1或る広場住民の記録 投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月27日(木)22時18分13秒
小説:或るあめぞう住人の日記

地道にレスをつけてきた。厨房も煽った。ネタスレにも積極的に参加した。
そんなこんなで未熟な俺もあめぞう歴1年。やっと住人を名乗れる頃だ。
そんな俺だが今までスレを立てたことが無い。そんなものには興味がなかった、といえば嘘になるよな。
いまや俺も一端の広場住人。その権利は勿論あるし、「スレ主さん」って、呼ばれたかったさ。
ま、自信が無かった、と言うのが本音だよ。笑ってくれ。

一年だとはいえ、俺だって今まで色んなスレを見てきたつもり。
「荒らせ!!」「ふーん」「話しませんか?」「オマエモナー」、、、「氏ね」「消えろカス」「キモイ」・・・・そんなスレが大半だったよ。
俺は怖かったんだと思う。自分が必死で考えたスレッドが無残に朽ち果てていく姿。見たくないさ。誰しもそうだろ?スレッドは言わば息子。
不良になんてなってほしくない。変な輩に汚されたくない。賢くなってほしい。人様の役に立って欲しい・・・・

だがやっぱりあるんだよ。「良スレ」「>1 最高」「ワロタ」、、、、いわゆる良スレさ。
ふぅ。

なにが言いたいかって?そう、俺はついにあの「広場」に新規スレッドを作成するんだ。もう決めたさ。

つづく
2投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月27日(木)22時18分43秒
当然だが俺は安易にスレは立てない。何が喜ばれるか、どんなネタに食いつくのか、みんなは何に興味を持っているか、、、、それが考えられらない奴にスレ主になる資格なんて無い。
俺は靖国神社に参拝するときのあの緊張感で、過去のスレッドを検索した。
正直見なければ良かった、って思ったんだ。
偉大な歴史の重みが俺の自信を揺るがす。キーボードを打つ俺の両手はガチガチ震える。
広場に戻ってきた。また新スレがたっている。「お願い!!!!」「ぃゅsいる??」「男の子に質問です!」「荒らせ!!」
俺は彼らがうらやましくなった。世代の違いだろうか?俺にはとてもこんな図太さはない。

外の空気が吸いたくなった。 つづく
3投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月27日(木)22時19分01秒
晩春だとはいえ、夜はまだ少し肌寒い。久しぶりに見上げた東京の空。
意外と星が多いんだなぁ・・・ この中のいくつの星が現存するんだろう。
俺は数多の星たちに、広場のスレを重ね合わせていた。
負けるわけにはいかない。俺は広場の一等星になるんだ。いや、二等星でもいい。ずっと広場という大宇宙に、絶対残ってやるさ。

部屋に帰ってきた。俺はネタを考えようと、部屋中を見渡した。
絶対クソスレにしない。厨房に侵されない。1000レスの大台を突破する。
考えれば考えるほど苦しくなる。これがスレ主の苦しみか。

その日俺が寝たのは朝8時。学校には行けなかった。

つづく
5投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月27日(木)22時19分17秒
俺は一種のノイローゼ状態だった。あれからまだこれといったアイディアが浮かんでいなかったんだ。
来る日も来る日もスレのことを考えていた。街へ出れば俺は不審者そのもの。
動くもの動かないもの全てに目を光らせていたさ。
そんな人間がまともな日常生活を送れるはずも無いよな。

俺は2年間付き合った彼女と別れた。
理由は俺にもわからない。PCの前でひたすら「ネタネタネタ・・」とつぶやく俺の背中を見て、ただ彼女は泣いていた。

「待ってくれ!」家を出て行く彼女に俺は言った。
彼女はその言葉を待っていたかのように一瞬顔に生気が戻ったのを覚えている。
俺は彼女にこう言った。
「何か良スレになりそうなネタがあったらメールしてくれよな!」
無き果てて枯れたはずの彼女の目から再び大粒の涙がこぼれた
「もう知らない!!」

つづく
6投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月27日(木)22時20分40秒
いつしか俺は、友達も失いかけていた。
理由はわからない。
学校にも来ず、来る日も来る日も遊びの誘いを断り続ける俺を、もはや誰も気にかけようとはしなくなった。

俺の精神状態も極限だったのかなぁ。俺の厨房叩きはこの頃過激化の一途を辿っていたよ。
「氏ね」「カス」は勿論、「デジョンで異次元飛んで来い」「遺伝子組み替えられて来い(わら」、連続コピペ400レス・・・・・
削除依頼だって俺一人でゆうに一日100スレを越えたよ。

そんな辛い夏を越え、東京にも秋が訪れた。
僕の髪が肩まで伸びたころだったよ。
俺はついにzoneに至ったんだ。時は満ちた。
失ったものは大きかった。今の俺は一欠けらの都塵に他ならないだろう。
だが俺はその価値のある有意義な四ヶ月を過ごしたつもり。後悔は無い。
俺はやるよ。
スレッドを立てるんだ。
つづく
13投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月27日(木)22時45分49秒
その日、俺は髪を切りに行った。その後近所にある神社にもお参りしに行った。
すでに生活も苦しくなるくらい貧乏だったが、清貧だと思いたい。
俺は賽銭箱に惜しむことなく、なけなしの1000円札を入れた。
「・・・・・良スレになりますように」

帰ってきた俺は正座をしてパソコンの電源を入れた。
いつも見慣れたはずの小池栄子の壁紙も今日は違って見える。栄子がファイト、と言っているような気がして、不覚にも俺は勃起した。
あめぞうの広場。今日もクソスレが立っている。「あのさぁ」「どうしよ!!生理になりそう!!」etc・・・・
俺は手馴れた手つきで「>1クソスレたてんなヴォケ」とレスし、ニヤリと笑った。
さぁスレを、俺の初めてのスレを・・・
心臓の鼓動が聞こえる。手が震えている。喉が渇く。額には汗が滲んでいた。「ちっ」
俺はまだ躊躇していた。スレを、スレを立てるんだ。お前には構想四ヶ月の最高のスレがあるだろう?さぁ、さぁ・・・
心の声が俺とはさも別人であるかのように無責任に俺を後押しする。

つづく
14投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月27日(木)22時49分06秒
俺はゆっくりとスレッドタイトルを入力した。
手は、、、手は震えていた。

投稿者名・・・そうか、俺はずっと捨てHNだったんだ。
どうしよう・・・ゴクリ・・・余計な労力は使いたくないんだが・・・
俺は焦って部屋を見渡した。テーブルの上のハサミが目に入った。
安直だが、仕方ない。この流れを切りたくは無い。

投稿者名、「ハサミくん」
スレッドタイトル「おすぎとピーコは三つ子」

そしてスレッドの運命を握る最も重要なファクター、第一レス目。
「そしてその三人目が俺。」
この一文に四ヶ月を費やしたといってもいい。
さぁ「新規投稿」だ・・・・・
絶対クソスレにはさせねぇ。
俺はゆっくりとその時を迎えようとしていた。気がつくと涙が出ていた。

つづく
22投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月28日(金)17時39分47秒
クリックしたあのときのことを俺は覚えていない。
スレが立ったかどうか確認することもなく、俺は逃げるように外へ飛び出した。
「・・・・・!!!!」 とにかく遠くへ行こうと思った。
ああもうレスがついた頃だろうか、いや埋もれたりして・・・アァァァァ
生きた心地がしないとはまさに今の俺の状態だ。
とはいえ、結果も何も分からないところでこうして憂慮しても仕方ない。
俺は再び家に帰ってきた。
「俺のスレ俺のスレ俺のスレ俺のスレ・・・」「・・・あった」
俺のスレはトップにあった。
「レスがついているのだろうか・・・」
スレを立てるときも死ぬほど緊張したが、レスをチェックするのもそれに匹敵するほどの緊張感を与えてくれる。

「2投稿者:ふーん、で?投稿日:2004年05月28日(金)14時11分16秒」

「ふ、ふーん だと?!このやろう!」
それは自分がバカにされたというような感覚より、自分のペットを虐待されたような感覚だった。
「俺のスレを、、俺のスレを!」俺は冷静さを失っていた。

つづく
35投稿者:(Θ×Θ)  投稿日:2004年05月29日(土)12時32分57秒
俺は酷く動揺していた。このままではクソスレ街道まっしぐらじゃないか。
つまらん2の野郎のせいで俺の四ヶ月が無駄になるのだけは避けたかった。
「落ち着け、落ち着け・・・ふー」
・・いや、よく考えろ俺。
2での煽りや叩きはいわば社交辞令っつーか、お約束みたいなものじゃないか
最近の厨房がそういう「もののあはれ」を理解していない様を見すぎたせいで
俺までこの有様だ。ここは腰をどっかり落ち着けて3以降に注目しようじゃないか。
「更新」っと。

3投稿者:ぃゆ☆  投稿日:2004年05月28日(土)14時13分22秒

はぁ?嘘でしょ?!テレビで双子だっていってたし!!
はい、キモイ!

「!!!」
俺は言葉を失った。厨房にマジレスされている!!!!!完全に殺された・・
誰か、誰か、広場住人の方、フォローを!!
俺は心の中で叫んだ。

つづく
36投稿者:(Θ×Θ)  投稿日:2004年05月29日(土)12時45分13秒
その後20回ほどリロードを繰り返したものの、俺の悲痛な叫びが聞こえるはずもなく、3以降レスは全くつかなかった。
その後広場には、クソスレが示し合わせたようにリズム良く立ちまくり、
気付けば俺のスレはもう相当下に下がってしまっている。
「まずいまずいまずいまずいまずいまずい」
今になって思うよ。俺の誤算、それは時間帯が早かったこと。
多分心のどこかに気の迷いがあったんだろうよ。昼は比較的敷居が低いじゃないかなって、思ったさ。
こんなところで精神論を語りたくないが、俺はそのとき自分の臆病さを酷く責めた。

「ageないと」
俺はすでに下がりに下がった俺のスレを救済すべく、いわゆる「禁じ手」である「スレ主age」を使おうと決心した。

4投稿者:ふfぁいああ  投稿日:2004年05月28日(土)14時30分52秒

ぁぁいあぁ

投稿者名「ふfぁいああ」、レス「ぁぁいあぁ」に意味はない。
とにかく匿名性と通り魔的犯行を強調することによって、スレ主ageをカモフラージュしようとしたのだ。
再び俺のスレは表舞台に帰ってきた。
つづく
57投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月30日(日)10時02分43秒
スレが上がったとはいえ、それは決して状況が好転したのではない。
俺の経験から言わせてもらえば、今現在広場に駐在しているのはおそらく、消防20%、厨房45%、工房30%、、その他5%だろう。
実に心もとないではないか。
いや、逆に考えれば俺の記念すべき初スレの船出にはぴったりの荒波なのではないだろうか。相手にとって不足は無いぜ。

今広場には消防海賊が猛威を振るい、厨房鮫がうようよ泳ぎ廻り、工房嵐が吹いている。
この難所さえ越えれば当面の安全を保証してくれるであろう、夜の部が待っている。
俺が運んできたとっておきの異国のネタに人々は歓喜し、魔の昼の部を勝ち残った俺のスレを賞賛するだろう。
そして人々は口々にこういうに違いない

「ワロタ」

そんなことを思いながら俺はもう一度「更新」をクリックした。

5投稿者:☆なつみ☆投稿日:2004年05月28日(土)14時37分45秒

誰かいますか???話しませんか??


俺のスレはさっそく消防海賊の侵入を許してしまっていた。
つづく
60投稿者:(・×・)  投稿日:2004年05月30日(日)10時55分09秒
消防は厨房を呼ぶ。腐った死体を呼ぶマミーのようだ。
最初に叩き潰さねば次から次へと腐った死体がやってくるだろう。
そうなれば終わりだ。スレタイ「おすぎとピーコは実は三つ子」だけがむなしく残り、俺はただの雑談スレのスレ主と成り果ててしまうだろう。
俺は焦った。
「叩かねば叩かねば。」
だがここは慎重に行わなければならない。
なぜなら中途半端な叩きは、血気盛んな工房の下手な叩き参戦、そしてまともに叩けない工房による確変コピペ荒らしを誘う可能性があるからだ。
消防ー厨房ー工房ラインが完成したとき、そのスレはいわゆる「クソスレ」となってしまう。

つづく
73投稿者:(・×・)  投稿日:2004年06月04日(金)21時48分48秒
消防の侵入を許してしまった俺のスレ。もはや残された道は一つしかない。
俺は脳裏に浮かんだある言葉の存在を認めながらも、それを意識しないように努めていた。
タバコに火をつけ、観たくもないのにテレビのスイッチをONにした。
ワイドショーは今日も低俗な話題でもちきりだ。俺は頭の中に浮かんでいたある言葉をかき消すようにチャンネルを変えまくった。
何かに落ち着いたらあの言葉の存在を認めてしまうような気がしたからだ。

「自作・自演」

無理だった。
結局最初から答えは出ていた。
本当は2レス目で気付いていたんだ。これしかないってことを。
ヤハウェ以外のものを神としないこと、父母を敬うこと、安息日を聖別すること、殺人・姦淫・盗み・偽証・貪欲、偶像を作ること、そして自作自演。
俺は十戒の一つ、自作自演を破ろうとしていた。もう手は、手は勝手に動いていた、気がする。
つづく
75投稿者:(・×・)  投稿日:2004年06月04日(金)22時03分40秒
クソスレと化した俺のスレッドは、見るも無残に短時間のうちに随分下まで落ちていた。
俺がやっていることは「クソスレあげんな」そのものではないのか?
自分のスレだからってこんなムシに食われたような終了スレを上げていいのか?
雑談の温床になるスレをあげることに躊躇は?
挙句の果てには自作自演を?
are you happy?are you happy? are you happy?are y・・・・・

「オフコォォォォッォォォォォォオス!!!」
俺は覚醒し、その瞬間から異端にして狡猾、無慈悲で独善的、ときどきおちゃめにデカダンスにオナニーダンスを踊る、いわゆる「はじもがいぶんもないいたいわがまますれぬし」と化した。
「↑のレスカキコ」をクリックした。

6投稿者:>1投稿日:2004年05月28日(土)15時07分15秒
ワロタ

どうだい俺は「ワロタ」の称号をこうもあっさり手に入れたんだぜ。
マジメにやってりゃキリがねぇや こいつはいいや ぎゃっはっは。
俺はヘミングウェイの小説のような独り言を自嘲気味にこぼした後、一人、泣いた。
つづく
89投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年06月08日(火)19時47分06秒
「自作自演カッコワルイ」
「自演乙」
「自演かよ」

夜中悪夢で目覚める日が三日ほど続いた。
俺はあのあと夜の部を待つことも無く、逃げるようにシャットダウンしていた。

数日間広場を避けていた。

妄想板、人体板をしばらく彷徨い、自分を戒めるかのようにサロン、園芸、GUN板で一人レスをつけ続けた。
一週間過ぎた頃だろうか。さすがに寂しくなっていた。

広場は俺を再び迎え入れてくれるだろうか。
ああ、俺のスレは、、いや、もうどうだっていいか。

もうスレなんて立てません。自演するくらいなら俺は清らかな捨てHNでいい。・・・俺は主役じゃなくていい。

俺は再び広場へ帰ってきた。

つづく
99投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年06月21日(月)12時14分29秒
俺のスレはもう見えるところには無かった。
「クソスレだしな」と自嘲ぎみに笑った俺だったが、やっぱりあのスレのその後は気になっていた。
「墜落した飛行機のブラックボックスを回収するようなもんだろ。これは調査である。御名御璽。」
自分方向に発した情けない言葉。それが精一杯なんだ。
そうして俺は、沈没した自分のスレを潜水調査してみることにした。
「なぜ俺のスレは沈没してしまったのだろうか・・・」
海底に沈んだ俺のスレを発見するのにそう時間はかからなかった。それほどおく深くに沈んでいなかったことに俺は驚いた。
周りには同様に朽ち果てて使い捨てられたゴミ同然のスレたちが眠っている。
さっそくスレを調査することにした。

つづく
100投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年06月21日(月)12時29分48秒
その下がり具合からして、スレの傷みはさほどひどくはないようだ。
ひょっとしたら最近まで使われていたのかもしれない。
内部を覗いた。そして驚いた。

129投稿者:マンコ 投稿日:2004年06月2日(月)12時14分29秒
マンコ

130投稿者:<129投稿日:2004年06月2日(月)12時15分44秒
キモイ
131投稿者:>130投稿日:2004年06月2日(月)12時15分44秒
いちいちクソスレあげねぇでくだせぇ
132投稿者:オマエモナー投稿日:2004年06月2日(月)12時16分43秒
 
「厨房漁礁だ」

使用済みの列車などを海底に沈めて魚の棲家として再利用するという話をきいたことがある。いわゆる漁礁というやつだ。
どうやら俺のスレはその機能を失った後、厨房漁礁として再利用されていたようだ。
船長を失ったスレの成れの果てを見せ付けられた俺は甚く反省した。
つづく
110投稿者:ヽ(・x・)ノ´~~~  投稿日:2004年06月23日(水)20時03分37秒
出航することさえ許されず沈められた幻の巨大戦艦。
用意した砲台も、最新鋭のレーダーも、乗組員がいなければそれはただの鉄くず。
「ゲッツ....オブジョイトイ」
海底に沈んだスレは俺にそう語りかけていたようだった。
妙に説得力のある言葉だった。
漁礁で遊ぶお魚さんたちの姿を見た俺は不思議と優しい気持ちになった。
「俺はこれからもずっと捨てHN。それ以上でもそれ以下でもない。」
明日からまた厨房を叩くことは変わらないだろう。
敗北を知った男。俺。
安易にスレを立てる輩への憎しみは誰にも負けないだろう。
俺は最強になる。最強の煽り、最強の叩きで最強の捨てHNになればいい。
街を華やかに闊歩する固定どもよ。俺の覚醒に気付かぬのんきくんどもよ。
待ってろよ。俺はやるよ。
第一章、完結
疾風怒濤の第二章を待て!!
114投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年06月25日(金)01時43分58秒
第一章:【憧憬、覚醒】
第二章:【狙われた固定〜クーデター前夜〜】

でお送りしております
130投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年06月28日(月)03時49分08秒
第二章:狙われた固定〜クーデター前夜〜

あれから数週間、広場には捨てHNに戻った俺の生き生きとした姿があった。厨房への煽り、叩き、自己総括の強要等々、長い期間を経て復縁した恋人同士が愛のリハビリテーションをするかのごとく、地道に、しかし確実に俺はブランクを埋めていった。

死の淵から這い上がった俺の洗練された煽りに便乗し、勢いづけられ、そして互いを鼓舞し高めあう、「顔の見えぬ戦友」は以前より増えていった。
あれから俺は最強の捨てHNになることを誓い、それを現実のものとするために努力し続けた。
その甲斐あってか、我が師団は順調に連戦連勝を重ね、次々と厨房の砦を粉砕していった。
あめぞう世論が「非人道的だ」といおうとも、時にはコピペ荒らしグレネードを使い、ナリによる情報戦やネカマくのいちをかって出ることもなんらためらわなかった。

「全ては最強のため」

また、ネタを提供する心の広さも捨ててはいなかった。
未だ姿を見ぬゴエモンから、玄関に小判を投げ込まれた江戸の町人たちのように「だれかしら」と、姿の見えない俺のネタに歓喜した。
そう、俺は捨てゴエモン。そのものだ。 
つづく
143投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年07月03日(土)04時51分19秒
現在広場には暗黙のうちに馴れ合いが許可された長寿雑談スレが存在する。
「ヒエラルヒー@あめぞう」がそれだ。
そこに暮らす多数の固定どもは芸能人きどりで日々楽しげに語り合い、馴れ合い、時には実際に会い、アーイアイアーイアイつまりお猿さんだよ。
そんなお猿さんたちを慕う外部固定、捨て、通りすがり、商人、役人、売人、卸業者、ジョン、ポール、リンゴ、ジョージetc....
聞けわだつみ、、、もとい、聞け腐れ固定どもよ。俺はお前らの作ったソフト階級社会に心底ヘドが出るんだよ。
いいか、俺はこの広場で革命を起こすんだ。ネット上のまさに「無血革命」だ。広場に再び捨て社会を復古させ、スレは短くスパッと100あたりで完結。
馴れ合いにはギロチンを、クソ雑談には火あぶりを。

俺は確実に階級制度の象徴、恐怖政治の本部、ヒエラルヒー@あめぞうを広場から消す。そして新しい秩序は我ら捨てHNによって再構築されるのだ。
こうして俺の闘いはその第二幕をスタートさせた。
172投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年07月24日(土)13時50分32秒
ヒエラルヒー@あめぞうがこうも巨大になった要因を俺なりに考えた。
ここまでレスを重ね、固定を終結させ、さらにばかやろうやふぁっきんじゃっぷやにくいあんちきしょうなどに支持され、慕われ、初めは忌み嫌っていた勢い猛き戦士達も最後には兜を脱ぎ武器を捨て全裸でもって「あっぺらっぱほーう」と平和な彼の地へ吸い寄せられるその要因はなんなのか。
固定が集れば固定が馴れ合うのは世の常。単に身内の話に花を咲かせるだけの肥溜めと化すのもまた世の常である。
まぁ簡単だ。
広場全体の沈降によって、隆起の努力もなしに唯一それを免れたあのスレが高みに昇っただけのこと。
俺は知っている。このスレが維持されているのはほんの四、五人の固定のお陰だということを。
ざっと見たところ頻繁に書き込みをしているのはこいつら。広場のおたずね者である。
吐き気親、通称「塩酸パパベリン」。ヽ(・谷・)ノ、通称「谷亮子」。フェラルバー、通称「フェラ」。娑婆、通称「箔がつきましたね兄貴」。(十)y-~~ 、通称、「ロビンマスク」。
つづく
212投稿者:ヽ(・x・)ノ  投稿日:2004年08月25日(水)22時37分16秒
ヒエラルヒー@あめぞうは眠らない。夜中にもなるとスター気取りで帰ってくる固定さんタチ、そして彼らを半袖はんずぼんで出待ちするユーゲント固定の少年少女。
「うぃーっす、吐き気親です!今日も飲んできたんdeath!」
「きゃーきゃー 吐き気親さんだ、今日もすてきなキーボードさばき。あたい、したたり観音になりそうなんdeath!」
「がっはっは、今日もキーボード一つで君たちをイカせちゃおうかな。そーれenter!」
「きゃーきゃー イキはよいよい マジレス怖い」
「がっはっは、今日もぜっこちょうだこのやろうさのしろう」

まぁ簡単に言えばヒエラルヒー@あめぞうとはこういうところだ。こんな下品で低レベルなスレッドが一億レスを達成した広場の名物だというから呆れる。しまいには「雑談はヒエラルヒーで。」などとのたまう捨てHNまで出てくる始末である。

つづく
http://ame.x0.com/story/040527221813.html