自転車のダイナモ その3

慶應義塾高校 喜多

 

1月、2月とダイナモに凝ってきて、第3弾です。ダイナモにも色々あって、今回はハブのところに付いているものです。多分ブリジストンサイクルのものが最初なのでしょうか。兎に角中身が気になる・・まずはブツをゲットしなくては・・。名称は、インターナルダイナモ、ハブダイナモなど。前者でインターネット検索をしたら、何と地球磁場のサイトが多く出てきた。

この製品は新しいので放置自転車の中に見出すことは難しい・・結局、ブリジストンサイクル98年度のカタログに載っている「点灯虫キット」の購入ということになった。(最後はタウンページが役立った!)

 

 

 

 

 

 

スポーク6本でダイナモとホイールを支えている。

波形をとるためにスタンドで支えているところである。

 

 

99年度のカタログには、上記のオプションパーツは載っていない。

ダイナモも「ニュー点灯虫」になった。

左図は99年度版のカタログからのコピーである。

(このコピーは著作権に違反するのか?)

 

 

分解してみると・・

今回の分解は少し度胸が必要であった。少々力を加えたくらいでは、外れない。壊れてしまってもいいと決めて、金槌を振り下ろした。

その結果が左の図である。回転するのは、またもや磁石、コイルは輪軸に固定されている。

原理的には、最近のダイナモと同じである。

その点で少しがっかり。でも構造が分かって出費したかいがあったと自分を納得させた。

 

 

磁石とコイルの位置関係は?

ホイールとリムでつながっている円筒形の回転部分。

その内側に円筒を4分の1にしたフェライト磁石4枚が固定されている。

この磁石がどのように磁化されているかについて平らな磁界観察そうを使うことができないので、

長めの釘を使用して調べた。

その結果このフェライト磁石1枚は、縦方向に7つの磁区に分かれていることが分かった。

 

 


コイルは14本のヨークが出ている二つの金枠で押さえられている。

上記の円筒形の磁石が28分の1回転するとコイルを貫く磁界の向きが反転することになる。

ヨークの外径と上記の磁石の作る円筒の内径の差は1mm以下なので

(ノギスがうまく入らないので目分量である)、手で回転させようとするとかなりの力がいる。

 

 

オシロスコープにつないでみる

 

ダイナモの軸の部分をスタンドで支えて、車輪を手で回転させて発生する誘導起電力を調べた。

左側がゆっくり回転させたときのものである。

 

 

 

下側は少し早めに回転させたときである。