不時着休暇

Crash Landing Vacation...



*** It's still not PANORAMA! ***
Summer Greeting Card version

Story
 「スペース・コンチキ計画」は、宇宙時代初期の技術を再現実証する一連の有人宇宙飛行プログラムだ。今回の舞台はある巨大ガス惑星で、僕はその衛星の1つに降下し、調査用具の試験を行うことになっていた。
 着陸地点は軌道上からの調査で慎重に選ばれたものだったが、動力降下の最後にトラブルが起きた。着陸船はたちまち目標地点を飛び越え、浅い砂地の海中に飛び込んでしまった。誘導プログラムに潜んでいた些細な誤りのせいだった。さんざん飛行試験を繰り返したというのに、このときまで誰にも気づかれなかったのだ。転倒は激しいものではなかったが、素朴な電子機器の大半は海水に浸かってだめになってしまった。
 僕は緊急通信キットの組み立てを終えると、砂浜に座り込んで、母船が向かっている別の衛星の方向を見上げた。救援が来るまでには数週間かかるだろうが、幸い宇宙服には野営機能があるし、水や食料に困ることも無さそうだ。僕は少し気を取り直して、突然訪れた異星の休日を楽しむことに決めた。

Background
 せっかく景観ソフトを使っているのだから、たまには空気のある地表の風景を描いて見ようと作っているうちに思いついたシチュエーションです。最初は単に南国風の景色(でかい惑星が見えることを除いて)だったのですが・・・。(^_^;)

Production Note
 宇宙飛行士、通信機、着陸船をShadeでモデリングし、Bryceで作ったシーンに取り込んでレンダリングしました。ただし着陸船はDoGAのパーツを用いています。
 遠くの惑星は、球体を「加算」シェーディングで描いてもいいのですが、霞の設定によっては惑星の影の部分(夜側)が不自然に明るくなってしまいます。ここでは、惑星は別途レンダリングしたピクチャを用いてみました。
 まず惑星(球体)の配置も含めてシーンの構図を決めます。次に、惑星(球体)以外を非表示にし、大気設定を宇宙っぽく(霞や霧を消し、空を真っ暗に)して、惑星だけをレンダリングします。この画像を2Dピクチャとして再度シーンに取り込み、カメラから一番遠いところに立てます。最後に、今度は惑星(球体)を非表示にしてレンダリングしています。

2002/08/08 公開


戻る