私たちは主人の仕事の都合でドイツからスイスへ引っ越しました。引っ越した先はスイスのドイツ語圏とフランス語圏の境で、70%がフランス語を使うところです。アパートの周りの住人もほとんどフランス語を話します。
引っ越したとき長男は幼稚園でした。学校へはスクールバスがあることを教えてもらって、長女はバスで通っていましたが、幼稚園の長男は午前と午後で、一日往復2回を私が車で送り迎えしていました(後ななって、申請すれば幼稚園児もバスが使えることが分かりました)。
引っ越してから2ヶ月後、姑から連絡があり、訪ねて来て泊まると言うのです。引越しの片付けも済んだかすまないか、フランス語は習ったことがないのでちんぷんかんぷん。子供たちは新しいい環境で、アパートの子供たちとも意思の疎通ができなくて外から眺めていて、「行ってみれば」と言っても「フランス語が分からないから」とバルコニーから遊んでいるのを眺めていると言う状態でした。
姑がやってきました。子供がバルコニーに出ていると、「危ないくないの、見ていなくて良いの」。家の中の家具の配置やら、「あれがいるでしょう、これはこうしたら」。来てから2ヶ月にしかならないくて、おまけにフランス語で事情が良く分からない私に「あれはどうなっているの」。
ついに、全く誰からも何も言われたくなくなって子供部屋に閉じこもって中から鍵をかけてしまいました。 外から声を掛けられても返事をする気になれませんでした。
主人と、姑は子供たちを連れて外食しに行きました。
帰ってきた後は主人が何を食べて来たかを話てくれましたが、どうして閉じこもったかと言うことは聞かれませんでした。そして数日たって姑は帰っていきました。
姑は、息子達がどんなところに住んでいるのか見たいと言う好奇心が先にたって、全く知らないところ言葉の分からないところへ引っ越してくたびれているということまでは考え付かなかったようです。行っても大丈夫かどうか、いつ行ったらよ良いか位のことは聞いて欲しかったです。学校が休みなら私にも時間的に余裕があったでしょう。
スイスで4人目ができてアパートに泊まってもらえなくなったので、姑が訪ねて来てもこれ以後は近くのホテル。こちらもフランス語圏との境での生活にも慣れたのでこれ以後はこういう場面は起きませんでした。
別居して近くに住んでいる長女のところへは、向こうの都合を聞いてから出かけていきます。