巻尺だけでテニスコートを描く



[いきさつ]

私が中学生のとき、クラブ活動として、テニスを選択しました。(注:部活動としてはサッカーを3年間やりました。)

私たちの学年は、クラブ活動というものがカリキュラムに組み込まれたときの初年度です。初年度ということと、田舎の中学で1学年50〜60名程度でしたので、クラブ活動のための設備はありません。テニスのための設備といえば、ラケット・軟式のボール・テニス用ネット・野外のバレーボール用コートでした。バレーボール用コートはバレー部で使っていましたので、テニス専門のコートはありませんでした。したがって、クラブ活動の直前にテニスコートを自前で作り、使った後は、テニス用のラインを消さなければればなりませんでした。

[テニスコートを描く]

描くための道具は、巻尺・ラインひき、及びテニスコートの縦横の長さが書かれている書類だけです。描くための基準は、中央に張られたネットのみです。
さて、描くための最大の難点は、直角です。直角を作るために、三平方の定理 32+42=52 を利用します。一人(A)は巻尺0mと12(3+4+5)mをあわせて持ちます。一人(B)は8(3+5)mの部分を持ちます。人(C)は3mの部分を持ちます。Aが基準となる点に、持っている巻尺を置きます。Bは基準となるネットの下のライン上に、Aから巻尺が直線になるように置きます。Cは、AとBから「引っぱる」ような感じで、巻尺が直線になるように置きます。するとABが直角となるラインです。ABを延長し、必要な長さだけ線をひけばOKです。



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