真空管(ST管 戦前のラジオ用)

 

このコーナーでは日本の戦前のラジオに使用されている真空管を紹介します。戦前のラジオに使用されている真空管は主に2.5VヒーターのST管ですが、初期にはS管(茄子管)もありました。

 

 

 

 

2A7(Ut−2A7)

周波数変換用7極管 Ef=2.5V If=0.80A

戦前のスーパーに使用されていた周波数変換用の7極管。7ピンUtベースでST−12型、トップグリットが付いている。局部発振と混合を1本で出来るメリットがあるが、低い周波数でしか使えない欠点があり、短波帯では発振停止で受信できなくなる事もあるらしい。ただ、日本国内に限って言えば、戦前は短波の受信は禁止のため、別に問題ないのかも知れないが・・・。戦前の日本にはスーパーヘテロダイン方式の受信機が殆どなく、この球も国産はまず出てこない。よって国産のラジオには必要の無い球とも言えるが、欲しい時に手に入らない球でもある。不良になった場合はアメリカ製の購入をお勧めする。1本2000円程度出せば買えるようだ。ただし、GT管タイプが多く出ているため、形状の確認を忘れずに。

写真は左から東芝(戦後)、東芝(戦前刻印球)、RAYTHEON、KENRAD、WESTINGHOUSE製。RAYTHEONとKENRADは米国、WESTINGHOUSEはカナダ製。

 


 

 

3WC5(3W−C5)

周波数変換用7極管 Ef=2.5V If=1.00A

昭和23年頃開発された周波数変換用真空管6WC5の2.5V管で、7ピンUtベースでST−12型。戦前のスーパーに使用されている2A7と置き換える為に開発されたと見られるが、2A7を3WC5に置き換えるためには配線や定数変更等、かなりの設計変更をしなくてはならないし、2A7は戦後も一部のメーカーで生産されていたため、この目的に利用されることはほとんどなかったと思われる。だいたい、戦前はスーパーなど皆無に等しく、もっぱら戦前の並4等をスーパーに改造するために使われた。ただ、現在見られる改造品は6V管が使われていることが多く、この球はなかなか出てこない。

写真は左が双葉電子工業、右は松下製。双葉電子工業は戦後も戦前の保守用球をたくさん作っていたようで、この手の球は双葉製が多い。

 


 

 

24B(UY−24B)

シャープカットオフ4極管 Ef=2.5V If=1.75A

戦前のラジオに使用されている高周波増幅用の4極管。日本独自の球で、特性は224/24Aとほぼ同等、5ピンUYベースでST−12型。トップグリット付き。この球は戦前、昭和15年以前のラジオに使用されていることが多く、終戦前には廃品種になっている。昭和15年以降のラジオには57や58等の5極管が用いられる事が多い。4極管は3極管で高周波増幅を行うより遙かに簡単に高いゲインを稼げるため、ラジオに賞用されたが、時代の流れで5極管に変わってしまった。それにしてもこのヒーター電力の大きさは何としたことか。

この球が不良になると、受信不能や極端な感度低下になったり、再生がかからないなどの症状になる。しかし、戦前に廃止されたこともあり24Bはまず入手できない。代替品として57Sという5極管を4極管接続にした戦後の互換球があるが、これも手に入らない。シールドケースに物理的に余裕が有る場合は、海外製の224や24Aが特性同等のためそのまま差し替えて使える。ただし、これらは外形が大きいので取り付けられないことが多い。最悪は不良の24Bからベースのみを外して57を取り付けるという手もある。詳細は「ラジオ工房」の真空管の項を参照下さい。

写真は左から東芝、メーカー不明、双葉電子工業製。この球は現存する殆どが東芝製で、東芝以外は珍しい。右の双葉製は戦後の元箱入りで、この球が戦後も生産されていたことを証明している。ただし、内部は5極管構造で、57Sのプリントを24Bとしただけと思われる。

 


 

 

35B(UY−35B)

リモートカットオフ4極管 Ef=2.5V If=1.75A

戦前のラジオに使用されている高周波増幅用の4極管。5ピンUYベースでST−12型トップグリット付き。普通は24Bが使われていて、35Bはあまり使われていないが、希に24Bの代替管として使用され、ラジオに入っていることがある。特性は35と同一、外形寸法が異なる。写真は東芝製。

 


 

 

224/224A/24A(UY−224/UY−224A/UY−24A)

シャープカットオフ4極管 Ef=2.5V If=1.75A

戦前のラジオに使用されている高周波増幅用の4極管。24Aは5ピンUYベースでST−14型トップグリット付き。主に海外で生産され、日本では224が少し生産されただけのようだ。日本は外形が小さい24Bが主流。特性は24Bと同等、物理的に入れば差し替え可能。

224は最初期の球で、224Aはその速熱型、24AはST管。224の開発は1929年(昭和4年)、1931年からはST管の24Aになった。非常に古い球だが入手は可能。米国製は1本4000円程度で手に入る。ただし、224の新品は無く中古での価格。また、メッシュプレートの224は大珍品、4ピラー管も高い。日本では内部構造で値段が大幅に異なるが、アメリカではそうではないらしい。もちろん、ラジオに使うのなら24Aが新しくて良いに決まっている。

写真は左からARCTURUS124(青硝子)、RCA224A(メッシュ)、CUNNINGHAMC324。別にコレクションしている訳ではないが24Bの替わりに買っているうちに貯まってしまった。

 


 

 

227/27(UY−227/UY−27)

検波増幅用3極管 Ef=2.5V If=1.75A

最初期の傍熱3極管。27は5ピンUYベースでST−14型。27の他、日本独自の球でヒーター電流を1.50Aに削減した27A、ヒーター電流1.00Aの27Bもある。主に昭和10年頃までのラジオによく使われているが、今日出てくるラジオに国産27がそのまま付いていることは殆どない。ヒーター断線が多かったという話もあるが、多くのセットでは56に替えられている。27は増幅率が小さいため、ラジオに使うと感度が悪い。56はそのまま差し替えが出来る上、56を付けると感度が上がるので、不良にならなくても交換されたのかも知れない。この球は海外でも生産され市場在庫も多く、1本4000円程度で手に入るが、日本製は珍品。手に入りにくければ56を挿しておくのが良いと思う。

写真はCUNNINGHAM製のC327。

 


 

 

56(UY−56)

検波増幅用3極管 Ef=2.5V If=1.00A

戦前の並四ラジオによく使われている球。5ピンUYベースでST−12型。日本独自の球でヒーター電流を0.8Aに削減した56Aもある。27とピンコンパチであるが、増幅率が大きい。電極構造も現代的な構造になり、技術的に進歩しているように見える。特に昭和15年〜終戦にかけてのセットに多く使われていて、27の代用にもなるぜひ用意したい球。日本、アメリカ他で生産され、市場在庫も多い。1本2000円程度で買えると思う。ただ、茄子型の56と国産品は貴重であるが、戦時中の国産品はピンが真鍮や鉄で出来ているため、、購入の際は錆びていないことを確認したい。

写真は左からエレバム、富士電機、松下、NATIONAL-UNION、東芝製。富士電機製は1954年2月製造、松下は電極構造が平型で他社とは明らかに異なる。

 


 

 

26B(UX−26B)

検波増幅用3極管 Ef=1.5V If=1.05A

戦前の並四ラジオによく使われている球。4ピンUXベースでST−12型。日本独自の球で26よりμが高い。27は傍熱型にしてハムを低減しているが、この球は直熱のままヒーター電圧を下げることによりハムを抑えている。ここが曲者で、間違えて12Fや12Aのソケットに挿すとヒーターが切れる。「ソケットへ挿し間違えると断線します」と注意書きが貼って有る球もある。12Aが出る前は出力管としても使われ、並四には標準的に入っている球。

日本独自の球で入手はかなり難しいので代替には26を使用する。ただし、μが低くなるため多少感度が落ちるのと、外形が大きいので物理的に入らない可能性もある。写真は左からハート、エレバム、双葉電子工業、富士電機、東芝。ハートは1936年9月の張り紙付き、エレバムは珍しい2級。東芝には断線注意の張り紙が付いている。双葉と富士は戦後の製品。

 


 

 

57(UZ−57)

シャープカットオフ5極管 Ef=2.5V If=1.00A

これも戦前の並四ラジオによく使われている球。ヒーター電流を0.8Aに削減した日本独自の57Aもある。ST−12型、トップグリット付き。いわゆる6C6の2.5V管で6C6の先祖にあたる。戦前のラジオでは上の56を入れて、57−56−12A−12Fのような構成のセットが多い。24Bよりも性能的に優れているため、終戦直後まで多用された。この球が付いているセットは昭和12〜22年頃の物。

入手は難しくない。外国製なら1本2000円程度でよく出ている。ただ、57Aは貴重品。2.5Vの球のヒーターを2本直列に接続して、5V巻線から点火しているラジオがあり、たとえば56と57のヒーターを直列に接続して12Aのヒーターに並列接続等がある。この様な場合は注意が必要で57Aと57の差し替えは出来ない。普通は大丈夫だが・・・。

写真は左から理研真空管(リートロン)57、丸山真空工業(SUN)57、東芝57、東芝57A、KOトロン 特57A。この特57Aなる球の詳細は不明、57のヒーターを0.6A程度まで削減した物と推定される。

 


 

 

58(UZ−58)

リモートカットオフ5極管 Ef=2.5V If=1.00A

これも戦前のラジオによく使われている球。ヒーター電流を0.8Aに削減した日本独自の58Aもある。ST−12型、トップグリット付き。いわゆる6D6の2.5V管で6D6の先祖にあたる。戦前のラジオでは、58−57−56−47B−12Bのような構成のセットが多い。入手は難しくない。外国製なら1本2000円程度でよく出ている。ただ、やはり国産の58Aは貴重品。写真は左からCLOSSRAYの58、ZENITHの58、東芝58、58A。


 

 

57S(UY−57S)

シャープカットオフ5極管(4極管接続) Ef=2.5V If=1.00A

戦後に作られた24Bの代替管。ST−12型、トップグリット付き。日本独自の珍管。24Bは戦前に廃品種になり、その交換用として少量生産されたらしいが、あまり見かけない。これを探すなら素直に24Aを付ける方がよい。なお、この球は自分で作ることもできる。57をベースの中で接続変更しているだけだから、UYベースさえあれば簡単に出来るらしい・・・。詳細はラジオ工房を参照。

写真は左から堀川電子管、神戸工業、松下、日本電気製。

 


 

 

12YV1(12Y−V1)

リモートカットオフ5極管 Ef=12.0V If=0.15A

トランスレス用12V管。局型123号受信機に入っている。ST−12型で5ピンUYベース。何故か5ピンなのは金属をケチったのだろうか。日本独自の球で代替管は無い。特性は6D6と全く同一。不良になったらUYベースにmT管のソケットを取り付けて変換アダプターを作り、そこへ12BA6を付けるという強引な手もある。尚、12YV1Aはヒーター電流が0.175Aになっている。差し替えられないので注意したい。写真は東芝製。

 


 

 

12YR1(12Y−R1)

シャープカットオフ5極管 Ef=12.0V If=0.15A

トランスレス用12V管。これも局型123号受信機に入っている。ST−12型で5ピンUYベース。何故か5ピンなのは金属をケチったのだろうか。日本独自の球で代替管は無い。特性は6C6と全く同一。不良になったらUYベースにmT管のソケットを取り付けて変換アダプターを作り、そこへ12AU6を付けるという強引な手もある。尚、12YR1Aはヒーター電流が0.175Aになっている。差し替えられないので注意したい。写真は左から東芝、ニッショー製。

 


 

 

2A6(UZ−2A6)

検波増幅用双2極3極管 Ef=2.5V If=0.80A

戦前のスーパーで使用された検波、増幅管。ST−12型で6ピンUZベース。国産のスーパーは少ないが、その中でこの球を使用しているラジオはさらに少ない。6.3V管の75と同等、6Z−DH3Aに2極部を1つ追加してピン接続を変更したような球。歴史的には逆で当然こちらが古い。写真は東芝製。

 


 

 

3ZDH3A(3Z−DH3A)

検波増幅用2極3極管 Ef=2.5V If=1.00A

戦後開発された6ZDH3Aの2.5V管で、ST−12型で6ピンUZベース。戦前のスーパーに使用されていた2A6の交換用と見られるが、ピン配置が異なり差し替えは出来ない。もっぱら戦前の並4等をスーパーに改造するために使われた。写真は双葉電子工業製。

 


 

 

247/47(UY−247/UY−47)

電力増幅用5極管 Ef=2.5V If=1.75A

比較的大型の出力管で47はST−16型5ピンUYベースの直熱型、247はそのナス管。大型電蓄等に使われていたらしいが、普通はラジオに使う球ではない。ただ・・・47Bの替わりに入っている事が多く、驚かされる。ヒーター電流が47Bに比べて3倍以上であるが、長時間使ってトランスは大丈夫なのだろうか?写真は左から東芝、RCA製。

 


 

 

247B/47B(UY−247B/UY−47B)

電力増幅用5極管 Ef=2.5V If=0.50A

戦前のラジオに使われた出力管の決定版。ST−12型で5ピンUYベースの直熱型。UY−47を小型にした様なイメージがあるが、ヒーター電力が全然違うし、特性も大きさも異なる。同じなのはピン配置だけ。この球は47というよりは33のヒーター電圧を変更したように見える。33とは特性がよく似ている。

47Bが不良になると、まず入手できない。47Bは戦後ほとんど作られていないし、出力管は弱いので戦前の物も多くは生きていない。特に生きている茄子型の247Bは大珍品。私は見たことがない。互換球として戦後の3YP1/47BKがあり、差し替えが出来るが、これもまずない。あったとしても大変高価。壊れたときは33を使うのがおすすめ。33なら米国製が1本2000円以下で入手できる。これはヒーターが2.0Vなので、抵抗を入れて使用すると良い。

写真は左からメーカー不明、無線枢機産業、東芝、双葉電子工業製。双葉の物は戦後の元箱入りで、この球が戦後も生産されていたことを証明している。一般には戦後は生産されず3YP1に変わったとされているが、この球は内部も47Bと全く同一の構造である。

 


 

 

112A/12A(UX−112A/UX−12A)

電力増幅用3極管 Ef=5.0V If=0.25A

戦前のラジオの出力管。ST−12型で4ピンUXベースの直熱型。出力管といえば47Bかこれで、高級機は47B、普及機は12Aが多い。また太平洋戦争突入後に作られたセットは12Aが多いように思われる。112Aはナス管で特性は同一。小さな3極管で、出力は0.3Wも出せないが、マグネチックスピーカーを働かせるには十分。

この球は戦後もしばらく生産されていたため、米国製が1本3000円くらいで手に入る。ただ、米国製はST−14型で国産品より一回り大きい。シャーシが小さくて球と球が接近しているセットでは入らないかも知れない。写真左から神戸工業、松下、東芝(戦前)、東芝(戦後)、丸山真空工業製。神戸工業は珍しいトップゲッターで戦後の物。東芝のものはベースにToshiba標記で、最近までこの球が生産されていたことを示している・・・といっても昭和40年よりは前ですが。

 


 

 

2A5(UZ−2A5)

電力増幅用5極管 Ef=2.5V If=1.75A

42の2.5V管で、6ピンUZベースST−14型。近代的な同軸円筒構造をした電極で、42は昭和30年以降まで使われていた。この2A5は戦前の国産高級ラジオに使われ、昭和10年〜15年頃の物で2A5を使って3W程度の出力でダイナミックスピーカーを鳴らすようになっている物がある。使用例はスーパーヘテロダイン方式のラジオに多く、よって数は少ない。

国産品は元々少なく入手は難しいが、海外製は多分手に入ると思われる。写真は左から東芝、松下、双葉電子工業、CONTINENTAL製。CONTINENTALは戦前の米国製で、カーボンスートされて真っ黒である。

 


 

 

3YP1/47BK(3Y−P1/UY−47BK)

電力増幅用5極管 Ef=2.5V If=0.90A

6ZP1の2.5V管で、5ピンUYベースST−12型。47Bの代替として戦後6ZP1を改造して作ったらしい。この時、ピンを47Bに合わせるため、5ピンにしている。47Bの代わりに挿して動作するが、特性が同じでないため疑問が残る。また、ヒーター電流もほぼ2倍になっていて47Bより大きい。多く作られた球ではないので、入手は難しい。33で代用することをお勧めする。

写真は左から松下、神戸工業、東芝、オリエンタル製。東芝はマツダの印があるが、作りが雑で本当にマツダかどうか怪しい。オリエンタルは3YP1/47BKの表示。

 


 

 

12ZP1(12Z−P1)

電力増幅用5極管 Ef=12.0V If=0.15A

6ZP1のトランスレス用12V管で、6ピンUZベースST−12型。局型123号に入っている。日本独自の球で代替管は無い。特性は6ZP1と全く同一。なお、12ZP1Aはヒーター電流が0.175Aで差し替えられない。写真は左から松下、東芝製。

 


 

 

33(UY−33)

電力増幅用5極管 Ef=2.0V If=0.26A

戦前の電池管。ST−14型で5ピンUYベースの直熱型。日本のラジオにはほとんど使われていないが、UY−47Bの代わりに使える。ヒーター電圧が異なるため、ヒーターにシリーズ抵抗を入れて使うのが良く、抵抗を入れないと短命になる。特性は47Bによく似ている。国産は珍しいが、海外製なら1本1500円程度で安い。

写真は左からNATIONAL-UNION、GE製。何故か電極構造からマイカ、絶縁チューブの色まで全て同じ。どちらかがOEM品と思われる。

 


 

 

112B/12B(KX−112B/KX−12B)

整流用2極管 Ef=5.0V If=0.50A

112Aからグリットを取り除いて整流用に改造した日本独自の球。UXベースの4本足、ST−12型。昭和12年頃からは12Fに変わったため、生きている球は殆ど残っていない。不良になった場合は12F,12FK,80BK,80HKで代用できる。写真は左からケンロク112B、東芝12B。

 


 

 

12F(KX−12F)

整流用2極管 Ef=5.0V If=0.50A

12Bの後継種で日本独自の球。UXベースの3本足、ST−12型。初めは4本足だったが、戦争中に未使用のピンを省略して3本足に変わった。戦後まで使われ続けた球で結構残っているとは思うが、新品を買おうとすると高い。

写真は左から日立、東芝(戦前)、東芝(戦後)、松下、エレバム製。戦前の東芝製は真鍮の4本足、その他は全て3本足である。

 


 

 

24ZK2(24Z−K2)

整流用双2極管 Ef=24.0V If=0.15A

トランスレス用の整流管で6ピンUZベースST−12型。戦前のトランスレスに入っていることがあるが、これも今は殆ど無い。ダイオードと抵抗をUZベースに詰めてソケットに挿したら良いかも。写真は左からニッショー、東芝製。

 


 

 

B37

安定抵抗管 Ef=37.0V If=0.15A

トランスレス受信機のヒーター電圧を調整するため、ヒーターに直列に入れて使用する、ただの電球に近い物。3ピンUXベースのT管。戦争末期及び終戦直後は電源電圧が不安定であり、このような球が必要だったと思われる。49V0.15AのB49もある。この球は電球のフィラメントの非線形抵抗を利用して、電源電圧が下がった場合はフィラメントの温度が下がって抵抗値が下がり、電源電圧が上がった場合はフィラメントの温度上昇により抵抗値が上がる。よって真空管のヒーター電圧が自動調整される。これも今は殆ど無いが、今は電源電圧が100V±10%以下に収まっており、抵抗で十分代用できる。抵抗は熱くなるので注意。写真は東芝製。

 


 

        この他にも色々な球がありますが、手持ちがありませんので入手でき次第掲載します。

        間違い等随時修正していますが、お気づきの点が有りましたらメールでお知らせ下さい。

        価格等は参考です。現在もこの価格で買えるとは限りません。また真空管は非売品です。

 

 

 

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