PIA03610: ハズバンド丘からの眺め(ローバー・デッキを含む)

PIA03610: Summit Panorama with Rover Deck


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QTVR cubic | Source Image]
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Background
 NASAの火星探査車「スピリット」が撮影したパノラマ画像PIA03610を元に作成した360度パノラマです。以下、原文より。

 NASAの火星探査車スピリットのパノラマ・カメラにより撮影された数百枚の画像を合成したのが、この「ハズバンドの丘の頂」360度パノラマである。画像はスピリットの第586〜586火星日(2005年8月24〜27日)に撮影された。スピリットがグセフ・クレーター内の「ハズバンドの丘」の頂上に到着してすぐのことである。このパノラマは、スピリットおよびオポテニュニティがこれまでに撮影したものの中では最も大きい(訳注:原画は22348×6547ピクセルで空を含まない)。パノラマ・カメラは653枚の画像を6種類のフィルターを使って、ローバーのデッキと、全周360度の岩石と土壌を撮影した。これは、同じ位置からローバーのデッキ全体と地表面を撮影した初の事例である。画面の各部で解像度や視差の変化が大きいため、画像の貼り合わせには大変な労力を要した。
 この画像は、地表面は波長750,530,430ナノメートルのフィルター、ローバーのデッキは600,480ナノメートルのフィルターを使って、ほぼ実際の色に仕上げられている。火星に立っている人の視点をより忠実に再現するために、パノラマを構成する個々の画像の空の部分のつなぎ目を消してある。
 このパノラマでは、「内部盆地」地域(画像中央部)(訳注:パノラマ初期状態で正面に表示される方角)の初めての眺めを見ることが出来る。この地域は、宇宙からの観測では詳細がよくわかっていない「ホームプレート」という地形を含んでいる。山頂部の調査が終わったあと、スピリットは内部盆地地域に向かって丘を下ってゆく。スピリットは、西の方、パノラマの右の方(訳注:パノラマ初期状態から右に視野を振った方角)に見える轍の方向から山頂部にやってきた。画像の中央付近の地平線上に、「マッコールの丘」「ラモンの丘」の頂部が見える。山頂部は広い、吹きさらしの平原上をなしている。スピリットは山頂部を1ヶ月以上にわたって探査し、ハズバンドの丘の兆部の土壌や岩の露頭の化学的・鉱物学的計測を行った。これらのデータは、登攀中に行った同様の計測結果と比較されることになる。

Production Note
 元画像には空の部分が含まれていないため、画像を上に拡張し、太陽を加えました。昼間の空を写した画像を見たことが無いので想像ですが、大気が薄いので、赤いチリの散乱の影響を受けない真上方向は、暗くなっていると仮定しています。太陽周辺は、「青い夕日」と違って大気を通過する距離が短いので、それほど青くないのではないかと想像しています。

2006/03/04 公開


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