アトピーと喘息の部屋 

 

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アレルギー疾患が急増しているそうですね。

大人もある日突然花粉症・・??とか

我が家の息子は1歳からアトピー、3歳の秋には喘息の認定を受けた患者です。

アトピーと喘息発作とのつきあい、2週間に一度の定期受診の日々。

この体験をみなさんにも紹介したいと思いこのページをつくりました。

アトピー性皮膚炎

症状:肌のかさかさとかゆみ

●経過・・・

赤ちゃん時代

 息子は11ヶ月まで母乳で育ちました。湿疹は生後5ヶ月ごろより気になりだし、赤ちゃんのころの症状として、よく言われる「耳切れ」がありました。眼の周りがかさかさしていたり、おなかと背中がところどころがさがさしていたり、日によって少しずつ違うのですが、保湿クリームをつけてみてもよくなりませんでした。寝つきが悪く、うつぶせにして、背中を掻いてやらないと寝れない子でしたが、今思うと痒くてぐずっていたのかもしれません。11ヶ月で断乳するまで、夜中は9時に寝かしたあと、12時、2時、4時、6時・・・と頻回に目をさまし、そのたびに授乳でつらい日々でした。その後は、ましになったものの、4歳になっても夜中1回か2回はごそごそ掻いて起こされていました。

 カレーやチョコレートや生クリームのような脂肪の多いもの?刺激物?を取ると悪化するような・・・?風邪や疲れが出ているときはひどくなるような???でも、はっきりとわからないまま、皮膚の症状への保湿・・・ベビークリームの類を何本も買って試したりして対症療法で経過をみていました。はじめは、かかりつけの小児科の先生に「白色ワセリン」(保湿のための軟膏、ラードみたいなかんじの油)をすすめられ、薬局で買って塗りました。近所の皮膚科にも相談してみましたが、ステロイドの軟膏(ロコイド)を一本くれただけで、なんだか深刻に受け止めてもらえないような気がしてやめました。

1歳から・・・

 新しく開業された小児科とアレルギー科のある先生のところへ行き、ようやく、アトピー性皮膚炎という診断がつきました。くわしい問診、先生の説明に加え、先生の書いたアトピーの本もわかりやすく、やっと頼れる場所をみつけた安心感をかんじました。

●治療・・・

 まず、血液検査をしました。1歳の子どもの採血はたいへんです。おとなと同じひじの内側で10ccほど取ったとおもいます。息子は泣かなかったですけどね。アレルギー体質がどうかをみる「Igーe」が少し高め、アレルゲンを特定するテストを10種類選んでみたけど、息子の場合はその中のものには反応なし。結局、原因不明のアトピー体質ということになりました。

でも、アレルゲンはどんどん感作されていくため、偏った食事をしない、掃除はまめに、花粉は吸わない、などなどの注意がありました。

また、皮膚には「アズノール軟膏(軽い消炎作用のある青い軟膏)」を全体に塗り、ひどいところにはステロイドの入った「ロコイド軟膏」を塗ります。さらにひどいところにはステロイドを塗った上に「亜鉛化軟膏(オムツかぶれにぬるよね)」をぬり、小さく切ったリント布(ネルのような生地)を貼って休みます。(でも、いやがってはいじゃうのよね〜)

この頃は、おなか、背中、手の甲、膝の裏、太ももと身体全体がガサガサしていました。顔だけはきれいで、救われましたけど。

内服薬も開始しました。抗アレルギーの「ザジデン」を朝夕の2回。これは、かゆみを抑える作用と新たな感作を抑える働きがあるようです。効果があるのかないのかは意見のわかれるところのようですが、わらにもすがりたい気持ちで、飲みつづけています。

3歳ごろ・・

 2度目の血液検査をしました。アレルゲン検査では、ダニとほこりに反応がでて、「ついにきたか〜」という感想。感作は覚悟していました。だって、パパもそうなんだもん。布団を変えてみましたが、効果のほどは??です。

●掻き壊し対策

 息子の肌はいつも掻き傷だらけ。ムチで打たれたようなミミズバレが何本もあったり、血がにじんでいたり。眠いときや怒られたときは特に痒くなるようで、かきむしっては恍惚状態・・・。そんな姿をみると、たまらなくイライラしてしまう私です。「掻いちゃだめ!」こんなことで息子をしかる自分がなさけなく、子どもがかわいそうです。

 掻き壊しで怖いのが2次感染で、「とびひ」になることです。とびひはブドウ球菌で感染力が強くて、瞬く間に全身水疱瘡のようなジクジクブツブツになり、抗生物質の内服と抗生剤入りの軟膏をぬらないとよくなりません。1週間は最低かかり、保育園は登園禁止です。特に梅雨から夏の間は、季節がら気を許せません。2歳、3歳の夏はひどいことになり、泣けました。4歳の夏は予防に細心の注意をはらいなんとか乗り切りました。体力がついてきたおかげかもしれません。

 爪は(水)、(土)の週2回切ります。やすりもかけます。パジャマは夏も長袖長ズボンでおなかが出ないように腹巻をします。冬はつなぎのパジャマを着せていました。素材は綿100パーセントです。身体が温まると痒いので、冬でも薄着をさせ、室内ではどんどん脱がせて汗をかかさないように夏も冬も気をつけていました。

 布団の枕もとには必ず、「ムヒソフト」の大瓶を常備していました。お風呂上りと朝の着替え時はアズノール軟膏をぬるのですが、夜中かゆみでごそごそ起きたときにはムヒソフトを痒いところに塗ります。かゆみが治まるようでスーッと寝入ります。かならず2時ごろ起こされます。これがまた、つらくていやな日課です。ムヒソフトはクリーム状でべたつかず扱いやすいですよ。保湿効果はあまりないと思いますけど、かゆみ止めにはおすすめです。

●小学生になったらだいぶ気にならなくなりました!!

 皮膚の湿疹は膝のうらやひじの内側など局所的にはひどいところもありますが、全体には軽快し、抗アレルギー剤(ザジデン)の内服は継続中ですが、保湿軟膏はぬらずにすごしています。あいかわらず、夜中はかきむしっていますが・・・。それより、喘息と鼻炎の症状が、気になるところです。

小児慢性気管支喘息

●遺伝・・・

 パパは喘息患者です。季節の変わり目の春と秋には、発作が目立ちます。小学校の低学年ごろからだということですが、これは、明らかに体質の遺伝・・・!パパのせいだと覚悟しています。小学校時代にマラソン中に呼吸困難になったとか大学時代、旅行先で発作をおこし救急車で搬送されたとか、最近も吸入薬を使用したあと血の気が引き胸が苦しくなったとかいう話を聞くと、子どもの将来を悲観してやみません。

●アレルギーマーチ・・・

アトピーから喘息へのアレルギーマーチへの展開は本でみましたが、みごとにそのとおり行進してきました。   

 3歳になる冬、カゼのたびに喘息様の呼吸音があり、吸入しないと喘鳴が治まらないことが繰り返しありました。夜中に呼吸が苦しそうで、横になれなかったり、肩呼吸していたり、ひどいと唇が青くなってきたり・・。怖い思いをして病院にかけこんで、もしかしてとは思っていたけど、喘息という言葉をきいたときは「やっぱり・・・」とショックでした。「喘息は死ぬこともあるけどアトピーじゃ死なないから」というのが私のせめてもの救いだったのに、「いよいよきたか・・・」という暗い気持ちでした。アトピーのスキンケアでも面倒なのに、加えて吸入も朝夕・・負担感が頭をよぎりました。

●喘息日誌・・・

 薬の内服、吸入薬、発作の様子や風邪症状、天気などを書き込んでいきます。 薬はザジデンの内服とインタール(予防薬)の吸入を朝夕、発作の時期にはテオドール(喘息の薬)の内服とベネトリン(気管支拡張剤)の吸入を加えます。風邪症状のあるときには風邪薬(ベネトリンも入っている)も内服します。いやになるほど、薬づけ。薬局ではスーパーの袋にいっぱい薬を毎度いただいています。

でも、喘息は発作をおこさないことが大事。予防の日々の積み重ねが大事。何度か怖い怖い目にあって身にしみています。薬に頼るのが怖くてつい様子をみてしまったばかりに、大きな発作をおこしてしまった事件を紹介します。

●1度目の救急病院事件

 まだ、喘息と診断される前、風邪で休ませていた夜のこと。呼吸が苦しそうで、熱があるからかと思っていたらパパが「これは喘息だよ。今のうちに病院にいったほうがいいよ。」との決断で夜の7時半ごろから病院探しをはじめた。小児病院は救急はやっていないと聞いているし、保健センターの夜間救急診療所は8時まで。電話で聞くとおじさんが頼りなさげな応対で、「来て見ないとわからないから・・」みたいな。医療マップで救急病院に電話をかけたけど「子どもはみれない」と何軒かことわられ、すぐ近くの病院に「歩いて5分のところだからみてほしい」と頼むとやっと「来て下さい」とのことで、まだ5ヶ月ぐらいの下の子おぶって走った走った。でも、処置はなんにもなくて、「小児科でいただいたテオドールの内服薬が一袋だけある」といったら「それを飲んで様子見て」といわれ、けっきょく、朝になって小児科に駆け込んで吸入して一息ついたってわけでした。

●2度目の夜間診療所にお世話になった事件

 風邪からまた発作を起こしそうな予感。喘息って、どうして夜になってからでるの??今度は一度夜間診療所行ってみようってことで、早めに決断をしてでかけた。小児科と内科と外科の先生が交代で当番してくれているのだけど、ああ、よかった、知ってるけっこう好きな先生だった!先生の顔みて症状を聞いてもらえるだけで、体の力がぬけた・・・。いつも小児科でやってる吸入をしてもらえて、ゼイゼイも治まり安心して一晩休めました。こんなことなら一度目も迷わずここにくればよかったわ。

●3度目の小児病院に駆け込もうか悩んだ事件

 そんなことで喘息の認定をうけ医療費の公費負担の手続きをし、吸入器も自費で購入しました。発作時にはベネトリンを3時間以上あけて一日3回までという指示をいただいていました。

 そんなある日、また風邪から発作がでてしまい、保育園降園後の夕方かかりつけ医を受診しました。吸入後はしばらく呼吸が楽になるのですがまた、少しずつ発作と咳がひどくなる。少し我慢させて寝る前に吸入をして寝かしつけたけど、3時間たつと、また、ゼイゼイ・・・横にもなれないぐらい。肩呼吸は熱のせいなのか呼吸が苦しいせいなのか?夕方から夜中にかけてけっきょく5回のj吸入をしました。これで治まらなかったら小児病院に相談してみようと思っていたところ寝付いてくれました。朝一番にかかりつけ医のところへ飛び込んで結局テオドール入りの点滴を3時間かけてして落ち着き、発作がおさまると、顔色がほんのり赤くなり、よっぽど苦しかったんだろうなと涙が出ました。

 受け付けの看護婦さんに昨夜の状況を喘息日誌の記録とともに話すと、ひとこと、「吸入は3回までですよ」と突き放したようにいわれ(そのときは気持ちがずたずただったのでそう思えたのかもしれないけど)また、落ち込みました。

 先生からは「無理をせずに今度夜中に発作がひどかったら小児病院にお願いしていいよ」と紹介状をもたせてくださいました。今度はこれをお守り代わりに発作の夜を乗り越えようと思います。これからも、何度か救急病院にお世話になることでしょう。

 5歳の冬はだいぶ体力がつき風邪も引かなくなりました。発作はでてもが寝込むことはありませんでした。一冬一冬こんなかんじで乗り越えていければと思います。息子は公園でうれしくて走り回っただけで、咳が止まらなくなります。30分ぐらい静かにしているとおさまってくるのですが、遊びが中断されかわいそうです。水泳は発作をおこしにくい運動だと聞き、スイミングに1年ほど通いましたが、泳ぐというより、水遊びの域をなかなかぬけられないのでやめました。

●小学校1年生になりました。

「テオドールやベネトリンの吸入よりも、とにかく発作をおこさない手立てが大切」ということで、ステロイド吸入の治療を開始しました。抗アレルギー剤の内服と粉のステロイド吸入(フルタイド)の朝夕の定期服用が基本となり、症状によって他の薬は併用することになりました。粉吸入は小学1年生には難しいかと思いましたが、上手にできるようになりました。

おかげで、小学1年生の1年間は風邪もひかず、発作も大きいものはなく、過ごす事ができました。今までのハラハラ緊張がなく、落ち着いて学校生活をおくることができ、本当によかったと思います。通院も一ヶ月に一度ぐらいでよくなりました。

鼻炎と鼻血

●小学校2年生になりました。湿疹と喘息症状は落ち着いてきたものの、今度は鼻炎です!!よくわからないのですが、やっぱりこれは花粉症のたぐいだろうなあ・・・と憂鬱になっているこのごろです。血液検査ではダニ、ホコリ、カンジダ、花粉類に反応が出ました。

また、日記のつづきで報告しますね!!                           平成15年4月改訂

 

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