私のゲストブックです

pharm - 04/09/29 22:33:53

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ありがとうございました!解けました!!

M Kato - 04/09/29 21:40:14

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t1での濃度C1、t2での濃度C2としてt1からt2までのAUCを考えると、AUCt1-t2=C1/ke-C2/ke=(C1-C2)/keです。 keはt1からt2の傾きなのでke=-(lnC2-lnC1)/(t2-t1)=-ln(C2/C1)/(t2-t1)です。従ってAUCt1-t2=-(C1-C2)*(t2-t1)/ln(C2/C1)=(C2-C1)*(t2-t1)/ln(C2/C1)となります。

pharm - 04/09/29 20:41:52

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基本的なことで恐縮なのですが、対数台形法によるAUC、つまり0次モーメントの導出について教えていただけないでしょうか?うまく導出できないのですが・・・

M Kato - 04/09/28 07:41:22

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おっしゃるとおり充分に平衡に達していれば、多少吸着しても構わないと思います。しかし、吸着があまりにも大きく、回収率が低いものは、その測定値自身がどの程度信頼できるかという問題があります。チップにも吸着したりしますので。

RYU - 04/09/25 09:56:05

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文献等で血漿蛋白結合を平衡透析や超遠心法で測定する際に容器への吸着を考慮しなければならないと書いてある場合があります。しかし、いずれも平衡後の血漿およびbuffer(または上清)中濃度を実測し、比較するのであれば吸着を考慮する必要はないと思うのですが、いかがでしょうか?

M Kato - 04/09/25 07:02:29

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私はFMOを使ったことがないので、詳細は知りませんが、FMOにFDAが何分子入っているかは昔の本をみればわかると思います。「薬物の解毒・活性化機構の生化学I」「薬物代謝の比較生化学」のどちらかに載っていた記憶があります。1分子あたりの活性を知りたいのであれば、FDAで比較することでいいのではないでしょうか。寄与を知りたいのであればRAFでしょうか。情報をお持ちの方書き込みよろしくお願いします。

HY - 04/09/22 11:18:23

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9/8と同じような質問で恐縮ですが,FMOの発現系を用いた代謝実験について質問いたします.GENTESTのFMO発現系のデータシートにはFMO発現量が記されてなく,FAD contentが記されています.このFAD contentはFMO酵素の発現量と等しいと考えていいのでしょうか?文献を調べてみましたが,FMOの活性値をmg proteinあたりで記している文献と,pmol FMOあたりで記している文献の両方がありました.どなたかご教示いただければ幸いです.もし,FAD contentがFMO発現量と等しいと考えることができるのであれば,それについての記載がある文献などの資料をご紹介いただければ大変有り難く存じます. 9/8の質問にはご丁寧に回答いただきありがとうございました.

M Kato - 04/09/16 06:22:35

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「はじめての薬物速度論」インターネットで注文して、在庫なしで注文が取り消しになった方いましたら、連絡いただけないでしょうか。取り消しになった方がいて、出版社が取次店に問い合わせたところ、ありえないことという返事だったらしいのです。

- 04/09/10 18:14:56

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To HY, As you stated, the contents in recombinant UGT isozyme system are of importance in the elucidation of the UGT isoforms responsible for the glucuronidation of drugs. However, even if the contents of each UGT in recombinant systems are determined, the expression levels of UGT isoforms in the liver remains to be determined. Thus, it is very difficult to determine the UGT isozymes responsible for the glucuronidation of drugs in the liver. In addition, specific inhibitors and antibodies for respective UGT isoforms are not available, which does not enable us to conduct inhibition studies using human liver microsomes. When only one UGT isoform has a catalytic activity for glucuronidation of drugs among all UGT isozymes, it is possible to determine the UGT isoforms involved, though many drugs are glucuronidated by more than one isoform due to the broad specificity of UGT. In the field of CYP metabolism, a probe substrates have been reported for each CYP isoform, however, probe substrates for each UGT isoform are scare, thus a traditional RAF approach could not be applied for the case of UGT. To my knowledge, a new RAF approach for drugs where probe substrates for each isoform are not available, was reported in the last annual meeting of JSSX held in Sapporo using a drug being developed in the pharmaceutical company. I would appreciate if you could refer to it.

HY - 04/09/08 19:38:15

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質問です.P450やUGTの発現系を用いた代謝実験で化合物の代謝酵素を推定することはよく行われていると思います.GENTESTの発現系では,P450はP450発現量がデータシートに記されているので,P450蛋白あたりの化合物の代謝活性値を求めて各分子種間で比較できます.しかしUGTはUGT発現量がデータシートに記されていないので総蛋白あたりの活性値を各分子種間で比較することになります.この場合,総蛋白あたりの活性が高くてもUGT発現量が高ければ,UGT蛋白あたりの活性は低くなることもあり,逆に総蛋白あたりの活性が低くてもUGT発現量が低ければ,UGT蛋白あたりの活性は高くなることもあると思います.すると,全ての分子種でUGT発現量が同じでない限り,総蛋白あたりの活性値を各分子種間で比較しても,どのUGT分子種が高い代謝能力を持っているか正しく評価できないような気がします.UGTの場合はどのように考えればいいのでしょうか.どなたかご教示いただければ幸いです.

みかちゃん - 04/09/08 16:29:23

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ご教授ありがとうございました。QAの立場とはいえ、勉強不足でした。現場の担当者とディスカッションできるよう努力したいと思います。

pharma - 04/09/08 08:22:48

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ありがとうございました。勉強させていただきました。

M Kato - 04/09/08 08:01:05

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誤差は正負ともにつけるべきです。なぜかというと血中濃度の個体差は対数席分布すると言われているため、幾何平均を用いる人もいます。その場合対数プロットした際のSDは正負同じ長さです。算術平均で求めたSDは正負で長さが異なります。つまりSDの長さで、幾何平均か算術平均か図をみればわかるのです。幾何平均と算術平均のどちらを使うべきかということになると誤差論の話になります。個体差と測定誤差の関係が入ってきます。学問的には幾何平均の方がいいと思いますが、一般的には算術平均を使っていると思いますので、これは難しい問題です。標準偏差と標準誤差のどちらを用いるかは言いたいことにより異なります。平均値の正しさを示したいなら、標準誤差、個体差を示したいなら標準偏差です。

pharma - 04/09/07 09:27:38

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ご質問させていただきたいのですが、血漿中薬物濃度推移を片対数プロットする場合、エラーバーは正誤差、負誤差共につければよいのでしょうか?また誤差の値は標準偏差値、標準誤差値等、何を用いるのが一般的なのでしょうか?初歩的なご質問で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

M Kato - 04/09/07 06:29:20

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血漿中濃度推移を線形最小二乗法を適応するのはよくないです。血漿中濃度推移は指数関数で記述されますので、非線形最小二乗法を使うのが通常の方法です。確かにアルゴリズムや初期値により多少値が変わりますが、モデルが妥当であり、データの質がよければほとんど数字は変わりません。恣意的といわれないようにするには予め計画書作成時に解析法を決めておくことです。SOPを作成するのもいいでしょう。統計の場合と同じです。WinNonlinを使っているのであれば、自動で初期値を算出したりしますので、一定の方法になりますから、問題ないでしょう。

みかちゃん - 04/09/06 10:29:10

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初めてメールさせていただきます。現在、QA を担当しています。そこで教えていただきたいのですが、得られた血漿中濃度推移を線形最小二乗法で解析可能なものに非線形最小二乗法を適用することは妥当でしょうか。非線形最小二乗法は解析アルゴリズム、初期値、収束条件等によって結果が異なる場合があると聞いていますので、これが恣意的なデータ解析にあたるのかどうか判断に困っています。もし妥当性があるならばどのような理由がある場合でしょうか。先生のご意見をお聞かせ願えませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

M Kato - 04/08/19 23:20:25

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今日だけでウィルスメールが6通来ています。みなさんも気をつけてください。アップデートも頻繁にした方がいいですよ。

M Kato - 04/07/29 16:54:54

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ここ数日、セミナーの講師で不在で、掲示板を見る機会がなかったのですが、書き込みありがとうございます。ここは意見交換の場としても活用して欲しいので、色々ご意見お願いします。zigzagさんのご質問のソフトドラッグとはどういうものでしょうか。初回通過でBAが低いもののことでしょうか。ヒト予測も何の予測でしょうか。BA or Fhの予測?Cmaxの予測?

きりん - 04/07/29 15:20:11

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薬局薬剤師です。パーキンソン病薬がTmaxよりAUCが大切ということを聞いていろいろ調べてたら偶然はいりました。ありがとうございます。

やくち - 04/07/29 02:06:57

コメント:
病院薬剤師です様、私が未熟なせいで場違いな質問をしてしまったようでお詫び致します。病院薬剤師です様のような動態についての知識を持ち、それを利用しようとする臨床薬剤師が増えていくことを切に願っております。管理人さま、掲示板が荒れましたことを私からもお詫び致します。

病院薬剤師です - 04/07/29 00:00:08

コメント:
やくちさまへ コメントありがとうございます。誤解の無いように書き加えておきますが、動態(蛋白結合率、分布容積、臓器クリアランスほか)のみならず、薬理、毒性、臨床試験、製剤の特性、配合変化、点滴速度や点滴ライン管理、投与ルート、輸液組成のアミノ酸や糖・電解質バランス、そして患者さまの病態や服薬状況、併用薬剤や食事との関連など、薬物療法に関連するすべての項目について、可能な限り総合的に考察し医師と協議するのが我々の仕事です。今回は、この中のひとつの情報としてジゴキシンの特徴的な体内動態の機序を知りたかったのです。したがいまして、ここで臨床での考え方を議論しても無意味です。 管理人さまへ 掲示板が荒れましたことをお詫び致します。

やくち - 04/07/28 21:36:54

コメント:
病院薬剤師です様。脂溶性薬剤や水溶性薬剤の基本的な体内動態とは異なる動きをする場合の機序を知ることはおっしゃると通り確かに有用かと思います。しかし、私の個人的な意見では臨床の場においては脂溶性、水溶性という問題より全体的な動態の特徴を捉えることが大切ではないかと考えております。この場合においても、病院薬剤師です様がおっしゃるような"機序を知ること"は有用だと感じます。他の皆さんはどうお考えでしょうか?意見を聞かせていただけると幸いです。

病院薬剤師です - 04/07/28 20:41:35

コメント:
やくちさまへ 体内動態の情報が豊富なジゴキシンでは、たぶん必要ない情報(情報を活用できる知識豊富な方には、もしかしたら必要かも?)だと思います。 脂溶性薬剤や水溶性薬剤の基本的な体内動態とは異なる動きをする場合、その機序を知っていれば、新薬の安全性検討、情報が著しく少ない古い薬の適正使用、大量服用時、透析時、副作用発現時、類似薬効群間で薬を比較する時、そして添付文書に記載されていない隠れた情報を考察する時、栄養状態の悪い末期患者様など分布容積が変化する病態での適正使用、妊婦さんへの投薬などに応用できます。このため、基礎の先生方に最新の情報を教えて頂いています。よろしくお願い致します。

やくち - 04/07/27 23:08:22

コメント:
病院薬剤師です様。ジゴキシンが水溶性か、脂溶性か、ということを明らかにすることが臨床の場においてどのような有用性があるのでしょうか?私は臨床経験のない人間なので、ご教授お願い致します。

病院薬剤師です - 04/07/27 01:04:59

コメント:
やくちさま、コメントありがとうございます。私の書き方が悪くてすみません。薬物動態の一般論として、水溶性薬剤は未変化体のまま腎排泄されることが多く、ジゴキシンも糸球体ろ過とMDR1を介した尿細管分泌で排泄されるとのことで、短絡的に一般論をあてはめると、(尿細管分泌を除けば)水溶性薬剤に類似した体内挙動を示す薬剤、という意味でした。紛らわしい表現ですみません。ところで、ジゴキシンは脂溶性薬剤でしょうか?ご教授、お願い致します。

zigzag - 04/07/27 00:29:20

コメント:
初めてメールさせて頂きます。現在開発を担当しています。今まで血中濃度を指標としヒトへの予測を行ってきましたが、ソフトドラッグのような化合物(経口吸収され肝臓から抜けていき血清中濃度は上がらないような化合物)ってどのようにしてヒトへの予測をしていけばよいのでしょうか?

S Kijima - 04/07/26 21:00:18
ホームページアドレス:http://www2.my-pharm.ac.jp/~m046009/

コメント:
M Kato様 リンク貼っていただき、ありがとうございます。まだ未完成のサイトではありますが、時間の許す限り更新をしていきたいと考えております。今後ともよろしくお願いします。

やくち - 04/07/26 20:53:35

コメント:
ジゴキシンは難溶性の物質ではないでしょうか? わが国では報告されていませんが、欧米では固形製剤において銘柄間で溶出速度が異なるためバイオアベイラビリティが異なることが報告された、ということをどこかでみた気がします。

病院薬剤師です - 04/07/26 12:08:15

コメント:
いつも大変参考にさせて頂いております。2点質問させて頂きます。ご教授のほど、よろしくお願い致します。 .献乾シンは骨格筋や心筋に多く分布し脂肪組織にはほとんど分布しないとのことですが、この違いはどういった機序に由来するのでしょうか?、何らかのトランスポータの働きでしょうか? ▲献乾シンは水溶性薬剤に分類されていますが、分布容積、脳への移行、PGPで排泄されるといった側面をみると脂溶性薬剤の性質に近いのですが、どのように考えたらいいでしょうか?

若葉ちゃん - 04/07/25 21:59:33

コメント:
回答有難うございます。実は、calcitriolの経口、筋注、静注、皮下注以外の新たな投与方法を考案したので、これを薬物動態パラメーターを用いて定義したいと考えておりました。ん、ん、残念。せっかくですのでもう少し勉強します。

M Kato - 04/07/24 21:29:15

コメント:
生体内物質の動態を追うことは、内因性のものを区別することができないので難しいです。内因性が無視できる位投与して、内因性レベルの変動範囲をデータとして使わないようにすればある程度信頼できるパラメータになるでしょう。量を多く投与できない場合は標識体を投与して、標識体の推移をみれば、評価できます。通常の解析とは異なりますので、よく勉強して、これは何を表しているか理解してから解析してください。

若葉ちゃん - 04/07/23 19:49:03
電子メールアドレス:n-ohkura@mvg.biglobe.ne.jp

コメント:
動物医療に従事する者です。理由あって、薬物動態に足を突っ込んでしまいました。まったくの初心者なので質問が的を得ているかどうか...!?すいませんが教えてください。生体内物質、例えばcalcitriolを静脈内に1回投与して動態をモーメント解析を行うと、AUCを外挿して計算するときに生理的なcalcitriol濃度の影響をうけて2次パラメーターが正確に算出できないのではないかと思っています。投与前の濃度をすべての測定ポイントの濃度から差し引けばよいのかもしれませんが、投与によるネガティブフィードバックで内分泌が抑制され、いくつかの採血ポイントでは生理的なcalcitriol濃度を無視できるところもあるんではないかと考えたりします。こういった場合どういった手法をもちいたらよいのでしょうか?解析方法はこれでいいでしょうか?すいません、回答をよろしくお願いいたします。

M Kato - 04/07/23 08:29:40

コメント:
情報ありがとうございます。少し心配していたのですが。会社では動態の人よりも、製剤の人やケミストに好評で、少し意外でした。

S Kijima - 04/07/22 20:14:57

コメント:
M Kato先生のはじめての薬物速度論、池袋のジュンク堂には並んでいましたよ☆ 動態の話題でなくてすみません、日記帳を読んだもので。。

M Kato - 04/07/17 07:56:15

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溶ける濃度で行うことをお勧めします。生体内での非結合型濃度で考えなければいけません。それよりも高い濃度で吸着をみても、吸着の飽和などがあり、正しく評価できません。難溶性の薬物は吸着が強いものが多く、また、タンパク結合が強いものが多いです。限外ろ過膜のタンパクの透過阻止率も99%だったりします。平衡透析の方がいいでしょう。これでも難しいかもしれません。界面活性は入れない方がいいです。結果が違ったデータをみたことがあります。

とある動態研究員 - 04/07/16 17:00:27

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蛋白結合の限外ろ過法についておしえてほしいのですが、限外ろ過膜の吸着を見る際、薬剤をリン酸緩衝液などのBufferに添加し限外ろ過をしてどの程度ろ液に回収されるかみると思いますが、その回収率をみる際の溶液としてはリン酸緩衝液以外に使用できるものはあるのでしょうか?溶解性が悪い薬剤でリン酸緩衝液では溶解しないようなときはどのようにすべきなのでしょうか?

翡翠 - 04/07/12 17:07:41

コメント:
2D6といえば、最近何かと話題の塩酸パロキセチン、パキシルの代謝酵素です。また、パロキセチンは2D6の阻害剤でもあります。精神科は多剤併用することが多いので、注意する必要がありますね。

M Kato - 04/07/10 10:14:03

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本日、本が届きました。約1000冊の本で1部屋一杯です。いつなくなるのか少し不安になってきました。今回の本はまだ、充分とはいえないかもしれませんが、初心者向きに書いたつもりです。参考にしてください。この本が成功でしたら、次にまた、レベルの違う本を書いてみようと思います。欲しいと思う内容の本がありましたらお知らせください。別室にアンケートを作ろうと思っています。 今回、書いてみて、思ったことは今の速度論の本は臨床担当者と創薬担当者で必要な解析というのは少し違うということです。こういう切り口もいいかもと思っています。 皆様、よろしくお願いいたします。

なんちゃん - 04/07/06 14:09:37

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先ほどの質問は無視してください。実際にシミュレーションすると答えがわかりました。

なんちゃん - 04/07/06 13:06:15

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線形薬物動態を示す場合Kp値の大小によって組織濃度推移は変化するが、クリアランスは変化しないのはわかりますが、非線型の場合は組織濃度推移(もしくは肝静脈中濃度)とKmの関係の関係によってはクリアランスが変化する気がするのですが、間違いでしょうか?

M Kato - 04/07/06 04:44:41

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肝の容積は固定値です。実容積です。肝の分布容積はKp値で変化させるのですが、これは組織結合により、変化します。クリアランスには関係しないので、それほど気にするパラメータではないのですが、Vsysに影響しますので、そのあたりの考慮が必要です。

ぽこあぽこ - 04/07/05 22:48:02

コメント:
くどいようで大変申し訳なく思いますが、最後の確認をさせて下さい。肝における非線形薬物消失を記述する簡易生理学的モデルにおいてフィッティングで求めることが可能なパラメータはkm, Vmax, systemicのVd, 肝の容積、固定値は肝のKp、血流速でよいのでしょうか?私はVd, 肝の容積は固定しておかなければならないと思っていました。これは間違いですね。

M Kato - 04/07/05 21:28:01

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初期値を求めるには、その計算で大丈夫です。肝臓のKp値は、in silicoで求めた値で大丈夫です。あまり影響しませんので。

ぽこあぽこ - 04/07/04 20:51:26

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非常にクリアになりました。ありがとうございまし た。次に肝と循環コンパートメントの簡易生理学的モデルで解析する場合を考えると、別途Rbや肝でのKpを求める必要があると思います。そこで質問です。循環血における微分方程式のVsys*dCsys/dt のVsysは静脈内投与で得られた血液基準の分布容積に肝のKpと肝volume の積を差し引いた値を用いればよいのでしょうか?

M Kato - 04/07/02 05:35:33

コメント:
3度目の記載になりますが、肝固有クリアランス律速であれば大丈夫です。なぜかというとFhが1に近いからです。Kmについても本当はwell-stirred modelでは肝静脈の濃度で考えなければなりませんが、Fhが1に近ければ、ほぼ同じと言えるからです。この条件に当てはまる化合物はかなり少ないので、生理学的モデルでの当てはめをすることが必要です。

M Kato - 04/07/02 05:29:29

コメント:


ぽこあぽこ - 04/07/01 22:28:59

コメント:
明快な回答ありがとうございました。Katoさんがおっしゃるように、生理学的モデルを用いるのが妥当なことも理解できます。これを承知でもう一つだけ質問させてください。肝コンパートメントは肝臓での濃度推移がわからないと導入する意味がないとすると経口投与後の非線形の解析でも同じことが言えると思います。しかし経口投与時にセントラルコンパートメントに非線形消失を導入すると、初回通過効果の非線形の影響を表すことが出来なくなります(Fhを定数にしなければならないため)。経口投与後の非線形薬物動態の解析には特に生理学的モデルのみが適用可能ということでしょうか?

M Kato - 04/07/01 12:57:33

コメント:
おっしゃっている肝を組み込んだ3−コンパートメントモデルで得られるパラメータは全く意味がありません。血漿中濃度推移に肝臓の情報が全く無いので、3-コンパートメントにする意味が無いのです。肝臓中濃度推移のデータがあれば別ですが、血漿中濃度推移のみで肝臓の情報を得ようと言うのは無理なことです。生理学的モデルで解析することをお薦めします。先にも書きましたが、肝固有クリアランス律速であえれば2−コンパートメントモデルで充分です。

ぽこあぽこ - 04/07/01 10:59:39

コメント:
ご返答ありがとうございました。もう少し具体的に質問をします。PK−演習による理解ーP41の設問はセントラルコンパートメントで消失が起こるモデルになっています。これに肝コンパートメントを加え、速度定数(k31とk13)でセントラルと結び消失が肝のみで起こると仮定し、モデルを変更します。教科書の設問で見られるシミュレーション結果を用い、変更したモデルに基づきフィッティングすると、Vmaxは初期値と変わらないのですが、Km値はかなり小さな値となります。得られた肝における分布容積がセントラルより小さくなっていますので当然の結果です。お聞きしたいのはこの時どちらのKmが生理学的に妥当であるのか(もちろん蛋白結合を考慮した後in vitroと比較する場合)?フィッティングで得られた肝での分布容積は生理学的に意味のある値なのか?ということです。

M Kato - 04/06/30 23:52:09

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肝のコンパートメントどういった形でコンパートメントモデルに組み込んだのかわからないので、どう答えていいかわかりません。血流でつないでいるのであれば、簡易型の生理学的モデルです。肝固有クリアランス律速であれば、通常のコンパートメントモデルで考えて構いません。得られたKmに非結合型分率を掛けたものが、in vitroのKmにほぼ一致することになります。基本的には生理学的モデルの方がいいです。

ぽこあぽこ - 04/06/30 22:06:40

コメント:
Katoさん、基本的なことですが教えてください。経口および静脈内投与時の非線形薬物動態を肝コンパートメントを含んだコンパートメントモデルで解析する場合にフィッティングで得られるKmはin vitroと対応した意味のある値となるのでしょうか?もちろんKmは肝コンパートメントのVdのフィッティング値により大きく影響されます。しかし得られるVdは生理学的に意味を持つ値とは考えにくいです。実際的にはin vivoの非線形薬物動態の解析は生理学的動態モデルで解析したほうがよいのでしょうか?

の〜 - 04/06/25 10:39:35

コメント:
HY様 M Kato様 基質の減少からのkinetic parameter (Km, Vmax)の算出ですが,やってやれなかったことはなかったです.あまりにも代謝速度が遅い化合物には適応が難しいかもしれませんが. Xenobiotica 30 (5) 503-13, 2000

M Kato - 04/06/25 06:10:33

コメント:
未変化体の減少からVmax,Kmを求めることは不可能ではありませんが、Km濃度以上ではほとんど減少しないことも考えられることから、その場合は正確には求められないでしょう。少なくともKm以上での速度が必要です。初速度を測定しなければならないので、片対数プロットしてその傾きで求めなければなりません。消失が評価できるどうかです。1つの濃度で長時間行ってKmまで求めるというのは理論上可能ですが、酵素が失活していくので実際は無理です。

M Kato - 04/06/25 06:02:13

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なおたろうさん、胆汁排泄はトランスポーターの基質になるかどうかが大きな問題です。代謝物が抱合されたりするとトランスポーターの基質になることが多いです。胆汁にでなければ、尿中排泄されます。トランスポーターへの認識に分子量が影響しているのだと思います。FMOはSやNを持った化合物を参加する酵素だと思いますが、そういった化合物に寄与しているでしょうが全体としては少ないと思います。CYP3A4の個体差はミクロソームで見る限りではCVとして60-100%程度です。

HY - 04/06/24 11:36:29

コメント:
質問です.ミクロソームや酵素発現系を用いて化合物の代謝クリアランスを求めるとき,未変化体の減少速度をM-MプロットしてVmaxやKmを求めることはできるのでしょうか. M-Mプロットするには各未変化体初濃度(C0)での代謝速度(V0)が必要ですが,C0がKmより小さいときは未変化体の減少は近似的に一次式からV0を求めますが,それ以外のC0では,M-M型の消失でV0を求めると思います.そもそもKmやVmaxを求めたい実験なので,C0とKmの大小関係が不明で,どのC0なら一次式でいいのかわかりません.Kmよりかなり大きいだろうと思われるC0での未変化体の減少を一次式からV0を求めるのは間違いですよね. ですので,代謝物の生成速度からKm, Vmaxを求めるときのように未変化体の初濃度をふって実験して,未変化体の減少速度を出して(そもそも出せない?)それをM-MプロットしてKm, Vmaxを求めることは無理(間違い)なのでしょうか. 未変化体の減少からKm, Vmaxを求めるには,未変化体1濃度で経時的な濃度推移を最小二乗法でM-M型消失の式にあてはめてKm, Vmaxを求めるのが適当なのでしょうか.すみませんが,どなたか教えてください.

HY - 04/06/24 11:34:03

コメント:
質問です.ミクロソームや酵素発現系を用いて化合物の代謝クリアランスを求めるとき,未変化体の減少速度をM-MプロットしてVmaxやKmを求めることはできるのでしょうか. M-Mプロットするには各未変化体初濃度(C0)での代謝速度(V0)が必要ですが,C0<
なおたろう - 04/06/23 15:16:29
電子メールアドレス:naotaro@cameo.plala.or.jp

コメント:
すみません,教えてください。 薬物が胆汁排泄型か尿中排泄型かを決定する要因として,どんなものがあるのでしょうか。種差って存在するのですか? 薬物の分子量や,排泄トランスポーターの発現の種差なんかも影響するって何かの本で読んだような気がするのですが....。 あと,FMO(フラビンモノオキシゲナーゼ)は,薬物代謝に度の程度関与するのでしょうか? 肝臓におけるCYP(たとえばCYP3A4)との含量との差異はどの程度なんですか? いろいろお尋ねしてすみません。

M Kato - 04/06/16 04:28:13

コメント:
Vdzというのは最終相、これをz相と呼びます。この傾きから求める分布容積です。2-コンパートメントモデルではβに相当しますので、Vdβのことです。Vdz=CL/λzで求めます。

M - 04/06/15 23:38:58

コメント:
Kato様 コメントありがとうございます。Kato様がコメントの中に書かれているVdzとは何でしょうか。VdとVdzとはどう違うのか教えてください。薬物動態を勉強したての薬学生です。初歩的な質問だと思いますがお願いします。

M Kato - 04/06/11 05:15:01

コメント:
PKPKさん、ご指摘ありがとうございます。確かにそうですね。何も考えずに臓器名を記載してしまいました。直しておきます。

M Kato - 04/06/11 05:13:47

コメント:
Mさん、確かにVssは変わっていると思います。しかし、単回投与で遅い相が見えなかったものが、反復投与で見えてきた場合、これは単回投与でのVssを過小評価していただけで、反復投与により大きくなったわけではありません。もし、分布容積を気にするのであればV1, V2などが変わっているかを見るべきでしょう。CL=k・Vdのkが最終相の傾きを表しているのであれば、VdはVdzを表していますので、当然Vdzは違う数字で、遅い相が見えてくれば大きくなります。考察としては滞留性が長い組織があることが示唆されるということになります。

PKPK - 04/06/10 18:52:13

コメント:
初めて書かせていただきます、PKPKといいます。生理学的速度論モデルですが、脾臓は腹腔内臓器で静脈血は門脈に合流して肝を通るのではなかったでしょうか? 生理学的速度論モデルのダイアグラムでは独立循環系になっているようですが・・・ 勘違いでしたら申し訳ありません。

M - 04/06/10 00:00:50

コメント:
すいません。KIさんとKatoさんのやり取りを読んでいてひとつ気になったのですが。 KIさん、他のパラメータは単回投与のときと反復投与のときで大きな差がつくものはありませんでしたか?特に分布容積。 AUCには差がないようですから全体クリアランスも差がないと思います。そうするとCL=k・VdですからVdがどうなっているのか興味あるところではあります。  これがどうであるかによって考察も変わってくると思うのですが・・・

KI - 04/06/09 22:42:07

コメント:
度々、ありがとうございます。 単回投与からの反復投与の予測はやっています。反復定常状態におけるCmaxは単回投与のそれより10%弱高い状態で推移しており反復投与の実測値と単回投与からの予測値はほぼ同様といったところです。  蓄積係数は約1.5といったところで目立った蓄積は見られないので、T1/2の問題だけが気持ち悪いといった感じですね。  >反復投与からパラメータを求めて単回を予想すると >ほぼ同じ推移になるかもしれません。 ありがとうございます。いろいろ考察してみます。個人的には反復では単回では認められなかった新たな相が見られたためであろうとするしかないかな、と思っています。

M Kato - 04/06/08 05:58:23

コメント:
反復投与は蓄積性と酵素誘導、阻害などの動態変化をみるのですが、蓄積性は単回投与から予想される濃度よりも高くなるかどうか比較します。これは計算してみたのでしょうか。ガンマー相の影響が大きければ、蓄積しているようにみえます。単回ではみえなかった相が影響しているだろうと考察します。AUCが変化していないのであれば、誘導、阻害はないとみていいでしょう。結果は結果であとどう考察するかです。蓄積によりCmaxが予想よりも上昇していき、出るというのであれば問題ですが、そうでなければ、それが大きな問題にならないと考える等色々考えてみてはそうでしょう。反復投与からパラメータを求めて単回を予想するとほぼ同じ推移になるかもしれません。やってみてはどうでしょう。

KI - 04/06/07 23:02:18

コメント:
回答ありがとうございます。早速、参考にさせていただきました。単回投与と反復投与のt1/2算出に供したポイントの範囲が違っているので、単回投与と反復投与のt1/2算出のポイントを色々変えて検討してみました。  その結果、当初は単回と反復とでは4倍近くかけ離れていた値が1.8倍程度にまで縮まりましたが、完全に一致することはありませんでした。  それから2コンパートメントモデルでt1/2αとt1/2βを算出してみたのですが、これでも単回と反復の値は(αもβも両方とも)一致しませんでした。  これは単回投与では見かけ上、2コンパートメントを示しているけれど、回答で御指摘くださったような「ガンマー相が単回ではよく見られなかったものが反復投与で見えるようになっている」ということが起きているのではと考えています。  私としては、単回のAUC∞と反復のAUC(0−t)がほぼ同等であること、および、反復投与による蓄積性なども認められない、ということを材料に反復投与によって薬物動態が変わっているわけではないと主張したいのですが、材料的にはこれで大丈夫なのでしょうか?

M Kato - 04/06/03 22:44:42

コメント:
データを見ないとなんとも言えませんが、ありそうなことを書きます。半減期は求めるポイントで変わりうるパラメータなので、ベータ相に完全になっていないのにアルファ相も含めて求めると短くなります。ガンマー相が単回ではよく見られなかったものが反復投与で見えるようになっても半減期は長く評価されます。AUC0-∞がAUC0-tとほぼ等しいとのことですので、非線形やmechanism-based inhibitionが原因ではないと思います。

KI - 04/06/02 20:55:47

コメント:
はじめて投稿させていただきます。企業の臨床薬理研究室に所属している者です。 実はある開発薬剤の薬物動態を検討しているところなのですが、単回投与のt1/2に比べて反復投与のt1/2が著しく大きくなります。   単回の血漿中濃度推移を見たところ、どうやら2相性を示しているようですが、反復投与による蓄積性なども認められないのに、反復投与することでt1/2の値が3倍も大きくなるのでどうしたことかと思っています。単回のAUC∞と反復のAUC(0−t)の値も互いにほぼ同様です。  何が原因なのかと解釈に悩んでおります。何かご存知のことがあれば教えて下さい。

ゆき - 04/05/25 17:11:31

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イチョウ葉エキスのCYPへの影響に関してですが、今年の3月に行われた日本薬学会第124年会講演要旨集P.129にCYP2D6とCYP3A4への影響を健常人で検討した報告が載っています。また、京都薬科大学の大西憲明先生がイチョウ葉エキスのCYPへの影響に関して多くの検討をされています。ご参考まで。

13番柳沢 - 04/05/22 23:01:33

コメント:
ご回答ありがとうございます。 NADPHを抜いた系では、pre-incubationの時間依存的な阻害がかからないので明らかに酵素反応の結果による阻害であることは間違いありません。 しかし、阻害の濃度依存性がなく、実験を行った最小濃度0.3μMから最大濃度である30μMで、阻害の程度はまったく同じなのです。 このような経験のある方、ありませんか? それと、direct inhibition というのは、どんな阻害なのか、mechanism based inhibition との違いがあるなら、どなたか教えてください。 KATOさんのいうとおり、あんまり開発薬剤とするにはリスキーであることは間違いないとは思いますが。

M Kato - 04/05/21 05:29:13

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イチョウの葉については知りません。Mechanism-based inhibitionは基本的に代謝により酵素を失活させる様式ですので、NADPHを抜いてpre-incubationしても、阻害がかかるようでしたら、何か違う阻害メカニズムでしょう。時間がかかってCYPに結合するということでしょうか。でも濃度依存性がみられないというのは、どうしてでしょう?もしそうならやはり臨床で低用量で阻害がでるでしょうから、臨床に持っていけないのではないでしょうか。

13番柳沢 - 04/05/20 22:05:01
電子メールアドレス:hykwa@pa.ctt.ne.jp

コメント:
教えて下さい。 ある開発候補薬剤の代謝を調べているうち、pre-incubationの時間依存的にCypを阻害すること判明しました。ところが、pre-incubationの時間が同じである場合、Cyp阻害に濃度依存性は見られません。私は、pre-incubationで阻害を示すものは、自殺基質であると思い込み、この開発候補品はヤバイと判断しました。ところが、論文の中には、同じ現象、同じデータをもってして、direct inhibitionであり、not mechanism based inhibition であると記載してあるものがありました。mechanism based inhibition は、時間、濃度とも依存しないとそう言わないらしいのです。私は、理解に苦しんでおります。direct inhibition とはなんなのでしょう。ご存知でしたら、お教えいただけないでしょうか?

むむ - 04/05/19 19:59:48
電子メールアドレス:持っていません

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イチョウ葉が薬物代謝酵素CYP3Aを阻害する聞きますが、どのように阻害するのですか?

M Kato - 04/05/15 09:42:55

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私は非臨床しか経験していないので、実際どのように使用されいるのか、わかりません。代謝酵素の阻害による薬物相互作用は、通常の競合阻害や非競合阻害と代謝による活性中間代謝物が結合して酵素が失活してしまう不可逆阻害の2つの様式があります。通常の阻害では非結合型濃度がKi値の1/10以下になれば、いいのですが、不可逆阻害では酵素が回復するのに時間がかかるので注意が必要です。クラリスロマイシンはこの不可逆性を示すことが知られているので、これが実際どの程度続くのかわかりません。酵素の失活の程度にもよるでしょう。パクリタキセルは確か2C8と3A4で代謝されていたと思います。クラリスロマイシンは3A4ですから、それも考慮しないといけないです。どの程度阻害されるのか、私は情報を持っていませんので、ちょっとわかりません。実際にどのように使用されているか、実務されている方に聞く方が確かだと思います。理論的な話は「ファーマコキネティクス」(南山堂)に記載されています。

tomorrow - 04/05/14 18:49:55
ホームページアドレス:http://tools.geocities.co.jp/Technopolis-Jupiter/2752/@geobook
電子メールアドレス:tfujii@fujita-hu.ac.jp

コメント:
先生、私は今病院実習をしている学生です。実習をしていると薬のことについて分からないことだらけでだということを実感してしまいます。特に体内動態は興味があるけれど何を勉強したらいいのかと…単純なことで恐縮なのですが、薬の相互作用についてよく医師に聞かれます。例えば、クラリスロマイシンとパクリタキセルについて、パクリタキセ投与何日前にクラリスをきったらよいのか??と質問されたなですが、代謝酵素阻害の強さやその持続時間また、代謝酵素がどのくらいのスピードでつくられるのかなど何を目安にしたら良いのでしょうか??よろしければ教えてください。

M Kato - 04/05/04 22:49:57

コメント:
このホームページを見ている方から、初心者にもわかる速度論の本を紹介して欲しいというメールをよくいただきます。粟津先生の本を紹介していたのですが、すでに絶版になっているらしく、初心者用の本を自分で書く決心をしました。自費出版で出版しますが、流通オプションで書店や、インターネットでも購入できます。6月下旬から7月上旬位に出版予定です。完成しましたら、このホームページで紹介させていただきます。初心者の方が、近くにいましたら紹介していただけると嬉しいです。

M Kato - 04/04/06 21:28:05

コメント:
血中濃度から得られるMRTiv*CLで評価されるVssは、コンパートメントモデル、生理学的モデルで得られるVssと同じものです。これは生体を1つの系としているためです。経口投与時のMRTとCL/Fの積は全く意味合いが異なり、消化管内も含んだ1つの系とすればこれを分布容積と考えてもいいのかもしれませんが、これをVssと呼ぶと通常のVssとの区別がつかず、Vssと呼ぶこと自体問題があると思います。この話題をあまり長く議論しても恐らく平行線と思いますので、これ以上のコメントは控えさせていただきます。

T.H. - 04/04/06 17:14:45

コメント:
PKパラメータに真の意味を持たせることは、注意が必要です。それこそ、Vdzに実用的な意味があるのかどうか議論が必要です。現実は、Vdssの方が利用しやすいパラメータではないでしょうか。MRTpoも経口投与時の平均滞留時間として、意味を持ちます。MRTivと異なる数値となるでしょう。しかし、Vdss=D・MRT/AUCの定義式には、反しないと考えます。従って、経口投与で求められるVdssも間違いではないと思っています。

M Kato - 04/04/02 23:23:38

コメント:
Vssを経口投与時のMRTとCL/Fの積として求めることは私はすべきでないと思います。理論的に正しくなく、どういったことに利用できるか例があるのでしょうか。確かにMAT<<MRTivの場合は近似できますが、近似できる条件も一般化できるかどうかわかりません。経口投与時のMRTとCL/Fの積を求めることに私は意味を見出せません。

M Kato - 04/04/02 23:23:14

コメント:
Vssを経口投与時のMRTとCL/Fの積として求めることは私はすべきでないと思います。理論的に正しくなく、どういったことに利用できるか例があるのでしょうか。確かにMAT<
T.H. - 04/04/02 14:06:53
電子メールアドレス:hishikaw@bell24.co.jp

コメント:
分布容積Vdssの件ですが、以下のご回答を頂きありがとうございました。確かに吸収過程のMATを考慮する必要はあると思います。より真に近い推定値になるかもしれません。しかし、現実の血中濃度データから、Vdzとともに、過大推定してもVdssを算出することは、吸収過程の大小に関わらず、意味はあると思います。経口製剤でのVdss、静脈注射のVdssを比較し、真に近い数値を求めれば良いのではないかと考えています。 Private Mail文: 『M.Kato:ご質問の件ですが、経口投与時のMRTはMAT+MRTivを意味しており、これからMRT*CL/FはCL*MAT/F+Vss/FでCL*MAT/Fの項が加わっていますので、過大評価されます。 経口投与を1つの系で考えれば、同じような計算になりますが、実分布容積を意味しておらず、吸収過程も1つの分布容積とみられます。 CLをCL/Fとしている以上、通常の定常状態分布容積として用いるべきで、経口投与時のものでそのような値を使うべきでないと考えます。Vz/FをVss/Fと勘違いして使われているのではないでしょうか。 経口投与でも計算できるというのは、何かに記載されていたのでしょうか。 T.H.:突然のメールで失礼します。 1点ご質問がありメールさせて頂きました。 貴HPの「薬物動態の部屋」の「解析上の注意点」において、モーメント解析で、分布容積Vssは、「・・静脈投与の場合だけである。経口投与の場合にも計算している人もいるが、それは間違いである。」 と記載されておりますが、数式上は計算可能と思います。 静脈内投与ではCLtot*MRTivによりVdssを算出できます。また、経口投与時においても,同様にCLtot/F*MRTpoによりVdss/Fを算出することはできます。 問題は、どこにあり、「間違いである」と言明されているのか、ご教授頂ければ幸いです。』

M Kato - 04/03/29 21:28:24

コメント:
私はこの辺りの情報を集めていませんので、あまりいい加減なことは言えないので、情報をお持ちの方いましたら書き込みお願いします。感覚的には、現在、検討されている段階で、UDPGAが膜を通過しないことも原因の1つと思うのですが。

ぽこあぽこ - 04/03/27 20:10:32

コメント:
いつもお世話になっております。基本的な質問でお恥ずかしいのですが、一つ教えていただけますでしょうか?肝ミクロソームでグルクロン酸抱合活性や膜貫通型の酵素の活性を見る際に、界面活性剤やalamethicinを添加して、膜を可溶化したりポアを開けたりして検討します。膜の内側に活性があると言っても、脂質二重膜ならある程度の脂溶性化合物なら酵素活性部位に到達すると思うのですが、何故添加する必要があるのでしょうか?また、in vivoでは何故反応が進むのでしょうか?

M Kato - 04/03/25 07:24:44

コメント:
溶液で早まったというよりは、オリーブオイルで遅くなったとみた方がいいでしょう。薬物は小腸上部で吸収されますが、ここを通過する際、油の中にあるため、吸収され難いのではないでしょうか。吸収されるには一旦水の方に溶けないと小腸にいけないので、吸収も油水分配で行くので、オリーブオイルに溶けていると行き難いと思います。油の量が多いのでしょう。

- 04/03/23 09:52:19

コメント:
溶剤の違いによる吸収の違いに関して教えてください。オリーブオイルに薬物を溶解したときと、水に薬物を分散・乳化させたときで吸収パターンが異なります。溶剤に水を用いると、Tmaxがはやまりました。この違いの原因は、どういった理由が考えられるでしょうか?水と油では、消化管内を移動する速度が違ったりするでしょうか?ご存知でしたら、教えてください。

ゆき - 04/03/19 11:51:38

コメント:
Katoさん、コメントありがとうございます。とても参考になります。調べてみたところ、ここ2-3年でCYP2C9の活性亢進に関してin vivo、in vitroの論文が増えてきていますね。興味深い現象ですので、今のタイミングでしたら、このテーマで検討を行って論文を書けば、どこかの雑誌でacceptしてくれるかもしれないとも思いますが、開発中の化合物ですので現状はなかなか難しいです。トライできるようでしたらなにか検討してみたいと思います。

M Kato - 04/03/19 07:42:28

コメント:
私も活性化する結果を見たことがありますが、150%程度で10倍も大きくなる現象は見たことがありません。たしかDMDかJPETにdiclofenacでin vivoでも活性が増強したという報告があったような気がします。記憶が確かでないので間違っていたらごめんなさい。私なら、この場合、評価不能として、薬効の結果と併せて評価します。他に良いものがあれば落とします。初期評価なので原因を探るとそれだけ時間を遅くしてしまいますので。それをやらないと何か問題が起きるのであれば行うと思います。実験をするなら、先ず、基質を変えてみることからでしょうか。scienceとしては面白い現象ですから、可能であれば投稿してはどうでしょう。上市されている化合物は顔色のいいものが多く、あまり変なことは起きないでしょうが、初期スクリーニングでは普通でない現象が見られます。そういうデータは中々出てきませんが、皆知りたいところだと思います。

ゆき - 04/03/17 09:16:27

コメント:
ルーチンのCYP阻害HTS系で変わった現象に遭遇したので、何か情報やご経験がある方がいらっしゃれば、ご意見を伺いたいと思い書き込みさせていただきます。蛍光プローブ基質MFCを用い、CYP2C9発現系で阻害試験を実施したところ、化合物A 10umol/Lと1umol/Lで残存活性がそれぞれ約1100% of controlおよび460% of controlとなり、濃度依存性の活性亢進が認められました。もうひとつの化合物Bでも10umol/Lと1umol/Lでそれぞれ590%、200%の残存活性を示しました。文献を調べてみたところ、CYP2C9/MFC系のheteroactivation pharmacophoreについて検討した報告(JPET 307:878-887,2003)があったので、ありえない現象ではないようです。さて、このような結果が探索段階の阻害スクリーニング試験で得られた場合、どう考察したらよいのでしょうか。阻害試験のクライテリアはこのゲストブックでも述べられている通りですが、10倍の活性亢進はIn vivoでも起こりうる現象であると考えるのかどうか、クライテリアについてどう考えたらよいのか。追加検討としてどの様な検討が必要となるのか。皆様のご意見をいただきたいのでよろしくお願いいたします。なお、アーチファクトではないことは確認済みです。

M Kato - 04/03/13 09:07:15

コメント:
薬物相互作用の一般的な予測は、1+I/Kiでいいと思います。確かに血流律速の薬物や、非線形のものはこの予測を単純に適応することはできないと思いますが、そういった化合物と併用する可能性がなければ、気にする必要はないでしょう。Fh=0.1でI/Kiが1の場合、チューブモデルではAUCが3倍上昇すると予想され、well-stirredでは2倍という結果になり、1.5倍の差でそれほど大きくないと思います。ます。この予測自身、尿中排泄がほとんどない、阻害剤の濃度が一定など、過大評価される予測法です。この方法はあくまでも目安的に考えた方がいいと思います。この予測で相互作用がないものは恐らく、臨床で起きる可能性は低いでしょう。

マトリックス - 04/03/12 17:23:00

コメント:
DMPKのFgに関する論文を拝見しました。クリアな結果で参考になりました。さて、ひとつ教えていただきたいのですが、一般にCYPを介する薬物間相互作用のAUC比を1+I/Kiを用いて議論することが多いですよね。阻害を受ける薬物が非常に高いクリアランスを示す場合、すなわちdispersion model等でin vivo, in vitroスケーリングが可能となる薬物の場合、理論的にはこの式でAUC比を表すとかなり過小評価してしまうと思うのですが、いかがですか?このあたりを考慮しないのは、Iの定義そのものにもかなりの仮定を入れて計算するので、これらのばらつきに比べるとモデル間の差異は小さいからでしょうか?

見習い - 04/03/03 20:04:50

コメント:
お返事ありがとうございました。とてもよく分かりました。ちょっと書き方を変えるととてつもなく文章が変わるものだと、驚きつつ反省しています。 今後も勉強を続けたいと思います。時々このゲストブックにもお世話になると思います。 ありがとうございました。

M Kato - 04/03/03 18:34:57

コメント:
私は英語が弱いのでこれだけでははっきりわかりませんが、この文章からすると図か表があると思います。それをみればはっきりします。in vivoがミクロソームからの予測の10倍か、1/10のどちらかです。under-predictionなので1/10ではないでしょうか。「in vivo肝細胞での薬物のグルクロン酸抱合についての予測は、一貫して予測を10分の1下回る結果となった。」 この文章ではミクロソームの予測は10倍高いと読めてしまいます。「in vivo肝細胞での薬物のグルクロン酸抱合についての予測は、一貫して10分の1下回る予測結果となった。」では、ミクロソームの予測は1/10低いと読めます。図をみれば一目瞭然です。

見習い - 04/03/01 19:04:13
電子メールアドレス:ikuko@pb4.so-net.ne.jp

コメント:
はじめまして。ゲストブックでいろいろと勉強させていただいています、医薬翻訳の修行中のものです。 どうしても、わからない用語があり、教えていただけたらと思い、書いています。 グルクロン酸抱合の実験に関することで、 「肝ミソクロームでの実験データをもとにしたin vivo肝細胞での薬物のグルクロン酸抱合についての予測は、一貫して予測を10分の1下回る結果となった。」 consistent 10-fold under-prediction の訳は、この「一貫して10分の1下回る」という訳でよろしいのでしょうか? 海外在住のため、日本語の資料は、ネットに頼っており、この文章だけはどうしても、分かりませんでした。 もし、お時間があれば教えてください。 突然おじゃまして、すみませんでした。

M Kato - 04/02/21 22:19:31

コメント:
標識体のFa、BAの論文も書くつもりではいますが、まだ、未定です。昨年の薬剤学懇談会の要旨に記載していますので、それを参考にしてください。

ぽこあぽこ - 04/02/20 21:02:08

コメント:
恐れ入ります。Katoさんが5−6年ほど前ポスター発表されていた標識体のBAに関してのご発表は論文にされていませんでしょうか?またそれ以外の入手方法はないでしょうか?

M Kato - 04/02/14 14:04:17

コメント:
おっしゃる通り肝臓と門脈は逆です。色々間違いがあるようです。また、見つけましたら教えてください。正誤表に追加します。

ぽこあぽこ - 04/02/13 19:56:05

コメント:
先日、ファーマコキネティックスー演習による理解ーを購入しました。とても勉強になる本でとてもありがたく思います。さて、まだ自分では計算していないのですが、p238の図中の門脈中と肝臓中濃度は逆ではないでしょうか?それとも私の考え違いでしょうか?

M Kato - 04/02/06 00:23:36

コメント:
情報ありがとうございます。ヘパリンを投与してリパーゼが活性化した血漿では脂肪酸が増加するということですね。現状からすれば、血漿でも血清でも問題ないようです。本当に大丈夫かと聞かれた際には、抗凝結剤を加えているので、血漿と血清の比較のデータが必要でしょうね。

ちゅるパパ - 04/02/05 09:22:32

コメント:
P.338のvitroにおけるインキュベーションでの脂肪酸の増加の件ですよね。引用されている27の文献を読んだところ、増加したのは事前にヒトにヘパリンを投与して得た血漿で、それをさらにvirtoでインキュベートすることで脂肪酸が増えるという内容です。ヘパリン処理を後で実施した血漿については大きな上昇は認められていません。つまりはvitroでヘパリン処理するのであればヘパリンの影響はないと取れると思います。

M Kato - 04/02/04 21:09:48

コメント:
ファーマコキネティクス実験法のp338にin vitroにおけるインキュベーション中に遊離脂肪酸が増加するという記載があります。3時間のインキュベーションで3-4倍増加するとなっています。

ちゅるパパ - 04/02/04 18:52:38

コメント:
ファーマコキネティックス実験法で引用されている文献を読んでみました。vitroで脂肪酸が増加するのは事前にヒトにヘパリンを処理した血漿です。したがって採血するさいにヘパリン処理する分には脂肪酸の増加は認められないととらえました。文献をFAXで入手したため文字がつぶれて解読が非常に困難でした。"(^_^;)"解釈が違っていたらすみません。

ちゅるパパ - 04/02/04 15:29:43

コメント:
タンパク結合率の件、いろいろ調べて頂きありがとうございます。確かにファーマコキネティックス実験法にはvitroでの脂肪酸遊離の件が記載されており、気になるところです。いろいろ文献調査もしておりますが、今のところピント来る文献にはたどり着いておりません。引き続き調査してみます。ちなみに遊離脂肪酸の影響をうけないような薬物(α1-AGP結合型)ではヘパリン血漿でも大丈夫という見解は問題ないですよね。無論完全に問題ないっていうことも言えないかも知れませんが、理論的には。

M Kato - 04/02/03 21:07:57

コメント:
蛋白結合率について、いくつか申請概要書を見てみたのですが、血漿と血清は7:3位でしょうか。血漿の方が多く使われているようです。承認されている訳ですから血漿でも問題ないようです。EDTA、クエン酸やヘパリンが蛋白結合率に影響を与えないという論文ご存知の方いましたら教えていただけないでしょうか。

M Kato - 04/01/31 19:54:36

コメント:
薬物によりアルブミンではなくLDLに結合するものもあるようです。薬物は脂肪酸に結合するのではなく、脂肪酸がアルブミンに結合するため、薬物の結合が阻害されるのです。アルブミン濃度は大体500uMですが、トリグリセリドの脂肪酸がすべて遊離するとアルブミンの濃度以上になる可能性があります。ですので、ヘパリンが蛋白結合に影響を与える可能性があると思います。

ぽこあぽこ - 04/01/31 17:07:16

コメント:
一般に血漿や組織での蛋白結合を考える場合に脂肪への吸着(結合?)の影響は非常に大きいものなのでしょうか?もちろん薬物によるとは思いますが。

M Kato - 04/01/31 09:25:24

コメント:
脂肪酸が増えるというのは確かにin vivoの話です。ヘパリンでリパーゼの活性が増加するためと記憶しています。しかし、ソフトサイエンス社から出ている本にin vitroでも増加するという記載があったように思うのですが。ガイドラインの記載を読む限り血漿で行えば良いという表現に私は取れません。科学的に血漿でも良いというデータありますでしょうか?感覚的にはそれほど違っていないように思いますが、データを知らない以上、私は血清を使うことが無難と思います。血漿では平衡透析ではフィブリンがでてくるのではないでしょうか。血漿を使っているという話は私も良く聞きますので、私もこの点ご存知の方いましたら教えてください。

ちゅるパパ - 04/01/29 16:50:54

コメント:
こんにちは。”蛋白結合は通常血清で行います。ヘパリンが遊離脂肪酸の量を増やすので、使わないようです。”という書き込みを拝見しましたがこれはvivo(臨床での報告)もしくは細胞系のみと考えてよろしいでしょうか。vitroで蛋白結合率を評価するさいはヘパリン血漿でも十分かと考えております。相互作用ガイダンスでも”血漿”とありますので。

M Kato - 04/01/26 22:15:58

コメント:
非結合型のみが膜透過や代謝されることが真実かどうかは、わかりません。何を持ってそう言える様になるかもわかりません。大部分はこの仮定で説明できるので特に問題ないと思います。例外があることさえ理解していればよく、例外をことさら騒ぐ必要もないと思います。

ぽこあぽこ - 04/01/24 14:45:15

コメント:
同じような質問ばかりして申し訳ありませんが、教えていただけないでしょうか?最近のある論文に肝細胞を用いたin vitro-in vivo salingの報告があります。その中のin vitro-in vivo クリアランスの剥離のひとつの原因に仮定している非結合型薬物のみが消失や膜輸送に関与しているという仮定が正しくない場合とあります。一般にこの仮定が正しくない場合が考えられるのでしょうか?フリー体理論が常に正しいとするとこれを仮定ではなく真理としてはいけないのでしょうか?

ぽこあぽこ - 04/01/14 20:41:02

コメント:
全くその通りですね。深く考えていませんでした。すいません。

M Kato - 04/01/14 07:36:16

コメント:
特許侵害にならないかということですが、これは私の会社が特許出願したかということですか?皆さんにお願いですが、私も企業人ですので会社に関する質問には答えるわけにはいきませんので、その点を理解して質問していただけませんでしょうか。ノーコメントとしても答えと捉えられることもあると思いますので、全くコメントしない場合もあることご理解ください。

ぽこあぽこ - 04/01/13 20:06:30

コメント:
ありがとうございます。論文が公表される日を待ちたいと思います。この方法は使用した場合でも特許侵害に当たらないのですか? それから製剤屋さんの質問が私にもわかりません。私が質問をした関連の質問だと思いますが、定常状態では、血漿タンパクへの親和性が薬効レセプターや代謝の親和性比べ無視できる場合、結合体も薬効や代謝に関わるのではないかということですか?製剤屋さん、お願いします。

M Kato - 04/01/13 07:37:39

コメント:
肝細胞への非特異的結合という言葉は正しい表現とは思いませんので、肝細胞への分布としてはどうでしょう。多分、萬有さん以外で論文はでないでしょう。アッセイ法の方法論は発表されても、それを用いた評価結果はほとんど報告されません。特許を取得していた場合、公表すると特許侵害で訴えられるかもしれません。ミクロソームの系は既に我々が3回程発表しています。論文にしますのでお待ちください。蛋白結合は通常血清で行います。ヘパリンが遊離脂肪酸の量を増やすので、使わないようです。実際、血漿、血清で比較した方いましたら、教えてください。

ぽこあぽこ - 04/01/12 11:41:44

コメント:
Katoさん、ありがとうございます。少し頭の中が混乱してきましたので、理解が正しいか整理させてください。間違えてましたら訂正いただけないでしょうか?1.この系では肝細胞と血清を分離し、血清中濃度を追っかける方法と、肝細胞と血清を同時に除蛋白し、トータルで測定する2つの測定法が考えられる。 2.血清中濃度を追っかけてクリアランスを式(初期添加量/血清中AUC)で求めれば肝細胞への移行の影響を無視できるので、正確なクリアランスを求めることが出来る。3.トータルで測定する場合でも血清蛋白結合が肝細胞への非特異的結合と比べ高く、肝細胞への移行は無視できるので、通常肝細胞への非特異的結合を無視してよい。ただし、異常に肝移行をする薬物の場合は肝細胞への移行がデータに影響を及ぼす場合があるがそれも大きくない。萬有さんは3.で測定しているようですが、2.で測定している論文はありますか? 次の疑問ですが、酸化代謝のみを受ける化合物についてマイクロソームに血清を添加し、同様に評価することは出来ますか?また血漿ではなく血清ということはヘパリンが代謝に影響を及ぼすからですかそれとも血清アルブミンへの結合に影響を及ぼすからですか?

M Kato - 04/01/11 23:42:19

コメント:
ぽこあぽこさんの質問に関してですが、正確には血漿でなく血清です。この系では血清中濃度推移をみれば、fp*CLintを求めることができます。薬物を生体に投与して血漿中濃度推移をみるとCLがわかることと同じです。細胞への移行量が多い場合は分布容積が大きくなります。1uMで添加したのに、初期濃度が0.5uMというようにです。この方法であれば細胞にいくら移行しようと問題ありません。トータル濃度では、細胞への移行量の問題が生じますが、血清が入っておりフリー濃度が減っているため、細胞へ実際にはそれほどいきませんので、実質上問題にならないと考えられます。通常1E6cell(約10mgliver相当)を使いますので、in vivoで肝でのT/Pが100の場合、血清中濃度が半分になります。この場合はトータル濃度ではダメです。これほど大きなものはあまりないので、それほど影響しないでしょうし、しても2倍です。invivoとin vitroの違いは色々考えられます。トランスポーターによる濃縮、ミクロソームへの吸着、溶存酸素量、NADPH量、個体差、ミクロソーム回収時の失活、膜環境の変化など考え出したらきりがありません。 すみません。製剤屋さんの質問内容がよくわからないのですが。

製剤屋 - 04/01/11 22:23:43

コメント:
皆様、本年もよろしくお願いいたします。 自由分子移動仮説ですね。 膜透過が組織移行の律速段階にならない化合物においても、細胞内へ薬物が移行する速度がフリーの濃度で規定される、すなわち、細胞内の濃度はフリー体の濃度により変動するために >解離定数が小さいから、アルブミンには行かず、 >レセプターに行かないと言う人がいますが、 (両方とも小さいのは変と思いますが、レセプターに行くと解釈します) は間違いと考えても良いですか。 血中濃度が定常状態の場合は成立しそうですが如何でしょう。

ぽこあぽこ - 04/01/11 21:24:32

コメント:
すいません。初心者なもので、ずっと考えてもどうもわからなくメールで質問した次第です。系のなかで血漿と肝細胞の結合が平衡となり、相殺されるからですか?お叱りを受けるのを覚悟で、もう一度おうかがいします。in vitroとin vivoのクリアランスの剥離についての疑問もかなり考えましたがわかりません。輸送体等により濃縮される場合でしょうか?若輩物への教育としてご指導をぜひお願いいたします。

M Kato - 04/01/11 19:09:28

コメント:
別途求める必要はありません。この系を充分理解されていないように思います。どうして、非特異的結合を求める必要があると思ったのか、また、どうして私が必要ないと言っているのか、考えてみてください。自分で考え理解することが、研究者としては、重要と思います。

ぽこあぽこ - 04/01/11 11:59:31

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別件ですが、in vitroで肝細胞と血清を同時に薬物に添加して、肝クリアランスを予測しているグループがあります。私見としては、いくら血清が添加されているといってもin vitroの閉鎖系なのでマイクロソームの試験同様、正確に見積もるには肝細胞への非特異的結合を別途求める必要があると思いますが、いかがでしょうか?

ぽこあぽこ - 04/01/11 10:16:24

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ありがとうございます。それでは、学会でも時々報告されていますが、肝代謝メインの化合物で、そのin vivoのクリアランスがマイクロソームから求めた固有クリアランスにマイクロソームと血漿タンパクへの結合を考慮して得られた予測クリアランスと著しく異なる場合、具体的にどういう因子が考えられるのでしょうか?蛋白結合の解離定数とCYPへのKmとの違いによってこの矛盾を解決することはできないということですね。

M Kato - 04/01/11 09:50:58

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基本的に、いなかる場合もフリーの薬物が薬効を示し、代謝されます。最近、結合型の薬物が代謝されるという例も示されていますが、私は、疑問を感じています。実験条件や解析の間違いによっても、結合型が代謝されているように見えることがあるからです。確かに、我々が行ってもそうみえる化合物もありましたが、それは例外と考えたほうがいいでしょう。解離定数が小さいから、アルブミンには行かず、レセプターに行かないと言う人がいますが、それは間違いです。

ぽこあぽこ - 04/01/10 18:14:05

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基本的な質問ですが、一般に、血漿タンパク結合の解離定数で表される血漿タンパクへの親和性が、薬効ターゲットレセプターや代謝酵素への親和性と比較して充分小さい場合の薬効や薬物代謝は、フリー体セオリー(血漿中薬物フリー濃度が薬効や代謝に関わる)が当てはまらない場合があると考えてよいのでしょうか?それともいかなる場合でもフリー体セオリーは成り立つのでしょうか?

M Kato - 04/01/01 00:00:14

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明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

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