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私達の田舎暮し

丸太の山


 ログハウス造りの最初にやることは杉丸太を買うことだ。 私は勝手にこう決めて、丸太さがしを始めました。 当時、素人の私にはこの発想は当然のことでした。 ログハウスイコール丸太! そう思ったのです。
 地形の関係や、重機をレンタルする費用を節約するために、ログハウスの構造をピーセンピース方式に決め、一人で運べる丸太の大きさを、長さ4m.直径22cmと決め、地元の杉丸太を使うことにしました.
 ところが、いろんな材木屋さんに行って、話をしても何処も相手にしてくれませんでした。 素人には150本もの丸太を売ってくれないのです。 それどころか、うさん臭い目で見られるのが関の山という状態でした。 日本の商慣習と言う壁に突き当たってしまいました。
 その後富士見村の森林組合に問い合わせたところ、私達の土地のすぐそばで杉林を伐採していることを教えてもらいました。 業者に直接交渉するようにとのことなので早速出かけていきました。
 150本の丸太が欲しい、という私の話に目を丸くしながらも心良く引受てもらえました。 1本8500円くらいだったと記憶しています。 それが高いのか安いのか私には分かりませんでした。 やっと丸太が手に入った=ログハウスが建てられる!という喜びの方が大きかったと思います。
 その後、2週間ほどして150本の丸太が届きました。


 ところがあまりにも大量の丸太を目の当たりにして、私は嬉しいというより途方に暮れたといった方が正しいと思います。 妻も(どうするのよこんなに沢山の丸太を...)というほどでした。 機械も技術も持たない私に、これらの丸太を扱えるのか、不安があったのでしょ。
 おまけに私の土地は100坪足らずですから、それらの丸太を置けば邪魔になってしまいます。 取りあえず隣の土地を借りて置いてもらうことにしました。
 それまで犬小屋一つ作った経験のない私は、内心どうしたものかと思案したものです。