アフガニスタン特集

 

北部同盟がカブールを制圧。Radio Afghanistanは局名を復活し11月13日より放送を再開。clandestineradio.com

Al JazeeraTVにウサマ・ビン・ラディンのカブール声明があります。

Al JazeeraTVにウサマ・ビン・ラディンのジハードの呼びかけがあります。またBBCに関連番組のアーカイブがありました。パノラマとクリップ1,2,3です。

CWRのメイリングリストを見ていて気付いたのですがアフガニスタンの10月のレポートは By Y Sakagami, CRW Japan Bureauとなっていました。坂上氏は国内では中央アジア〜中東、北アフリカのDX第一人者でもあります。かつてはアル・マウジャという中東DXクラブでお世話になりました。ご活躍されてるようで何よりです。

 

米英軍は10月8日未明に戦闘状態に入りました。カタールの衛星テレビ、アル・ジャズィーラがビンラディンのアナウンスを放送してました。アラビア語ですがメディアプレイヤーで中継見れます。NHK-BSでもCNN経由でアル・ジャズィーラの中継と同時通訳やっていて一番わかりやすいですが。。

イランは今のところスンニ派原理主義にはかかわらずとの方針ですが、
当面はサウジ国内の原理主義者の動きも気になります。ここで革命騒ぎがあると
この冬の石油代が上がります。パキスタンも難しい政治局面をむかえてます。
タリバンを見捨てたムシャラフ大統領が国内西部のジハード推進派を押さえることが出来るか微妙なところです。

 

 

タリバンのサイトは現在どこもアクセス出来ません。
現地から入る情報はイスラム法の声放送とタリバンに近いパキスタンのAIP通信、
Afghan Islamic Press news agency の2つです。
あと日本政府に直接入ってくる情報源はイスラマバードの日本大使館くらいでしょうか。
タリバンは近代的な意味の政党ではなく統治者の集合体として機能しています。宗教指導者評議会(シューラ)の召集により多くが決定され、タリバンがそれを実行するしくみです。



シャリア

TVニュースで「シャリアによると…」と放送されているタリバンのラジオ放送はイスラム法の声、The Voice of Shari'a というのが正式なのですがカブールの100kW短波送信機で00:30より15分間の英語ニュースを放送してます。
The Voice of Shari'aは7092v kHzで09:58に国歌で開始。国内向け番組の後、00:30より英、アラビア、トルクメン、ウズベク、ウルドゥ、ロシア語のニュース番組が放送されています。7090kHzのVoice of Iraqi Kurdistanの混信を受けます。パラレルは1107 kHz(1000 kw, Kabul)で欧州、中東ではCairoと混信しながら入っているそうです。(CRWレポートより) 最新情報はClandestineRadio.comをご覧下さい。7085-7088 kHzなので古い無線機やラジオ持ってたら多分聴けます。
ダリ語はペルシャ語の方言、パシュトー語はそれにインド系言語が影響した言語です。
古い歌謡曲を聴くとパキスタンのと似ています。
周辺のイランやタジク、ロシアとは仲悪いです。
特にロシアは、タジキスタンに機械化狙撃師団8200人、国境警備隊14500人などを展開しています。


ロシア

今回、誤報で慌ててアナウンスしたパレスチナだけでなくイラン、リビア、キューバが
米国民に哀悼の意を表し、さらにカストロ議長は米国への支援も表明した。
これらの国々が直接米国と対話すれば、「ならず者国家」とのパイプを武器にしたこれまでのロシアの外交戦略は力を失う。但しタリバンが壊滅すればチェチェンや中央アジアなど足元の問題が一気にかたずくかも知れずロシアはしばらく様子見となるでしょう。


タリバン

タリバン政権を担っているのはパシュトー系の学生上がりでカブール以北は反タリバンの北部同盟が押さえている。イスラム教スンニー派を信仰、タリバンを正式政権として承認した国はパキスタン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦の3カ国のみです。但し、既にパキスタン以外は国交を断絶してます。
タリバン指導部は国連議席の承認を求めているが、国連は承認していません。
最高指導者はムハマド・オマル。

97年から国連の援助でインフラ整備と教育や医療、そして地雷撤去が進んでます。
あまり知られてませんが国連のアフガン難民に対する帰還支援プロジェクトの費用はほとんど全額、日本政府が出資しています。99年初頭現在、イランに140万人、パキスタンに120万人。
2000年9月17日、緒方貞子・国連難民高等弁務官が訪問、タリバン政権と会談。

 

ここ数年の情勢

パキスタンの情報機関ISIは米国からの軍事援助をムジャヘディンの各派閥に配分していた。
ISIはアフガンゲリラの中で7人のリーダーを選び出し、この7人を通してしか武器の配布や軍事訓練の申し込みを受けないことにした。これが「ムジャヘディン7派」である。
89年にソ連が撤退し、ムジャヘディンどうしの内戦が始まると、カブール周辺は、南にヘクマティアル派、北にマスード派、西にハザラ人の勢力が陣取り、相互にカブールを奪取しようと戦った。こうした状況は95-96年に南からタリバンが進軍してムジャヘディン各派を打ち破るまで続いた。


94年1月、ヘクマティアル派はドスタム派と組んでラバニ派を攻撃。内戦はカブールから全土に拡大した。
94年夏、アフガンの戦場に突然現れたイスラム神学生の武装グループ、タリバンは南部のカンダハル制圧を手始めに、急速に勢力を拡大。
96年9月カブール制圧
タリバンに対して旧反政府ゲリラ連合政権の残党である三派連合(ハリリ派、ドスタム派、マスード派)が対峙していたのが、97年のアフガニスタンである。
バーミアンを拠点とするハリリ派(イスラム統一党)はハザラ族。日本人によく似た顔立ちの蒙古系民族でシーア派を信仰し、シーア派勢力の強いイランの援助を受けている。
ドスタム将軍はトルコ系民族のウズベク人。マスード前国防相はタジク人である。


98年8月には北部の要衝マザリシャリフ、9月には中部バーミヤンを制圧、ほぼ全土を支配下に置いた。
米国は8月20日、米大使館連続爆破事件の黒幕とされるウサマ・ビン・ラディンの活動拠点が
アフガン国内にあるとしてパキスタン国境に近いホストなどをミサイル攻撃した。
国連安全保障理事会は99年10月15日、ラディンの第三国への身柄引き渡しなどを求める決議を採択。
タリバンが従わなかったため11月14日、航空機の乗り入れ禁止やアフガンの在外資産凍結などを柱とする対アフガン制裁が発動された。
2000年1月26日、タリバンはロシアのチェチェン共和国を主権国家として承認、ロシアは「内政干渉」と反発。ロシア側は5月22日、タリバンへの「予防攻撃」も辞さないと警告。
2000年7月28日、麻薬の原料となるケシ栽培を全面禁止する命令を発表。
2000年9月17日、緒方貞子・国連難民高等弁務官が訪問、タリバン政権と会談。
2001年1月、安保理は対アフガニスタン制裁強化決議を採択、タリバン政権から強い反発を受ける。
2001年3月17日、バーミヤンの仏像遺跡破壊で世界の注目を集める。タリバン保守派の策?
軍事力はタリバン(約4万人)、反タリバンとして北部連合マスード派(1万2000人)など。いずれも各派の主張に基づく。
今もカブールから山を越えた北部地域では、タリバンとマスード派が対立している。
2001年6月、トルクメニスタン南部の解放区でコレラ発生、タリバンは治療班の派遣を許可せず。



参考記事


最近の内戦で山道に敷設された地雷だけでなく89年まで駐留していたソ連軍の検問所跡の周囲にも手付かずの対人地雷が敷設されているので立ち小便は要注意らしいです。
また対戦車地雷も不発がたくさん有り、戦車が上を通ったが全荷重がかからず
爆発しなかった地雷は、バネが半分つぶれた状態で埋もれていて、その後もっと軽い乗用車や自転車などが通るたびに少しずつバネがつぶれていき、最終的にある点で爆発する。
最後に踏んだ人は、運が悪いとしかいいようがない。 
(タナカコムより一部抜粋)

国連難民高等弁務官事務所    UNHCRジュネーブ本部  

米の中央アジアへの軍事介入問題  米政府の姿勢に疑問 
http://www.faireal.net/world/af/#digest
アフガン紛争、ダイジェスト版もあります

アフガニスタンへの軍事攻撃に対する警告
http://watan-jp.hoops.ne.jp/houhukuhantai.html
同国をよく理解されているので論理的で納得できる反対意見です

内戦概況、タリバンと北部同盟各派の戦争犯罪 
http://watan-jp.hoops.ne.jp/Special/civil_war1.htm
どちらも市民から略奪してます。



Payam-e-Mujahid 
北部同盟のオンラインラジオ、抵抗の声放送。解放区の物価データも更新されている。
ウサマ・グループのアラブ人をテロリストと呼んでます。(7/29)
http://www.payamemujahid.com/

Radio Voice of Mujahid 上記のサイトで週3回のオンラインラジオ 
Sunday Tuesday Thursday
パシュトー、ダリ語なので意味不明です。


アフガニスタン公式サイト 落ちてます。
http://www.afghan-ie.com/



参考記事

http://www.i-nexus.org/gazette/kabul/index.html
http://www.clandestineradio.com/   
http://www.clandestineradio.com/intel/afghanistan.htm 
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/terrorism_against_us/ 
http://www.asiawave.co.jp/afghan1997KABUL.htm 
http://www.sekainenkan.com/2001/3/003_a/A023.htm 
http://www16.tok2.com/home/sherko/diary.htm 常岡浩介氏の戦場ルポ、98-99年当時のアフガン内戦
http://www.mainichi.co.jp/eye/kaze/200103/25-2.html 
http://watan-jp.hoops.ne.jp/NEWS_ARC/NEWS_010309_010311.HTM 
http://watan-jp.hoops.ne.jp/News_index.html 
http://watan-jp.hoops.ne.jp/Special/civil_war1.htm 
http://www.faminesite.org/ 
http://www.worldtimes.co.jp/ 
http://tanakanews.com/a0601afghan2.htm 
http://tanakanews.com/a0710afghan.htm 
http://tanakanews.com 

 

 

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