当会では中国武術の鍛錬を通じて健身と求道を目指します。
当会では香港に伝わる羅光玉の『七星螳螂拳』(Chat sing tohng lohng kyun)を
練習します。
私は師傅(先生)の武館(道場)でのクラスとプライベイトレッスンの両方を
受けていました。時々、精武体育会のクラスにも誘われて練習に参加させ
てもらったりもしました。今は健身体育としての普及に重点を置かれている
ようですが、実技指導の場面に於いては受け技の手の位置などが間違っ
ていた時、「それでは南拳の標手(biusau;抜き手)で脇を突かれるぞ!」と
言うような実際に戦ってきた経験の一端を披露するような言葉が次々出て
きます。師傅は七星螳螂拳を紹介した本や方を紹介した本は何冊か出版さ
れているのですが、一番の希望は技の応用についての本を書きたいと言う
ことらしいです。
→七星螳螂拳研究室
当会で練習する陳式太極拳には老師が長年にわたり研究、工夫された太極拳の基本原理を
体得する為の訓練法を基礎としています。
昔、私が広州に住んでいた時、友人の紹介でこの老師の元で太極拳を学び始めました。
それまで洪家拳を学んでいた私は太極拳の発力法への頭の切り替えに少々苦労しましたが、
毎回練習の度に太極拳の力の出し方について手取り足取りで体験させていただき、
お陰で毎回青あざだらけになりましたが…、段々、太極拳に於ける力の出し方というものが
理解できるようになりました。日本では太極拳というと「力を抜く」、「気」、「呼吸法」と言うことが
連想されるようですが、この老師の元では「力を抜く」と言う言葉は一度も聞いたことがありません
でした。気についても特に説明はなかったのですが、練習を続ける内に手から気が出たり、
人の気が見えるようになったり、不思議な体験を沢山するようになり、その事を老師に話すと
「まあ、練習する内にそんなこともあるさ。」と、それだけでした。その後、老師が海外移民される
ことになり、そのお別れ会の席で初めて気についての話を沢山教えてもらい、今後の練習方向
などについても指導してもらいました。この老師は陳、楊、呉、武、孫の太極拳をそれぞれの流派の
宗家或いはそれに次ぐ位の老師から教えを受けて居られますが、ひとつの流派の伝統を受け継ぐと
言うことではなく、太極拳という大きなひとくくりの考えのもと、それぞれの流派が独特の表現をして
一派を為しているという考え方で、太極拳を総合的に研究されています。
この老師の最大の功労は太極拳という独特の身体操作にどうやって入門するのかと言うことを
練習法として確立した所にあると思う。
→陳氏太極拳研究室
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説明するまでもないと思いますが、太極拳として最も有名なのはこの
流派でしょう。老師により若干の動作や型の長さに差異はあるようです。
私は香港で楊氏太極拳を学びましたが、老師は北京から来られた方で
楊澄甫が南下する前の北京で教えていた頃の系統らしいです。私は既に
広州で太極拳の基礎は学んでいたのでこの老師の元では「話の通じる生徒」
として、大師兄が太極拳の発力などを学ぶプライベイトレッスン時の練習相手
として呼ばれることが多かったです。この老師がカナダに移民される時、お別
れパーティの席で私は太極拳の演武をしました。その時の様子はビデオに
録画して、香港にいる生徒達の教材とされたようです。この老師のご自宅で学ぶ時は毎回型の動作はひとつか二つ教えてもらい、それを家に帰ってから練習して次の
レッスンの最初にやって見せてOKが出たら新しい動きを教えてもらうという
かなり伝統的なものでした。それ以外に毎回、老師に技を掛けてもらい、
跳ね飛ばされたり、関節技を決められたり…。最初はビックリ体験の繰り返し
でした…。
ずっとこの楊氏太極拳を練習してきて疑問に思うのはこんなに長い型を練習
する必要があるのだろうか?と言うこと。もう一つは推手練習に対する考え方。
みんな勝つことばかり考えているみたいで…。もっと別の所に意識をおいた方がよいように思うのだが…。推手が自然にゲーム化して練習の目的を見失っているような気がします。
→楊家太極拳研究室
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