オリンポス、タルシス三山と富士山

Olympus Mons, Tharsis Montes and Mt. Fuji



*** It's still not PANORAMA! ***

Background
 同スケールで並べた火星のオリンポス山(21,229m)、タルシス三山(右から、アスクレウス山18,225m、パヴォニス山14,058m、アルシア山17,761m)と、日本の最高峰富士山(3,776m)です。富士山は、裾野を囲む山々も若干含まれてます。
 ベースの厚みは、山が載っている基盤面の高さを反映しています。最高地点の標高ではオリンポスよりも低いタルシス三山のほうが、オリンポスよりも高い基盤(タルシス高地)に載っていることが分かります。ただし、富士山だけは、実際よりも基盤を厚くしてあります(そのままだとペッタンコだったもので・・・)。
 オリンポス山の周囲は高さ5000m近い断崖で囲まれていますが、東側に山体崩壊のためか、溶岩流か、なだらかな箇所があります。中央火口には、富士山がすっぽり入ってしまいそうです。
 タルシス三山も、並べてみると三者三様ですが、共通しているのは、タルシス三山の並びと同じ北東-南西方向の崩壊地形が見られることです。崩壊の程度は北のアスクレウス山がもっとも少なく、南端のアスクラ山がもっとも多いようで、ほぼ赤道にあるパヴォニス山は中程度のようです。

Production Note
 それぞれの山の形状は、カシミール3Dの地形書き出し機能(最近のバージョンでは廃止されてしまった)でDXF形式で書き出し、Shadeで側面を貼った後、レンダリングしました。富士山には、昔購入したランドサットの画像を貼ってあります。カシミール3DのDXF書き出し可能なバージョンで使用できる火星の地図は、地球の座標系に便宜的に貼り付けたものなので、実際は地球の地平線の丸みに沿っており、火星のそれよりはなだらかなカーブになっています。
 これまでの比較シリーズ(?)では、置物風に多数の光源で擬似的な大域照明を当ててきましたが、今回は、山の側面のラインの影をシャープに出したかったので、無限遠光源、点光源各1灯だけでレンダリングしました・・・というのは真っ赤なウソで、地形の書き出しが細かすぎて、このセッティングでもレンダリングに1昼夜半もかかってしまい、ライトをこれ以上増やせなったのでした・・。(^^;

2004/03/21 公開


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