LEDを電池1本で光らせるコンバータ

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 前ページの回路に、ちょっと工夫をしてみます。


図4 改良LEDフラッシャ 回路図

 どこが変わったかわかりますか?

 これは、LEDへの電流を一定に保つための「定電流回路」を組み込んだものです。LEDと直列につながっている30Ωの抵抗で電流を検知しています。

 LEDの電流が20mAになると、30Ωにかかる電圧は0.6Vになります。すると、2SC1815がONになるため、2SC2500のベース電流は1815を通って流れ出てしまい、2500はONしません。そのため発振が停止し、出力も上がらなくなります。そしてLED電流が20mAを切ると、1815はオフになり、また発振が始まって出力電圧が上がり、LED電流も増加します。これが繰り返されてLED電流はほぼ一定となるのです。

 この回路は白色LEDを点灯させる事を前提としています。白色LEDの定格電流は20mAのため、そのように設計しました。LEDと直列につながっている抵抗(30Ω)の値を変化させれば電流も増減できます。なお、2SC2500のベース抵抗は、定電流回路を組み込んだので固定抵抗器に変更してあります。

 さて、もう一つの工夫例をあげてみます。


図5 改良LEDフラッシャ2 回路図

 今度は、出力側に定電圧回路を組み込んで見ました。LEDを点灯させる場合には電圧よりも電流を一定にするほうが良いのですが、この回路ですと他に応用が利きそうです。

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