中国の世界遺産の木造建築

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泰山

 中国道教の聖地泰山は、標高1524mでさほど高くないが、中国五大名山の第一にランク付けされて いる霊山である。五岳の中では一番東に位置し、東方を重んじた古代中国人の思想から、この山の 評価が高い。そのため、歴代皇帝が、山頂で天を祀り(封)、山麓で地の神を祀った(禅)儀式、「封禅 の儀」を行った。

 山麓には岱廟(たいびょう)が、また山頂近くには碧霞祠(へきかし)があり、 木造古建築が残されている。
 岱廟の正殿、天きょう殿(貝兄を一字にしてきょうと読むのだそうだが、 私のパソコンではこの字が出てこない。)は1009年の創建であるが、何度も火災で焼失し、現在のもの は1668年に再建されたものである。間口49m、奥行き18m、高さ22mの大建築で、北京故宮の太和殿、曲 阜孔廟の大成殿と並ぶ、中国三大木造建築の一つである。

 また岱廟には樹齢2000年を越えるという漢柏が5本残っている。そのうち2本は元気であるが、1本は 完全に枯れ、他の2本はほぼ枯れている。



岱廟正陽門
寺というより城の構えである



岱廟天きょう殿全景



岱廟天きょう殿木組



岱廟漢柏
2本(株といった方がよい)のうち1本はほとんど枯れている



岱廟枯れた漢柏の幹
枯れても大事に残されている



碧霞祠全景



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