
"Ely、The Norfolk Broads 旅行記"
ElyとThe Norfolk Broads(湖沼地方)旅行記
- まずEly、『トムは真夜中の庭で』の大聖堂へ。
朝 8:45 King's Cross 発の電車で、Ely に向かいます。子供の時に読んだ『トムは真夜中の庭で』(岩波少年文庫、Tom's Midnight Garden)に、この Ely の大聖堂の塔に登る話が出てくるので、その塔に登ってみようというのが目的です。(参考文献、『ロマンティックな旅へーイギリス編』松本侑子、幻冬舎)
大多数の観光客が降りるCambridgeを通り過ぎて、約1時間で Elyに到着しました。大多数のイギリスの町と同様に、ここも町外れに駅があり中心部まで歩く事になります。駅前はスーパーの「TESCO」、その向こうに、Ely 大聖堂の塔が見えています。その方角を目指して歩いていきます。駅前からの道を途中左に曲がって、10 分ぐらいで町の駐車場のような所に着きました。そこにあった地図を見た後、脇の小道を登ると、Ely の町のマーケット広場にいきなり出ました。ちょうど市が開かれていました。規模は小さいとはいえ、様々な店があり、小物から家具、庭石まで売っていました。
- 時間と永遠を交換したロビンソン氏のプレート
マーケットを通り過ぎて、左手に入ったところに大聖堂がありました。八角堂と塔が特徴的な聖堂です。早速中に入ってみます。ちょうど10時半から聖堂の説明をするツアー(入場料に含まれている)に参加して、この教会についての説明を受けます。途中北海道からここに来られていた牧師さんの記念碑があり、日本語の単語3文字が書かれていました。何が書かれてあったかは、皆さん実際に行って確かめて下さい。
またchapel の入り口のそばに、確かに、物語に出てくる”時間と永遠を交換したロビンソン氏”の墓碑が刻まれてありました。
- 大聖堂の塔に登る。
昼食後塔に登ることにして、いったん外へ出ます。マーケット近くのサンドイッチショップでチキンサンドイッチを購入、教会の近くの芝生で食べました。さて塔に登るのですが、八角堂に登ったのか、西塔に登ったのかがわからないので、原書を見てみることにします。手元に持っていないので、すぐ近くの図書館で、タイトルから著者を検索してもらい、児童書のコーナー(著者順に置いてある)で本を見せてもらいます。その本には、Towerに登るとしか書いてありません。また、外の景色を眺めるのは West Tower が良いと係の人も言うので、West Towerに登るツアーを予約することにします。八角堂に登るツアーもありましたが、こちらはすでに次の次のツアーまで予約で一杯でした。ツアーではぐるぐるとらせん階段を登って、塔の一番上まで登ることができました。けっこう良い運動になりました。眺めは抜群です。トムとハッティが滑ってきた川も見えます。昔とそれほどは変わっていないと思われる景色を眺めてしばらく過ごしました。
- Norfork Broads、アーサー・ランサムの物語の舞台へ。
翌日は、ノーフォーク湖沼地方 (Norfolk Broads)へ向かいます。Arthur Ransome の物語、『オオバンクラブの無法者』『6人の探偵たち』の舞台となっているところです。Norwichからやや北東にあるWroxhamという小さな町にまず向かいます。ケンブリッジから約2時間ぐらいで着きました。スーパーマーケットの駐車場に車を止めて、まずinformation centerに行きます。ディックのように鳥の種類がわかるようにと、この辺りにいる鳥が記載されている本を買いました。そして橋の近くのレストランで昼食にピザを食べて、目的地のHorning へ向かいます。
- Horning のSwan Inn
Horningの駐車場は混んでいましたが、運良く止めることが出来ました。すぐそばに、「白鳥亭」Swan Inn が建っています。川の方から眺めると、まさしくイラスト通りの風景です。川べりを歩いてしばらくいった所のお土産物屋に入ってみると、何と、ランサムのペーパーバックが全て揃って置いてあるではありませんか。ここもやはり聖地なんだ!と感激しました。また『Arthur Ransome's East Anglia』(by Roger Wardale)という本も置いてあって、すぐさま購入しました。突堤に、川巡りをする船がちょうど着いて、たくさんの人が降りてきました。残念ながら次の船は予約で一杯で乗ることが出来ません。それならと、Wroxham で、self drive boat を借りようと、再びWroxhamへ向かいました。
- Wroxham で船を操縦する。
Wroxham で、1hr-11ポンド(2hr-20ポンド)で、エンジン付きの小さなボート(でも10人は乗れる)が借りる事が出来ました。操縦の仕方、といっても、レバーを前に倒せば前進、後ろに倒せば後進、右側通行といった事を聞いて、乗り込みます。川から入ったところから出発します。するとちょうど川から大きな船が入ってくる所です。ゆっくりと船を動かして、すれ違います。ハンドルでかじを切るのですが、この運転感覚が面白いですね。すぐには曲がらなかったり、曲がりすぎたりします。このボートは運転するのに、免許も経験もいりませんが、スピードは出ません。走っているボートの正面にいる水鳥もあまりよけようともせずに、すぐ近くに浮かんでいました。川沿いの家には艇庫があったり、個人所有と思われるヨットやボートもあり、こういう所で、ゆっくりと過ごすのも良いなあ、と思ってしまいました。(^^);; 川幅が広く湖のようになっていて奥まっている所では、数多くのヨットが帆走しています。ディックとドロシアもこういう場所で帆走を習ったのだなあと、私もヨットにも挑戦したくなりましたが、これは操縦が難しそうです。
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