SSTV入門!!

人目のお客様です!

前のページに戻る場合は
戻るまたはBACKを押してください

SSTVとATVの違いは?

SSTVとは?

SSTVをするには?

CQSSTVに応答する

スロースキャン・コンバーターなしでパソコンでSSTV運用

★SSTVの運用ノウハウ

SSTV運用資格 は?

SSTVの変更申請等

SSTVの運用周波数

SSTVの呼び出し周波数

SSTVのQSO

SSTVのシグナルレポート

SSTVのモード


SSTVとATVの違いは?

 SSTVは、スロー・スキャンTVのことです。通常ご覧になっているTVは、FSTV(ファースト・スキャンニングTV)といい、(ハムではATVになります)。1秒間に30枚から40枚の静止画像を送って、動画として見せているのがATVです。1枚の静止画像を伝送する方法がSSTVです。実際アマチュア無線の「SSTV」は静止画による「テレビ電話」という表現が一番近いイメージです。


SSTVとは?

SSTVは「Slow Scan Television=低速度走査テレビジョン」の略称です。普通のNTSC規格のテレビでは4.5MHzもの帯域を使用し、1/30秒で1画面のカラー放送を行っています。アマチュア無線では、特に短波帯では数10KHz〜数100KHzの周波数幅しか使用が許可されていませんから、とてもとてもテレビと同じ方法ではカラーの画像を送受信するのは不可能です(1200MHz以上のバンドでは可能)
そこで考えられたSSTVでは、フルカラーの静止画像を、それもゆっくりと送る事で音声と同じ周波数幅=300〜2300Hzで送るようにしています。無線電話のマイクロホン(音声)の代わりにSSTV信号を送受信します。また画像は1枚送るのに約36〜90秒かかってしまいます。


SSTVをするには?

SSTVでQSO(交信)するには、
1.スロースキャン・コンバーターいうものが必要です。(スロースキャン・コンバーターのいらないパソコンでSSTVができるソフトもあります。)

<KENWOODのVC−H1なら、表示部やカメラ部も搭載されたスロースキャン・コンバーターで、専用ケーブルで簡単に無線機との接続できるものもあります。また、TNCで有名なタスコ電機(今は会社はありませんが、中古などで手に入れることも可能?)からもスロースキャン・コンバーターを発売しています。>


2.受信した画像を表示するためのビデオ端子の付いたTVが必要です。 (パソコンで運用する場合は、必要ない場合があります)
3.送信のための画像を入力するたるのビデオ出力のある機器が必要です。(パソコンで運用する場合は、必要ない場合があります)

4.SSTVを運用するには3F5またはF5の免許が必要です。

スロースキャン・コンバーターとは、パケットでいうTNCのことです。
無線で送信できるように映像を音声に変えたり、受信した音声を映像に変えたりする装置のことです。

CQSSTVに応答する

CQに応答する際や、相手局を呼び出す場合はSSTVは使用しないほうが ベターです。ヨーロッパではほとんどマイクを使わないQSOが一般的です。
1)多数の局がいっせいにコールするとQRMで分からない。時間の無駄 2)フォーンと共存しているので、他のフォーンだけしか運用していない 局にも理解できるやり方が望ましい 以上の点は私自身のサイパン、ベトナムなどのエクスペディションで うんざりしたことがあり、またDXerたちも眉をひそめる点です。 7MHzのフォーン局とのトラブルもこの点が原因となっていることもあるようです。 コールする際はマイクを使いましょう。

スロースキャン・コンバーターなしでパソコンでSSTV運用

パソコン(WIN3.1/95/98など)を持っておられる方は、スロースキャン・コンバーターを買わなくてもSSTVができるソフトがあります。(サウンドボード他、音声が入出力できるものが必要)
パソコン(WIN3.1・95・98)を利用すると、画像を表示するためのビデオ端子の付いたTVなどが要りません。また、コピー&ペースト機能を利用し画像のハンドリングができ、画像の編集(文字の書き込みや保存)も簡単にできます。(しかし、送信画像は、デジタルカメラやビデオが必要になってくることもありますが。。。)

代表的なWINDOWS用SSTVソフト

Windows 95, Windows 98 および Windows NT 4.0 またはそれ以上のバージョン.

Me/2000/NT(要Service Pack 3以降)

・WinPix Pro (Win9598/ NT 4.0/またはそれ以上のバージョンで動作)シェアソフト新規(オプションとして簡易インターフェイス基板もあり) ・バージョンアップ版もあり (WinPix Pro正規ユーザーのみ対象 )
・W95SSTV  (Win95/98/ NT等で動作) シェアソフト
・Chroma PIX (Win95/98/Me/2000/ NTで動作) シェアソフト
・Win Skan  (Win3.1/95で動作)
シェアソフト
・Win SSTV  (Win95で動作)<フリーソフト

MMSSTV・MMRTTY(Win95/98/ NTで動作)フリーソフト

尚、DOS・DOS/V用のSSTVソフトもあるようです。CQ誌付録CDROMでDOS・DOS/V用のSSTVソフトが入手できます


SSTVの運用ノウハウ

SSTV運用資格 は?

SSTVはアマチュア無線技士の資格を持つ方なら誰でも運用OK!

SSTVの変更申請等は

SSTVを運用するためには必ず、SSTVの免許を受けなければなりません。 SSTVの変更申請は「付属装置の追加」に該当するので、直接地元の総合通信局(電気通信管理局)に変更申請をします
 工事設計書の「電波型式」の
目には、送信機の電波型式の他に
「3F5」「F5」と記入します。 (SSB、FMいずれの場合も同じです)


送信機系統図には下図のように付属装置を記入します。

送信機系統図

SSTV装置仕様      
方式:副搬送波周波数変調方式(SCFM方式)
最高映像周波数:850Hz
副搬送波周波数:白 2300Hz 黒 1500Hz 同期 1200Hz
最大周波数偏移:±550Hz


SSTVの運用周波数

SSTVの運用周波数 SSTVはAM画像、FM画像、全電波形式に指定された周波数帯で運用します。 ただし、通常のSSTVのQSOでは、画像(SSTV信号)だけをお互いに送るというよりは、 会話をしながら画像を送受信するやり方が一般的です。 したがって、HF帯のようにSSTVがAM電話と同じ周波数帯域の場合は、問題ありませんが、 V/U/SHF帯の中では、「F5」が許可されていても データ、画像並びにレピーター等の周波数帯域は、 電話が使えなくて通常のやり方でQSOが出来ないため、殆んど使われていません。
平成9年4月1日施行でSSTVが運用できる、HF ,VHF, UHFの周波数帯域は下記の通りです。(代表的なバンドのSSB、AM、FMができる周波数帯<※AM系・FM系画像>

HF
3.525 - 3.575MHz AM/画像
7.030 - 7.100MHz AM/画像
14.100 -14.350MHz AM/画像
18.110 -18.168MHz AM/画像
21.150 -21.450MHz AM/画像
24.930 -24.990MHz AM/画像
28.200- 29.000MHz AM/画像
29.000 -29.300MHz FM/画像
VHF
50.100 - 51.000MHZ AM/画像
51.000 - 52.000MHz FM/画像
52.900 - 54.000MHz 全電波型式
144.10 - 144.50MHz AM/画像
144.70 - 145.65MHz FM/画像
145.65 - 145.80MHz 全電波型式
UHF
430.90 - 430.80MHz AM/画像
431.40 - 431.90MHz FM/画像
432.10 - 434.00MHz FM/画像
438.00 - 439.00MHz 全電波型式
1294.00 -1294.50MHz AM/画像
1294.60 -1295.80MHz FM/画像
1297.70 -1300.00MHz 全電波型式

SSTVの呼び出し周波数

法律上の制度ではありませんが、慣例的にSSTVの呼び出し周波数があります。
HFでは 7.033MHz  
日本国内 14.230MHz 国際的に共通
       21.340MHz 国際的に共通
       28.680MHz 国際的に共通

VHFでは 50.300MHz(SSB帯で使用)

UHFでは 430.450MHZ関西エリア、SSB〕などが使用されていますが、 FMは地域によって異なるようです。

SSTVのQSO

「CQ」は画像にCQの文字と自分のコールサインを入れて送信します。
CQの文字と自分のコールサインの他にQTHなどをいれるとFBです)

CQの画像例その1 CQの画像例その2

CQの画像例

他局のCQ画像を受信して応答する時は「音声」で相手局をコールするのが一般的ですが、SSTV(画像)で送信してもかまわないと思います。

送受信する画像は自分の顔写真やシャックの写真、旅行の写真、などいっぱいあります。

SSTVのシグナルレポート

SSTVの信号レポートはRSVで送ります。 R=了解度(Readabilty)、S=信号強度(Signal Strength)、V=受信画のクオリィティ(Video)です。 RSは他の電波形式と同じですが、Vの評価は次のようにします。
5・・・・・ノイズの無いパーフェクトな画像
4・・・・・多少ノイズがある画像
3・・・・・ノイズが多いが内容がわかる
2・・・・・ノイズが非常に多いがかろうじて内容がかわかる
1・・・・・ノイズが非常に多く何の画像かわからない

レポート(RSV)は送信する画面に文字を入れてもいいですし、音声でレポート(RSV)を送信してもOKです。

シグナルレポートの画面例その1  シグナルレポートの画面例その2

シグナルレポートの画面例(URとurと書いてあるところ)

SSTVのモード

音符(音声<wavファイル>の再生はダウンロードしてから再生をお勧めします)スピーカー

1.ロボットモード

 アメリカのRobot Research社で開発されたスキャンコンバーターで使用され、事実上の世界標準。 特徴はテレビ放送と同じようにビデオデータを輝度信号、色差信号に分けて送受信します。 所用時間によって36秒と72秒があります。

音符 Robot 36の音sound

2.アミガ(AVT)モード

 アメリカのコンピューターメーカーAmiga社が自社のパソコン用に開発したモードで 所用時間 は90秒、94秒、188秒があります。 SSTV信号の冒頭に同期ヘッダーがあり、画像データは独立同期で送られます。 したがって混信、フェージングに強い特徴があります。
音符AVT 90の音 sound

3.スコッティモード

 イギリスのG3OQDが開発したモードでヨーロッパ、オーストラリアでよく使用されています。 所用時間でS1、S2があります。

音符Scottie S1の音

4.その他のモード

 MARTINなどがありますが、現在ヨーロッパでは主としてマーティン M1モードが使われています。日本ではほとんど使われていないようです

音符MARTIN M1の音 sound

(参考)

 実際QSOは、3.スコッティモードのS1を使用し、運用している方がほとんどです。

<参考文献>

・JASTA(日本アマチュアSSTV協会)ホームページ
・新バンドプランで快適運用<平成9年4月1日施行>(監修:旧郵政省 発行:JARL・JARD)
・CQ出版社SSTVハンドブック

<SSTV関連リンク>

JASTA(日本アマチュアSSTV協会)



前のページに戻る場合は
戻るまたはBACKを押してください