球根屋敷の怪しい活動

 

 球根屋敷の怪しくも節操のない活動を包み隠さず紹介。

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私の仕事は燃料電池の研究開発でした

変なオヤジでしょ。

 

太陽電池について

世の中どうなるかわからない、とむやみと心配していた時期につい出来心でつけてしまいました。若気の至り、と反省しきり。あまり書くこともないので、燃料電池のところで少しふれている。

あのS社の太陽電池だ。がんばれS社。

  

自作5000円の太陽温水器 

 浮いたガス代は半額が小遣いに(^^;)

 日向水は40℃ほどになる。これを風呂水として使えないだろうかと考えたのだった。 

 風呂場からホースをのばして日の当たる物置の上に貯水槽をつくり、水をためて温水を作ることを計画した。

 最近では500円で買えるプラスチックの衣装ケースがあって、これを熱したステンレスパイプで底をくりぬき、塩化ビニールのホースの口を接着剤で取り付けた。ホースの口は分岐しているものもあり、120円ほどで買えた。4つの衣装ケースを分岐パイプとホースでつないだ。

 衣装ケースは外側をペンキで黒く塗り、ふたをしてから保温のためにビニール袋で二重にくるんだ。

 設置の際にバランスを崩して物置から2mの高さを落下したが、とっさの力が働いて物置を片手で強くつかみ幸いにもけがをせずにすんだ。あの落ちてゆく感覚は名状しがたいものがある。それに物置の屋根をひき剥いでしまい、物置の耐用年数をずいぶん縮めたこととおもう。

 いろいろ細かな検討をして運用をおこなうところまでこぎ着けた。水は水道の水圧で風呂の水面より2mの高さを汲み上げる。日が陰った後、高低差で水は貯水槽から自然とながりくだり風呂桶に入るしくみである。お湯の温度は夏で40℃を切るぐらいだったとおもう。10月には暖かくはないものの、直の水道水よりも温度は高くなり、それだけガスの節約になった。効果は直接ガス代に現れ、前年の記録をどの月も2000円程度下回った。かみさんとの契約で、浮いたガス代の半分を小遣いとしてもらうことになりよいきげんで本格運用に入った。

 使っているうちに困った問題があきらかになってきた。水の注入を行っているとき、ついそのことを忘れてしまい、水をざーざーにあふれさせてしまうということがよくあった。ひどいときには15分で終わる注入を、2時間も忘れて無駄水を使い、水道料金の請求におびえたこともある。当初あふれた水は風呂場にもどってきて水音をさせて知らせるしくみを考えて、そのようにホースをしつらえたのであるが、これがどうしてもうまくゆかなかった。1年ほど経って秋葉原で「工作セットお風呂センサ」1080円なる電子工作キットを見つけて半田付けで制作したそれを使ってみた。2本の導線を貯水槽にのばし、一本を底につけ、もう一方を欲しい水位の高さに取り付けた。つまり導通センサーである。台所に導線をのばし、作成したセンサーに取り付けた。風呂から貯水槽に水を注入ししばらくするとのぞみの水位になってセンサーのブザーがけたたましく鳴った。一発でうまくいったのでちょっと不思議な気持ちがした。

 このようなシステムを1年半運用した。冬の間物置の上は家の陰になるため使うことができなかった。節約したガス代は2万円ほどになっただろうか。なかなかよいシステムを作ったものだと我ながら自慢していたのである。だが、この喜びは長くはつづかなかった。

 冬がすぎて3年目の運用という2000年の春だった。メンテナンスを行うために物置の上にのびあがって貯水槽を調べて驚いた。手前に引き寄せるだけでふたがばきばき割れるほどもろくなってしまっていたのであった。どうも紫外線に弱いプラスチックのようであった。したに運びおろすだけでどの貯水槽も自重で使い物にならないほど壊れてしまった。かくてせっかくのシステムもプラスチックのくずとかしてしまったのだった。

 元手がやすいのでまあ利益はでたのであるが、物置から落ちて死にそうになったことを思い出すのか、その後このシステムを再興しよう、とはおもわないのであった。

 

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