ジャンル問わず好き勝手に観ています。

アダプテーション
オペラ座の怪人
アメリカンサイコ
アンダーワールド:エヴォリューション
イーオンフラックス
イン・ザ・カット
ウィラード
姑獲鳥の夏
X-MEN2
X−MEN3
M
堕ちた偶像


ガタカ
ギャングスターNo.1
キルビル
疑惑の影
クールワールド
クロウ
コーヒー&シガレッツ
コープスブライド


シークレットウィンドウ
シャイン
ジャケット
シュレック1&2
処刑人
シンシティ
スーパーマン・リターンズ
スカイキャプテン
スカイ・ハイ
ステップフォード・ワイフ
スリーピーホロウ
SWAT
セルラー
ソイレント・グリーン


地球最後の男:オメガマン
デアデビル
テープ
デスペラード
閉ざされた森
ドッヂボール
トルク


ナイトウォッチ
ナインスゲート


BATMAN:DEADEND
パニックルーム
バタフライ・エフェクト
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
バレットモンク
ヴァン・ヘルシング
V フォーヴェンデッタ
ビッグフィッシュ
ファンタスティック・フォー
HELL BOY


マイアミ・バイス
マーダー・ライドショー
マシニスト
マトリックス:リローデット
マッチスティックメン
Mr.&Mrs.スミス


ヤングガン
ヤング・ブラッド
夢のチョコレート工場


リーグオブレジェンド
リクルート
リベリオン
ルパン
レジェンド・オブ・メキシコ
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
ローレライ
ロスト・イン・ラマンチャ
ロストボーイ




 地球最後の男 オメガマン

オメガマン 『地球最後の男 オメガマン』を観ました。

 我らのヒーロー!オメガマン!
 今日も地球を守ってくれてありがとう!

 そんな内容ではありません。
 もちろんキン肉マンに出てくる超人の話でもありません。


 中国とソビエトの間で起こった細菌兵器による戦争。
 細菌兵器は疫病のごとく広まり、世界中の人々を瞬く間に死滅させていく。
 主人公のネビルは細菌の開発者であったが為に
 地球でただ一人の生存者になってしまった。

 わずかに生き残った人々もいた。
 だが、彼らは日中を歩く事の出来ない真っ白な肌の化け物と変貌を遂げ、
 ネビルに襲い掛かってくるのだった。

 主人公のネビルを演じるのは、俺を感動させてくれた近未来SF
 『ソイレント・グリーン』の主役でもあったチャールトン・ヘストン!
 どうやら俺は彼の演技が好みらしい。

 そしてこの脚本!
 原作はリチャード・マシスンの『I am legend』という小説で
 それを現代風(当時のだが)にアレンジした内容になっているとの事。
 素晴らしいアレンジ!

 で、本編の感想。
 観始めて10分ぐらいで俺が思ったのは
 「もし俺が世界でただ一人の生き残りになってしまったら、すぐに自殺してしまうだろうな」という事。
 だって誰もいない世界で同じ明日を迎えても虚しくなるって。

 しかし!ネビルは死ななかった!
 わざわざバーまで行って酒を飲み、鏡の中の自分と乾杯をする!
 家に帰ってモニターに写った自分に話しかけ、マネキンをチェスをする!
 日曜になるとオシャレな服にも着替えてしまう!
 そして夜になるとやってくる化け物達を銃で撃つ!

 そしてネビルは他の場所に隠れて生き残っていた人間達を救う為に
 自分の血から血清を作ったりする。
 ラストの泉のシーンが表すように、まるでキリストのような自己犠牲。
 化け物から世界を救う為に。

 でもちょっとまてよ。
 化け物って悪い事してないんじゃあないのか?
 ネビル以外殺さないし(といってもネビルしかいないのだが)、意識もハッキリしているからコミュニティを作って生活している。
 この映画の真髄はそこにあるのだと俺は思う。

 藤子不二雄の短編に『流血鬼』という話がある。
 この話と同じく、吸血鬼に襲われる男が主人公。その話のオチがこうだ。
 「なんて清々しい!もっとはやく吸血鬼になれば良かった!」

 先述のソイレントグリーンが『カンビュセスの籤』のように
 たぶん藤子不二雄はこの地球最後の男を(もしくはI am legendを)観たのではないのだろうか。
 それで疑問に思って書いたのが流血鬼なんじゃあないのだろうか。

 映画は人間VS化け物の決着はつかないまま幕を閉じる。
 それはやはり判断は下せない、下す必要が無いからなのだろうか。
 地球最後の男 オメガマン。色々と考えさせてくれる良い映画でした。



 マイアミ・バイス

マイアミバイス 『マイアミ・バイス』観てきましたよ!

 マイアミ・バイスといえば
 「80年代、全米を熱狂させたスタイリッシュ・ポリスアクション
 として有名ですが
 その映画を『コラテラル』の監督、マイケル・マンがリメイク!

 コラテラルは「えー、トムクルーズに悪役なんて出来るわけ無いじゃん」と
 妙な偏見を持ってしまって観ていないのですが
 このマイケル・マン監督、どうやらマイアミ・バイスTVシリーズの製作総指揮をやっていたとの事。
 ならば脚本選びは大丈夫だろう!あとは俳優だけだ!

 俳優はコリンファレルとジェイミーフォックス!
 おお!コリンファレル好きだし、良いんじゃあないのか!
 そんな流れで本編の感想です。

 マイアミ警察のソニーとタブスが合衆国の極秘情報の漏洩ルートを探るべく
 麻薬ディーラーになりすまして巨大なドラッグ組織に潜入する!

 ありがちなストーリーといえばそうなのだけれど
 王道好きの俺にとっては全然OK!良い展開だ!

 でもこの映画、観ていてちょっと気になったところが。
 『アダプテーション』の中で「ハリウッド映画に必要なのはセックス・ドラッグ・カーチェイスだ」と言っていたけれど
 このマイアミ・バイスはそれらを盛り込んでいるのに
 どこかマイナー感のある作品に思えた。

 たぶん前半のジェイミー・フォックスのセクシーシーンなど
 「これちょっと尺が長くないか?」な部分があるからかなと。
 『人間の條件』のカメラマンは「僕は撮る人、あなたは切る人。だから自由にカットしさい」と編集者に言ったらしいがまさにその通り!
 いくら良い映像でもテンポの悪い所はズバッと切るべきだぜ!

 しかしそのマイナー感がとても良い効果になっている所ももちろんある!
 それはラストの銃撃戦!
 ハリウッド映画の銃撃戦といえばドカーン!というイメージだけれどもこの映画ではとても静か。
 俺にこの映画を勧めてくれた隆説も
 「だからリアルに感じられた」と言っていたけれど本当にそうだった。

 先日、友人とメタルギアオンラインという戦争ゲームの話をした時に
 俺が「俺の撃つ弾はなかなか当たらないのに相手は俺に当ててくる!」と何気ない愚痴を言った。
 そうしたらその場にいた軍事マニアの友人が
 「多分相手は銃を連射しないで3発ずつ撃ってきているんだと思う。
  そうすると銃を撃った反動での銃身のぶれが少ないんだよ。実践でもそうしているらしいよ」
 と長々と語ってくれた。

 このマイアミ・バイスの銃撃戦、まさしくそうだった!
 ソニーやタブス、警察達は銃を連射しない。3発ずつ撃つ!
 それに比べて麻薬組織側(とくにイエロ)は銃を連射しまくる!
 おおお!リアール!リアルですよ!

 そんな好印象のマイアミ・バイスですが最大の不満が。
 それは主役がコリンファレルとジェイミーフォックスな事。

 いや先述の通り、役者としては凄く好きなのです。
 だけれど旧マイアミ・バイスの俳優のイメージを消せないんだよ!
 どうみてもコリンファレルとジェイミーフォックスなんだよ!

 俺としてはいきなりお前らをソニー&タブスと言われてもイマイチ乗り切れないんだ!
 だから脚本でもっと「俺達がソニー&タブスだ」と言わせないと!
 とくに最後の所でイザベラが「あなたはいったい何者なの?」と言ったシーン!!!
 あそこは名乗ってカタルシスを得るシーンだろ?
 それまで偽名使っていたんだからさ!

 そんな良し悪しのあるマイアミ・バイスですが俺としては結構オススメです!
 旧役者のイメージが消えるぐらいのシリーズにして欲しいぞ!



 X−MEN3

 いやね、細かい所をみると良い所はたくさんあるんだよ。

 まずキュアっていうアイデアは凄く良いと思った。
 ファイナルディシジョンという日本版タイトルの通り(映画のはじめに出てくるタイトルは何故かラストスタンドのままだったが)
 キュアを受けるかどうかの決断をするのはあくまで本人というのも良かった。
 それに対するマグニートーの「いつか強制になる」という考え方も素晴らしいと思う。
 このキュアっていうのをストーリーの根幹にしたのは本当に良いアイデアだと思う。

 あと登場人物が漫画から抜け出てきたようだったのが!!!
 ビーストはもうイメージ通りすぎてビビったし!
 ストームの髪型も俺的には今回が一番良かったと思う。
 アイスマンが全身氷になったところとかも良かった。
 最初のエグゼビアとマグニートーがなんだか少し若く見えたのも良かった。
 それにエンジェルとビーストが入ったから所期メンバーが揃ったのも良かった!

 一番良くないのが本編と言うのはどういうことなのですか。

 ストーリーに関してはコメントできねぇよ。
 あれか?
 イアン・マッケランだけに指輪つながりでサルまんって事でイヤボーンが描きたかったのか?(イアンはガンダルフだが)

 それ以外でも言いたい事は色々ありまくりだよ!
 エンジェルは初期メンバーをそろえる為だけにいたの?
 マグニートーはエグゼビアとジャガーノートの関係を知らないの?
 最後のバトルシーンでは相手はマグニートーなのにX−MEN側が金属系だらけってどうなの?
 リーチのキュア能力はサイトラックパワーも消しちゃうの?
 スコットは?スコットは?スコットは?

 ああもう!言い出したらキリがない!
 超期待していただけにくやしくてしょうがない!!!
 もしX4があるのならブライアンシンガーに是非帰ってきてもらいたい!


 スーパーマン・リターンズ

 遂に観て来ましたよ!スーパーマン!
 正直言って俺のスーパーマン像は『Mr.ボーイスカウト』なので
 「完全無欠のスーパーマンがひょんな事でクリプトナイトを
  手に入れたルーサーにやっつけられちゃう話だろ?」
 なんて思っていました。

 その通りでした。

 しかし!その王道が!素晴らしく良い!
 全ての人を救おうとするスーパーマン!
 だが自分を救ってくれる人は自分の元にいない!
 それでも世界を救う!

 もうね、たまらんですよ!
 スーパーマン役の新人、ブランドン・ラウスも超カル=エル顔!
 凄く良すぎて本当に参っちゃったよ!
 カット割りで下半身があんまり写らないから赤パンツでも違和感無く観る事が出来たよ!
 やるな!ブライアンシンガー!



 ジャケット

 タイトルの「ジャケット」が拘束衣を意味しているらしい。
 そして主演がエイドリアン・ブロディ。
 前知識はそれだけだったのですが、いやー!これ良かったよ!

 最近見たバタフライエフェクトと同じように
 「特定の条件下でタイムスリップしてしまう」能力を持ってしまう主人公。
 前出の映画と違うのは行けるのは過去のみ。しかも2007年。
 つまり基本は昔の話。それが現代に来てしまう。

 女医のローレンソンに視点を当てて観てみるのも面白い。
 「俺は未来に行ける」「あの治療は効果がある」など
 完全に狂っている意見を言う主人公。

 もし俺ならそんな男が自分しかしらない秘密を話してきても信じたりはしないと思う。
 狂っているからこそ病院を出る為なら何でもするから。
 ババックの母親は誰にも話していないと言っていたが
 情報はどこから漏れるかわからない。

 俺じゃあなくても、たとえば他の精神科医でもそう考えたと思う。
 それでも信じてしまったのは「あの治療は間違っているに違いない」と
 完全に信じこんで(それが正しくてもだ)周りが見えなくなってしまっていたからだろう。
 もちろんババックに対する治療の効果がイマイチ出ていない等もある。

 そんな彼女も含めて劇中の全てがこの話に必要不可欠なパズルのピースだったのだと思う。
 素晴らしい脚本だ!

 次期007のダニエル・クレイグの演技も良かったし
 もちろんエイドリアンブロディも良かった!

 あとは関係無い話なのだが、
 鉤鼻&痩せ過ぎの男が精神病院に入ってて
 金髪メガネの精神科医が次第に男の事を信頼していってしまったら
 バットマニアの俺にはこう見えても仕方ないだろ!!


マッドラブ


 バタフライ・エフェクト

バタフライエフェクト『バタフライエフェクト』観ました!
いやー、この映画は最近観た映画の中では
抜群の出来じゃあないでしょうか!


 幼少の頃からときどき記憶が飛んでしまう主人公のエヴァン。
 症状の治療になればと子供の頃からずっと日記を毎日付けていて
 大人となった現在にその日記を読むと
 日記に書いてあるその当時にタイムスリップしてしまう。

 そんな素晴らしく良く出来た設定を
 さらに素晴らしい脚本が完璧にしている!
 そして素晴らしい役者!

 俺の中でのアシュトン・カッチャーは
 Punk'dでキャッホキャッホと喜んでいる奴だったのですが
 いやー、演技凄いな!タイトルのインパクトが凄い『ゾルタン星人』も
 観てみようかななんて思ってしまうぜ!

 俺が特に気に入ったシーンは
 母親が入院しているのを見て「僕が治してあげる」と
 イカレた、だけど本気の眼差しで言うシーン。

 このシーンは俺の大好きな筋肉少女帯の名曲
 『機械』という曲の歌詞と重なったので最後に書いてみました。

   あの男は狂っていた
   本当に人を救う気でいた

   ほらごらん、天使呼ぶための機械さ
   これで消せる 人の悲しみを

 興味があったら聴いてみて下さい。



 Mr.&Mrs.スミス

 『ジョン・スミス』というと
 俺の中ではAチームのハンニバルなのですが
 ブラッド・ピットがジョンスミスと名乗る方の映画
 『Mr.&Mrs.スミス』を観ましたよ!

 ストーリーは単純明快。
 ごく普通の夫婦、ジョン・スミスとジェーン・スミス。
 仲の良い夫婦はお互いに大きな秘密を隠している。
 それは職業が殺し屋という事。
 それをバレないように生活していって…という話。

 なかなか良くできたコメディ映画だと思う!
 オーブンの中に銃が隠してあったり、色々と無茶な仕事道具も面白い!
 ブラッドピットはもっとコメディな感じでも良かったのかもと思ったけれど
 アンジェリーナジョリーが良い感じなので気にならないな!
 Yシャツ姿で髪を垂らし、素足にブーツ姿なんて
 まるでポイズンアイヴィーだぜ!



 スカイ・ハイ

 ヒーロー界のハリーポッター!
 なんてベタ過ぎる説明をしてしまっても
 この映画なら良いのではないだろうか!
 そんな映画「スカイ・ハイ」を観ましたよ!

 主人公のウィルの両親は超凄い!
 父親はスーパーヒーロー界の生きた伝説!超怪力のザ・コマンダー!
 母親は空を飛ぶ能力を持ったスーパーヒーローのジェットストリーム!
 その息子はというと…何も能力が無い。

 だけど両親にがっかりされるのを嫌がり、超怪力のように振舞ってたり。
 そんな彼が高校に行く事になった。
 その高校は普通の学校とは違うスーパーヒーロー専門の学校「スカイ・ハイ」!

 生徒全員が何らかの能力者なんてX−MENの『恵まれし子らの学園』みたいだ!
 だけどそこと違うのはこの学校に入るとすぐに
 個々の能力のテストを受けさせられる事だ。
 そして、それによって『ヒーロークラス』と『サイドキッククラス』に分けられてしまう!

 サイドキックなんて単語が何の説明もなしに出てくるなんて!
 普通はブルースリーの得意技?なんて思ってしまうぞ!

 高速で走る奴とかネズミのみに変身出来る奴とか
 色々な能力者が出てくるのだけれど
 俺のお気に入りは(予想通りかもしれんが)
 両手から炎を出し、自在に操れるロッカーのような姿をしたウォレン!

 いやまじで格好良すぎる!
 特に最初にキレて両腕が燃えたときが超イカス!

 ありがちなディズニー映画なストーリーと言いたいかもしれないが
 王道で良いじゃあないか!
 ヒーロー好きなら絶対に観るべしだ!



 アンダーワールド:エヴォリューション

 アンダーワールド!エヴォリューション!
 遂に観てきました!
 前回の青白いイメージはそのままで良い感じ!

 サブタイトルの「エヴォリューション」とはよく言ったものだ!
 個人的にはなかなか王道な感じで良かった!

 前回バンパイアとライカンのハイブリッドになったマイケルを
 ピンチになると獣化させて使役するセリーンが
 まるでポケモンマスターのようだったぞ!

 あとヴァンパイアの始祖、マーカスの翼は本当に便利だな!
 腕が4本あるサムソンティーチャー(アシュラマンの師匠)よりも
 翼にも槍状にもなるし便利そうだな!

 それにしてもケイト・ベッキンセールは良いな!
 いつも少し口を開けていて、そこから牙が覗くのが良い!


 堕ちた偶像

 俺のフェイバリット映画『第3の男』
 その監督&脚本のコンビが第3の男の前に撮った作品。
 それが今、たった500円で買えるなんて!
 何と素晴らしい世の中なのだろうか!
 そんな感じで感想です。

 物語の主人公は大使の息子フィリップ。
 こいつがまぁ可愛いな顔してやがる!
 なのに蛇が好きでマクレガーなんて名前を付けて飼っている。

 だからそれに何のお咎めも無しの使用人、ベインズの事は好きで
 こっそりマクレガーを焼き殺してしまうベインズ夫人は大嫌い。

 子供の感情なんてこんなもの。
 ベインズは色々な話をしてくれるし、マクレガーに餌も出してくれる。
 フィリップ少年がベインズを好きになっていくのも当然だと思う。
 ベインズが他の女性と会っていても秘密に出来る。
 だってベインズはフィリップにとっての『アイドル』なのだから。

 その後フィリップはベインズが夫人殺しの容疑をかけられると
 必死に守る。嘘をついてでも必死に守る。
 
 とても素晴らしい脚本!!さすがはグレアムグリーン!
 アフリカの話や蛇、電報などが上手すぎるぐらい配置されている!

 そして素晴らしい撮影&演技!
 かくれんぼをした後に寝入ったフィリップの前に
 突然現れるベインズ夫人のアップ!
 電報の飛行機を拾い、そのまま尋問を続けるシーン!
 素晴らしい!無駄なシーンが一切無い!

 古い映画だけれど観る価値はありまくりだ!
 SIC匠魂1個我慢して観てくれよ!

 あ、そういえば仮面ライダーファイズの15話も「落ちた偶像」だったな。



 V フォー・ヴェンデッタ

 俺的にはアラン・ムーアといえばキリング・ジョークなのですが
 映画的にはフロムヘルやLXGなのだと思う。

 そんなアランムーア原作の(クレジットには名前は無いがな)
 『"V" フォー・ヴェンデッタ』観てきましたよ!

 舞台は近未来のイギリス。
 そこはマイノリティが抑圧を受けるような世界になってしまった。
 街中には監視カメラ&盗聴器。
 マスコミは嘘の報道しか流さない。

 そんな政府に反旗を翻し、闇夜に現れた仮面の男!
 それが"V"なわけですよ!
 もうね!設定から燃えるね!

 そして主人公の"V"の饒舌さがまた面白い!
 映画や戯曲の一説をを引用して話をしたりとこれも俺好み!
 話をしているうちに興奮していく感じも良いね!

 アクションもスローモーションながらにスピード感を感じさせる
 流れるような型が格好良い!
 「覇悪怒組みたいな変な仮面の映画でしょ?」みたいに考えて観ないのはもったいないぞ!
 でも観る前にガイフォ−クスは知っておいたほうが良いかもだ!

 個人的に気になったのが料理をしているVの格好。
 伊藤潤二的な『真剣な中のユーモア』だったぞ


 ロストボーイ

 バットマン映画を駄目にしやがったシュマッカーの映画だが
 この映画は面白いな!
 っていうか!キーファーサザーランドが超格好良い!
 だってロングコートでバイクに乗ったヴァンパイアだぜ?
 ちょっとマレットヘアーっぽくても許しちゃうぜ!

 で、ストーリーなのですが
 主人公一家が引っ越したサンタ・カーラという街。
 ここは一般人は住んでいなさそうなクレイジーな街。

 パッケージ裏には「一見平和な海辺の町」と書いてあるけれど
 全然ですよ!そこらじゅう行方不明の張り紙だらけですよ!

 で、そんなヤバそうな街なので、する事も騒ぐか引き篭もるしかないわけですよ。
 ジェイソン・パトリック演じる兄は騒ぎに野外ライブへ
 コリーフェルドマン演じる弟は引き篭もる為(?)に漫画を買いに。
 兄貴は兄貴で見るからにやばそうなパンクス軍団とチキンラン。
 弟は店内で漫画のウンチクを語りだしたり。

 そんなこんなで兄貴がヴァンパイアになるんですな。
 端折り過ぎのようだけれどまぁこんな感じ。
 その後はグーニーズとドラゴンボールを足して2で割ったような超展開!

 本格的なホラーを望むと超失敗するけれど
 コメディホラー的な感覚だと面白いと思う!



 ナイトウォッチ

 光と闇の対立、吸血鬼、獣人とファンタジー要素を
 現代に持ってくるというアンダーワールドやコンスタンティン等で
 よく使われる設定をなかなか面白く使った映画。

 普通だと「光=天使」「闇=化け物」なのだけれど
 この映画はどっちも化け物(異種)。派閥が違うだけみたいな感じ。
 そして闇の派閥を見張る「ナイトウォッチ」という仕事を受け持っているのが
 この映画の主人公アントン。

 しかしこのアントン、特殊能力は予知能力。
 なので戦闘能力は人並み。だから超ボコボコにされる。
 例えるならワイルド7の飛葉ちゃん並。凄く血だらけで痛そう!

 で、ストーリーは大まかに分けて2パートがある。
 1:子供が闇側にさらわれないように守る
 2:大災害を呼んでしまう不幸なメガネ女を調べる

 予言で「不幸な女が現れるときに偉大な異種が現れる」とあるのはわかるが
 正直このメガネ女の話、根幹には全然関わらない。
 俺も「まじかよ!」と思ってしまいました。

 また役者も微妙。
 主人公は特に格好良くも渋くも無いし
 良い感じで現れるフクロウの女も微妙。
 ラスボスっぽい闇側のおっさんもTVゲームとかしちゃってて超威厳無いし。

 それよりも俺が一番気になったのは言葉。
 日本語字幕と英語字幕が同時に出て、喋る言葉も英語とロシア語がランダム。
 しかも字幕は白い背景に白い字で出てきやがる。
 字幕が読めないから英語を聴こう!と言う事すらも拒否しやがるなんて。

 この映画に『関わったもの全てが不幸になる女』というのが出てくるが
 まさか映画を観ている俺まで不幸にするなんて予想していなかったぜ!



 イーオンフラックス

 まずはストーリーの概要。
 2011年、突然発生した謎のウイルスによって人類の99%が死滅。
 で、そのウイルスのワクチンをグッドチャイルドさんが開発。
 生き残った僅かな人類は巨大な外壁によって汚染より隔離された
 新しい都市を作り、そこで平和に暮らしていく。

 そしてそれから400年。
 ワクチンを開発した功績からか、この都市はグッドチャイルド家が統治しているわけですよ。
 彼らは秩序を保つためにと結構無茶な政治をしたりしちゃうんですな。
 そこで反政府組織が出来て、グッドチャイルド8世をイーオンが殺しに行く。
 だいたいこんな感じの内容なのですよ。

 そんな未来の話なのでCMとかで見られるイーオンの変な服も
 「まぁ未来だし」と納得していたわけなのですが…
 他の住民は普通の洋服着てますよ!変なのはイーオンだけじゃん!
 他に出てくる人でも変な服の人は本当に変。そこは統一しようよ。

 で、街並みはどこかオリエンタルなムード満点。
 元がMTVのアニメだからか、映像美を意識しているカットが凄く多い。
 桜が舞う中での戦闘なんてなかなか美しいものを撮ってくれるじゃん。
 最近ありふれた「クラシックをBGMに戦闘シーン」を使わずに
 美しいものと醜いものの対立って事なのかな。

 巨大な外壁の外側部分に巨大な移動式シャワーみたいのが付いていて
 「これで外界からの汚染を消毒しているのか!」みたいな
 細かいSF的な要素も面白かった。

 しかしシャーリーズ・セロンは本当に美人だなぁ。
 この映画を観ると草薙素子を演じてもらいたくなるな!



 ソイレント・グリーン

 この映画が公開されたのが1973年。
 俺が生まれる前に出来ていた映画なわけですよ。

 信じられない。
 そんなに昔の映画とはとても思えない。

 舞台は未来。2022年の話。
 増えすぎた人口に食料の供給が追いつかなくなってしまう。
 そこでソイレント社が発明したのがソイレントグリーン。

 このソイレントグリーン、見た目は5センチ四方の薄い板のような感じ。
 材料は海洋プランクトンなどから出来ている。
 つまりは総合栄養食、いわばカロリーメイトってわけだ。
 その発想が凄い。
 マルサスの人口論を持ってきて、それをカロリーメイトで何とかしてしまおう。
 今でこそ想像できるがそれを1973年に想像できたとは。

 Wikiを見てみるとカロリーメイトの発売は1983年。
 10年も前に考えていたのかと驚くと同時に
 それを10年で作ってしまう大塚製薬にも驚くばかりだ。 

 で、ここからはネタバレ。


 結局の所、そのチップは海洋プランクトンから作られているのではなく
 人間の死体が原料なわけですよ。
 人の体が原料と言えばミートキューブ。
 藤子不二雄の『カンビュセスの籤』ですな。

 カンビュセスの籤の初出は1977年
 映画好きな先生達はもしかしたらこの映画を観てインスピレーションを得たのかもしれない。
 そう思うと藤子不二雄の想像力というのも恐ろしいものだ。
 カンビュセスの籤を未読の人は是非読んでもらいたい。
 俺のトラウマになっちゃうほどの素晴らしい作品だからね。

 そしてこの『ソイレント・グリーン』も是非観てもらいたい。
 スタッフスクロールの映像を観たときに俺は恐怖を覚えさせられたよ。



 ウィラード

 『ウィラード』観ました。
 予告でエレベーターから大量のネズミが出るシーンを観て
 ちょっと気になっていたのです。

 ストーリーは主役のウィラードが会社でイジメられていて
 唯一の友達のネズミを使って復讐するという感じの話なんですよ。

 ここまではパッケージの裏を見ただけでなんとなく解っちゃいます。
 「ラストにネズミの住んでいる屋敷が燃えて、それを助けにウィラードが燃えてる館に突入。
  そしてウィラードの生死不明で続編に続く」だったらベタだなぁ。
 なんて思っていたのでこの映画自体観ようかどうか悩んでいたのですよ。
 でも案の定違いました。よかったよかった。

 で、ウィラード役のクリスピン・グローバー。
 『チャーリーズエンジェルPART1』でぴっちりとした中分けヘアーをしていた男。
 この役者が精神的に病んでいる&いじめられている感じがとても巧かった!
 それを観ながら「あれ?もしかしてこの役者ってバックトゥザフューチャーのマーティの親父?」
 と思っていたのですが後で調べたらビンゴでした。
 いじめられている役、手馴れているのかも。

 ヒッチコックとシュヴァンクマイエルを足したようなオープニングと
 マイケル・ジャクソンの歌も抜群に良かった。
 この作品はリメイクとの事なので前作と、その前作の続編『ベン』も観ようかな。


 コープスブライド

 一言で表すと「超俺好み!超お薦め!」でした。
 二言じゃねぇかよ!というツッコミは無しの方向で。

 まずイントロ。
 いつものティム・バートンお得意のクネクネしたイントロだったので
 それが好きな俺はグッと心を掴まれてしまいました。

 ミュージカル映画は得意じゃあないのですが
 曲の入れ方がスムーズだからか、全然平気でした。
 むしろ「最高!」って思うぐらい。
 ダニーエルフマンは物凄い能力の持ち主だと再認識させられました。
 さすがバットマンのメインテーマを作った男。
 でも音楽はチョコレート工場のほうが良かったかも。

 細かいことだがミュージカルシーン導入部で
 ピアノを弾いていたガイコツがサングラスをして弾いていたのだが
 あれはレイ・チャールズのオマージュだったのだろうか。
 俺の勝手なこじ付けかもな。

 で、ストーリー。
 いかにも童話的な単純明快でオチの予想も出来てしまう話。
 それが「ありきたり」ではなく「王道」なのだと見せ付けられました。
 パンフレットでデップさんも言っていたけれど
 ビクターとエミリー、お互いが相手を気遣っての別れには
 シザーハンズのラストのような印象を受けました。

 タイトルにもなっているコープスブライドことエミリー。
 俺的にはビクトリアよりもエミリーを応援してしまいました。
 そういえばエミリーの手が取れてまたくっつけると言うシーンで
 ナイトメアのサリーが腕を縫う所を思い出してしまったな。
 ちょっとキャラかぶってるよなぁ。

 で、意外だったのがビクトリア。
 もっと何もしない人なのかと勝手に思っていました。
 なので結構行動派だったのが好印象ですよ!

 次にキャスト。
 この映画、チョコレート工場と同時に撮っていたらしいですが
 キャストかぶりすぎですな。
 デップさんをはじめ、ヘレナボナムカーター、クリストファー・リー
 ウンパルンパのディープ・ロイまで出てやがる。
 音楽は当然ダニー・エルフマンだしね。
 まぁ安心して観られるから良いのだけれどね。

 アメコミ好きとしてはビクターの本名である
 『ビクター・ヴァン・ドート』というのがを思い出させてくれて困った。
 死者の世界で王にならなくて本当に良かったよ。



 ドッヂボール

 以前映画雑誌でこの『ドッジーボール』の記事を見たときに
 「あまりお金をかけていないのに凄く人気がある!」みたいな
 とても押している感じの紹介をされていたのですよ。

 その時に見た記事の写真で選手が妙なプロテクターとかを着けていたので
 「おお!きっとドッジ弾平みたいなスーパードッジをやるのだろう!」
 と、少林サッカーのような、必殺技とかがある映画を予想していました。

 その答えを確かめるべく観てみましたよ! 
 答えは…NO!NO!NO!
 必殺技全然無いよ!
 ルールも俺の知っているのとは全然違い、外野は無いしボールも6個だし。
 でもこれはバカバカしくて(良い意味でね)凄く良い!

 弱小チームがムカツク金持ちライバルチームを倒す!
 単純明快な爽快感のあるストーリー!
 海賊スティーブがラストで戻ってきたけど、試合中に戻ってきて
 「おまえは本物の海賊だ」
 とか仲間に言われたほうが好みだったけれどな。
 そこがちょっと不満。

 音楽は印象に残る音楽じゃあなかったけれども
 観ていて単調になるような音楽でもなかった。

 そしてなんといってもキャスト!
 ライバル役のベン・スティラーがウザいくらいに良いキャラだ!
 でも個人的には『ロック・ユー』ではワット役だったアラン・テュディックの
 イカれた海賊(?)役がとても気に入ったね!
 あとチャックノリス役のチャックノリス。
 まさかお前がキーマンだとは…

 とにかく深いことは考えずに見るのには最適かも。
 イカす掛け声「ハッセルホフ!」はナイトライダー好きとしてはマネしたくなるね!


 イン・ザ・カット

 サスペンスが観たいと思い『ドッグヴィル』を手に取ったのですが
 ニコールキッドマンが連続って言うのも何なので
 隣にあった『イン・ザ・カット』を観ました。

 そうしたら製作にニコールキッドマンが関わってるじゃん。
 俺のミニ配慮が台無しだよ!
 そんな感じで感想ですよ、もう。 

 パッケージ裏の感じから「エログロで売りますよ!」
 って言うのが凄く読み取れたのですが…
 …なのにメグ・ライアンをキャスティング?
 意味解らん。
 新境地開拓!とかしたかったのかもしれないのですが
 全然ですよ。メイキングのメグ・ライアンのほうが全然良いよ!
 それはある意味演技の巧さが出てるのか?

 とにかく、ストーリーの主軸であるはずのサスペンスが弱い。
 それにまとわり付くようなエロスも「?」と言う感じ。
 俺が監督ならエロス部分は全部カットだね。

 この映画、お薦めしません。



 ステップフォード・ワイフ

 劇場でこの映画の予告で流れ、「衣装が可愛いなぁ」なんて
 俺らしくもない事を思ったりしていたら
 「この街の人たちはおかしいわ!」みたいな
 ちょっとサスペンス?な感じの台詞を言ったので
 サスペンス好きの俺としては気になっていた映画なのです。

 そんなわけで観てみました。 
 まず音楽なのですが、この映画のメインテーマ。
 これって今のCM等で使われている『コープスブライド』と同じじゃん。
 以前の事もあるし、またクラシックなのだろうか。

 次にストーリー。
 ニコール・キッドマン演じる敏腕TVプロデューサーのジョアンナ。
 行き過ぎた番組制作のせいで会社を首になってしまう。
 落ち込んでいるジョアンナに「僕も会社を辞めてきた。一緒に静かな所で暮らそう」
 と、優しい言葉をかける夫(同じTV会社に勤めていた)。

 こんな流れのオープニングだったので
 「ははーん、これはトゥルーマンショウのようなEDだな」と
 オチの予想という非常につまらない行為をしてしまいました。

 しかし、またもや全然違うオチでした。
 はじめにサスペンス?と予想した段階で間違っていたのだな。
 これはホームドラマだった。ホームコメディでも良いかもしれない。
 色々とつっこみを入れたくもなるけどそれは野暮かな。
 とにかく俺としては結構良い感じにまとまったので全部OK。
 出てくる衣装が全部好みってのがでかいのかも。

 それにしても首の無いクリストファー・ウォーケンなんてスリーピーホロウ以来だぜ。


 セルラー

 以前何かの映画を観た時に予告で上映されていて
 「なんかパニックルームみたいだなぁ」
 なんて漠然と覚えていたのですが
 サスペンス好きの俺としてはやっぱり気になり、観てしまいました。

 そんな感じで感想を。 
 
 まずはストーリー。
 突然誘拐される女。何が何だか解らないけれど誘拐されたことはわかる。
 なので何とかしたいけれど部屋には鍵がかかってるし、外には見張りもいる。
 部屋の中には壊れた電話がひとつ。
 なんとかそれを巧いことやると電話が繋がった!
 でもその電話の相手はチャラチャラしたナンパ兄ちゃんでした!
 もうこいつに頼るしかない!

 そんな感じの至ってB級な感じのストーリーなのだけれど
 誘拐された女、兄ちゃん、警官の3つの目線でストーリーが進んでいく。
 それがまた巧い!
 細かい台詞や設定もきちんと生かすし!
 また兄ちゃんのやることがギリギリ後手に回っているのが良い。
 観ている俺も「ああ!もうお前は何やってるんだ!!」と
 とても内容に食いついてしまうし。素晴らしい。

 映像も小気味良いテンポで進んで行くので
 観ていて中だるみとかは全然無かった。
 レッカーされた弁護士のシーンとか漫画的なカメラワークもとても良い!

 で、またキャストが良い!
 誘拐される女にキム・ベイシンガー!
 教師という知的な感じがよく出ていて俺的にはとてもGOOD!
 で、チャラい兄ちゃん役のクリス・エヴァンス!!
 って!お前ヒューマントーチじゃん!
 緊迫した雰囲気でもテンション高くて凄く良い!
 チャラチャラした兄ちゃん役はもうお前に任せたよ!

 関係ないけれど警官役のウィリアム・H・メイシー。
 バットマンのゴードン警部にイメージがダブったので
 個人的に超応援してしまいました。いやまじで!
 そういやキム・ベイシンガーはバットマン1作目のビッキーベールじゃん。
 何気にアメコミ俳優多いな。(警官は本来違うけどな)

 総合的に結構お薦めですよ、この映画



 マッチスティックメン

 以前『アダプテーション』を観てからニコラスケイジはお気に入りになったのですが
 あれ以降ニコラスケイジが出ている映画は何も見ていなかったのですよ。
 なのでここは観てやろうじゃあないの!と思って観てみました。
 その映画は『マッチスティック・メン』。

 で、感想です。 

 まず音楽が良い。
 この映画のサントラは買って損は無いと思う。
 俺も探して買おうと思っています。 

 次にストーリーなのですが、なんとなーく知っていた内容が
 『詐欺師の家に別れた妻との間に出来ていた娘が急にやってきてドタバタ』
 だったのですが…意外と違いました。

 概要は俺の知識であっていたのですが、実際はもうちょっとダマしてくる内容でした。
 金持ちをダマして、それがバレて、さらに騙していたのが発覚!と
 結構気持ち良い感じの展開だったのですが…個人的にはラスト付近が気に入らない。

 普通に働き出したニコラスケイジの所に娘が現れたシーン。
 あそこまでは良いのだけれど、最後でニコラスケイジには彼女を騙してほしかった。
 「実はあのカーペット、犬には合わないんだ。毛足が長すぎてね」
 「え!本当なの?」
 「嘘さ。ただ向かいのマーケットだと半額で売ってるけどね」
 みたいな軽ーいのでもいいから。

 でも一番騙されたのは14歳の娘役のアンジェラ役のアリソン・ローマン。
 あの映画撮影のとき24歳かよ!!



 スカイキャプテン

 ストーリーは単純明快。
 「街がピンチだ!スカイキャプテン応答願う!」
 「OK、まかせとけ!」
 「キャー!助けて!スカイキャプテン!」
 「OK、まかせとけ!」

 そして地球は救われた!
 ありがとう!スカイキャプテン!(ナレーションは小堺で)

 略しすぎだけどまぁこんな感じ。
 これだけ見ると「なんだ?つまらないのか?」って思うかもしれない。
 違うんだな。これが。


 まず映像。
 全てのカットがモダンレトロな映像になっていて
 どのシーンを一時停止にしてみても素晴らしい『絵』になっている。
 それに出てくる乗り物から小道具にいたるまで
 全ての物のデザインがオールドスタイルで出来ている。
 そう、パルプマガジンの世界が実写で観られる感じだ!
 センスオブワンダーな映像美は本当に必見だと思う。


 あ、前にも書いたけれど出てくるロボットのデザイン。
 宮崎アニメのオマージュじゃあないですよ。
 フライシャー兄弟のスーパーマンに出てくるロボットの方ですよ。
 このビデオの『謎の現金強奪ロボット』って話に出てきます。
 宮崎アニメの方もこのスーパーマンのオマージュって事ですな。

 次にキャスト。
 スカイキャプテン役にジュード・ロウ。
 ヒロインのポリー役にグウィネス・パルトロウ。
 格好良すぎるフランキー・クック役がアンジェリーナ・ジョリー。
 レトロな映像に映える人選なのかみんな顔が怖いぐらいに整っている。

 主人公にジュードロウってのがなんとも。
 こんなに端正な顔つきだからこそ、ちょっとしたジョークが良い感じだった。
 ヒロインのポリーは新聞記者なところがどこかロイスレインとダブって見えたな。
 敵の基地だろうがジャングルだろうが、いつでもどこでもハイヒールなのがイカス。
 そしてアンジェリーナ・ジョリー。
 もったいない!予告等を見たときは
 「こいつが敵なのだな?女幹部なんて良い感じだ!」
 って思ったのだが…全然違う上に出番が少ない。

 このスカイキャプテンには『ワールド・オブ・トゥモロー』というサブタイトルが付いている。
 なので、ここは是非!スカイキャプテンシリーズとしてやって欲しい!
 そう!バックロジャースやインディジョーンズのように!
 そしてアンジェリーナ・ジョリーの活躍のシーンをもっと見せてくれ!!



 コーヒー&シガレッツ

 この映画、コーヒーとタバコをアクセントにした
 11篇の短編を集めたオムニバス映画なのですが
 これが凄く良い!
 ほんわか気分になれるようなタイトルのくせに
 なんだか気まずい話しか無い。それが癖になる。

 俺的には(劇場だと無理なのですが)登場人物のように
 コーヒーとタバコを飲みながら観るのがお薦めです。
 せめてコーヒーだけでも。
 俺は紙巻がダメなので先日買った葉巻を吸いながら観ました。
 でもこれじゃ『コーヒー&シガー』だよな。まあよし。

 そんな感じで感想です。 
 まず映像。
 監督がデッドマンを撮ったジャームッシュなのですが
 そのデッドマンと同じく全てがモノクロ。
 モノクロの映像がコーヒーやタバコの煙、役者の表情を
 陰影をより良く引き出していると思う。

 次にキャスト。
 スティーブ・ブシェミやケイト・ブランシェット、イギー・ポップにビル・マーレイ。
 アメコミ好き的には「スパイダーマン2」のDr.オクトパス役のアルフレッド・モリーナも見逃せない。
 他にも書き起こすのが面倒なぐらいに有名俳優多数となんとも豪華。
 まるでオーシャンズやシンシティかってぐらいに豪華だ。

 ストーリーというものがほとんど無いダラダラとした話なので
 役者の演技力に全てがかかっているが、この役者陣なら安心だ。
 その役者達が本人役で出ていると言うのもなんとも面白い! 

 その中で俺のお気に入りの話は 
 「Some where in CALIFORNIA」(カルフォルニアのどこかで)
 「RENEE」(ルネ)
 「No problem」(問題無し)
 「Cousins」(いとこ同士)
 「Cousins?」(いとこ同士?)
 の5本。

 特にルネがコーヒーを混ぜるときのスプーンの使い方は美しいです。
 俺もくるくる回すかき混ぜ方はもうやめようっと。



 テープ

 TAPE』という映画を観ました。

 以前修之介から『ガタカ』という素晴らしく良い映画を借りたのですよ。
 で、その主演がユマ・サーマンとイーサン・ホークとジュード・ロウ。
 このTAPEはそのユマ・サーマンとイーサン・ホークが主演というので
 ちょっと期待してみようかな、と思ったわけです。

 で、サスペンスということなので観る前に勝手にストーリーを予測していました。
 「ある晩、駐車場で一人の女が殺される。犯人は若手代議士。
 しかしその駐車場には監視カメラがあり、それを偶然見てしまった警備員。
 警備員は金欲しさに代議士を恐喝。
 次第にエスカレートしていく脅しに耐え切れなくなり、またしても殺人を犯してしまう代議士。
 しかしその現場もまた監視カメラによって映されていたのであった… 」


 もうね、全然違う話でした。
 もっともっと良い感じの話でした!(あたりまえか)

 やはり先述の通りキャストの演技が抜群に良い!
 心理戦的な映画なのでショボい俳優だと緊張感が全然伝わってこないのだけれど
 この映画ではそれがなかなか良い感じで伝わってきた。

 ただ残念なところはカメラを左右に振るのが気に入ってしまったのか
 前半はそればっかりになってしまっているところだ。
 観ていて鬱陶しく感じてくる。あっさり切り替えても良かったんじゃあないのかな。

 余談だけれどこの話、舞台でやっていた演目を映画化したとの事なのだが
 これは是非荒木飛呂彦の手によって漫画化されて欲しい。



 夢のチョコレート工場

 先日見た夢のチョコレート工場の劇中歌が頭から離れません。

 「ウンパ ルンパ ドゥンパディードゥー」
 あああ。はーなーれーなーい。
 この映画、本当に面白くてSONIC気に入りまくりです。
 未見の人は是非!



 ヤングガン

 いやー、何度見てもキーファー・サザーランド格好良いな。
 いつも同じ所で泣きそうになってしまうな。
 24でも三銃士でもフォーンブースでも無くヤングガンだな。



 トルク

 
 ストーリーは単純明快。
 麻薬密売&殺人の容疑をかけられた主人公フォードが
 ギャングやFBIに追われながらも自らの疑いを晴らすべく
 今日もバイクをブッ飛ばす!!みたいな感じ。


 漫画&PVのような映像で、監督に「どう?イカすだろ?」と
 言われている様な感じで始めの方は鼻に付いたりもするのだが
 観ているうちにそれが良い感じに思えてきてしまう。

 それは決して斜に構えての見方じゃあなく、
 「ィイーヤッハー!ブっ飛ばしてるぜ!」みたいな楽しみ。
 たとえオンロードのバイクで森や砂漠を走ろうが全然OK!
 ヘリコプター用エンジンの付いた超高速バイクで市街地をぶっ飛ばしても全然OK!
 だってそのバイクが走ると車の窓ガラスは割れるし、女性のスカートはめくれるんだから!
 そんなド派手な映像にケチをつけるのは野暮な行為だと思っちゃうよ。

 ただマイナス点がひとつ。
 出てくる役者が全員イマイチ。(俺基準ですが)
 主人公はモノマネトムクルーズみたいだし。
 ギャングはモノマネMr.Tみたいだし。
 ヒロインもなんか微妙。

 とにかく凄いバイク!っていう人には最高かも。


 シンシティ

 
イカス! 雑誌等の前情報で「コミックと同じ映像で撮っている」というのは
 何度も何度も飽きるほどに見聞きしていたのですが
 実際に見てみるとその映像美を観ただけで涙がこぼれるぐらい素晴らしかった!

 最近は洋邦問わず漫画原作の映画が多いのですが
 ほとんどが原作をアレンジしてしまうじゃあないですか。
 例えばDr.DOOMがただの金持ちだったり。
 そんな中でこのシンシティは『何も足さない何も引かない』
 とサントリー山崎のキャッチコピーのような素晴らしい再現度でした!
 カメラワークはコミックとまったく同じだし!
 (まぁ若干足したり引いたりもありましたが許容範囲内って事で
  100%じゃあなくても果汁100%みたいなものです)

 で、感想です。
 #1 THE HARD GOOD BYE

 俺にシンシティを教えてくれた方はこの映画についてこう言っていました。
 「ミッキー・ローク最高!マーヴ最高!」
 YES!その通りでした!
 コミックスから抜け出てきたような登場人物の中でも群を抜いて似すぎている!
 ラスト付近で屋根の上で見張りを襲うシーンなんて
 ちゃんとフランク・ミラー飛び(?)していたしな!

 個人的にはマーヴが母親と会うシーンはカットしないで欲しかったな。
 あのシーンは凄く良いシーンなのにもったいない。
 銃の「グラディス」って言う名前が後々出てくるけど意味不明になるし。

 あとケヴィン役のイライジャ・ウッド!
 お前この役よく引き受けたなぁ!まったく凄く良いよ!首太いし!
 指輪物語を見て「フロド可愛い!」となった人が
 このサイコ野郎のイライジャを見たらどうなってしまうのだろう。
 そんな人の報告、お待ちしています。


 #2 THE BIG FAT KILL

 たぶん多くの人が「ミホ!ミホ!」となっていると思うのですが
 俺としては『目で妊娠させる男』ベニチオ・デル・トロのジャッキー・ボーイ!
 たとえデコに刺さってようがペッツになってようが最高にイカス!
 便器に顔を突っ込まれても口を閉じないで咥えタバコ!最高だ!

 そういえばドワイトが死体をトランクに詰め、車で走っている時に
 白バイがドワイトの車を止めるシーンがあるのですが
 あれはたぶんヒッチコックの『もうあと1マイル(One more mile to go)』のオマージュだと思う。
 「テールランプが切れている」という台詞聞いた時に「これは!」と思ってしまいました。


 #3 THAT YELLOW BASTARD

 シンプルな基本ストーリーの中に様々な思惑の入り組んだ素晴らしい構成!
 「Good advice」とダイハードの台詞を喋らせてしまうほどハマリ役のブルース・ウィリス!
 本当にナイスなキャスティングだ!



 全体としてはエピソードが分かれているから少し長さを感じさせてしまう映画だとは思うし
 とにかく生首生首、また生首のやりすぎバイオレンス映画だとも思いますが
 観ないのは絶対に損だと思う。好みじゃあない人も一度は見て欲しい!
 ジェシカ・アルバのエロスなダンス目当てでも全然OKなので是非!!


 ファンタスティック・フォー

 
 少し前の話になってしまうのですが
 『ファンタスティック・フォー』観ました。
 アメコミスト(?)としては抑えておかないとな!
 それに俺の大大大好きなDr.DOOMが出ているんだし!

 そんな感じで感想です。 

 まず驚いたのがスーツ。
 正直言ってデアデビルなんかのようにレザーとかで作って
 スタイリッシュに決めてくるのかと思っていた。
 が、ほとんどそのまんま。
 で、劇中でスーツについてダサいとかって言わせて先手を打ってしまう。
 映画版X-MENのウルヴァリンにもそんな台詞があったけれど巧い作戦だ。

 ストーリーとしてはFOXの役員も言っている通りのポップコーンムービーだと思う。
 でも、俺としては「少年漫画」と言いたい。
 俺の好きな映画で『ROCK YOU!』と言うのがあるのだけれど
 それを観た時の感想に近いものがある。これは素晴らしい少年漫画だ。
 ラストの「急激に冷やすと〜」のあたりとかね。

 また配役も良い感じ。
 リード・リチャーズはちゃんと頭の両脇が白いし、シングなんてそのまんまだし。
 難を言うならばスーザン・ストーム役のジェシカ・アルバが
 ヒューマントーチのお姉さんっていうのは無理があると思う。

 そんな凄く良い感じの映画なのだけれど最大の不満が。
 そう!DOOOOOOOOM!!!!
 Dr.DOOMですよ!なにあれ?社長?
 全然王の風格無いじゃん!マジでさ!


 マシニスト

 
 俺にとってはガン=カタよりもブルース・ウェインなクリスチャン・ベールの
 ガリガリ姿を遂に観ました。観てしまいましたよ!

 で、映画の感想です。長いです。

 正直言ってストーリーの骨格自体はよくある話。
 ただ、その『よくある話』をここまで素晴らしく出来るものなのか!と
 拍手を送りたくなるほど俺好みな脚本でした。

 何度も言っているのですが、俺はラスト付近から始まって最初に戻る(?)
 時間軸のずれたイントロが大好きなのですよ。
 漫画で言うと「ファイブスター物語」とか「ZETMAN」とか。

 なのでイントロから引き込まれてしまったわけですがこの脚本が本当に凄い!
 クリスチャン・ベール演じる主人公トレヴァーの不眠、
 不可思議な張り紙、工場での腕切断事故、謎の男アイバン、娼婦のスティービー、
 そして空港で知り合ったマリアとその息子ニコラス。
 眠れないからの異常心理なのか。異常心理ゆえに眠れないのか。
 すべてが必要不可欠になっている。素晴らしい。

 各所にちりばめられた演出も素晴らしく憎い。
 左右の分岐、1:30の時計、全てを語るルート666
 公共料金、写真、家の間取り、車のナンバー。
 てんかんを起こしたニコラスを家に送る時に言ったマリアの台詞。
 本当に素晴らしく、巧い。


 そしてやはりこの映画を語る上で絶対にはずせないのが主人公役のクリスチャン・ベール。
 「ナッティープロフェッサー」のエディーマーフィーのように
 『太る』というのは特殊メイクで何とか出来る。
 もしかしたらガリガリ姿も特殊メイクで出来るのかもしれない。

 だが実際にガリガリ姿になってしまう。この姿が現実にいるというのが
 この映画をより一層面白くしたのだと思う。
 そしてその動き。
 実際、映像特典で「筋肉が無いから早く走れない」と言っていたが
 その姿だからこそリアリティが生まれ、観客は映画に釘付けなったのだと思う。
 本当に恐ろしい俳優だ。

 「アメリカン・サイコ」を観た時にも思ったのだが、
 この男に精神的に病んでいる役をやらせたら誰も勝てないのではないだろうかと思う。
 だからバットマンのブルース・ウェイン役も適任なのだろう。
 まぁつまり、バットマンの続編にはやはり期待しようという事です。



 ルパン


 長かった。パンフレットで確認してみたら2時間12分。
 思ったより長いわけじゃあないのだけれど
 中だるみなのか後半から「この映画長いな」と思ってしまった。

 ルパン役のロマン・デュリス(もう名前がお洒落すぎる)は
 一般にイメージされる「ルパン像」に似ている顔立ちなんじゃあないのかな?
 でもラスト付近でのインド人姿(?)もヤバいぐらい似合いすぎていて
 なんとも不思議な男だなぁと思ってしまった。

 このルパン、劇中では一般にイメージされるところの紳士的な姿よりも
 なんだか微妙な全身タイツのような上下を着ていたり
 普通のジャケットに帽子の姿だったりと
 「馬鹿!俺の見たいのはそんな姿じゃあ無い!!」
 と言いたくなるくらい普段着シーンが多めでした。

 おかげで後半にシルクハット&マント姿で登場した時は
 「これだよこれ!こういうルパンが見たかったんだよ!」
 と歓喜の声を上げたくなってしまう感じでした。
 でもその姿もそんなに長くは続かなかったけれどね。

 映像はとても良かったと思う。
 パーティーのシーンも地味に派手な感じで良かったし。
 冒頭でのアヴァルの門&奇厳城のシーンで「おお!」と思わされたというのがデカいのかも。
 ただラストはルパンが次々と変装して行く所で終わりでも良かったかも。
 わざわざ史実に絡ませなくても、とは思ってしまった。

 あと映画の中で俺が気に入ったシーンがあった。
 ルパンが葉巻にまだ火がついているのを見て「今出て行ったばかりなのか」と確認するシーンがそれなのだけれど
 葉巻好きな俺としてはニヤリとさせてくれてとても良かった。
 葉巻は紙巻(つまり普通のタバコ)と違って、吸わないで置いておくと2〜3分で消えてしまう。
 なので煙が出ているということは出て行ったばかりという事なので、すぐには戻っては来ないだろうと予測できる。
 それなのにすぐに戻ってきてルパンはビビったというシーンでした。

 それにしてもパンフで「奇厳城」「813」「魔女とルパン」が原作!と押し出していて
 「女王の首飾り」については何も言わないのが気になるな。
 カリオストロ伯爵夫人と女王の首飾りを読むべきだと思うのに。

 関係ないけれど成長したルパンがクラリス(その時はまだ名前を告げていない)と
 一緒に馬車でクラリスの家に行くシーン。
 馬車でクラリスの家に行く時にカメラが引くと現れる門に付いているマークがシャネルじゃあなかった?
 カルティエ協賛なのにシャネル?!と思ってビビってしまいました。
 もしかしたら見間違えかも。ううむ。



 姑獲鳥の夏

 『姑獲鳥の夏』見てきました。
 なんというか…期待しすぎた?

 映画を観る前までは「木場修がミスキャストだろ」ぐらいだったのですが
 見ている最中からもう何と言うか
 「これだから日本映画は…」という気持ちでいっぱいでした。

 「こんな事しちゃったら面白くねぇ?どうよ?」
 という意気込みすぎた学生映画のようでした。

 特に一番の見せ場であろう京極堂の言葉によって生まれたりしちゃう所と
 ラストの屋上の所とか迫力無さ過ぎ。
 細かいところだと屋上で関口君から懐中電灯を受け取った木場。
 あんな緊迫した場面なのに懐中電灯の電源を切るほどの余裕を見せてくれちゃうしな。

 まぁ、何よりも「もう水木しげる絡めるのやめてくれよ!」って事ですな。


 レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

 面白かった!けど初めから続編作る気満々で
 内容がおろそかになっている気が。

 あとジム・キャリーは何やってもジム・キャリーだな。


 ロスト・イン・ラマンチャ

 テリー・ギリアム監督の新作!
 その名も「ロスト・イン・ラマンチャ」!
 ドン・キホーテ役にジャンロシュフォール!
 タイムスリップしてしまった男がジョニー・デップ!
 うおお!見たい!

 だが現実は小説より奇なり。
 製作資金は集まらないし、撮影する場所も無い。
 役者も集まらないし、悪天候に次ぐ悪天候。
 軍用機まで邪魔に入ってくる。これ以上の製作は不可能。
 しかし監督はこの作品に執拗にこだわり続けている。
 製作中止になった今でも。

 ドン・キホーテを撮っているつもりなのだが
 撮っているのがドン・キホーテだった。
 しかし小説と違うのは、彼の見た風車は紛れも無い怪物だったのだ。
 それは所々にちりばめられた本編(?)を見ればわかると思う。
 個人的にはジョニー・デップのアイデアの「カット!」って奴がお気に入り。最高だ。
 もし完成した際には何度でも観にいこうと思う。

 しかしこのぐらいの悪条件、エド・ウッドなら
 いつものように「・・・パーフェクト!」と気にもしなかったのだろうな。
 出来上がった物の是非はともかくとしてだけどね。


 クールワールド

 二次戦帰りの主人公フランク・ハリスが事故により漫画「クールワールド」の世界に飛ばされてしまう。
 フランクはその世界で警官として生活をするのだが
 そこにクールワールドの原作者ジャックが迷い込んできてしまう。

 クールワールドに迷い込んでしまったジャックは
 もともと自分の理想として描いていたホリーと関係を持ってしまう。
 それは人間に憧れているホリーも望んでの事。
 しかしそれによりホリーは現実の肉体を手に入れてしまう。
 そしてジャックとともに人間世界に。
 次第にホリーの欲望はエスカレートしていく。


 なんというか駄作。
 案の定ラズベリー賞を獲っているし。
 主役のブラッド・ピットの演技も微妙。
 アニメキャラと視線を合わせるとか考えなかったのだろうか。

 しかしそんな事はどうでもいい。
 この映画の真の楽しみ方はホリーの可愛さにあると思う。
 出てくるたびに衣装は違うし、一人だけ動きが滑らかだし。
 MTVムービーアワードでも「魅惑的な女優賞」を獲得するほどだ。

 キム・ベイシンガーは後にゴールデングローブ賞もアカデミー助演女優賞も獲っている。
 ナインハーフやLAコンフィデンシャルなど出演作は数多い。
 もちろん俺の好きなバットマンにも出ている。
 でも俺の中での代表作はクールワールドで決まりだ。
 観ろとは絶対に勧めないが。

 

 ギャングスターNo.1

 俺の大好きな「ROCK YOU!」にチョーサー役で出ているポース・ベタニー。
 彼の演技に惚れてしまった俺としては見るしかない。


 デビッド・シューリス演じるギャングのボスに引かれる主人公。
 身だしなみを整えろとスーツを渡されタイピンも貰い、
 色々な仕事や場所にも連れて行ってもらう。
 次第に彼はボスに憧れと苛立ちを覚えるようになる。
 切ない。切ない物語だ。

 彼はボスになりたかったのだと思う。
 それはボスの座ではなくボス本人に。
 それは「愛されたい」の最上級の感情なのだろう。

 どれだけ金を稼いでも、どれだけ部下を増やしても彼は満たされない。ボスがいないからだ。
 「嫌いだ」「恨んでいる」
 そんな言葉でも彼は欲しかったのだろう。
 30年間自分を忘れていて欲しくなかったのだと。
 何故なら自分は忘れていないからだ。

 切ない愛の話だと思った。

 

 バレットモンク

 ジョン・ウーとチョウ・ユンファ!
 原作はアメコミ!
 製作に元ロビンのスタジオ「BOY WONDER VISUAL EFECTS」!
 そして劇場で見た予告が最高に格好良かったので見てみたら・・・

 おいおい!銃使わないじゃん!
 予告では凄い感じだったのにさ!
 原題は「Bulletproof Monk」なのに「バレットモンク」に変えて
 いかにも銃撃戦がありますよーって感じなのに!

 設定が坊主だからなのか殺したりはせずにとにかく走って逃げる!
 ユンファが死ねば終わる話だけれど
 「巻物を守る」のが使命だから死ぬわけにもいかない。
 というか死なないし。「Bulletproof」だし。
 ヒロインの設定も突然なうえにいい加減だし。
 ラスボスも経文でパワーを得たのに微妙だし。
 ラストのチョウ・ユンファも子供だましな感じだし。
 おいロビン!何やってるんだよ!

 でも深く考えずパッケージの売り文句のように
 『チョウ格好良い!』と観るには最高かも。


 ローレライ

 いやー、正直言ってこんなに良いとは思わなかった。
 実写でやる事に意味がある感じだ。
 潜水艦のCGもそんなに違和感無かったし。
 物語はとても漫画な感じ。「戦争物だからなー」と避ける必要は全然無いね。
 漫画映画や特撮映画を観に行く感じで全然OK。

 でも気になる点もいくつかありました。
 まずイントロのフォントからガイナックスな感じがしすぎた。
 その後に外人がベラベラと喋る事によって洋画=映画をイメージさせて
 観客の見る姿勢を洋画な感じにさせようとしているのに。
 その文字のせいでナディア!とか綾波!とかを考えるようになってしまうじゃあないか。

 その外人もどうかなーって思った。
 日本人に外人の見分けが付かないと思っているのか人数少ないし。
 セリフもやたらと単語で喋るし。
 いまどき(まぁ戦時中だけど)「ジャップ!」とかってどうよ?

 で、次は脚本なんだけれど
 なんか感動シーンになる決死のシーンに理由が無い感じがした。
 「ここで死ぬシーン」みたいな感じ。
 何故に柳葉敏郎演じる木崎が電源の所に行かなければならなかったのか。
 木崎が電気技師だったとかの説明が無い以上(俺の見逃しならごめん)
 他の乗員でも何の問題も無い わけだし。
 それこそ「ボールが取れない!」ってシーンを「あやとりのヒモが取れない!」に変えて
 演技の下手なピッチャー君が電源の所に行ってもいいわけだし。
 なんか「ここで泣いてください!」と言われている感じがした。

 そのピッチャー君(佐藤隆太)もオデロのようないきなりの死に方だし。
 死に方もナディアにあったような死に方だし。
 「突然死ぬのが戦争だ」と言いたいのか?いくら回天搭乗員だからって溺死は納得できないだろ。
 気が変わって「死にたくない!」って言っても俺は許すけどな。
 それに野球のボールって水に浮くだろうから最後につかませてやっても良かったんじゃあないのかな。
 ボールも取れず、ただのファンサービスの為だけに死んだピッチャー君。合掌。

 あと軍隊の厳しさみたいのが一切映っていなかったのが気になった。
 俺は戦争とか戦時中の感じを良くは知らないのだけれど
 何というか上官に対しての行動が「学校における先生と生徒」ぐらいの感じしか受けなかった。
 戦時中の日本軍ってそんなにフランクな感じなのかな?
 上官ってもっと遠い存在なんじゃあないのかな。間違ってたらごめんなさい。

 最後に俺が一番気になったのはみんなが「パウラ」って呼ぶ事。
 たとえば俺があの状況なら聞きなれている日本語の部分「アツコ」って呼ぶと思うのだが。
 そのほうが仲間感が強まるし。
 艦長も今後パウラを兵器として利用するわけだし、
 感情を入れないために名前で呼ばないとかの方が良くないかな。
 で、最後に「パウラ」って呼ぶとかさ。
 おお!ついに個人として認めたぞ!みたいな感じで。

 まぁ色々言ったけれど面白い事には間違いないと思う。観て損は無いはず。
 本当にヒットして欲しい。
 そしてまた凄い邦画を俺に見せて欲しい。いやまじで。


 オペラ座の怪人

 『ミュージカルが映画に』との前知識はあったのですが
 うーん。なんというか。
 俺はダメだった。映像はとても良いのに!

 心象や舞台シーンのみを歌にするでいいじゃん。
 ミュージカルが元になっているから全部歌うなんて単純な思考過ぎる。
 「お〜のれ〜!ファン〜ト〜ム〜〜!」みたいな事歌われても気持ち伝わらないよ。

 サウンド・オブ〜とかチキチキ・バンバンとかは大丈夫なので
 ミュージカル映画自体がダメな訳じゃあないんですよ
 (まぁそんなに好きってわけでも無いけれど)

 以下観想が続きます。
 色々言っていますが嫌いなわけじゃあ無いです。

 冒頭、とても素晴らしかった。
 現在をモノクロにして舞台の華やかさを見せる!
 おお、素晴らしいじゃあないか!

 だけどそれを気に入っちゃったのか何なのか知らんけどさー
 場面転換ごとに入れていくなよ。
 白黒からカラーへ、そしてラストで白黒に戻ってEND。
 これでいいじゃん。

 それから最初にメインテーマが流れるシーン。
 つーかメインテーマってデジロック?打ち込み?
 ドラムがショボい。なんだありゃ?
 あと曲少ないねー。
 「エンジェル・オブ〜」ばっかりじゃん。

 なつめも言っているけれど中だるみもあった。
 カットしても良い部分をカットしていないからだ。
 後半でラウルが階段から落ちて水の中に閉じ込められそうになるシーン。
 あれいらないでしょ?
 もっと言うなら父親の墓のシーンは全部いらないと思った。
 ラウルVSファントムの剣劇を入れたかったのかな。

 それから細かいかもしれないがエンドロールのBGM。
 曲A→メインテーマ→曲B
 ダメだろこれじゃあ!
 せっかく素晴らしいメインテーマなんだから一番最後にメインテーマを持ってきて
 「ああ。俺は今オペラ座を見たのだな」という爽快感を与えてくれよ!

 でもラストの燃えたあたりからは凄かった!
 台詞が歌なのにそれが気にならなかった!凄い!


 マーダーライドショー

 ブリスターで見てから気になっていた「マーダー・ライド・ショー」を観ました。

 なんというか中身のない映画だ。
 ラストもベタだし。
 PVだと思ってダラダラと流すのにはいいかも。
 前半は結構気に入っていたんだけどなぁ。
 ジョン・ゲイシー意識のオッサンの台詞とか最高。


 疑惑の影

 俺の好きなヒッチコック作品なのですがラストがちょっと不満。

 叔父さんが階段を上がって振り返る。
 そこで終わりの方が良くないかなぁ?
 悪夢は日常に潜み続けるっていうラストのほうが俺好み。


 処刑人

 DVDのパッケージにあった「デフォーのキレっぷりが凄い!」
 みたいな宣伝文句に惹かれて見てみました

 やはり法で裁けぬ悪を裁くというのは俺のツボだと再認識。
 先日読んだ「悪鬼御用ガラン」にもシビれたし。
 どうせなら日本語訳は「麻薬売ったり人殺してるじゃん。それって悪じゃん?」
 として欲しかったぐらいだ。

 冒頭で便器につながれる所からのくだりとかもう最高!
 後半で主人公達がやられまくるところはワイルド7を思い出して
 「ここから逆転だ!」と思っていたら・・・あれ?
 ドゥーチェの6丁拳銃との対決は?
 ラモス似のロッコもなんか殺され損な感じだし。
 ラストの法廷の所も何で顔出してんだって感じだしさ。
 つーかオヤジなのかよ!それってどうよ?

 悪を裁くというのはなんだかスッキリするのだけれど
 ストーリーがなんだかスッキリしない。
 でも台詞が最高に素晴らしい!
 ナイフ見て「ランボー」と言わせただけでもう大満足です。
 映画と言うよりダークヒーローコミックとして観るのをオススメします。
 あ!だから俺がハマったのか!

 あ、そうそう!肝心のデフォー、キレてました。
 最初はただの?変わり者って感じだったけど
 30分過ぎあたりからおかしくなってきてました。

 最後に一言。
 「おまえみたいに デカくて筋肉質の女がいるか! スカタン!」


 M

 Mという映画を見ました。
 あのメトロポリスの監督だと知ってびっくり。
 殺人鬼の吹いている口笛、どこかで聞いた気が・・・
 コープスブライドのメインテーマじゃん!


 シュレック1&2

 以前ハワイに行ったときの話なんですが
 どこだったっけな。どっかのアイス屋の前を通った時に
 「シュレックキャンペーン」ってのがやっているのを見たのですよ。

 そのキャンペーンのアイスってのがグミで出来たミミズとか
 キモい感じの物が山ほど入っている訳ですよ。
 そのキモいアイスをにっこりと笑いながら持っている緑色の怪物のポスター。
 誰が食うかよ!って話ですな。

 そのイメージがあったので日本公開時にも当然スルー。

 そんなシュレックを見てみました。
 理由は「2が面白い」との話を聞いたので「それじゃあ1見ないと」って訳です。
 感想としては「何で見なかったんだ!」の一言。

 映画のパロディが多いとの前宣伝だったけれど俺はパロディいらないと思った。
 ベタベタな感じだとなんか「ココ笑う所ですよー」って言われている感じだし
 「俺は映画沢山見てるから元ネタ全部わかるけどわからない人可哀想だね」
 みたいなショボイ優越感しか生まれないような。
 そんな事しなくても話が十分面白いし。

 映像は1を見た後に「これ以上CG技術が進歩しても大差ないのでは」と思っていたんだけれど
 2見たら考えが変わった。2は信じられないぐらいリアルすぎる。
 正直言って「このシーンは実写?」と思うシーンが山ほどあった。

 それが一瞬映画の世界から現実に引き戻してしまう事もあった。
 なので1の得点映像でも言っていたけれど適度なアニメっぽさは必要だと実感。

 話は当初の情報通り2の方が断然面白かった。
 個人的にはバンデラス演じる長靴を履いた猫が良すぎた。
 バンデラスの声が嫌なほど似合っている。
 シュレックも人間の姿から怪物に戻った方が好みだ。
 どうやら1、2と続けて見ていた為に
 あのキモい容姿にも慣れてしまったようだ。

 しかしこの映画 本当に面白かった。
 どうやら3作目も出来るようなので今度は映画館で見よう。

 と、書いていた途中にシュレックの姿を見たら「こいつ虫食うんだよなぁ」と思ってしまった。
 なので俺にとってシュレックはキモい怪物。
 なんだ。元通りじゃあないか。


 シークレット・ウィンドウ

 面白かった。けど¥1800だったら見て無いな。

 やはり話が読めちゃうのは良く無いと思うなぁ。
 「シナリオに惚れた」とデップさんは言っていたらしいけれど
 蔵書家ならこんな話読んだことあるだろ?って感じだ。
 しかしジョニー・デップの演技はいいなぁ。  


 リクルート

 やっぱコリン・ファレルは「一体どうなっているんだ?」
 という演技が良い感じだ。顔がそんな顔してる。
 ニコラス・ケイジのような困り顔じゃあなく「え?なんなんだ?」と言う顔。
 だからフォーンブースもはまり役だった。

 「どこまでがテストなんだ?」というストーリーも
 閉ざされた森のように登場人物が多く無いのですんなり入り込めるし。

 共演していたブリジット・モイナハンという京都訛りっぽい名前の女性も
 なかなか良い感じだった。
 どこかファムケ・ヤンセンに似てる気がした。俺だけかなぁ?

 まぁでも何と言ってもアル・パチーノ。
 ラスト付近での「あいつは死んでない。全てはテストだ。この後に飲む約束をしているんだ」とか
 「その銃は空砲だ。その銃を渡したのは誰か覚えているだろう?俺だ」のくだりとか
 俺なら絶対に騙されていたね。マジ凄い。

 終わったあとも「本当に終わったのか?エンドロール後に何かあるのだろう?」と
 疑心暗鬼にさせられた。それってこの映画としては最高の評価だね。


 HELL BOY

 「HELLBOY パンフの色が ミニョーラ風」

 「HELL BOY」見て来たので一句詠んでみました。
 特撮好きなら見て損は無いと思う。
 あと葉巻好きならニヤリと出来るかも。
 でも翻訳がちょっと。妖術とか言われてもねぇ。 


 ヴァン・ヘルシング>

 面白かったです。メインテーマが格好良い!
 ちと訳で気に入らないところもあったけれど面白かった!

 つーかケイト・ベッキンセールは
 またライカンスロープとヴァンパイアの戦いに絡んでいるのか。
 あとヒュージャックマンはまた記憶を無くしているのか。 


 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

 1作目とは声も姿も違う(それってもう別人じゃないのか?)ラドクリフ君にも
 違和感を覚えること無く入れるように作ったイントロ部分に驚愕。
 あの部分だけでハリーの基本設定がわかってしまうとは!

 当然ストーリーも良いのだけれどカメラワークがとても俺好みだった。
 ルーピン先生の戸棚の授業の所も凄く良いんだけど
 特にラスト付近のペンダントの辺りからのカメラの移動!
 「時間」というキーワードを印象付けるショット!

 見終わった後はとても興奮していたと思います。


 ビッグフィッシュ

 未見の人は前日に風呂に入らず、飲み物を飲まず
 体を乾かしてから見に行く事を薦めます。
 エンドロール短すぎて涙拭けないですよ。


 レジェンド・オブ・メキシコ

 
 映画自体はもっとバンデラスのプロモーションムービーにしても良かったと思う。
 俺がディレクターカットしたら30分ぐらいになっちゃうだろうな。
 デップさんは相変わらず立ち姿が格好良い。
 だけどこの映画には必要無いと思った。サンズ単体でスピンオフ希望。

 感想としては面白いと思うよ。デフォーが


 ヤング・ブラッド         絵で見る感想はここ

 三銃士でワイヤーアクションという凄い組み合わせ。
 そりゃあ期待しちゃうよねぇ。
 「ヴィドック」のようにフランス語なのかな?とも期待した。

 アクションシーンは「パイレーツオブカリビアン」を思わせる感じ。
 (でも公開はこっちの方が先だね)
 馬上のアクションはウエスタンを意識しているのかと思った。
 今の俺にはどこかで見たことのあるアクションばかりだけれども
 凄く格好良かった!

 ストーリーは三銃士だけにいつものお決まりの話なので何とも。
 ただラストの方の話が格好良くないな。
 銃士隊勢揃いまでは王道で盛り上がるんだけれども
 その後に銃士隊の服を渡すのはアラミスじゃないと!
 認めていなかった奴を認めてこそカタルシスを得られるんだよ!

 あと最後のハシゴでの戦い。
 馬鹿にしてるのか?
 親父が一番強いと言っていた主人公がその仇と戦うんだから
 正統派で行こうよ!
 あーゆーのはジャッキーに任せておいて大丈夫だから。



 リベリオン               絵で見る感想はここ

 おおお! 格好良い!
 銃器+カンフーの「ガン=カタ」!
 風雲黙示録の「空手+ブーメラン」をも凌ぐ様な
 まったく新しいアクション!

 冒頭の暗闇の中で体を動かさずに腕だけ動かす姿なんて痺れるね!
 銃のバックファイアがストロボになって
 そのたびに腕の位置が変わるシーン。おおお!
 ラストの撃ち合いながらの組み手なんて凄いアイデアだね。
 あそこで飛んだり跳ねたりしないで
 カメラが回るだけという撮り方、抜群だぜ。

 今ブームのベタなワイヤーアクションも無くて良い!
 まるでダンテ(デビルメイクライ)のようなスタイリッシュアクション!
 素晴らしい!

 ストーリーもとても俺好みで良いね。
 まるでナチスのような統一国家に反乱分子。
 そして主人公は組織に疑問を抱く幹部。
 ラストに意外性もあるし最高だよ。

 ベタ? 違うね 
 これは王道だよ。



 キルビル                    絵で見る感想はここ

 Oh...QT...
 I have been one of your fans since I saw you in “PULPFICTION”

 ココカラハ 感情ヲツタエルタメ ニホンゴデ イイマス

 ・・・タランティーノの野郎!
 「パルプフィクション」「ジャッキーブラウン」で儲けたから
 自分の趣味で作っただけだろ!
 林家しん平が「ガメラ4」作ったのと同じだぜ。
 まじめに見てた俺が馬鹿馬鹿しく思えたよ。

 いや、面白いと思うよ。
 カメラワークやラストの切り方なんて天才的だとすら思うよ。
 料亭でのブライドの88人切りなんて三国無双もビックリだ。
 ブルースリー(グリーンホーネット)VS ブルースリー(死亡遊戯)なんて
 凄いセンスだよ。
 「コータローまかり通る」までみてるのかと驚きもしたさ。

 だけどさ 急に日本語で喋られたりしても困るよ。
 アメリカではウケるかもしれないけどここは日本だぜ。
 「ここは○○のパロディだ」って言われても
 マイナーな作品言われてもねぇ。
 俺にはただ作品の質を落としているようにしか受け取れないよ。
 飛行機なんて制作費無いのかと思ったぜ。

 とりあえずVol.2も見るよ。
 今度は裏切らないでくれよ。


 追記
 観て感想を書いたのですが
 これがどーもカンチガイされているようです。
 俺、この映画気に入っていますよ。

 俺は(CMを見ればわかるかもしれないけれど)
 この映画を「普通の映画」だと思っていたのです。
 そう思ってみてみたら「ジャッキー・チェンの映画」だったのです。
 「ポリスアカデミー」でもOKかな。

 そう、見る前の構え方が違ったのです。
 なので「なんだ、もっと楽に観ればよかった」と思ったのです。
 もっとくつろいでメロンソーダでも飲みながら。
 だから「まじめに見てた俺が馬鹿馬鹿しく思えたよ!あのアゴ!」となったのです。
 そりゃあダメだなと思うところもあるけれども
 嫌いな訳じゃあないのです。

 「ココカラハ 感情ヲツタエルタメ ニホンゴデ イイマス」と書いたけど
 ・・・ツタワリマセンデシタ。ニホンゴムズカシイネ


 クロウ

 ダークヒーローの復讐劇。
 二丁拳銃でのガンアクション。
 雨降る夜の教会。
 ロングコートにギター。
 暗闇に映るシンボルマーク。

 完璧。


 パニックルーム

 アイディアは良い。
 カメラワークも俺好み。
 ジョディ・フォスターは良い演技する。
 なのに脚本がイマイチ。

 どういうつもりなのかは知らないけれど
 悪役に感情移入させないでくれ。
 パニックルームも荷物があるんだか無いんだかわからんし。
 あと警備弱すぎ。
 ガスなんて素人でも考えつくぜ。

 まあ住人がいる時点で作戦をやめないマヌケ達が
 カメラを壊すとか思いつかないあたりはリアルなのかも。


 リーグオブレジェンド

 幼少の頃、文学少年だった俺としては
 小説の主人公が一堂に会すってだけで興奮。

 何と言っても映像の美しさがあった。
 ドリアン邸でばらばらになった本が舞い散る中で戦い。
 文句無しで格好良かった。
 各々の戦いのカットがだんだん短くなっていく撮り方も良い!
 ハイドが屋根の上を逃げるシーン。
 真横から撮ったショットが俺好みだった。
 (モルグ街の殺人の話も出たしね)
 ジキルからハイドへの変身シーンも
 スロー、フラッシュ、早送りなどを効果的に使っていて格好良い。

 それにネモの持っている兵器の数々。
 デザインが高そうなスプーンみたいで格好良い!

 役者も(特にジキル役のジェイソン・フレミング)俺好みの演技をしていた。
 ドリアン・グレイ役のスチュワート・タウンゼントも
 レスタトより似合っていたと思う。格好良すぎる位。

 難を言うなら音楽が全然格好良くない。
 もっとバロック的(バンドじゃなくてね)な音楽を
 使っても良かったんじゃあないのかな。
 アフリカンミュージックじゃあ締まらないよ。

 この映画の感想で原作が云々と言っている人を見かけたが
 原作ってのはアランムーア?出典元?
 アラン・ムーアの原作の事を指しているのなら
 この映画はかなり良い出来だぞ。
 煙草入れのデザインや背景の絵まで再現しているじゃないか。

 映画雑誌プレミアではぼろぼろにけなされていたけれど
 俺は面白かったと思うぞ!


 アメリカンサイコ

 今度のバットマンになるクリスチャン・ベイルが主演だし
 原作が話題になっていたのを聞いていたので見てみた。

 おお!映像が美しいじゃないか!
 クローズアップの使い方が俺好みだ!
 話自体はベイルが演じたベイトマンの妄想と言う事なのかな?と思っていた。
 それなら話に納得がいくし。
 でも見終わった後に考えてみた。

 最後にいた弁護士。
 彼はベイトマンの事を他人と間違えていた。
 そしてロンドンでポールに会ったと言っていた。
 もし弁護士がベイトマンを間違えたように
 ポールと別の誰かを間違えていたら?

 むしろあの映画に登場するベイトマン以外の全員が
 他人に興味は無いんじゃあないのかな。

 「格好良い名刺を持っている自慢」「お洒落な店に行っている自慢」
 その行為が重要で話をしている相手には一切興味が無い。
 たとえ旅行に行こうが死のうが。

 そう思うと狂っているのはまわりで
 (なるほど「アメリカン」が「サイコ」って事か)
 ベイトマンはまだ普通の人だったのかもしれない。

 劇中でベイトマンが語っていたウンチクも
 あれはきっと全部雑誌などの受け売りなんだろうと思う。
 娼婦のような馬鹿な奴相手に「俺は博識なのだ」と
 悲しいナルシズムに浸っているのだろう。

 今なら娼婦達も「へぇ〜」と机を叩いて切り返すのかもな。
 あ、そんなこと言おうものならまたレザーフェイスのようになるか。


 ナインスゲート

 初見じゃあなかったので驚き等は無かったのだけれども
 良いね。酷評されている事が多いけれど俺は好き。
 
 他のポランスキー作品は見てないけれど
 (「吸血鬼」見たけどシャロン・テートの印象しかないので)
 映像が俺の好みだ。とても美しい。いつもこうなのかな?
 カメラを固定しての映像や主観での映像が巧い。
 
 ストーリーも漫画みたいで俺好みだ。
 フランク・ランジェラ演じるバルカンやジョニー・デップ演じるコルソの気持ちは
 知的好奇心旺盛な俺には痛いほど良く分かるし。
 でもエマニュエル・セイナーの演じる女が飛んだときには
 さすがにどうしようかと思ったけどね。
 
 個人的に気になったのはレナ・オリン演じるテルファー婦人の吸っていたシガリロが
 黒くて格好よいので何なのだろうと言う事かな。


 デスペラード

 初見じゃあ無かったのだが やっぱり面白いねぇ。
 
 「仲間の出てきた意味が無い」とか「兄弟なのに似ていない」とか
 これまた突っ込みどころが多い映画だけれど
 この映画はそう見てはいけないね。
 「ギターケースからバズーカ!ワォ!スタイリッシュ!」
 「バンデラスの2丁拳銃!イエス!スタイリッシュ!」
 こう見ないといかんと思う。だってかっこいいじゃん。
 
 ジョニー・デップも出演する続編にも
 スタイリッシュな感じを期待しちゃうぜ!


 シャイン

 現在の主人公の姿を先に見せておいてその後に何故そうなったのかを見せる。
 デアデビルのときにも言っているけど 俺はこの「FSS方式」がとても好きなので
 始まってからすぐに良い感じだった。

 正直言ってノア・テイラー演じる青年期のデビットは
 どうみてもビル・ゲイツなので好きになれなかったんだけど
 コンクールのシーンで髪を振り乱しながらラフマニノフを引くシーンでは
 何故か格好良く見えたね。
 今思うとティム・バートンにも似てたかもなぁ。
 
 映像もとても良かった。
 特にデビットが音楽学校内で練習しているときに
 学校の部屋を外から一部屋ずつ撮っていって最後に全体が写るシーン。
 あそこで他の部屋の電気が消えて「デビットだけががんばりました」じゃあ駄目なんだよね。
 あの撮り方は本当に良い。素晴らしい。

 大人になったデビットを演じたジェフリー・ラッシュも良い演技だったし。
 あれがPotCの海賊とは思えないね。凄い役者だ。

   
 SWAT
 
 予告でオリビエ・マルチネス演じる麻薬王が
 「ワーン ハーンドレッド ミーリオン ダーラーズ!」
 と叫んでいるのが良い感じだったので期待したんだけど
 そこに行くまでが長すぎ。でも飽きなかった。
 ストーリーのラストでジェレミー・レナー演じる元相棒が
 実は警察無線を盗聴していて命令を無視したSWATに
 「あのときの俺と同じ事をしてるじゃねぇか」
 みたいなやりとりがあった方が良かった。つーか何で無いの?
 ものすごく残念。


 ガタカ
 
 近未来SFの話なんだけどCGを一切使っていない(ように見えた)。
 いいねぇ。すごく良いよ。

 まぁ「手術したのに背が低い」とか「近未来なのに検尿かよ」とか
 難をつけたらたくさんあるけど それを上回る出来だと思う。

 特に気に入ったのがイーサン・ホークとユマ・サーマンのベッドシーン。
 巨大スクリーンに映る海の上でのベッドシーン。
 海の上で愛し合うというのが精神的イメージじゃなく実現しているのが良いね。
 昨今のラブホテルにはすでにありそうだけどね。
 
 これで海岸で裸になって体を洗っているイーサン・ホークの後ろで
 ロケットが上がったら俺は泣いていただろうな。惜しいなぁ。
 ジュード・ロウの演技が良かったね。


 アダプテーション
 
 正直言ってなめてました。ニコラス・ケイジを。
 なーにがコレリ大尉だよ。
 アイラヴ パーチンコォゥだろ?とか思ってました。

 いやー いい演技してたよ。
 これからはただの泣き顔男じゃなくすごい泣き顔男と呼ぶよ。

 シナリオも最初は「一人でも厳しいのにダブル泣き顔かよ!」と思っていたし
 「呑気にハッピートゥギャザーとか歌いやがって!」なんて思っていたけど
 ドナルドの「the3ed」が認められてしまったあたりから
 もう笑っていられなくなった。
 夜の沼のシーンなんかは一生忘れられないかも。
 セックス・ドラッグ・カーチェイスを嫌いながら書いてしまうチャーリーにはやられた。
 まったく良いシナリオだなー。
 またカット割りも巧いね。
 チャーリーが森のカットからNYに移動するところなんか抜群に良いね!

 クリス・クーパーが演じるジョン・ラロシュも良かった。
 前歯無いのにどこか惹かれてしまう。いつしか興味を持ってしまう。
 ラロシュといいスパロウ船長といい
 変わった奴に興味を持ってしまうのは人間の性なのだろうか。

 あとメリル・ストリープのキマっちゃってる演技。上手過ぎで怖い。

 見終わった後に爽快感やカタルシスみたいのは無いけど
 とてもいい映画だったと思う。
 レイトショウだからか4人しか見てなかったけどね。


 閉ざされた森

 サミュエル・L・ジャクソンは好きな役者なので期待。
 おおお。面白いじゃないか!

 CM(俺は見ていないけど)や広告などで謳っている通り
 ストーリーの先が読めなかった。
 トラボルタも「シカゴ」の憂さ晴らしなのかいい演技するし。
 カメラワークも王道な感じで格好良い。
 ストーリーもラストに行くにつれて展開が速くなって
 「おい!ちょっとまってくれ!」という感じにさせられて良い!
 ぶらりと見に来たわりに良い感じでした。


 BATMAN  DEADEND

 ここのサイトの「Move Full Screen」か「Movie Small」というのを落として見て欲しい。
 クイックタイムが無いと見られないけど一番下にあるから。

 これは新鋭監督が自分のプロモーションのために
 撮影したショートフィルムだそうな。
 何を撮ったかというと・・・「BATMAN」!

 俺はバットマンの映画は1作目以外好きじゃあない(2作目も好きなのだが)のだが
 このショートフィルムはとても気に入ったんだ。
 どうやらこれを撮った監督はバットマンファンらしい。
 やっぱり好きな奴が作らないと良いものは出来ないよ!

 これ本当に良いんだ!ちょっと変な所もあるけど本当に良いんだよ!
 俺の好きなアニメ版とは違うのだが
 ジム・リーやアレックス・ロスの描くものが動くんだよ!!
 損はさせないから見て欲しい。
 バットマンが好きなら絶対見なさい。命令です。


 MATRIX RELOADED

 ごめんなさい。好きな方は読まないで下さい。
 正直言って期待外れでした。
 未見の人は映画料金で美味しいものでも食べてください。
 「ミスターアンダーソーン」とか言っておけば見たふりも出来ます。
 それでも内容を聞いてくる輩には
 「ナイオビ ナイオビ ネオ ナイオビ」という呪文を唱えてください。
 それでOK程度の映画です。

 だってほとんどどこかで見た映像ばかりなんだもん。
 斬新さの欠片も見当たりませんでした。

 モーフィアスが日本刀と拳銃で戦う所なんかは
 「おお!スタイリッシュ!」と思ったけれど
 サングラス外した時点でアウト。
 そんなマトリックスの感想をここに絵で表してみましたので
 是非見てみて下さい。


 X-MEN2

 見てきましたよ X-MEN2!
 面白い!カッコイイ!
 使い古された陳腐な言葉だけどそんな感じだった。

 気になる所もあったけどね。
 たとえばラストの勢揃いの時にカートが壁にいるのが気に入らない。
 あのシーンは全員が整列していなきゃ駄目だろ。
 あのウルヴァリンですら並んでたんだから。
 「お調子者だから」じゃあすまされないだろ。

 でもそんなのはホントに重箱の隅だよ。
 本当に面白かった。

 スタンリーが出てないところも点数高いね。


 デアデビル

 結果から言うと俺的には微妙。

 音を視覚的にするというのは凄く良かった!
 シナリオもFFSのようなラストから始まるのが好きな俺としては
 凄く良かった!

 でも・・・気に入らない所が山ほどあった。

 監督が悪いのか細かい所がカッコ良く無い。
 たとえばエレクトラと公園で戦う所。
 杖を構えたマードックのダサいポーズ。
 屋上でのエレクトラとの戦い。
 エレクトラはバンダナ着けてた方がカッコ良いよ。
 アクション時の髪の毛の動きを見せたい気持ちはわかるけどさ。
 教会の中でのブルズアイとの戦い。
 割れたガラスを避けるデアデビル。
 バク転だけでかわすってのはどうなの?
 あといいかげんマトリックス避けは古いでしょ。
 ラストのキングピンとの戦い。
 キングピンは金持ちなんだからせめてベストで戦って欲しかった。
 で、アクションのときに破れるとかさ。タンクトップは無いでしょ。
 それから倒した後にビルの屋上から薔薇を落とすデアデビル。
 なんで素顔なの?あのシーンはマスク付けてないとダサいよ。
 それにキングピンの部屋にマスク置きっぱなしだし。

 ちょっと思い出しただけでもこれだけあるね。

 でも一番の感想は
 「あのマスクはベンアフレックがつけてもかっこ悪い」

 続編やエレクトラのスピンオフにはあんまり期待しないでおこう。


 スリーピーホロウ

 雰囲気はとても良かった。
 けど結局イカボットの科学は無意味だよな。
 切断面以外役立ってなかったんじゃなかったか?
 あとクリストファウォーケンが布袋に似ていた。