男の子の本選び…お勧め児童書ご紹介

「本好きな子に育てる」ことを子供に2カ国語教育をする上での一番の目標に
してきました。毎晩、私は日本語、夫は英語の絵本の読み聞かせを続けたせい
か、その後小学校へ上がってから二言語同時の学習環境にすんなり順応できま
した。
息子が8〜9才時にハリポタブームで全巻読破してから、英語の方は順調に読
書の幅を広げています。一方、日本語の方は私が下の子に絵本を読み聞かせて
いる間、一人でマンガを読むようになりました。普段触れる機会のない生の
「会話体」を覚えるのには効果絶大でマンガを読むのは大いに結構なのです
が、小学校6年生の現在も日本語の読書の幅が広がっていないのは問題!と私
が重い腰をあげることになりました。
「日本の子はどんな本を読んでいるのかな」と、ハリーポッターをキーワード
に読書愛好家のHPをいろいろ見てみたのですが、本好きな子ってどうしてこ
んなに女の子ばかりなんでしょう!「ファンタジー大好き」って言う事そのも
のがすでに少女趣味なんでしょうね。男の子の本選び…ちょっと難航しそうで
す。
ここには、坊主が読んで面白かった日/英の本を本人のコメントも交えて書い
て行きたいと思います。ただ、本代はケチるなと言いつつ根っからの貧乏性な
もので、ここに取り上げる本は、ペーパーバックか文庫版になっています…そ
れとうちの子の英語と日本語の読書力の違いから、紹介する英語本は「中学生
向け」、日本語本は「小学生向け」と違いがあるのでご了承ください。


"The Eyes of The Dragon" Stephen King (邦題「ドラゴンの眼」)
ホラーの大作家が自分の子の為に書いた中世の古典がベースのファンタジー。
二人の王子の兄は賢く気高いが、弟は劣等感を持っていた。その兄が魔術師に
幽閉されてしまい、助け出すために弟が魔法の水晶を持つ邪悪な魔術師と格
闘。「針の塔」の大脱出劇は手に汗握る。隙間の無い壮大な物語だが、中世の
歴史に興味ある子なら無理なく読める。★★★


"Artemis Fowl" Eoin Colfer (邦題「アルテミス・ファウル−妖精の身代金」)
アルテミス少年は12才の知能犯。巨万の富を狙って「妖精の秘密暗号の読
解」を試みるが、ハイテク武装(?!)した妖精集団に阻まれる。世界を転々
としながらの妖精達との攻防戦がスリル満点で、最初の数ページで坊主はすっ
かり虜に。ハリウッド映画化も決定だそう。「ハリポタの100倍面白い!今
まで読んだ本の中では最高!」とは本人の弁。 ★★★★★


"Northern Lights" Philip Pullman (邦題「黄金の羅針盤・ライラの冒険シリーズ)
児童文学賞受賞作品のベストセラー。とは言っても11才の女の子が主役だ
し、暗く取っ付きにくそうな内容でどうかなとおもっていたが、程なくはまっ
てしまう。謎の鍵を握るおじを助けるために旅にでるのだが、SF的な超自然
現象や大人も子供も動物の形をとったスピリットと共に生活している設定など
が想像力をくすぐるようだ。これは3部作で完結するのだが、一作目のこれを
半分も読み終わらないうちに 「早く3巻まで読みたい」気持ちにさせる。
★★★★★


「チョコレート工場の秘密」ロアルド・ダール作 田村隆一訳
貧しい家の子チャーリーには近所のチョコレート工場が気になってしかたがな
い。幸運にもその不思議な工場見学の招待券を当て、他のクセのある子供達と
一緒に、魔法使いの工場長の案内をうける。ジョッキで飲めるチョコレートの
川とか、あぶくで一杯になって空を飛べる飲料とか、ひとつひとつの部屋に思
わぬ発見が。チャーリーがおいしいチョコレートを味合う度に自分も食べたく
なってきちゃうよ。★★★


「宇宙人のいる教室」さとうまきこ作
主人公のテツヤは4年生。そこに耳がちょっと大きく身体が弱くて服装も幼
く、一風変わった感じの転校生がやってくる。その子が普通とちょっと違う事
からいじめっ子の格好の標的にもなるが、日々の学校生活を通して次第にテツ
ヤとの友情を深めて行く。この転校生がタイトル通りに宇宙人なのかどうか気
になってどんどん読めたよ。友達の大切さがよくわかる。★★★





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