ゆ り

オリエンタルハイブリッド

 

 香りよし姿よしのオリエンタルハイブリッドゆりを紹介

画像は一部工事(探索)中

 

品種名

綴りL.=Lilium

備考

1

カサブランカ

L.  ‘Casa Blanca’

96年に植えた。定番。輝くような白さ、花の大きさ、美しさがある。最初に咲かせた時の感動は忘れられない。球根は大きな者が安く手に入るようになった。スーパーカサブランカは少し落ちるように思うが。

2

マルコポーロ

L.  ‘Marco Polo’

桃色

96年植。白にかすかな桃色。庭で見かけなくなったのだがどうなったのだろう。

3

ルレーブ

L.  ‘’

薄桃色

96年植。桃色で中央が黄色、赤い点々がある。やっと違いがわかってきた。よくでまわっている品種。

4

ノブレス

L.  ‘’

薄桃色

96年植。むやみとスターゲイザーに似た株だった。

5

スターゲイザー

L.  ‘Star Gazer’

96年植。はっきりとしたど派手な赤い花で、ふちが白く、赤い点々。赤かのこゆりに似ている。Stargazer:星を見つめるもの、天文学者:ミシマオコゼ(目が頭の上にある)

6

アカプルコ

L.  Acapulco

桃色

96年植。全体がピンク色。定番。3年もの。Acapulco:メキシコ南西部の都市の名

7

キョウト

L.  ‘’

白に紫の点

97植。白地に紫色の点々が実に美しく映える。姿も可憐だ。

8

シベリア

L.  ‘’

純白

97年植。輝くような純白で花が大きい。カサブランカよりも上向きに咲くので見分けられる。つぼみも上を向いて立っている。

9

ポンペイ

L.  ‘’

白に中央黄

97年植。白に真ん中が黄色。低い位置にたくさん咲く、損な性分のオリエンタルハイブリッド。

10

ムスカデット

L.  ‘’

白点赤桃

98年植。転勤で観察できず。さいたのかな?鉢植えによる栽培実験を2月20日スタート、2000年7月開花

11

スターファイター

L.  ‘’

白赤

転勤で観察できず。さいたのかな?

12

キッスプルーフ

L.  ‘’

転勤で観察できず。偶然写真の下手なかみさんに撮影されていたが、派手な赤い点々がないのでスターゲイザーと区別できた。

13

ジローサ

L.  ‘’

桃黄

転勤で観察できず。先端がほんのり桃色で中心部が放射状に黄色、赤い点々。カタログやラベルでは先端がはっきり桃色なので見つけにくかった。

14

白峯

L.  ‘Shiramine’

しろ黄色

転勤で観察できず。農林省の番号がついている。袂ゆりと混合した種だとかで期待していたのだが。

15

アングリア

L.  ‘Casa Blanca’

白赤黄

白にへり中央が赤、中央部が黄色という面白い色のつき方をする。ラベルほど派手ではなかった。アレーナという種類とどうちがうのだろうか。

16

山ゆり

L.  

白黄色、赤点

転勤で観察できず。重要な原種なので一度みたいと思っていたのに。

17

オバーデ

L.  ‘Aubade’

白黄色

おしべ巻く。転勤で観察できず。

18

アントンヘーシング

L.  ‘’

白に黄

転勤で観察できず。さいたのかな?

19

カサグランデ

L.  ‘’

転勤で観察できず。さいたのかな?

20

コロナ

L.  ‘’

転勤で観察できず。さいたのかな?

21

アスカリ

 

転勤で観察できず。さいたのかな?

22

ブランカレディ

 

薄桃色

転勤で観察できず。さいたのかな?

23

紅の香

 

白もも

98年植。転勤で観察できず。これも農林省の番号がついている。清楚ないい感じのゆりだが、はて香りはどうだったのだろうか。

24

ネチューノ

 

99年植。2000年7月開花予定

25

ミスターサム

 

白に赤

鉢植用の球根だそうだ。あれ、モナリザだったかな。まちがってたらごめん。どちらも鉢植えに向くとか。鉢植えは下手で。

26

メディタレネー

 

2000年7月開花予定

27

スピノザ

 

2000年7月開花予定

28

ゴールデンスターゲイザー

L.  ‘Golden Star Gazer’

全体が黄色は珍しい。2000年7月開花予定。地が黄色というオリエンタルハイブリッドでははじめての品種で99年から出回っている。咲いているのを見たことがないのだ。あっさり咲いた。Golden Stargazer

29

イースターバーニー

 

薄桃色

2000年7月開花予定

30

ティバ

L.  Tiber

桃色

2000年7月開花予定

31

佐渡の雪

 

2000年7月開花予定。白である。カサブランカとの違いはやたら長いおしべであろうか。早くみたいものである。

 

 

L.  ‘Simplon’

 

 

 

 

L.  ‘Tom Pouce’

 

 

 

 

L.  ‘Sorbonne’

 

 

 

 

L.  ‘Barbaresco’

 

 

 

 

L.  Bergamo

 

 

 

 

L.  ‘Arena’

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

オリエンタルハイブリッドの話

 うんざりするほど新しい品種が出てくるのであった。それでも99年は、なにやら小休止の感があり、あまり新種が出まわらなかったようである。

 ゆりはかみさんがカサブランカを植えてほしいといったことがきっかけとなって植え始めた。初年度96年はカサブランカ、ルレーブ、アカプルコ、スターゲイザー、ノブレス、マルコポーロなどのオリエンタルハイブリッド6種6球や、すかしゆり3種6球をなにがなにやらわからないうちに植えた。植えてしまってから本を読んで研究した覚えがある。ただ、オリエンタルハイブリッドはその本がでた後で普及した品種らしく、あまり参考にはならなかった。

 球根はその年末に350円程度だった。チューリップーは植えたことがあったがゆりは初めてだった。なにやら茶碗蒸に入れるユリ根とはちがい、黒いような赤いような球根であった。カサブランカはきわめて高い、と聞いていたので球根の350円という値段は安く感じていた。

 説明を読むと、日当たりのよいところは避けて、半日陰のようなところを好むとある。穴を30センチほど掘って柔らかくし、地面から20センチの深さに球根の先端が来るように植える、というのがオリエンタルハイブリッドの一般的な植え方のようである。そういう植え方をする理由は、球根から下にのびる根っこはわずかで、球根から上に出た茎から本格的な根っこが張るからだ。

 植える時期がまたいいかげんというか、10月から3月までなら球根さえよければ(保存が悪いとしなびてしまう)咲くというのである。4月に芽が出始め、5月から7月まで成長し、高さ60センチから1m以上に伸びて、5輪ほどの大輪のゆりを咲かせるのは7月から8月にかけてである。別途のべるアジアティックリリーとは性質がずいぶん異なる。

 これらのゆりは歩留まり100%で見事に咲いた。あまり見事過ぎたのですっかり気に入ってしまい、以来97年末より球根園芸に狂う日々が始まったのである。

 ゆりの花は日保ちがよいよいうえ、香りが極めて強い。よい匂いなのだが、ゆりが咲くラッシュ時には家じゅう切ったユリでくらくらする香りに責められる。

 この種のゆりの鑑賞は、切花として室内で行うのが望ましい。外では開花後すぐ虫がついたり、花粉で汚れたり、しおれやすくなる。

 2年目は、オリエンタルハイブリッドが主役だった。ポンペイ、シベリア、ニッポン、キョウトなどが印象的だった。

 3年目になる98年は、食糧危機の心配などをしていたため、たぶん味がいくぶんよいすかしゆり系を30種80球近く植えた。オリエンタルハイブリッドも猛烈に増えた。やまゆり、アントンヘーシング、アングリア、オバーデなど20種類ほどを植えた。カサブランカが人気のためか出回りすぎて価格が低下し、特大球を多く手にいれた。年々真新しい品種が増えるのは驚くばかりである。10年ほど前に出版された「NHKブックス ゆり」にはオリエンタルハイブリッドという言葉がやっと記載されたところでカサブランカなどはほとんど知られていなかったのである。花の商売も大変なのだな、と感じた。

 オリエンタルハイブリッドは、交配により作られた品種である。よい香り、半日陰で生育、大輪の花、という特徴は日本原産のやまゆり、さくゆりを親としていることからくるのであるという。これにかのこゆりやらいろいろを混ぜてできた品種だそうである。やまゆりなどはゆりねが美味なゆりだそうだが、かのこゆりはまずいということらしく、オリエンタルハイブリッドの球根はどれをみてもかのこゆりの球根に似てまずそうである。

 さて、これほどゆりを楽しみにしていた私に転勤の辞令が下ったのは開花を目前にした平成11年7月1日だった。東京へ行けといわれてまず思ったのは、ゆりが見られないということであった。かみさんはデジカメが余り得意でなかったためか、99年の画像はあまりない。ゆりは98年もつい見逃してしまったように、まめに見ていないと見逃してしまいやすい花だと思う。

 

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