文書回答 別紙、
各項目への回答は口答にて。
要望1?11

質議
要望7.区の指導権限について

保)法にふれるほどでないけれど、相談にのってほしいことについて、区が保護者と園の間に入ってくれるかどうかがポイント。幼稚園でのけんかに自治体が介入できず、退園した親子の例もある。
保)横浜の私立保育園で、園長に「うちの保育方針にあわない」と言われ、差別的扱いを受けている例もある。市は強制力がなく、指導的態度をとってくれない。厚生労働省は「保育所保育指針に触れることについては、自治体に指導義務がある」という見解だが、実態は必ずしもそうなっていなく、全国的に同様の例が散見される。
公設民営園への指導的立場は、私立に対するようなものか、公立のような対応ができるのか。

要望6.地域、保護者、父母会との連携について
区)日常保育については園と保護者で話し合ってもらう、それを越える話には区が対応する。

要望8.情報公開について


保)日常保育体制について、朝夕の人員配置など、細かい話をしたい。保護者は、保育の質というとき、人的要素に着目してる。他の公立園で開示要望できることが公設民営園でできない不安がある。情報開示に細かい規定をもりこめるか?
情報公開の拒否について争う裁判は多い。区はそれを踏まえて区の情報公開条例をつくっていると思うが、開示範囲は微妙なところがあると思う。開示していい範囲は区として主体的に判断してほしい。

区)情報は原則公開。公人情報保護条例に準ずる。
委託企業など第三者がつくった情報にうちては、区に開示要求があった場合、つくった人、法人に意見紹介をし、その可否判断による。ひとつひとつの公開条件、範囲はケースバイケースになる。


保)開示条件を個別に検討することを確認したい。区立で出せる情報は出してほしい。
保護者が情報を求める側、園運営の受託法人が情報を守る側とすれば、区は裁判官役をつとめてほしい。


保)運営委託をはじめた法人へのモニタリング、第三者評価など事後評価の計画は?
区)まだ実質的には検討していないが、契約履行の確認、苦情対応は当然していく。


保)かご町小の公設民営園が、例えば夜10時までやる、一時預かりや産休明け保育をする、など区立保育園でやってないことを提案したらどう判断する?区の考え方ははっきりしていないようだったが。


区)これまでの区立園の保育内容も、3才児までの園や延長の有無などあり、横並びではない。産休明け保育や病後児保育を検討中だが、やるにしても全園一斉にはできない。各園で特色はでてくる。プロポーザルで10時までとか提案があったとしても、学校との調整、協議が必要。

9.事業者の選定について
寺町)何の条件を重視して選定したか、保護者にもわかるように提示してほしい。
(三鷹の例では、社会福祉法人が一億二千万円、企業が七千万円の委託金額を提示した。この場合、委託金額の安さが選定の基準、とわかる。)

沢山)選考の仕方は、選考後に公表したい。プロセスとしては選定委員会の判断を区が受け、受託者をきめる。金額だけの選定基準なら選定委員会は必要ないので、金額だけではないことは大前提。

要望5 保育士の次年度継続契約について
保)単年度契約であっても実際上、特別養護老人施設では10年以上おなじところに委託を続けている例もある。単年度契約だからといって、職員の年度越し継続を条件に盛り込めないのはしっくりこない。
区)区としてもしっくりこないが、単年度契約なので契約更新の規定自体がない。委託を切るときの契約条件もない。が考える必要はあるだろう。契約課と相談する。実務上は前年度内の適切な時期に次年度契約の相談に入るので、三月にはいって急に来月で終わり、ということはない。

保)前年度実績をもとに、次年度は随意契約ということか?
区)そうです。
保)随意契約の条件を予め詰めておくことはできるか。
保)単年度契約の利点は、毎年契約更新が切れるかもしれない、という緊張感があるところ。それは2、3年は有効だが、契約が長くなると慢心する可能性も大きい。
保)年度契約の更新検討時に、事業の評価をしてほしい。
区)具体的にはそうなる。2年?4年たつと、保育士の継続状況など自ずと結果がではじめるので、評価を行っていく。
保)働くのがいやになってやめるような職場であってほしくない。
保)単年度契約で、来年はこの園(委託先)がないのでは、という不安は常にあるのか。
区)区立なので、急に園そのものを止めることはない。
保)委託先が変わって園ががらりと変わる不安もある。
区)実質には0才が3才になるまでの4年は同じ委託先に続けてもらう考えでいる。

保)ある特養では、介護保険導入前は人件費率が78%で保育園とほぼ同じだった。それが導入後には55%になった。パート職員の増加による。保育園の公設民営でも同じ構造になるのでは。パート=不安定雇用の人が増えて、人の回転が早くなる。ある私立認可保育園の保育士の平均年令が20代後半という例をみても予測されること。

保)安くなるのはやっぱり人件費の部分だろう。保育士継続に問題があれば、区も考えて行く。契約書の内容、経費は毎年見直す。

保)人員配置の条件は都基準以上というが、区加算の保育士配置は考えているか?
区)区加算は考えていない。区加算の状況も応募法人に伝えていない。区加算は人員の必要のあるところにつけるもの。例えば障害児加算などは、公設民営園には障害児保育を求めていないのでつけない。今後の保育サービスの増加などについては委託料の見直しはある。
保)委託契約料の決定の際、提示額を値切る代わりに金額据え置きで人員配置を増やすやり方もあるか。
区)それは考えられる。

3. 文京区保育のあり方協議会会則について


1) 委員の構成:企画課長をはずすことについて


区)あり方協議は保育士17名削減への対応から出発したため、企画課も入った。昨年度、削減された保育士分の非常勤保育士を継続的に措置することになり、企画がらみの削減問題への直接的な対応は一段落した。保護者との話し合いの仕方も少しづつつかめてきたと思う。むしろこれからは保育に足をつけて、児童課所管の保育内容のことを中心に話し合っていきたい。そのため、企画課は委員からはずしてもよいと考えた。

石沢児童主査は、今年度嘱託の保育指導担当になった。現在の児童主査は給食と給付の担当のため、委員として適切でないのではずしたい。

保)これまでの経過から、児童課と話し合っていても、福祉部をとびこえて企画から話が降りてくることがあるので、企画課に入ってもらった。宮下参事は属人的に入っていたとは認識していない。
保)全庁的な施策をまとめる立場の人が、現場レベルの声を直接聞くのは大切なこと。


区)行財政改革は企画が先行してやっていたわけではない。企画がやっているのは全体調整。現場の声を聞くとしたら、企画課はすべての会議にでなければならなくなる。

保)あり方協議の協議内容が、福祉部内だけでなく、全庁的に逐次周知、認識される仕組みとして企画課も入る意義がある。毎回出席は無理としても、議題、議事録を読んでおいてほしい。

区)企画課に毎回議事録を届けることはできる。会則の(組織)第3(3)「その他父母連が必要とする者」、を「その他協議会が必要とする者」と直して、必要な場合企画課に出席を要請することもできる。ただし、区政全体のバランスと福祉部児童課といして推進したいことが相容れない場合もあることは承知しておいてほしい。

保)あり方協議のスピリットとして、区民が、検討の結果決まったことを聞かされる場なのか、政策検討のプロセスに参加できるのか、が問題。
保育士17名削減については行財政改革懇談会で所管課を飛び越えて議論され、11月頃中間報告された。保護者(区民)は素案の出た11月後半から政策決定が固まる2月まで間に計画条件の把握、保護者全体への周知、意見収集、要望書作成など、相当の仕事量を働きながら年末年始をかけてこなさなければならなかった。それは区民参画うたう体制としては無理がある。政策策定のもっと早い段階で相談したい。

そのために保育のあり方協議をはじめて、非常勤保育士の継続配置、公設民営や第三者評価についてじっくり話し合っていくことなど、秋口あたりにはだいぶ区との信頼関係ができたと思った。しかし、2/5のかご町小への公設民営の突然の決定と2/6のプレス発表、それについて、PTAには説明があり父母連にはなかったこと、などについて、信頼関係は一歩後退した。

企画課長を委員から抜くにあたっては、区の政策プロセスへの早期参加を会則に反映してほしい。
給食の民間委託検討についても、決まってから報告として話がでてくるのでは、という不安がある。

2)議題の提案について
保)これまでは、保護者の問題意識にあることを議題として出してきた。これからは、区が検討している、しようとしていることについて区からも議題にあげてほしい。
今後、年に2回の定例会としたら、双方から議題をだす体制にしていきたい。

区)あり方協議は保育士17名削減に対して保育水準をどう保つか、というところから出発した。そのため、保護者の疑問や意見に答える形で展開してきた。今後は、区からも情報を提供していきたい。

保)会則の変更については、5/19の父母連総会時に図らなければならない。年度の変わり目なので、保育のあり方協議会の性格については保護者の側でも再検討してみる。「保育施策の新規実施、変更に関して、区は調査計画段階において情報を提供する。」などの主旨の文を盛り込めればよいが。5/19前までに代替文案を検討したい。

4. 保育士17名削減の影響の検証について
保)平成13年度に過配置だった6人の保育士削減された園も含めて、17名削減の影響の検証をしていかないといけないと思う。
保)園ごとの保護者と保育士の声は、父母連の定例会で募ってみる。区は園長会を通して影響や意見を聞いてきてほしい。
区)今後の園長会で聞いてみる。


第9回 文京区 保育のあり方協議 記録 020716
日時:02年7月16日(木) 午後6:30〜8:30
場所:文京シビックセンター
出席:区:福祉部長、福祉課長、沢山保育係長、石沢保育担当
   
父母連:萩澤(駒込)、杉本(向丘)、嶋本(本駒込)、寺町(久堅)、富田、椎原(しおみ 記)
議題:
1. 文京区の保育について(文京区より紹介)
1) 年末保育を実施予定 12/30,区立の拠点園を選び、そこに人を集める。
予算裏付けはなし。
   対象:在園児 詳細未定
2) かごまち保育園に続き、湯島、根津に低年齢児園を開く
3) 文京区地域福祉計画の見直しを実施中。父母連からの意見を求む。個人意見も受け付ける。父母連)地域福祉協議会のメンバーは高齢者や障害者の比重が高い。全体のバランスの中で乳幼児、子供世代の声を代表する人も増やしてほしい。
区)そういう意見も、地域福祉計画の見直しとして入れてほしい。
2. かごまち保育園、公設民営について
・ (株)ベネッセが運営、入園内定は7/8時点で計38人(定数60人)。内訳は、
0歳12人(満員)、1歳13人(定員?2人)、2歳7人(?9人)、3歳6人(?11人)
・ 延長2名、区立からの転園2名
・ 運営内容、時間は区立と同等
・ 保育士の構成
平均年令42歳。20.30.40.50代とまんべんなくそろった。保育士の応募は150人。
施設長1名、常勤14名、非常勤9名、調理(栄養士)3名、看護士1名 の体制
・ 公立の園長会には入らない。(区職員としての検討事項が主なため)
   連)他の園もベネッセと情報を共有してもいいのでは?
    →他の方法でも、文京区の他の園との交流、議論の方法はあるだろう。
・ 父母会について、ベネッセの他の園では父母会もある。個人の意志で参加。
   連)かごまち保育園に父母連ニュースをおかしてもらうのは?→区もOK
3. 湯島分園と根津新規園について
1) 湯島の保育園について
・ 私立たんぽぽ保育園の分園として運営。
・ 緊急一時保育の枠3名を確保?湯島緊急保育所の機能を受け継ぐ。
・ 分園に関する規制緩和と今回の園での対応
○ 施設長がいらない(本園と兼任)→兼任
○ 調理室がいらない →独自に設置
○ 医務室がいらない →事務室と兼ねて設置
○ 看護士がいらない →保育士兼看護士1名を置く
○ 嘱託医      →本園と兼任
○ 分園として、定員30人まで、分園は二ケ所まで、という規制は撤廃された。
以上のように、規制緩和の条件よりも、ずいぶん充実した内容になっています。これはもとの施設や区との相談もありましたが、最終的に園の判断によるものだそうです。
・ 本園と分園の関係、交流について
普段の園運営、行事、園外保育等は、別々。
3歳になったら本園に移れるか? →検討中
2) 根津の新規保育園について
根津一丁目住宅の中に設置する低年齢児園。運営事業者はプロポーザル方式で決定予定。平成15年度開設。
4. 病後児保育について
区) 検討したが、医者がいないと責任上不安。病後でも容態が急変することもある。
品川区では実施。別個の部屋を確保し、病気の子供同士も分離する。施設対応も課題。
連) エンゼル多摩などの施設では、病後児の個室に看護士さんが付く。医者が開業し、補助金がつく形。
区) 病後児対応については今後も検討。
5. 給食民間委託の件
・ 学校給食では民間委託がすすみ、調理士を保育園で受け入れている状況。
・ 平成10年から保育園給食も民間委託できるようになった。検討は進んでいない。
連) 品川区では委託開始。最初のひとつは一生懸命やっておいしいが、2、3園になると手がまわらなくなって質が落ちる心配がある。
区) 保育園は学校と違って、夏休みもなく、昼、おやつ、延長食と一日中つくっている。(職員が年間フル回転している。)民営化の積極的なメリットを感じない。運営としては、病欠の人の人当てフォローが大変。
6. 東京都福祉法人改革の件
連) 都は社会福祉法法人(社福)とその常勤保育士への補助不要の答申を発表した。国基準への独自加算不必要との厚生省通達もある。都基準廃止(保育士数加算廃止等)のおそれは?
都は財調(都から区への予算再配分)を減らしてくるのでは?
そうなっても、区は都に同調して保育の配分を減らさないで欲しい。
区) 23区の厚生部長会に、社会福祉法法人、常勤保育士への補助をつづける要望をだそうということに。来月の区長会への都からの報告を受けて、部長会に説明が来る。それを受けて対応。23区でまとまって意見申し入れをすることになる予定。都の答申は、社福が他の法人との競合の中で、サービス、施設の向上を見直しでいく主旨。
連) 補助金を減らして社福がよくなるのだろうか?減らす補助金をどう再配分するのか気になる。国の方針はともかく、地域ごとの判断で福祉の内容、財政を検討していってほしい。
7. 非常勤保育士のあり方について
連) 規制緩和で職員に占める常勤保育士の比率の制限がなくなった。正規職員の非常勤化が進むのは不安。昨年度の17名保育士削減で非常勤措置を要望したが、それはないよりましという論。非常勤の比率が増えるのは困る。非常勤もできるだけ有資格者にしてほしい。
区) 非常勤職員は現在270人。週30時間の人は必ず有資格者。
延長時間の正規1人、非常勤3人は、用務のいない時間帯なので、掃除もする。
連) 非常勤も増えているからこそ、責任や役割を担って欲しい。特に長時間の方。
8. その他
連) 急な変化や決まりごとがあるときは、ぜひ一報してください。
  次回予定  11月末から12月はじめの予定

第10回「文京区保育のあり方協議会」拡大版 030110

1月10日(金)18:30〜20:00位
場所:文京シビックセンター地下2階の消費生活センター

議題
1.今年度の保育政策の実施状況について
2.来年度の保育政策の方向性について
3.父母連アンケートに基づく要望事項について


参加者・・・区 福祉部・児童課4名 保護者12名


1.父母連から


1) 全保護者アンケートの集計結果紹介


2) 保育園における投薬について質問
原則は保育園では投薬はしない,ということは承知しているが,慢性疾患などの場合の対応についてはどうなっているのか。
3) 既存保育園の施設整備
○保育園には夏休みが無いので、冷房の整備をすすめて欲しい。
○アスベスト問題の現状を知りたい。

2. 文京区から


1) 今年度の保育の実施状況
○8 月に公設民営の駕籠町保育園開設 (0 から 3 歳児)
○9 月に私立たんぽぽの分園開所 (湯島,0 から 2 歳児)
○目白台保育園にて屋上防水・外壁補修など工事 (継続中)
○なかよしの家保育室が都の認証保育園に (12 月)
○年末保育を検討した。(来年度から実施の予定)
○延長保育の弾力化を検討中
○平成 15 年から 19 年の地域福祉計画を策定。多様な保育メニューという観点 で 11 項目を挙げている。

2) 平成 15 年度の保育の計画
○久堅の耐震,内装工事( 8 ヶ月間)
○根津の公設民営保育園
・ 4 月 1 日開所予定
・7 事業者からのプロポーザルをうけ,株式会社日本デイケア                                                                                     センターを選定
・ 定員: 0 歳児 6 人,1 歳児 7 人,2 歳児 8 人
○15 年の年末 12 月 29 日と 30 日に,年末保育の実施を予定
- 全園ではなく,「拠点園」を設定して行う。詳細は検討中。
○延長枠弾力化: 定員に加えて「臨時枠」を設定することで待機          児対策とする
○シビックセンター内に,子ども家庭支援センターを整備
 虐待対策や、子育ての悩みの相談に乗るなどする。
○幼保一元については,区役所内に関係部署 (福祉,教育,総務 = 私立幼稚園窓口) の
  プロジェクトチームをつくって検討を始める。
○保育士配置は,常勤,非常勤とも平成 14 年から変動なし。
○給食の民間委託は,その後まったく検討していない状況

3) 東京都の「社会福祉法人改革」および「都立福祉施設改革」委員会について
○都は、都市型保育として、認証保育所や認可保育所の時間延長、休日保育などを謳っている。しかし,区では都市型保育の必要性は一部認めつつも、今後も認可保育所を中心に保育行政を捕らえている。
○ 提言に具体性がないので,私立保育園への補助経費の削減等について具体的数字を要求している。

3.意見交換 [ほ]:父母連,[区]

1) 待機児対策としての幼保一元化の検討
[ほ] 待機児対策の一環として進めるのであれば,他部署にたいしての働きかけを積極的に進めていかなくてはいけないのではないか?また現状の保育園で足りない部分があるのだとすれば,幼保一元化などといわず,すぐに保育にとりいれてほしい,とも思う。

[区] 当初 3 年の地域福祉計画では,プロジェクトチームによる研究,勉強会程度と考えている。23 区中 3 区で実施されているが,まだ時機は熟していないと思っている。待機児対策は、あらゆる可能性を探って、取り組んでいく。

2) 単発延長
[ほ] 延長枠に入っていても必ずしも全員が毎日,延長保育を受けているわけでもない。この変動部分に対しての受け入れをできないか?

[区] まずは,延長枠の弾力化から始めたい。延長の拡充と表裏一体で,定時のお迎えに間に合わないで実質的に延長保育となってしまうケースの取り扱いも見直す必要がある,と考えている。課金も検討の必要あり。

3) 病後児保育・投薬
[区]病後児保育は、今後3 年間,地域福祉計画の中で,医師会などへの積極的な働きかけをおこなっていきたい。
[区] 投薬について:医師会からの申し入れ(投薬は医療行為となるので保育園では行えないという原則を確認されたい)を周知する,というスタンスは従前より変わっていない。ただしもちろん,そのことで重大な問題が生じる場合,医師,保育園,区福祉部にご相談ください、というのが,公式の立場。現実的には,慢性の病気のケースでは医師の指示書などによって個別対応している。

4)アスベスト
[区]さしがや保育園の最終報告を発行直前である。千石,本郷の状態も確認している。久堅の改修時にもアスベストの有無を確認してから作業をすすめる。

5)冷房
[区]施設管理部門に、できるだけ早く整備するように要望していく。

6) その他
[区] 朝夕に常勤の保育士が少ない、などの声と関連して,複雑化しているローテーションを見直すことを検討している。保護者と担任とのコミュニケーション改善に役立てたい。
[ほ] 子どもが障害児と認定されると延長保育に受け入れてもらえない。障害児の線引きに納得がいかない部分がある。
[区] 保育要綱で障害児は 8 時間保育となっている。現状は,障害児認定前から 11 時間保育で受け入れている場合には,そのまま 11 時間保育での 受け入れを継続している。認定後は,保育士の配置が変化する。今のところ,延長に対応することはできていない。
[ほ] 千石保育園で第三者評価を実施予定とのことだが,千石を選んだ理由と今後の進め方は?
[区] 保育園として,一定の改修工事が済んで設備のきれいなところ・0 から 5 歳児が在園して 100 名程度と典型的な規模のところ,のなかで選んだ。 今回は,都の予算による第三者評価で,千石保育園,認証保育園 (ピノキオ),特養 4 か所,障害者施設 1 か所の計 7 施設について行う。結果の公表は,義務づけられてはいないが,該当施設に結果を戻すとともに,公開していきたい。

(他に話し合われた主な議題・・男性保育士・千石西の有刺鉄線問題・運動会などのお土産の内容・保育士の年齢層について・・などなど)