E-listBBSSearchRankingTechnopolis-MarsGo to Top
E-listBBSSearchRankingTechnopolis-MarsGo to Top
E-listBBSSearchRankingTechnopolis-MarsGo to Top
 

97式魚雷(開発名:G-RX4)

SH-60Jから投下される97式魚雷

( Type 97 Light Weight Torpedo)

(写真は防衛省ホームページからのリンクです。)

1972年に就役したソ連の潜水艦、705計画艦(NATOコードネーム:アルファ)はチタニウム製の船体と高出力の金属冷却原子炉を持った極めて高性能な潜水艦であった。その後、ソ連は高性能な潜水艦を続々と就役させた。

それらの潜水艦では高速化、深深度度化、浅海域運用化、静粛化、魚雷防御手段の巧妙化がなされ、また941号計画艦(NATOコードネーム:タイフーン)のような二重船殻の大型艦は内殻と外殻の間が大きく、実質的な空間装甲を持つことになり、西側の持つ従来の対潜水艦魚雷では明らかに性能や破壊力が不足であった。

ソ連潜水艦の能力の一例を挙げると、西側の代表的な魚雷であるMK46Mod5は運用深度が最大750mと言われているが、685計画艦(NATOコードネーム:マイク)は最大運用深度は約1,000mと言われている。西側各国はこれらの高性能で且つ巨大なソ連潜水艦に対抗するため、新型魚雷の開発に乗り出した。最も代表的なものが米国のAdvanced Lightweight Torpedo [ALWT]であるMK50である。そして日本では1985年から開発が開始され、1997年に制式化された97式魚雷である。

97式魚雷は誘導制御部、推進装置、弾等部より構成されているが、誘導制御部には最新のマイクロプロセッサが搭載され、ソフトウェアによる制御の比重が大きく、非常にプログラマブルな魚雷であると言われている。この魚雷の特徴について以下に述べる。

誘導制御部

推進装置

弾等部

97式魚雷は対潜水艦用航空機(P-3C,SH-60J/K,P-X)に搭載される他、艦船では短魚雷発射管や新アスロックの弾頭として装填される。主契約会社は三菱重工業で、価格は一本当たり約1億円程度と言われている。