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[4]心ゆたかに、思いやりを育む(論語の解説)

[4]心ゆたかに、思いやりを育む(論語の解説)


●目 次(contents)
 (1)まごころと思いやり
 (2)欲、見栄、メンツ
 (3)◆準備中


(1)まごころと思いやり


★忠恕(ちゅうじょ)
孔子が教える人間としての根本は、「忠恕」(自身の真心とその真心からでる他人への思いやり)です。
孔子は、「吾が道は一をもってこれを貫く」と言っており、その一本は、「忠恕」です。
孔子が弟子に教えている種々の事柄は、すべてこの「忠恕」で理解できると言ってよいでしょう。

論語に、「子、四つを以て教う。文、行、忠、信。」の言葉があります。(述而第七)
孔子は、文=書物を読む、行=実践(学んだことを実践する)、忠=誠実(真心、誠意を尽す)、
信=信義(事を行うに偽りのないこと、嘘をつかないこと)を繰り返し教えたのです。

書物を読み、学習することで生きる智恵がつき、その智恵は実践することで確実の自分のものとなります。
孔子は礼儀を説いていますが、礼儀は相手を敬い、思いやる気持ちからでるものです。
恭(うやうや)しさは、真心からでる敬いと思いやりから現れ、真心からでる敬いと思いやり がなければ傲慢さ、卑屈さが現れて辱めを受ける事があるのです。
社会生活をするのに、人との信頼を得る事は重要なことですね。
「信」は、事を行うに偽りのないこと、つまり自身の真心の現れとして嘘をつかない行為です。
嘘を着かない行為、相手を思いやる行為、正しい行いの現れとして正義があります。
従って、人が修める事柄は、「忠恕」を身につけ、それを実践するに必要な「礼儀、正義、智恵、信義」(礼、義、智、信)となるのです。
そんな人間になりたいものだ、と日々思っています。
(May 12, 2000)


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 (2)欲、見栄、メンツ

人は欲(金銭、地位・名誉、食、性)を求め、メンツにこだわり、見栄を張ります。
そのために、間違いを犯した時に素直に改められなくなってしまいます。
メンツと見栄は、地位・名誉欲のために現れます。
そうして、地位・名誉欲、金銭欲のために人をだましたり、殺したりする行為があらわれます。
人の過ちの大きなものの一つは、愛憎からくるものです。
我を忘れた殺傷行為をして、はじめて「事の重大さ」に気が付くのです。
この我を忘れた殺傷行為は、近親者への思いやりと
 他人の悪い点を責めないことで防ぐ事ができるでしょう。

現在の日本の家庭においても、母親は、父親をけなすことで父親より私の方が偉いのだ、と子どもに示して
家庭の中における自分の地位(子どもに対する存在感?)を保つ、存在感を保つ努力をしています。
しかし、父親を貶すことは、その結果として子どもが父親を敬遠する、父親を毛嫌いする行為を産む事になってしまいます。
その一端が、父親の権威の失墜と現れているのでしょう。
家庭は、母親が偉い、父親が偉い、子どもが偉い、と言うものではありませんね。
家庭は、最も小さな社会単位で、父親、母親、子どもがそれぞれ任務を分担して生活するものです。
人は、相手を悪く(貶す)ほど偉い人はいないのです。
人は、必ず間違いを犯します。
逆に言えば、間違いを犯すから機械でなく人間なのです。
間違いを犯した場合にはその間違いに気付いた人が思いやりをもって忠告することが大事なのです。
物理的な暴力、言葉の暴力は、人が生活する上で、役に経つことは殆どないでしょう。
子どもに対しても、大人に対しても、「諭(さと)す」ことが大切です。
人を「諭す」には、智慧がいります。
そのために、人は勉強することが必要になり、徳を積むこと、人格を高めることが必要になるのです。

人を責めるのは、他人を悪く言う事で己の行為の正当性を主張することにあるでしょう。
相手の行為、考えを良く言う事で、己の行為、考えがさらに高まることを知らない人が、人を責めるのです。
他人(相手)を悪く言えば、自分自身も惨めになり、人間関係がギクシャクしたものとなります。
逆に、他人(相手)を良く言えば(誉めれば)人間関係もよくなり、自分自身も高まる事を知る事が必要です。
目先の欲にこだわらない人間になりたい、と常々考えていますが、実行は中々難しいですね。
(1/6/2001記)
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