ゲート

A gate


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Studio MOMO Exhibition version

Story
 ワームホール航路の維持には大変な費用がかかる。天体の運行につれて刻々と変化する時空の歪曲の補正、絶え間ない点検と予備部品の確保、「ゲート」に衝突しそうな小天体の除去などなど。それらのコストは最終的に旅客・貨物運賃に上乗せされ、利用の少ない航路では地方政府の負担となることも少なくない。
 しかし、互いに数光年を隔てて散らばる人類世界にとって、「ゲート」はもはや無くてはならない存在となっている。国際協力により研究が進められている超光速飛行が実現するまでは、情報・物流の大動脈として守り続けていかなければならないだろう。

Background
 初期状態で正面に見える太陽と惑星は、実は「ゲート(周囲のリング状の装置)」越しに見える「向こう側」の世界です。今まさに「ゲート」」から出てきた宇宙船と、今まさに入ろうとする宇宙船が見えますが(右側通行?)、それらとの対比から「ゲート」はかなり大型の装置のようです。
 左には木星に似たガス巨大惑星と、地球や月に似た衛星が見え、背後には「こちら側」の世界を照らす二重太陽が見えます。下側には宇宙施設があり(「向こう側」にも似たようなものが見えますが)、ここでワームホール航路の管理や入出航船舶の検疫などを行っているのかもしれません。
 ワームホールは時空に空いた孔で、離れた2地点を結ぶ近道です。ワームホールを使った交通機関は、スティーブン・バクスターの小説「時間的無限大(Timelike infinitie:ハヤカワ文庫SF)」などに「ワームホール・インターフェース」という名前で出てきます。まあ、行き先が選べない「どこでもドア」のようなもので、その内部がどんなふうに見えるのか、自分なりの解釈を絵にしてみたいと思って作ってみました。

Production Note
 「ゲート」の内側では中心に向かって時空のゆがみが増大し、ついに突き抜けて向こう側の「ゲート」に連なっていると仮定しているので、「穴」のふちに向かって星の像がゆがむようにしました。「向こう側」の風景は、Bryceで別に描いた画像を貼りつけたファジーな球体をゲート中央に置くことで表現しています。
 宇宙ステーションの上面など太陽光のあたりにくいところや、「向こう側」の太陽光があたるところは、スポットライトで照らしています。

 地球もどきの衛星の表面は、マテリアルをいじって緯度ごとの植生や雲の量を変えており、実は今回のモデルの中で一番手間がかかっているかもしれません。

2001/06/23 公開

DATA
[All models]
Not Scale


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