私たちの銀河系

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NGC4414 (C)NASA

私たちの銀河系は太陽系等を含む2000億もの恒星の大集団です。天の川、ミルキーウエイ(乳の道)とも言われている。夜空では川のように、また牛乳をこぼした痕のようにも見えるからだ。これは星の分布が凸レンズの形をしており、私たちはその内側から見ているからである。私たちの銀河系の直径は約10万光年。光の早さでも横断するのに10万年かかるのである。私たちの太陽系は銀河系の中では端の方に位置しており、中心からは約3万光年の位置にある。中心部の厚さは約1万5千光年です。

銀河系は3本の腕を持ち渦巻き運動をしている。中心は私たちから見ていて座の方向にあり、この方向は恒星や星間物質も多く銀河系の最も明るい部分であるが、明るさのまだらな暗黒部も多い。これは星の分布のむらではなく、星間塵による減光が強いためである。

銀河系は恒星だけの集団ではなく、さまざまな星間物質を含んでいる。恒星自身も互いに集合した形をとるものがある。散開星団は重元素の多い恒星が数百個ほど緩やかに結びついた物である。銀河系渦巻きの腕や円盤あたりにある。すばる(プレアデス星団)が有名である。球状星団は重元素の少ない恒星が数万個ほどの数で球場に分布したもので、銀河系円盤部から離れたハローの付近に見られる。

星間物質は星間空間を満たしている希薄なガスやチリです。その99%を占めるガス成分は水素とヘリウムで、その他の重元素は固体のチリになっている。星間塵は恒星の光を暗く、赤くする性質がある。星間分子は星間空間に発見された分子であるが、電波観測により多くの種類が発見されている。分子が特に高密度の部分は分子雲といわれ、ここは星の誕生や、生命の誕生にも関わる化学進化に関連して重要とされている。

左の写真は私たちの銀河系ではありません。残念ながら私たちは銀河系の外から写真を撮ることが出来ません。なんせ直径が10万光年ですから。
左上の写真(NGC4414)は私たちの銀河系と同じ渦巻き銀河です。
外から見ればきっとこのような美しい形をしていることでしょう。

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触覚銀河 (C)NASA HST

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