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■最近の雑感■

○昼休みのシャンプーが効果



平成17年11月20日の朝日新聞によると、厚生労働省研究班の調査で昼休みのシャワーで症状が改善したとのことです。群馬県内の7校の協力で53名を対象に、昼休みに3〜5分の温水シャワーを実施したところ、6週間後には全員の症状が改善したとのこと。体育などによる汗やほこりを除去する効果によるのでしょう。ところで、昼休みにそんな時間あるのか?

○厚生労働省が総合対策



平成17年9月7日の朝日新聞によると、アレルギーの治療の地域ネットワークづくりなど診療体制の整備を来年度から5ヶ年で行うそうです。中でもぜんそく死対策に力を入れ、「患者カード」の普及を図るそうです。平成15年にはぜんそくで3701人死亡したそうです(アレルギー以外も入っているのだと思います)。

○小児用エピペンがいよいよ認可



急性アレルギーの小児用「自己注射器」エピペンが厚労省の認可を得、3月にも承認・販売されることになりました。関係者のご尽力に頭が下がります。メルク社が販売することになります。もちろん、医師が患者や保護者らを十分指導するよう注意がつけられています。

○アラジーポットが相談部門開設



アラジーポットが有料で直接に相談できる窓口「アラジーポケット」を開設したとのこと。メンバー登録した上での予約制で、費用は30分2千円、1回の相談1時間まで。メールや電話での相談はしていない。詳しくはアラジーポットのHPより。

○キヌガサダケとかんぴょうがアレルギーを抑える可能性が



 平成16年11月2日の朝日新聞によれば、栃木県保健環境センターの研究によれば、キヌガサダケとかんぴょうの抽出成分にβーヘキソサミニダーゼと呼ばれる酵素の放出を抑えアレルギーを抑える作用があったとのこと。細胞での実験ですが、臨床でも効果が確認されるとよいですね。

○患者向け喘息診療ガイドラインが発売



 「アラジーポット」が一から制作に携わり、厚生労働省班会議で作った「EBMに基づいた患者と医療スタッフのパートナーシップのための喘息診療ガイドライン2004(小児編)」「同(成人編)」が平成16年11月から一般に販売が開始されました。http://www.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa4a2501.htm(読売新聞URL)A4版カラー刷り24ページ、税込み126円で協和企画より発売です。

○アレルギー表示のパブリックコメント結果



 厚生労働省がアレルギー表示の見直しについて平成16年8月2〜31日まで実施したパブリックコメントを報告しました。意見は39件で、ゴマの追加を求めるものが多かったとのこと。その他は弁当のおかずなどの個々のものへの原材料の個別表示、飲食店・給食施設・対面販売での表示の義務付け、製造ラインでの微量混入のための製造ライン表示、大豆の追加、微量のものの表示、議論の場への患者代表の参加などの意見があったそうです。

○FAAAへの加盟を目指してNPO法人申請へ



 アメリカ・イギリス・オーストラリア・オランダなど6ヶ国の食物アレルギー患者団体FAAAは、発症時に自分で注射できるエピペンの普及啓発、救急車への100%搭載などの活動を行っている。このたび順天堂大を中心としてアレルギー表示検討会を発展させてNPO「食物アレルギーパートナーシップ」を立ち上げ、国際的ネットワークへの加盟を目指している。

○バナナがアレルギー表示推奨に



 6月23日のアレルギー物質表示の厚生労働・農林水産合同会議において、01〜02年のアレルギー3508症例中バナナが原因のものが40例あり、そのうちアナフィラキシーが4例あったことから、表示推奨になりました。エビの症例は5位、重篤な症例の6位と高かったがエビは種類や個人差が多く研究継続に。ゴマは03年7月約1500家族対象調査で6位と高かったが01・02年の医師の調査では26位、重篤な症例の23位と大きな差があったため調査継続になったそうです。牛肉やリンゴより発症例の多いメロン、カカオ、マグロなども調べていくとのこと。ゴマは治りにくく、多くの加工食品に入っているため早急の指定が必要ですね。

○北海道厚真町の学校給食における除去対応について、前栄養士の柴田氏の講演から抜粋



◆現状について
・厚真町では小学校5校で295人、中学校2校で177人、その他教職員を含め557人分の給食を作っており、そのうちアレルギーは9人。
◆体制について
・町では町の補助のみで食アレ対応しており、調理員一人を毎日交代で配置している。調理はアレルギーゾーンで行っている。食アレの子の給食費は同じ。
・配送には名前を書いたランチジャーとクーラーバックを利用、食器は了解を取って一般用を使用。いたずら防止に配送時にはコンテナにかぎをかけ、子どもが自分で盛り付けをする。
◆保護者との連携
・診断書の代わりに無料または低料金の食アレの報告書を提出してもらっている。原料組成表を添付した献立表を保護者に確認してもらい、確認書を出してもらっている。
・年2〜3回打合せを行う。
◆その他
・学校・保護者・栄養士・調理士がすべて理解してもらってからやることが必要。
・食中毒が怖いのではなく怖いのは基本を忘れることであり、アレルギー給食も同じ。
・学校給食の目標は学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと。また学校教育はすべての子が平等に受けられるはずで、学校給食も学校教育の一環と考えれば平等に受けられるべき。
・食アレに対する理解や配慮があり、本人や保護者の気持ちを大切にする信頼関係が必要。


○ぜんそく患者のための診療ガイドライン



 平成16年6月13日の朝日新聞によると、イラストや表を多用した見やすい診療ガイドラインがアラジーポットの協力により完成しました。病気の知識がない方でも分かりやすく書かれているそうです。講演会での配布の他、財団法人・日本医療機能評価機構がウェブサイト(http://minds.jcqhc.or.jp/to/index.aspx )で順次公開するそうです。

○ダニの掃除法



 先日の新聞記事で、夜行性のダニ退治の方法として夜8〜9時まで電気をつけておき、30分間消してダニが出てきたところを掃除するというのがありました。子どもを早めに寝かせる家では実施が難しいでしょうが、どうしても寝始めに痒くなる場合には、寝具を別室で掃除するとかして工夫次第で可能ですね。

○中小企業のアレルギー表示は義務付け5品目で7割



 平成16年5月6日の日本流通産業新聞によれば、中小零細企業のアレルギー表示は義務付け5品目で7割(大企業はほとんどが表示)、19品目では4割(大企業は7割)だそうです。さらには、表示の義務付けを知らない企業もあったそうです。


○油祖離宮八幡宮



 京都にある油祖離宮八幡宮という神社は、平安時代からエゴマの油を作っていた由緒ある神社です。エゴマ料理のレシピやアニメーションによるカエルの昔話もあり、神社のサイトとは思えないとても不思議なサイトです。アドレスは http://www.page.sannet.ne.jp/rikyu-hachiman/ です。


○全日空の国際線で5大アレルゲン除去の機内食



 平成16年1月18日の朝日新聞によれば、全日空の国際線全路線で5大アレルゲンを完全に除去した機内食の提供を始めたそうです。メニューのカラー写真も掲載されていましたが、中身ははっきり分かりません。全日空のサイトにはありませんので、決まった内容ではないのでしょう。

○布団でダニなどのアレルゲンを分解



 平成15年12月26日の日本経済新聞によれば、ダイワボウがダニのふんや死骸を吸着分解する加工を施した布団を販売するそうです。信州大学との共同研究で、フタロシアニンという物質がアレルゲンを吸着分解するとのことで、この物質で加工しているそうです。羽毛掛け布団は6万円から。敷き布団は2万5千円からだそうです。ダニに強く反応する方は、検討されては。但し、この化学物質に対する反応や羽毛に対する反応も考慮した上でですね。
 また、平成16年2月10日の日本経済新聞によれば、抗ダニアレルゲンフェノール系ポリマーを固着させた繊維「アレルバスター」が発売されるそうで20回洗濯しても効果が落ちないそうです。


○アトピー診断基準マニュアル作成



 静岡県が標準的なアトピー診断基準マニュアルを作成しました。県で作成というのはこれまで例がありません。県のアレルギー対策検討会で検討したものとのことで、マニュアルでは皮膚炎の特徴や混同しやすい症状、食物療法や投薬などの方針を写真を交えて示しているそうです。来年度には専門病院リストも作るそうです。


○米のパン「ブライス」でアナフィラキシー!



 低アレルゲンのゆきひかりを使った北海道の米のパン「ブライス」、なかなかの味だったのですが、ラインが小麦パンと共有のためか、食べてアナフィラキシーを起こす事故が発生しています。ご注意を


○食物アレルギーの子が増えて、1.7倍。600人中3人が弁当、7人に除去代替食。



 平成15年11月12日の河北新報によれば、食物アレルギーの子どもが仙台市内で増えているとのこと。市立小中学校で1477人とのことで、ある児童数600人の小学校では10人が食アレで、3人は弁当、7人が除去・代替食。市教委では洋食中心の食生活等の影響の他、関心が高まって申告するようになったことが要因と分析。1477人中1198人に除去・代替対応をしているそうです。


○健康保険組合連合会で専門医数や治療法をネットで公開。



 健康保険組合連合会では、全国の病院の4分の1にあたる2227病院の専門医数や常勤医師数、疾病毎の治療法を検索できる病院情報データベースを構築したそうです。検査法、手術法、夜間休日に専門医が小児救急を受け入れるか、疾患毎にセカンドオピニオンを引き受けるか、差額ベッド数と料金、日帰り手術の実施状況などもあるそうです。平成15年10月20日から無料で公開とのこと。アドレスはhttp://www.kenporen-hios.com です。病院版ミシュランにしたいそうです。私も見れましたが、これからの充実期待かな?


○乳酸菌でアレルギー改善。



 平成15年10月15日、キリンビールはアレルギー症状改善作用を持つ乳酸菌の発見を発表しました。小岩井乳業のKW乳酸菌(頭文字そのまま?)に作用があったそうです。まだアトピーへの効果はこれから検証とのことですが、来年から商品化したいとのこと。


○プリマハムベーコンに卵白表示なし。



 ご存知のとおり、プリマハムのベーコンに卵白が入っていたのに表示がありませんでした。イオンのトップバリュー製品だったため、量販店からも非難されているようです。私もメールで非難しましたが、工程や監視、意識改善も当然必要ですが、アレルギーの怖さについて、もっと社員教育が必要だと思います。
 余談ですが、ロート製薬が15年3月よりアレルゲン検出キットを売り出しています。同社によれば、今後家庭用の検出キットも開発していくそうです。がんばれ!


○来年度より文部科学省がアレルギーの本格的な学校実態調査をします。



 平成15年8月19日の朝日新聞によれば、文部科学省が来年度アレルギーの本格的な学校実態調査をすることになりました。食物アレルギーも対象とし、報告書をまとめて教職員の認識を高めることとしています。や〜っと、という感じですが、依然として食物アレルギーについて全く知らない教員が多いので、今後シックスクールや給食状況の改善に繋がるとよいと期待しています。


○平成15年7月から建築基準法が改正され、シックハウス対応が義務付けられます。



 平成15年4月11日日経によれば、シックハウス対策が盛り込まれた建築基準法改正に向けて、大手建材メーカーが一斉に商品を切り替えています。
●建築基準法改正シックハウス対策の主な骨子
1.内装建材について、ホルムアルデヒドを放散する商品の使用面積を制限(放散量が1リットル当たり0.3mg以下の場合は制限なし)
2.原則としてすべての建築物に機械換気設備の設置を義務付け
3.天井裏などについては、ホルムアルデヒドの放散の少ない建材にするか、機械換気設備により換気するように義務付け
●これを受けて大手建材メーカーが対応
1.大建工業は、4月中に規制対象の商品をホルムアルデヒドの含有量の少ない接着剤を生産工程で使うことにしている。既にホルムアルデヒドを吸着・分解する天井材などを販売している。
2.ウッドワン(旧住建産業)は、5月1日出荷分からすべての内装材の他、規制対象外製品も切り替える。
3.松下電工は、木質建材の他システムキッチンなどの水回り設備も含めて対応する。内装材は5月分から、水回り品は6月から対応。
4.永大産業は、4月中に全規制対象品の生産を対応型に切り替える。
 ばかなことに、宮城で建設中のこども病院でスタッフがシックハウス症状を訴えていました。こども病院で、ですよ?何を考えているんでしょうね。


○アトピー性皮膚炎の有症率は10年で2倍に



 平成14年11月24日の河北新聞によれば、アトピー性皮膚炎の有症率は、1才半で9.8%、3才で13.2%、小学1年生で12.4%などであり、10年でほぼ倍増していると、厚生労働省の研究班の調査結果が報告している。また、1才半と3才では軽症が80%以上だが、年齢が高くなるほど重症の比率が高くなっている。また、都市部と郊外では差がなく、地域別では、1才半は高知が高く、3才は福岡、小学校1年と6年では北海道が高かった。意外にも環境の良さそうな北海道が高学年で高いのは、住居の気密性でしょう。高知で1才半の有症が多いのは、有名な先生がいるからでしょうか???


○ミワケンコーの無リン石鹸洗剤の容器について



 ミワケンコーの洗剤、以前は蓋がきつく使いにくかったので電話したのですが、改良についてあまりいい返事を頂けませんでした。ところが、今回買ってみるとデザイン一新と併せて緩く開けやすくなり、使いやすくなっています。お勧めです。


○食品表示制度に関するアンケートについて



 平成14年9月6日の河北新報によれば、アレルギーの会全国連絡会が食物アレルギーの子どもを持つ親ら311人を対象に、食品表示についてアンケートを実施したところ、85%が現行の制度に不満との結果になったそうです。やはり表示義務化以外の食材でアナフィラキシーになるのですから、義務品目と推奨品目ではなく、義務品目だけを増やしてほしいものです。


○シックハウスアドバイザーについて



 シックハウスアドバイザーというのがあるそうです。講習会を受けてみたいですね。検索したら講習会を実施しているNPO団体がありました。
 講習と資格試験を行っている「シックハウスを考える会」は考え方に賛同している建築業者および素材メーカーからの会費・広告費などにより運営しているのだそうです。こちらです。


○動物性アレルゲンエキスの販売が禁止され、牛乳・卵などの皮膚テストができなくなりました。



 リンクしている坂谷先生から情報提供があり、それによると、ウイルスを不活化/除去しない動物性のアレルゲンエキスの販売を認めないことになりました。狂牛病対策の影響です。そのため、鳥居薬品のアレルゲンエキス28種55品目が販売中止になり、獣毛・牛乳・卵・食肉など動物性アレルゲンについて皮膚テストができなくなるという困ったことになりました。坂谷先生が言うように狂牛病非感染牛からの作成というのはなぜできないのでしょうか。
 坂谷先生提出の厚生労働省への撤回要望書はこちらです。また厚生労働省の平成13年11月26日の通知内容はこちらです。


○平成14年4月1日から食物アレルギー食品の表示が始まりました。



 掲示板で問い合わせがあったので整理してみました。食物アレルギー原因食品のうち、「卵」、「牛乳」、「小麦」、「蕎麦」、「落花生」の5品目を含む加工食品はその表示が省令で平成14年4月1日から義務付けられました。また、アワビ、イカ、イクラ(筋子を含む)、エビ、カニ、サケ(マスを含む)、サバ、オレンジ、キウイ、牛肉、くるみ、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、リンゴ、ゼラチンの19品目については、可能な限り表示するよう通知で奨励しています。
 ただ例外規定には注意しましょう。まず、4月1日以前に製造の食品はこれまでどおりです。店内加工したものを店内で販売・飲食させる場合は省略可能です。アワビにはトコブシが入りません。エビには伊勢エビ、ウチワエビ、ロブスター類、シャコ類、アミ類は入りません。特にアミ(小エビ)は調味料にもなるときがあるので注意です。サケにはニジマスやイワナ、ヤマメが入りません。醤油については大豆は省略されますが、小麦が使われている場合には表示されます「例、しょうゆ(大豆、小麦、食塩、その他)」。調味料の表示も次のようになります「調味料(アミノ酸・イカ由来)」「プロタミン(サケ由来)」。
 パンフレットが近くの保健所や病院にあり、希望者はもらえます。返信用封筒で照会すると厚生労働省からも送ってもらえます。


○新聞に製造ライン混入の投書!



 平成14年4月29日の朝日新聞に、卵が入っていないはずのそうめんで反応し、会社に問い合わせしたところ卵白と同じ製造ラインだと回答だったという投書が掲載されました。同じラインを使うのでは非使用にはならないことを企業には理解してほしい。せめて同じラインの場合は、非使用表示ではなく混入の可能性がある旨の表示にしてほしいものです。こういう投書が企業や行政など多くの方の目に触れてほしいものですね。農林水産省の食品表示110番(0120−481−239)に電話してこのケースについて聞いてみたところ、証拠(食べ残しを取っておく)があれば表示違反になるそうです。


○アトピー抑制機能付き肌着発売



 平成14年4月28日の朝日新聞によれば、ジャスコで3月から子供用肌着「アトピーノンノン」が発売されました。ヒノキチオール等の殺菌剤を蒸気にして繊維に吹きつけ、アトピー症状を抑制するというもの。Tシャツで680円で、結構売れているそうです。でも皮膚に殺菌剤が合わないこともあるので注意しましょう。また、特定の殺菌剤に頼ると抵抗性の細菌だけが増殖することもあるので、きちんと皮膚は洗浄しましょう。


○乳児アトピー、スギ花粉で悪化



 平成14年3月7日の朝日新聞によると、静岡県立こども病院の調査でスギ花粉の飛散量が増える時期のアトピー乳児はスギ花粉だけに反応するリンパ球が増え、炎症を引き起こすたんぱくが増加していたとのこと。スギ花粉が症状悪化の主要な原因になっているわけですね。従って、秋生まれの子が影響を受けやすいのだそうです。だからといって家に引きこもるのは大変よくないので、洗濯物は午前中だけ乾して午後は取り込むとか、外から帰ったら着替える程度でよいでしょう。


○歯の治療で充填材として使われるアマルガムがアトピーの要因に



 平成13年10月22日の河北新聞によると、水銀国際会議で一般的に用いられているアマルガムがアトピーを引き起こすことがあることが報告されました。1991〜98に患者300人を対象に、歯からアマルガムを取り除いて代わりに他の金属やプラスチックにしたところ1年後には約70%の患者で皮膚炎が改善、うち58%は完全に治癒した。これらの患者のリンパ球を調べると98%が水銀に陽性を示しました。また小学生250人を調べると約38%が歯にアマルガムが使われており、その中で皮膚炎が48%を示したが、アマルガムを使っていなかった小児の皮膚炎は8%しかありませんでした。スウェーデンでは妊婦と小児への使用が禁止されています。


○アトピー学校病に指定



 平成13年6月28日の読売新聞によると、文部科学省は子供の4割がアトピー経験者という調査結果を受けて政令を見直し、早ければ来年度中にアトピーを学校病に指定することになりました。
 学校病とは学校保健法に定められている制度で、生活保護家庭や経済的に困窮している家庭の小中学生が指定する「学習に支障を生じるおそれのある病気」になった場合、国と自治体が治療費の自己負担分を補助するもので、結膜炎、中耳炎、虫歯など10の病気が指定されています。
 文部科学省の98年の調査では小学3年〜高校3年男子の38%、女子の44%がアトピーの経験があり、厚生労働省の推計では総患者数が96年の31万8千人から99年の39万9千人に急増しています。
 このHPを見ている方の中には生活保護世帯はあまりないと思いますが、2000年度の医療費補助は9万9千世帯、計6億8500万円の補助を受けています。多くのアトピー家庭で負担軽減になると思います。


○ダニ対策



 いよいよ花粉と対策が必要な時期になってきました。チリダニ対策について平成13年2月19日の朝日新聞に特集記事が掲載されています。小児ぜんそくの主犯であり、出生直後から予防が必要とのこと。埼玉県衛生研究所によれば一般家庭のダニの種類は30以上、数は数千から1億匹。そのうちチリダニは温度25℃、湿度75%を好み、人間のフケやアカを食べ、平均寿命3ヶ月、梅雨時期から増えるそうです。神奈川県立厚木病院によれば、ちり1g中のダニ抗原量が2μg以上になると敏感な体質になり、10μgを超えるとぜんそく発症の危険が増す。生後4ヶ月までの一定量のダニ抗原で敏感になるとのことで、出生直後からの予防が必要のようです。ささきアレルギー科クリニックによれば、シーツや布団カバーは週に1度は洗う、寝室なら毎日、カーペットの部屋は3日に1回の掃除が目安。これ読んでるアトピッ子の家族はこれ位の頻度は当たり前だよね。