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■塩素中和測定記録■

○アスコルビン酸で塩素を中和してみました



 水道水の塩素を除去するために、どれくらいのアスコルビン酸が必要なのでしょうか。平成12年4月5・6日に試験しました。
○塩素濃度の試験方法は、JISの公定法であるオルトトリジン比色法で、器具はSuido Kiko社の塩素チェッカーCRT-1000です。水をスポイトで入れてゼロ補正をし、試薬を1滴たらしてボタンを押すだけ。簡単です。
○まず、水道水の塩素除去効果です。下にその測定結果を示しました。アスコルビン酸は、水1リットルに薬さじの小さいほうですりきり1杯(耳かき山盛り1杯程度)を溶かし、その溶解液を水道水に添加し、その添加量を0.5mlから0.5mlずつ増やしていきました。
水道水 湯沸器の水 ろ過水 0.5ml 1.0ml 1.5ml 2.0ml
濃度(ppm) 0.73 0.54 0.00 0.60 0.40 0.22 0.04
水道水は測定時間を変えて何回か計りました。だいたい0.6〜1.0ppmの間です。湯沸器を使うと少しカルキが飛んで3/4くらいに減りました。ろ過はZENKENのクリスタル21(活性炭と中空糸でろ過)を使っていたのですが、みごとに0です。
アスコルビン酸の添加量に比例して塩素濃度が減少し、2.0で大体0になりました。希釈倍率からすると、水道水50リットルに耳かき1杯です(写真)。
○実際の風呂でも試してみました。うちの風呂は宿舎の作りつけなので小さいのですが、水を浴槽の端いっぱいにして試験し、下にその測定結果を示しました。
水道水 2時間半静置 沸かした後 1/3 2/3 すりきり1杯
濃度(ppm) 0.79 0.78 0.64 0.47 0.21 0.04
静置しても塩素はなかなか飛びませんが、沸かすと少しは減りました。アスコルビン酸は前の試験と同様に、添加量に比例して塩素が減少しました。アスコルビン酸のビンに添付のさじですりきり1杯程度でほぼ0になるようです。一般家庭の風呂でもすりきり1杯(約500mg)で十分だと思いますが、夏場の塩素の高い時期には少し大目にするとよいでしょう。主治医も風呂に入れるアスコルビン酸の量は300〜500mgと言っていたそうです(おいおい、夫が試験する前に言えよ!それに一般家庭でどうやって300mg計るんだ?)。
○結果は教科書どおりというか、当たり前というか、でも自分で添加の効果を確かめると安心します。特に試薬を入れると塩素があると黄色に発色します。色がついたとたんにこんなに多いのかとびっくり。放射線のように目に見えないと実感できないということは怖いですね。アンテナを高め、いろんなものを自分の手で見えるようにするしかない!

●塩素測定のための機械・試薬について、調べた範囲で書いてみます。
塩素検査キット
1 パックテスト(共立理化学研究所)10本入り        1,400円
(0.1〜5ppm間6段階、比色表で判定)

2 水質検査セット(共立理化学研究所)5回分         1,600円
(段階不明、比色表で判定)

3 クロールマスター(コニカ) 200テスト入り      16,000円
(0.1〜5ppm間6段階、比色表で判定)

4 残留塩素テスターくろるくんDCT−100(TACMINA?)  84,000円
 (連続値デジタル表示、試薬は200回分4,450円)

5 残留塩素測定器(SIBATA)             10,600円
(12段階の比色板で判定、試薬100ml 1,300円)

6 残留塩素測定器クロルテスター(オーヤラックス)     20,000円
(10段階の比色板で判定、試薬350ml 6,000円)

7 ミズミル(タニタ)  2,500円
(起電力測定方式、LEDで5段階表示、アルカリイオン水は測定不可)

1・2・3の比色表も5・6の比色板も同等の精度で、値段の違いは可能な検査回数の差に過ぎないようです。

手軽なところでは、近くのDIYの店で4回検査分の試薬を180円で売ってました(クリタックのウォーターチェッカー)

ただ、ウチの場合、風呂水の塩素除去には困難が伴ってます。いくら叱っても子供が水道水での水遊びを止めないのです・・・(笑)
風呂だけでなく、シャワーを用いるときも塩素の除去が必要です。ゼンケンのシャワーヘッドもいいようです。