木内鶴彦氏の臨死体験の内容の検証(補足)

2003年12月作成


以下は以前の記事「木内鶴彦氏の臨死体験の内容の検証」の補足となります。

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その際の詳細については、現在執筆中の著書『先史文明崩壊の謎(仮題)』で詳述する予定であるが、木内氏が語ってくれた先史文明崩壊時の状況を概略すると、およそ次の通りである。
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太陽系の彼方から地球に近づいた彗星・月は、地球の引力圏に入ると、その潮汐力によって表面を覆っていた海水(氷結して可能性が強い)や地殻内部の水が、気化し、地球に吸い寄せられた。

その結果、地球の赤道上に巨大な雲状の環が出来、それは一気に滝のような豪雨となって地上に降り注いだ。この時の豪雨は、雨と言うより水の塊が落下してくるようなもので、言うなれば、ナイヤガラ瀑布の数倍の水が、数千メートルの上空から落ちてくるようなものであった。
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地球上では、海面がおよそ2000メート上昇し、低地に存在していた当時の文明は海底下に沈んでしまった。
---} http://www.y-asakawa.com/andesugoe/oryantai2.htm

上記の木内説が歴史的な事実ではあり得ないことを示す別の証拠が海水中の塩分濃度です。現在の海の平均深度は4000m 弱ですから大量の雨で海面が2000m 上昇したとすれば 15000年より以前の海水の塩分濃度は現在のほぼ倍でなくてはなりません。

ところが 15000年より以前の海水中の塩分濃度は現在とほぼ同じであることが次の根拠により明らかです。

(1)数十万年〜数百万年前の海水が地理的な条件で保存された化石海水の塩分 濃度が現在の値(3〜4%)とほぼ等しいこと。

具体例:http://www2b.biglobe.ne.jp/~kondo/onsen/kaetsu/k3/k3-7.htm

(2)塩分濃度が現在の海水の倍では大半の海水中の動物が適応できないこと。

具体例:オーストラリア西岸のシャーク湾の塩分濃度は地理的条件が特殊なため、通常の海水の倍の塩分濃度になっています。ここでは特殊なバクテリアを除いて他の生物は20億年以上、棲息していないことが判明しています。
 この塩分濃度では通常の生物はどれだけ時間をかけても適応できないわけです。

(3)塩分濃度がたかだか数%変化しただけで地球の気候が激変することがわかっています(海洋ベルトコンベアーによる熱循環に致命的影響を与えるため)。

 別の具体例:600万年前、海水の平均塩分濃度が2パーミル(0.2%)低下しただけで、南極氷床が発達し、海面が40m 低下しました。


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