流星雨

Meteor Shower


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Story
 その年、一個の彗星が太陽系を駆け抜けた。長大な尾が見られるだろうという予想は、例によって肩透かしに終わったが、数ヵ月後、意外な置き土産の存在が明らかになった。彗星が残したチリの帯の中を、火星が通過することがわかったのだ。
 このニュースは、地球ではさほど大きく取り上げられることは無かったが、火星では大騒ぎになった。国連は、いくつかの有人ステーションが流星のピーク時に火星の影にいられるように軌道修正することを勧告し、一部の国ではさらに大事をとって、駐在員を一時的に地表に避難させるなどの措置をとった。一方で、主立った地上の基地には地球の天文学者から流星観測の依頼が殺到し、その対応に追われることとなった。
 流星は夜半を過ぎたころから火星各地で見られ始め、夜明け前のピーク時には実に一時間に数千個もの流星が火星の凍てついた夜空を染め上げた。それは、人類が地球以外の天体ではじめて目にする流星雨だった。

Background
 去る11月19日のしし座流星群は、記録的な大出現となったとのことでしたが、残念ながら私の居住地では雨雲に覆われ見ることが出来ませんでした。次は33年後とのことですが、まあ、ここに住んでいる限り次も見られるかどうか怪しいものです。このパノラマは、そんなちょっぴり残念な気持ちで想像をめぐらしているうちにできたものです。
 火星の大気中には地表を赤い色のチリが多量に舞っているため、日の出のかなり前から空が明るくなることがわかっています。ここでは、しし座流星群のように惑星の公転前方から飛来する流星を想定し、火星の朝焼けをバックに描いて見ました。

Production Note
 流星雨と星は、いずれも巨大な球体に星のテクスチャを球体オブジェクト投影したもので、X,Y,Z方向の頻度を変えることで軌跡を表現しています。恒星に天周運動の軌跡をもたせることで、長時間露光っぽい雰囲気にしてみました。朝焼けと地平線の霞は、Bryceの大気設定を使いました。
 人物はShade実用データ集「人の森」収録のフィギュアをmyShade3でアレンジしたもの、火星ローバーはDoGA-L1のパーツを組み合わせたものです。

2001/12/1 公開

DATA
[All Objects]
1B = Apprix.25cm


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