
(みずぼうそう)
水痘ウイルス・帯状発疹ウイルスによる伝染力の非常に強い病気。
赤い米粒大の発疹が出て、それが一粒ごとの水泡になり、かゆみが出てくる。
発熱とほぼ同時に発疹が出る。
発疹の出始めはおなかやおしり、髪の生えぎわ近くに出ることが多い。
発疹はかゆみがあるためかきこわして化膿しないように注意する。
★年齢
0ヶ月〜9歳くらいまで
★感染
・非常に感染力が強く、低月例の赤ちゃんでもママからの免疫がなければかかる可能性がある。
・帯状発疹は同じウイルスが起こす病気なので、祖父母などの周囲の人が帯状発疹になっているときにも、赤ちゃんに感染して水痘になることがある。
・かかってから、発病するまでに2〜3週間。
・うつりやすいのは、発疹の出る1〜2日前から、発疹がかさぶたになるまでの間。
★症状
@強いかゆみのある発疹が出る。
赤い発疹が水泡になり、かさぶたになるまでの間が非常にかゆいらしい・・・
A熱はあまり出ないこともある。
B発疹は最初はバラバラと出始めるが、次第に広がり、顔・手足・背中・胸・おしり・手のひら・足の裏・髪の毛の中・陰部にまで広がる。
| @発疹 | 発熱と同時にポツポツと現れはじめる。 半日〜翌日までに全身に広がる。 |
1〜2日 |
| A水ぶくれ(水泡) | 早く出た発疹から、プチプチと水を持った水泡に変化 | 2〜5日 |
| B膿庖(のうほう) | その後1〜2日ほどでうみのような白いにごった液をもつ発疹に変る | 3〜7日 |
| Cかさぶた | その後3〜4日たつと水泡は乾いて黒いかさぶたになり、かゆみも治まってくる。熱が出ていた子もこのころには下がってくる。 | 1週間〜10日ほど |
★ケア
・発疹がかさぶたになるまでは安静にして休む。
・熱がなければ比較的元気だが、口の中にも発疹ができるため、食欲が落ちることもある。(しみなくて消化のよいメニューを・・・)
・発疹はかゆみが強いので、かきこわさないように注意(あとに残ります)
病院でかゆみを抑えるための軟膏(亜鉛軟膏を使うのが一般的らしい)、すでに化膿してしまった場合は抗生剤入りの軟膏や飲み薬、抗ヒスタミン剤などを併用する
(余談・・・ウイルス疾患のうち、特効薬のあるのが水疱瘡。48時間以内に服用すれば症状が軽くなるゾビラックスという抗ウイルス薬が開発されている。あくまでも軽くするので、症状がでないわけではない。発疹やかゆみをある程度抑える。1歳未満の赤ちゃんにはあまり処方されない。)
注意!!
水疱瘡の熱を下げる為に解熱剤としてアスピリンを使うと肝臓障害や意識障害を起こすライ症候群を引き起こすことがあるので、解熱剤は必ず医師に処方されたものを使用する。
★予防接種
健康な赤ちゃんにとって、水疱瘡はそれほど怖い病気ではない。
しかし、先天性の免疫不全の子や、腎臓の病気などで副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤を使っている子の場合は要注意。主治医に相談して、予防接種を受けておく方がよいらしい。 健康な子でも予防接種はうけられる。(ゼラチンが含まれている為、ゼラチンアレルギーの場合は受けられない)
任意接種なので、費用は実費。
水痘ワクチンは毒素を弱めたワクチンなので、接種を受けた子でも感染することがまれにある。しかし、予防接種をうけておけば、かかっても、軽くてすむ。
しかし・・・大人がかかると重症になりやすい病気です。気をつけて・・・
★合併症
合併症はあまり多くはないが、たまに肺炎や脳炎を起こすこともある。
かゆみが強い為、かき壊して二次感染を起こすこともある。