エウロパ温泉

Europa Springs



*** It's still not PANORAMA! ***
New Year Card Version is Here.

Story
木星を間近に見上げるエウロパの木星側半球。そこに黒々とそびえるモノリスの麓で異変が起こりつつあります。厚さ数十キロとも言われる氷の地殻が溶け、水面が現れ始めたのです!やがて封印されていた海から、エウロパの生物達が次々に姿を現しました。しかし、なんということでしょう!その姿は猿そっくりではありませんか!これは収斂進化なのです。サメとイルカ、狼とフクロオオカミ、鳥とコウモリ。どんな生命であろうと、同じ工学的課題には同じ解決法を求めるのです。そして、いまエウロパの生命に与えられた課題とは、知性への飛躍。かつて猿から人類を生み出したモノリスは、ここエウロパでも知性を生み出そうとしているのかもしれません。
 しかし、全能機械といわれるモノリスにも誤算がありました。モノリスの創造者達は知らなかったのです。すでに地球には、このエウロパ猿にそっくりな、温泉好きの猿達がいることを・・・。

Background
 明けましておめでとうございます。m(_ _)m
 言うまでもなく、クラークの「宇宙の旅」シリーズのパロディです。モノリスの上に見える小さな球体は、エウロパと同じくガリレオ衛星のひとつイオです。イオもエウロパも、地球の月とほぼ同じ大きさです。
 エウロパは、太陽系の多くの衛星と同様に自転周期と公転周期が同期しており、常に惑星(この場合は木星)に同じ半球を向けています。この地域からはいつでも同じように木星が見え、ときおりイオが追い越していくのが見えることでしょう。
 木星とイオの見え方は、かなり大きめに描いてあります。実際の画角で描いたものは、「サイエンスフィクションの世界」にいくつか展示してありますので見てみてください。ただし、地球から見た月の何十倍も大きく見えるので、感覚的にはこのイラストくらいに見えるのかもしれません。

Production Note
 久々にBryceで作りました。猿は手持ちのフリー画像のなかから選んだものです。モノリスの後光は、直方体にファジーな質感を与えたもの、湯気は複数の球体に「ティーポットの湯気」を与えたものです。
 終わってみると、なんでわざわざBryceで作り始めたのかが思い出せません・・・。オブジェクトの配置や画角の調整など、やっぱりVue4の方がスムーズだったかなあと思うんですが、湯気の質感はBryceの方が出しやすいかも知れません。

2003/01/02 公開


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